記録ID: 3565367
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沢登り
甲信越
みかぐら沢 から 未丈ヶ岳
2021年09月19日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 18:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
天候 | 台風一過の快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(シルバーライントンネル内、標識のある泣沢待避所に車を止めて シャッターを開けて入る) |
コース状況/ 危険箇所等 |
滑りあり。 最後の詰めの取り付きに注意。山頂東面の草原地帯に詰め上げれば、藪漕ぎ最短。 詰めのコースによっては密藪突入。 |
写真
ヘルメットを外し、リュックはDに頼む。以前ロープが足に絡まったことを思い出し、ハーネスの後部のフックにロープを付けた。流れがあり手がかりは微妙。ここを越えればあとはすんなり行かれた。
水枯れし藪へ。この後すぐに厳しい垂直の泥壁。沢筋を忠実にきたつもりだったので腕力で強引に上がる。ロープにバイルを付けロープをどうにか垂らし 自重>腕力で苦戦するDを引っ張る。
2日後満月(中秋の名月)の月灯りは明るく助かった。山頂間近になるとGPSと時計のコンパスが定まらなかった。ガンガン進むPを冷静なDが落ち着くようたしなめ、足並みをそろえてゆっくり確実に進み2時間30分かけて藪を抜け山頂に。
装備
共同装備 |
ザイル(30m・20m)
バイル
ハーケン
ピコシェルター
|
---|
感想
豪雪地帯 新潟の沢は、藪漕ぎと泥壁の戦いと聞いた。
藪手前は水分を含んだ泥壁が立ちはだかり、長い時間 雪に押し潰される木々や竹は強く 斜面に沿って伸びる。
今回の藪漕ぎは 新潟の沢を思い知らされた。
木の枝の上、束ねられた竹の上を平均台のように伝わって歩ければいいが、枝が途切れたり束なった笹の茎の間に足が入ってしまうと1mほど下に落ちる。這い上がるか、すごい束の枝や竹を搔き分けるしかない。暗くなり見通しが無くなる。GPSはあっちに向いたりこちに向いたり。コンパスも定まらなかった。
もうすぐなのはわかっているのに。力任せにガンガン進む私は、正反対の性格のDに助けられた。 ヘッデンは使えなかったが、食料も、ツエルトも防寒着も
スマホの予備バッテリーもあったことはとても心強かった。ただ一つ心配だったのが、ネットで出した登山届の下山時刻をかなり過ぎてしまうこと。7時間過ぎたら連絡がいき騒ぎになってしまう。山頂で電波が繋がってほんとによかった。
魚野川本流の藪漕ぎを押さえ経験値最高となった。
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