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Yamareco

記録ID: 356577
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(青木鉱泉基点)

2013年10月13日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.9km
登り
1,958m
下り
1,955m

コースタイム

5:42[青木鉱泉]−6:58[南精進滝]−8:28[五色の滝]−9:16[鳳凰小屋]−10:07[地蔵岳]11:18−12:28[観音岳]−13:00[薬師岳]13:24−15:41[中道始点]−16:15[青木鉱泉]
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まだ薄暗い中、青木鉱泉を出発。
駐車場は満車。
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まだ薄暗い中、青木鉱泉を出発。
駐車場は満車。
ドンドコ沢の由来は、太鼓の音らしく。
ドンドコ沢の由来は、太鼓の音らしく。
今日は天候に恵まれそう。
今日は天候に恵まれそう。
この沢沿いルートの特徴は、
立派な滝が多いこと。
下流から順に
この沢沿いルートの特徴は、
立派な滝が多いこと。
下流から順に
南精進の滝
鳳凰の滝・・・は回避。
後に後悔。
鳳凰の滝・・・は回避。
後に後悔。
白糸の滝
五色の滝。
何処にこれだけの水量を蓄えているのか。
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五色の滝。
何処にこれだけの水量を蓄えているのか。
滝を離れ林道を抜けると
滝を離れ林道を抜けると
小川のせせらぎの先に、
目指すオベリスクが姿を現しました。
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小川のせせらぎの先に、
目指すオベリスクが姿を現しました。
ここは紅葉も楽しめる、
気持ちのいい場所でした。
テントも数張。
ここは紅葉も楽しめる、
気持ちのいい場所でした。
テントも数張。
鳳凰小屋にも紅葉が。
水をおいしく頂きます。
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鳳凰小屋にも紅葉が。
水をおいしく頂きます。
地蔵岳まであと僅か。
地蔵岳まであと僅か。
白い砂に足を滑らせながら
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白い砂に足を滑らせながら
地蔵岳へ。
間近で見ると、
その巨大さに圧倒されます。
どうも登れるらしいので
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間近で見ると、
その巨大さに圧倒されます。
どうも登れるらしいので
オベリスクに取り付きます。
オベリスクに取り付きます。
あとひと息でしたが、
あまりの混雑に断念。
あとひと息でしたが、
あまりの混雑に断念。
甲斐駒さんの、
男前な御姿を拝めたのでよしとする。
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甲斐駒さんの、
男前な御姿を拝めたのでよしとする。
賽の河原のお地蔵さんは
賽の河原のお地蔵さんは
子宝を授けるご利益があるそうな。
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子宝を授けるご利益があるそうな。
観音岳を目指す道中は、
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観音岳を目指す道中は、
白根三山の丸みを帯びた山容を、
右手に見ながら歩けます。
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白根三山の丸みを帯びた山容を、
右手に見ながら歩けます。
岩と白砂を踏み越えると
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岩と白砂を踏み越えると
観音岳へ。
ここから薬師岳までは
起伏も無くのんびりと。
ここから薬師岳までは
起伏も無くのんびりと。
薬師岳は三山では富士山に最も近く、
360度開けた山頂は眺望最高です。
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薬師岳は三山では富士山に最も近く、
360度開けた山頂は眺望最高です。
ハイマツと
花崗岩が織成す世界。
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花崗岩が織成す世界。
この山だけの光景です。
素晴らしい。
この山だけの光景です。
素晴らしい。
また来るよと、
これまでの道中に別れを告げて
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また来るよと、
これまでの道中に別れを告げて
富士山に向かって帰路につきます。
富士山に向かって帰路につきます。
帰路の中道は、
行きと異なり特に見所なし・・・。
帰路の中道は、
行きと異なり特に見所なし・・・。
明るいうちに戻って来れました。
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明るいうちに戻って来れました。
下山後のお楽しみ。
今回は「白山温泉」を利用。
下山後のお楽しみ。
今回は「白山温泉」を利用。
となりの蕎麦屋で、あさりそばを頂く。
680円也。美味くて驚く。
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となりの蕎麦屋で、あさりそばを頂く。
680円也。美味くて驚く。

感想

10月の三連休。
行きたい山は数あれど諸事情あって日帰り縛り。
となれば、前回登った甲斐駒のお隣さん、地蔵岳しかない!という結論に。
地蔵岳に登れば、観音、薬師にも足を伸ばしたくなるのが人情というもの。
オーソドックスに青木鉱泉を基点とした周回コースを取ります。

青木鉱泉を基点にドンドコ沢ルートでまずは地蔵岳を目指します。
これは正解でした。沢沿いで名滝が多く、行きのゆとりがある中で楽しめました。
比べ、帰路の中道がつまらない事この上なく・・・。
ただ、後に後悔したのが鳳凰の滝を見逃した事。この滝はルートから少し離れた場所にあったので、回避したのです。
帰宅後どんな滝だったのか検索すると、鳳凰の名を冠するだけはある見事な滝。
おそらく一番見応えのある滝ではないでしょうか。たった10分を惜しんだ結果ですね。

でもこのルートで僕が最も気に入ったのは滝ではなく、鳳凰小屋の直前にある、
小川の流れる開けた場所です。地蔵岳のオベリスクを見据え、針葉樹に囲まれた小川のほとりにいると、
絵画の世界の中に居るようにすら感じられました。
ここテントを張っていいのでしょうか?出来たら最高なんですが・・・。

道中、ある男性の方と挨拶を交わすと、妙な親近感が。聞くと僕の故郷でもある九州から遠征して来たとの事。
そうか、親近感の原因はイントネーションだったのか。
ほんの数言で、普段は使わない九州弁が口を突いて出てくる。
南アルプスの山腹で意気投合し九州弁で語らう男二人・・・。言葉の力って偉大だ。

雲ひとつ無い快晴に恵まれ、初の鳳凰三山は最高の縦走となりました。
花崗岩と白い砂の稜線の縦走は他に無い魅力です。
中でも薬師岳は素晴らしかった。地蔵岳のオベリスクはこの山最大の特徴ですが、
薬師のなだらかで広大な山頂は360度の眺望が広がり、ハイマツと白砂と花崗岩が作り出す景観もそれに勝るとも劣りません。
時間の関係で20分程度しか滞留しなかったのですが、長く留まっていたいと思う山です。
観音岳は・・・実は手前のピークが観音岳だと勘違い。
でも、薬師から見た観音岳は甲斐駒を思わせるような山容でした。

下山後、武田八幡宮近辺の「白山温泉」で疲れを癒す事に。
入浴料¥600也。小さめですが、綺麗な施設。
その隣の蕎麦屋「上小路」に立ち寄る。
正直言ってそんなに期待していない。温泉施設の食事って美味かった試しが無く、そんな勝手な印象で。
案パイと思われる鍋焼きうどんを注文すると、これから麺を茹でねばならず、時間がかかるとの事。
あぁ、予感的中かな・・・、と思いながら、なんとなく「あさりそば」を頼む。理由は今でも分からない。
程なく出てきたあさりそばは鉄鍋にボリュームたっぷり。あさりもわんさか入っている。お、うまそう。
これで¥680なら良いかな、と思いスープを啜ると・・・。
超うまい!なにこれ。
もちろん下山後の空腹で、身体が塩を欲している影響はあれど、あさりの出汁も効いていて、絶妙の味わい。
コストパフォーマンスが高く、大満足!
機会があれば、また行きたいですね。

今回は、混雑していても山頂の標識の後ろに陣取るのは止めたほうがいい、と心から思った山行となりました。

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