浅間山（前掛山）と外輪三山 ダイナミックで豊かな表情に感動

2021年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,329m
• 下り: 1,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:38

6:56 車坂峠
7:07 7:07 車坂山
7:18 7:28 コマクサ展望台
7:50 7:54 槍ヶ鞘
7:58 8:11 トーミの頭
8:41 8:41 湯ノ平分岐
8:53 8:53 賽の河原分岐
9:42 9:43 立入禁止告示板
9:59 10:07 前掛山
10:21 10:21 立入禁止告示板
10:48 10:51 賽の河原分岐
11:50 11:53 Jバンド取付
12:05 12:17 Jバンド
12:24 12:28 虎ノ尾
12:42 12:45 仙人岳
12:56 13:04 蛇骨岳標柱
13:07 13:07 蛇骨岳
13:23 13:37 黒斑山
13:46 13:52 トーミの頭
14:33 14:33 高峰高原ビジターセンター
14:34 ゴール地点

天候

曇りのち少し晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

06:30 高峰高原ビジターセンター駐車場（車坂峠）
天気のせいか、まだ10台もなかったよう。

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はない。
雨が降った草すべりは通りたくないかな。
Jバンドも足元の石を落とさぬよう注意して。

その他周辺情報

高峰高原ホテルでお風呂。800円でフェイスタオル付き。

写真

9/25 6:35

高峰鉱泉ビジターセンター駐車場。
こんな天気だし、こんな時間でもまだ10台も止まってなかったように思う。降りてきた時はすでにお帰りの車もあったが、7割程度。近くの別の駐車場にもとまっていたので、天気次第では、結構混みそう。

9/25 6:58

車坂峠の登山口より。
今日もよろしくお願いします。

9/25 7:31

表の道を進む。
細かいアップダウンを繰り返しながら、トーミの頭に向けて進む。

9/25 7:53

途中の展望ポイント。槍の鞘。
何にも見えない。

9/25 7:59

砂礫の急坂を登る。

9/25 8:03

トーミの頭に到着。
まだなーーんにも見えない。

9/25 8:07

ここから草すべりを下る。反時計回りの周回。

9/25 8:16

草すべりを上から眺める。
直滑降気味かと思いきや、つづら折れなので下りやすい。
でも、雨で濡れてたりしたら苦戦しそう。
少なくとも下りを選んで良かったかなと思う。
ここをあまり上りたくないかな。

9/25 8:26

降ってきたら、少しずつ、霧が晴れてきて、湯の平の方向がよく見えてきた。熊笹の緑色がきれい。

9/25 8:34

ついに浅間山が姿を現してくれてきた。

9/25 8:48

湯の平口からはこんな幹の細い唐松がつながる心地よい道。

9/25 8:55

ここから浅間山に登っていく。

9/25 8:59

少し明るくなってきた。
このトレランの方、トーミの頭のだいぶ手前で抜いていかれて、その後、私が草すべりを降りてきた間に、すでに黒斑山からJバンドを回ってきて、ここで出会うという、やっぱり早いな〜。

9/25 9:08

お、浅間山の方から日差しが。だいぶ明るくなってきた。

9/25 9:08

少しずつ高度を上げてきた。後ろの方は、まだガスの中。
こちらはだいぶ日差しを感じて暑くなってきた。

9/25 9:41

なんという草かわからないが、真っ赤な葉が荒涼とした雰囲気の登山道を彩る。

9/25 9:44

おかまの縁に出た。ここから前掛山へ。全くガスの中。

9/25 9:46

避難シェルターを過ぎていく

9/25 9:54

おかまの縁は、案の定、こんな感じ。

9/25 10:01

前掛山到着。中の浅間山本体はガスの中。

9/25 10:06

いわゆる爆裂火口的な縁を歩く。風が冷たく、手袋必須。

9/25 10:10

前掛山方面が少し見えてきた。

9/25 10:16

火口はリアル感があり、とても迫力がある。

9/25 10:35

黒斑山の方面が晴れてきた

9/25 10:42

若い唐松？の黄緑が映える。

9/25 11:45

蛇骨岳、仙人岳方面も綺麗に見える。右側の斜面に貼り付くJバンドの登山道がうっすら見える。

9/25 11:46

浅間山が全貌を現してくれた。
山頂でも少しは見えるようになったかな。

9/25 11:51

さあ、Jバンドを登る。

9/25 12:07

賽の河原を走る道とその草原、周りの奇岩と言えるようなゴツゴツした岩の様子がまた異世界感があり、ここはどこだと感じさせる。

9/25 12:14

Jバンドを登りきって上から見下ろす。
途中、砂礫や溶岩がゴロゴロしている。疲れて登ったり降りたりしているとガラガラと石を落としてしまいそうで、足元の石には充分注意して登ってきた。

9/25 12:16

ここからJバンドへ。

9/25 12:26

カメラの変なフィルターがかかってしまっているが、先人だけに向かう稜線。その右側が完全にガスの中。

9/25 12:44

仙人岳到着。

9/25 12:44

小諸や佐久の街が明るく見える。

9/25 12:49

蛇骨岳へ向かう道は、砂礫が多く少し北アルプス的な様子。

9/25 12:58

蛇骨岳の山頂。とても展望が良さそうな岩が連なる。

9/25 12:58

蛇骨岳から歩いてきた稜線を振り返る。

9/25 12:59

蛇骨岳から見る浅間山。
すっかり晴れてきて、山頂がよく見えるようになった。
この時しばらくの時間だったのだが。

9/25 13:02

蛇骨岳手前の岩と浅間山のコントラスト。
登山者の姿との対比でまた雄大さを感じさせる。

9/25 13:13

黒斑山も綺麗にみえる。あそこが今日の最後のピーク。

9/25 13:25

黒斑山山頂より。浅間山。もうじき雲にまた隠れてしまいそう。

9/25 13:38

浅間山の南側の剣ヶ峰方面。とんがりまくってる。

9/25 13:47

稜線の途中からトーミの頭を望む。

9/25 13:49

トーミの頭から足元を覗き込む。
かなりの高度感がある。

9/25 13:49

外輪3山の稜線。

9/25 13:49

のんびりしてたら気持ちよさそうな岩の上。

9/25 13:50

トーミの頭の標示と浅間山。もうだいぶ雲の中。

9/25 14:25

帰りは、中コースを通った。
ここは、結構歩きにくいところもあるので大して早く歩けないし、ほぼ樹林帯の中。表コースを通ることをお勧めしたい。

さて、あとはもうすこ歩くだけ。
おつかれさまでした。
とてもダイナミックな浅間山、素敵な樹林帯の中の道や、外輪の稜線歩きなど、バリエーション豊かに楽しめた。

撮影機器：

FUJIFILM X-T10 ボディ 富士フイルム

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

ysykhys

今日は、浅間山とその外輪山を楽しんできた。
前日より天気が怪しげな感じだったが、やっぱり決行。
そしてやっぱり思った通りの全く何も見えないガスの中からスタート。
きっといずれ少しは見えるようになるはず、と信じて。
なんか最近こういうの多いな...

そして、やっぱり草すべりを降っている途中から晴れてきた。すると、素晴らしい景色が広がっていて、感動しきり。
浅間山の全貌も見ることができたし、ゆっくりお昼を取ることもできた。
そして、浅間山の前掛山では爆裂火口を覗き込み富士山と同じような活火山であることを強く印象づけられ、その後の黒斑山までの外輪山歩きも、さまざまな種類の岩や石が転がる上を歩き、終始この浅間山の活動の激しさも感じることができた。
それに加えて、賽の河原や湯の平あたりは背の低い唐松などの緑と苔の緑、溶岩の赤茶などさまざまな色の中を進む道もまたとても気持ちよく素晴らしい。

今回は、観光的なイメージで考えていた浅間山だったが、なんのなんの、様々な景色と雰囲気を一つの山域で感じることができる素晴らしい山行だった。
また違う季節に違う表情を楽しみにしていたい。