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Yamareco

記録ID: 3551954
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ハイキング
中国山地東部

秋の足音の泉山へ ↑天の川コース〜↓中林直登コース

2021年09月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:54
距離
7.1km
登り
922m
下り
922m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:37
休憩
1:16
合計
4:53
8:22
8:25
22
8:47
9:02
48
9:50
10:13
3
10:16
10:16
17
10:33
10:34
19
10:53
11:24
13
11:37
11:37
12
11:49
11:49
4
11:53
11:55
51
12:46
12:47
6
12:53
12:53
9
13:02
13:02
2
13:04
ゴール地点
縦走路以外,上りも下りもゲキ坂が続く。自然の豊かな野趣に富んだコース。下りは中林二ノ滝を回ろうかと思ったが,足場がよくない情報(滑りやすいところがあるらしい)を見たので,次回下から上ろうと考えパス。帰路に中林一ノ滝のみ見物して下山。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道468号,美作やまなみ街道経由で国道53号に。美咲町亀甲,津山院庄,国道179号で鏡野町竹田交差点より越畑方面へ。途中中林登山口の標示に従って登山口へアプローチする。県道から登山口までは狭く路面のよくない山道を少し上がる。出水の度に登山口までの道路状況が変わるらしいので,行く前には確認をする方がよい。
コース状況/
危険箇所等
中林登山口より天の川コースは,ほぼ踏み跡明瞭でピンクテープ充実。ところどころザレた場所,渡渉ポイント,鎖やロープがあって広戸仙のふるさとコースっぽいところがある。縦走路はとてもよく整備され歩きやすい。のぞき岩へ下りる道も草刈りされていて感謝。下りの津山高校のヒュッテから中林の登山口への直登(降)コースは擬木の階段がこれでもかと続く。谷側にこけると下まで落ちそうな道で滑らないように慎重に歩く。距離はそんなに長くないが斜度はかなり。(^^;)
その他周辺情報 登山口には水場とトイレ完備。鏡野方面は温泉多数。どこでもどうぞ。
今朝の市内は快晴。中秋の名月だった昨夜。少し下弦のかけた十六夜月が西の空に明るく輝く。自宅より。
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今朝の市内は快晴。中秋の名月だった昨夜。少し下弦のかけた十六夜月が西の空に明るく輝く。自宅より。
今日は泉山の中林登山口へ。いつも西側からしか上っていなかったので,このコースは初。ちょっと楽しみにしていた。登山口には立派なトイレと水場あり。駐車スペースは5台ほど。
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今日は泉山の中林登山口へ。いつも西側からしか上っていなかったので,このコースは初。ちょっと楽しみにしていた。登山口には立派なトイレと水場あり。駐車スペースは5台ほど。
身支度を整え出発。先行された方1名。道ばたにキバナアキギリ。もうそろそろお終い。
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身支度を整え出発。先行された方1名。道ばたにキバナアキギリ。もうそろそろお終い。
カラマツソウもお出迎え。(色が白く飛んでしまった)(T_T)
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カラマツソウもお出迎え。(色が白く飛んでしまった)(T_T)
川の上には木橋が架かる。補修はしてあるが腐食が進んで,誰か貧乏くじを引く人が出そう。次回のために減量の必要性があるか?
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川の上には木橋が架かる。補修はしてあるが腐食が進んで,誰か貧乏くじを引く人が出そう。次回のために減量の必要性があるか?
アキチョウジも終盤。花びらがたくさん散る。
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アキチョウジも終盤。花びらがたくさん散る。
沢鳴りが響く渓谷。大小の滝が連なる中に天ノ滝。
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沢鳴りが響く渓谷。大小の滝が連なる中に天ノ滝。
人工林の斜面を上っていく。踏み跡は明瞭。ぱらついた雨が上がり日が差して来た。
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人工林の斜面を上っていく。踏み跡は明瞭。ぱらついた雨が上がり日が差して来た。
道ばたにサワハコベ。
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道ばたにサワハコベ。
分岐に至る。あまり考えずに天の川コースを進む。(後になって反省する...。)
分岐に至る。あまり考えずに天の川コースを進む。(後になって反省する...。)
沢筋には小さな花がたくさん。しずくを纏ったミズタビラコ。花穂の先にわずかだけ残っていた。
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沢筋には小さな花がたくさん。しずくを纏ったミズタビラコ。花穂の先にわずかだけ残っていた。
マツカゼソウ。まだ睡眠中。
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マツカゼソウ。まだ睡眠中。
葉っぱの形はサクラタデかな。水辺にちょこちょこ並ぶ。
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葉っぱの形はサクラタデかな。水辺にちょこちょこ並ぶ。
天の川コース。野趣に富んだ登山道です。鎖やロープがところどころに出てきます。足下はザレているところもあるが,よく整備されてます。
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天の川コース。野趣に富んだ登山道です。鎖やロープがところどころに出てきます。足下はザレているところもあるが,よく整備されてます。
鎖の下にジャコウソウ。
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鎖の下にジャコウソウ。
天の川コースでは一番高い火の滝。ここは紅葉の時期がオススメだろう。
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天の川コースでは一番高い火の滝。ここは紅葉の時期がオススメだろう。
トリカブト。こちらも最後の奮闘。
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トリカブト。こちらも最後の奮闘。
渓谷美の天の川コース。足下に注意しながら上る。急登ですがなかなかよい道です。
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渓谷美の天の川コース。足下に注意しながら上る。急登ですがなかなかよい道です。
サンインヒキオコシかな。ヤマハッカの仲間。至る所に。
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サンインヒキオコシかな。ヤマハッカの仲間。至る所に。
小さなイヌトウバナもまだまだ活躍中。
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小さなイヌトウバナもまだまだ活躍中。
楽しい渓谷を離れると沢鳴りが消えてブナの樹林帯へ。そこを上りきると西側の人工林が現れ道が平坦になる。
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楽しい渓谷を離れると沢鳴りが消えてブナの樹林帯へ。そこを上りきると西側の人工林が現れ道が平坦になる。
天の川コースの終点は井水山。お二人休憩中でした。西側は青い空も。
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天の川コースの終点は井水山。お二人休憩中でした。西側は青い空も。
のぞき岩に行ってみる。鏡野奥津方面,西の山々の景色。残念ながら大山は雲の中。のぞき岩までの笹はきれいに刈られていて歩きやすかった♪。
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のぞき岩に行ってみる。鏡野奥津方面,西の山々の景色。残念ながら大山は雲の中。のぞき岩までの笹はきれいに刈られていて歩きやすかった♪。
泉山に向かって稜線を進む。井水山を振り返ると西側は雲が無い。東側には稜線から雲が湧いている。鏡野養野方面,黄金色の田が見える。
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泉山に向かって稜線を進む。井水山を振り返ると西側は雲が無い。東側には稜線から雲が湧いている。鏡野養野方面,黄金色の田が見える。
縦走路には花がちらほら。主役はアキノキリンソウ。
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縦走路には花がちらほら。主役はアキノキリンソウ。
オトギリソウもところどころ。
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オトギリソウもところどころ。
中央峰,大神宮原への分岐。泉山は見えたり隠れたり。
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中央峰,大神宮原への分岐。泉山は見えたり隠れたり。
足下にはリンドウが続く。
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足下にはリンドウが続く。
シロヨメナかノコンギクか。白いキク系の花。
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シロヨメナかノコンギクか。白いキク系の花。
マムシはいないが,黒いヘビ多数休憩中。カラスヘビがとぐろを巻いて舌をペロペロ。目が真っ青で美しい。
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マムシはいないが,黒いヘビ多数休憩中。カラスヘビがとぐろを巻いて舌をペロペロ。目が真っ青で美しい。
少し色がついたノコンギクかな。葉っぱを触るとざらっとしているのがノコンギクだそうです。
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少し色がついたノコンギクかな。葉っぱを触るとざらっとしているのがノコンギクだそうです。
稜線をさんぽして泉山にゆっくりとうちゃこ。先客お二人。
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稜線をさんぽして泉山にゆっくりとうちゃこ。先客お二人。
炭水化物ランチ準備。青空も出てきた〜♪。
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炭水化物ランチ準備。青空も出てきた〜♪。
ガスが切れると笠菅峠方面の見通しも。反射板とその向こうには角ヶ仙。
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ガスが切れると笠菅峠方面の見通しも。反射板とその向こうには角ヶ仙。
三ヶ上,妹山,花知ヶ山,上斎原の山々も少々。大山や氷ノ山は全く見えず。風は涼しくおいしくご飯をいただく。
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三ヶ上,妹山,花知ヶ山,上斎原の山々も少々。大山や氷ノ山は全く見えず。風は涼しくおいしくご飯をいただく。
縦走路の帰り道。カワラナデシコもポツリポツリ。
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縦走路の帰り道。カワラナデシコもポツリポツリ。
なんと!季節を間違えてしまった秋のアカモノ。まあこんなこともあるさ。
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なんと!季節を間違えてしまった秋のアカモノ。まあこんなこともあるさ。
ツルリンドウは咲き始め。つぼみ多数。
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ツルリンドウは咲き始め。つぼみ多数。
帰って行く途中より井水山。森の中に泉山ヒュッテが見える。Bコースはまた今度。
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帰って行く途中より井水山。森の中に泉山ヒュッテが見える。Bコースはまた今度。
泉山ヒュッテをのぞく。なかなかよいお宿でした。
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泉山ヒュッテをのぞく。なかなかよいお宿でした。
帰りは中林直登コースを下る。帰る頃になって真っ青な空が。分岐から見上げる井水山。笹の緑に青空,いいもんだ。
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帰りは中林直登コースを下る。帰る頃になって真っ青な空が。分岐から見上げる井水山。笹の緑に青空,いいもんだ。
泉山の方向も。楽しい縦走路にお別れし...。
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泉山の方向も。楽しい縦走路にお別れし...。
擬木の階段地獄をひたすら下る。足下にはときどきママコナの花。
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擬木の階段地獄をひたすら下る。足下にはときどきママコナの花。
中林直登コース,尾根に付いた階段だらけの道。ご年配のご夫婦が上って来られていた。こけたら転がり続けそうな道だった。
下った先に中林二ノ滝へと回るT時路があった。中林二ノ滝に回ろうかと思ったが,滑りやすい下りを使って転びたくなかったのでパス。天の川コースとの分岐をめざして右へ。
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中林直登コース,尾根に付いた階段だらけの道。ご年配のご夫婦が上って来られていた。こけたら転がり続けそうな道だった。
下った先に中林二ノ滝へと回るT時路があった。中林二ノ滝に回ろうかと思ったが,滑りやすい下りを使って転びたくなかったのでパス。天の川コースとの分岐をめざして右へ。
ザトウムシくんがうろうろしてました。
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ザトウムシくんがうろうろしてました。
もう一回カラマツソウを見て。
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もう一回カラマツソウを見て。
下から中林の滝へ。ここは下の分岐からすぐに行ける。ここから先,ゆるぎ岩や中林二ノ滝は次回以降の宿題に。
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下から中林の滝へ。ここは下の分岐からすぐに行ける。ここから先,ゆるぎ岩や中林二ノ滝は次回以降の宿題に。
登山口まで戻った。水場でしばらくノンアルを冷やす。顔も洗ってすっきり。駐車場は自分を入れて3台に。これから上るお二人さんが準備していた。少し遅い出発が気になったが,時間がかかることと結構な急登であることだけお伝えした。
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登山口まで戻った。水場でしばらくノンアルを冷やす。顔も洗ってすっきり。駐車場は自分を入れて3台に。これから上るお二人さんが準備していた。少し遅い出発が気になったが,時間がかかることと結構な急登であることだけお伝えした。
登山口周辺にはツリフネソウの群生。
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登山口周辺にはツリフネソウの群生。
白いゲンノショウコもあり。
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白いゲンノショウコもあり。
きっとあるだろうと思っていたら,アケボノソウみっけ。
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きっとあるだろうと思っていたら,アケボノソウみっけ。
6枚花弁もあり。花びらの斑点を夜明けの星空に見立ててつけられた名前だとか。
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6枚花弁もあり。花びらの斑点を夜明けの星空に見立ててつけられた名前だとか。
やはりこの時期に外せない定番です。
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やはりこの時期に外せない定番です。
道ばたにミゾソバの花も。
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道ばたにミゾソバの花も。
帰りの道中はヒガンバナまつり。土手の花がきれいでつい停車してしまった。
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帰りの道中はヒガンバナまつり。土手の花がきれいでつい停車してしまった。
泉山,なかなか懐が深い。中林からのコース,行ってないところは次回確かめたいと思います。
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泉山,なかなか懐が深い。中林からのコース,行ってないところは次回確かめたいと思います。

感想

今日は天気がよいとの情報。朝,岡山市内は晴天で月が美しかった。「これはきっと県北も...。」と期待しつつ鏡野に向かう。
川べりは霧が濃かった。天気のよい一日の始まりだと思っていたが,津山の手前辺りから空に雲が増えてきた。国道を逸れて越畑方面に進む頃には,パラパラと雨も降り出した。しかし,登山口に着いた頃にはすっかり上がった。先行者は同時に着いた1台。ソロの方が手早く身支度をして出発された。自分はのそのそ装備を整えて出発。
天の川コースはしばらく沢鳴りの響く谷を進む野趣に富んだ道。深まる秋の花々や大小の滝を観察しながら急登をつめていく。杉林や広葉樹の林を抜けると井水山のピークにとび出る。
稜線の西側は見通しがよいが,残念ながら大山方面は眺望無し。のぞき岩からは養野方面の町並みや田んぼは見えた。稜線の東側は終始雲がかかり那岐山方面は見通せなかった。泉山山頂から北方面の三ヶ上,花知ヶ山などの山々のみ眺望あり。
縦走路では何度か太陽が顔をのぞかせた。ガスはないものの,縦走路は大体曇っていた。暑くなくてよかったのは〇。
出会った登山者は15人。うち5名は中林登山口から出発されていたようだ。残りは笠菅峠と泉巌神社から。
実は中林の登山口から上ったのは今回が初めて。泉山に至る道では,この道が一番急な感じ。しんどいけど楽しい!紅葉の頃はさらに最高なコースになりそう。

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コメント

同じ山を、道変えて行くのが楽しい。
一番好き、と思っていた道よりもっと素敵な道見つけたり。
好きな山だと山頂は道しるべの一つ、通過点に過ぎない感じだよね。

アケボノソウ、出会ったことない。会いたいな。
2021/9/26 6:52
同じ山でも欲が出て,あれこれ試してみたくなるものです。泉山の中林登山口からのコースは,水の音が絶えないすてきなコースでした。運がよければクマにも会えるかも(^^;)。
アケボノソウはこの時期,登山口みたいなそんなに標高が高くない場所にしれっと咲いていることが多いです。中国地方の山間部ではメジャーな花(雑草?)。
2021/9/26 7:30
プロフィール画像
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