台高山脈）池木屋山

2013年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,707m
• 下り: 1,712m

コースタイム

8:00宮の谷登山口〜8:30蛇滝〜8:54風折滝分岐（手前に休憩所有り）〜9:15高滝〜10:35二股〜12:00池木屋山(昼食)12:40〜13:10霧降山13:20〜13:40ヘリポート〜14:25P866〜14:45鹿除け網の下山口〜15:30駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮の谷登山口に数台駐車可能

写真

10/12 7:56

宮ノ谷林道の終点が登山口。8時、他の車はなく、自分達が一番だったようだ

10/12 8:08

宮ノ谷の案内図。

10/12 8:12

10/12 8:23

高滝までは橋や梯子で整備がされている

10/12 8:27

渓谷を進むところもある

10/12 8:29

10/12 8:30

蛇滝。。

10/12 8:41

切石河原・・・

10/12 8:45

大岩の隙間を登る

10/12 8:48

長い桟道

10/12 8:50

10/12 8:51

何の実？

10/12 8:54

風折の滝の分岐に建つ鎮魂碑

10/13 20:33

高滝、傍まで寄らなかったが、落差60mの滝はなかなか迫力

10/12 9:26

高巻いている途中から見る高滝

10/12 9:26

高巻きのルートは結構急峻。。掛けられたロープを使う場面も。。

10/12 9:38

滝上部の地蔵様の手前の岩壁

10/12 9:43

すぐ上の猫滝も滝壺の綺麗な滝だ

10/12 9:44

高滝の上部もまだ急峻な岩場が続く

10/12 9:53

踏み跡は薄く、こうしたテープの印を探しながら進む

10/12 9:54

ゴルジュの間を進みたくなるが、ここは左側から高巻く

10/12 10:14

急傾斜の斜面をトラバース。足を滑らしたら一大事

10/12 10:36

二つの沢が合流する場所で対岸に渡り、前方の斜面を登って支尾根の上部へ

10/12 11:19

尾根へ取り付いても明るい感じの急登が続く

10/12 11:46

ちょっぴり色づき始めた木々も

10/12 12:02

明るい池木屋岳山頂(1396m)。ただ、樹木に囲まれ展望は余り良くない

10/12 23:58

南側の樹間に大台ケ原へ続く台高山脈がぼんやりと

10/12 12:31

良い天気です

10/12 12:41

明神岳へ続く主脈縦走路を下る

10/12 12:51

どんぐり

10/12 13:08

霧降山(1360m)

10/13 20:39

向かいに明神岳(左)から桧塚の稜線が見える

10/13 20:43

迷岳から池木屋岳への稜線。。歩いてみたいですが、日帰りじゃ無理でしょうね

10/13 13:38

迷岳も残された関西百名山の一つ

10/13 20:45

北側は遠く三峰山方面も

10/12 13:19

宮ノ谷方面へ下山

10/12 13:20

10/12 13:36

10/13 20:46

霧降山山頂から20分ほど下った1222mピークの先にある広場（ヘリポート？）

10/12 13:43

池木屋岳方面

10/12 14:26

866mピーク

10/12 14:42

そして鹿除けネット

10/13 20:50

登山道と書かれた看板のかかるネットを開けて愈々下ります

10/12 14:47

荷運び用のレールに沿って

10/12 14:52

先が見えないよ、、一体どんだけ下るんだ。。って林道まで標高差330mも有るんだけど

10/12 15:15

ほうずき？

10/12 15:22

最後は沢を伝って林道へ。駐車場所まで500mほど戻る

撮影機器：

LUMIX DMC-LX7 パナソニック

感想

ちゃむ

台高の池木屋山、関西百名山の78座目は、なかなか面白くてしんどい山でした。
多くの人の記録通り、宮ノ谷の林道終点に車を停めて宮ノ谷から池木屋山、霧降山から北東尾根をめぐる周回コースとした。駐車場所への到着は8時前という時間だったが、他の車は無く、我々が最初の到着だったようだ。この日は、山頂で後続のカップル一組に追い抜かれたのみで、駐車場所に戻った時にはやはり車が無かったところを見ると、登山者は我々を含めて二組だったようだ。

高滝までは鉄製の桟道や梯子がかけられていて一応遊歩道ということになっているようだが、それなりの足回りは必要なコースだった。高滝は、なかなかの迫力でした。死亡事故もと書かれていた高滝の高巻きも急だったが、それ以外の場所も急斜面のトラバースなど踏み跡幅も狭く、一歩バランスを崩したらと思うと怖くなる個所が何か所もあったように思う。踏み跡も薄く、テープなどのしるしを慎重に探す場面も何度かあった。かなりルートファインデョングの力が必要で神経を使わされるコースである。
二つの沢が合流する817m地点から本格的な急登にかかり、尾根筋へ上がってからは忠実に稜線を辿ればよく、苦しいながらも着実に高度を上げ比較的短時間で山頂に到着できる。
山頂は、樹林の中のためあまり展望は良くないが、南側の林の切れ目からは大台ケ原へ続く稜線が見え、最高峰の日出ヶ岳もうっすらとであったが確認できる。
山頂は、主脈縦走路が北西側から南西側へ通り抜け、迷岳からの縦走路が東側から合流している。それぞれ余りはっきりした標識も踏み跡もないようだ。
展望は、山頂から明神岳方面へ30分ほど歩いた霧降山の方が良く、ここへ来て周囲の明神岳、桧塚稜線や迷岳方面から池木屋山へのパノラマが眼前に広がる。
この日は、もやがかかったような天気だったが、もっとクリアな天気であれば三峰山から局ヶ岳、倶留尊山方面まで見えそうである。
下りは東北方面へ延びる比較的明るい尾根を下る。所々、急なところもあるがまずは歩きやすい稜線である。
問題は、最後の鹿除けネットからの下り。多くの人のレポートにもあったが、ネットを入って踏み跡を辿ると荷運び用のモノレールのレールが延々と下へ延びている。とにかくそれを辿っていくと、結局駐車場所からかなり下の場所に降りてくることに。駐車場所からほんの数十mの地点の樹木にテープが巻かれ、斜面にも踏み跡とテープが延びている。明らかにここへ降りてくるはずだったのだろう。でもどこで間違えたのだろうと思う。多くの人が、今回と同じモノレールルートを降りているところを見るといずれはこのルートが正しくなるのかもしれない。。にしても急でした。

　今回の総歩行距離:11.5km　　　今年の累積距離:395.6km
　今回の総累積標高:1,657m　　　今年の累積標高:29,050m