槍ヶ岳(新穂高温泉から)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,228m
- 下り
- 2,228m
コースタイム
13日 8:00槍平小屋→10:30槍ヶ岳山荘〜小休止〜11:00→11:20槍ヶ岳山頂〜小休止〜12:00槍ヶ岳山荘〜お昼12:30→すれちがったお嬢さんのザック調整by yagyu〜15:00槍平小屋〜テント撤収〜16:00→18:30新穂高温泉
天候 | 10/12 晴れ→雨&雪 10/13 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はとくにありませんでした |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
※少々メンヘラ風味ですご注意ください
そういうわけではなかったのですが、槍に行ってきました。
もともとは、3連休を大キレット〜奥穂〜ジャン〜西穂いっちゃおうという
無謀な大計画だったのですが……。
新穂高温泉を出発した時点ではまずまずのお天気でしたが、
だんだん雨が降ってきて、穂高稜線を見上げるとガスで真っ白。
途中でお会いした方に聞いた話では、上はかなりの風雨になっているそう。
それでも明日は晴れるなら稜線まで上がるのもやぶさかではないのですが、
そんな保障はないしということで、あっさりと槍平にピットインしたのでした。
まあ明日は暗いうちから出れば取り戻せるさと目覚ましをセットして寝たものの、
朝になってみればテントめちゃくちゃ寒くて動く気になれず。
寝袋のなかでグズグズしているうちにすっかり7時の大寝坊。
じゃあもう、槍ピストンにしようかと、安易な方向に流れるお約束です。
しかし2100mから一気に3000mまであがるわけで、
出発前からうっすら高山病気味だったうえに高所に弱い私はまったりペースで
行きたいところでしたが、ハイペースのyagyu君にひっぱられてあっというまに高山病。
息はあがるしめまいはするし、足はガクガクでほぼ四つん這いで這い登る有様です。
それみたyagyu君「手が濡れるからオレの手袋使いなよ」って、やさしさの中に秘めた
鬼の厳しさを見ました(;´Д`)
だいたい今、地図を見直したら、CT5時間のところを2時間半で登ってるし
体調崩してもしょうがあんめ(`ω´)と言いたいところですが。
まあそんなこんなでヤリ様に登り。
下りも結構なハイペースでいっちゃってー☆
普段彼は重い荷物を背負っての登山が多いので、今回は水を得た魚のようです。
私も登りがダメダメだったのでせめて下りはと、
「オバサンが同行してることを忘れたのかー!」と叫びながら必死で追いかけます。
そしてすっかり真っ暗になったころに、新穂高温泉に到着しました。
そんなこんなで、2日目はいい天気ですばらしかったですが、
登りの高山病に下りのハイスピードはかなりキツかったです。
辛さというのはとても個人的なもので。
いくら苦しいと訴えても、分かってもらえないもどかしさ。
オットは闘病中、どれぐらい辛かったのだろうか。
悲しみの深さも、他人には計り知れないものでしょう。
それなのに、オノレの悲しみをダダ漏れにしている自分に嫌気がさしたり。
山に登っているといろんなことが頭に浮かびます。キガクルイソウデス。
あたしが此のまゝ海に沈んでも 何一つ汚されることはありませぬ
其れすら知りながら あなたの相鎚だけ望んでいるあたしは あたしは
where the f**k were you?
加筆***
そいえばあまりにダークサイドに落ちていたせいで、
新穂高温泉郷にある深山荘のお風呂について書き忘れました
露天風呂500円、内湯とセットで700円。露天は石鹸の類の使用不可。
露天混浴風呂「夜だし真っ暗で見えないよー☆この時間なら誰もいないしー☆」
とyagyuがいうので、潜入してみました。
のんきにビバノンノンしてたら、入ってきました殿方ぞろぞろと(;´Д`)
小さい手ぬぐいしか持ってないし出るに出れない大ピンチ。
「ちょwどうしようこれwww」って騒いでたら、
「みんな見ないように気を使ってるのに、見られる前提で騒ぐなんて失礼」と
yagyuに注意される始末(´・ω・)ショボーン
すっかりのぼせて脱衣所で貧血になりました(;´Д`)
でもまあいいお風呂でした。
おっ!!!
ヤマレコありがと!
またいくべ!
いままでいろいろありがとう!
いい冥土の土産になりました☆(←未亡人のお約束)
【業務連絡】
・緑色のマグカップx2、そっちにあると思うんだけど
探してみてもらえませんか
・車代を渡さないと
おはようございます
kurotozanさんの感想の最後の文章
悲しみをダダ漏れでも良いのではないでしょうか
本当に悲しい時には笑えないけど
笑っていたいという気持ちの葛藤は誰だって持っているもの
yagyuさんと山を通じての麗しい友情
友人としていつも支えたり持ち上げようとしてくれたりなんかして
あまりにも穂高が綺麗すぎる
基本的には「お気楽極楽 」な人間なのですが
ひとたびネガスイッチが入ると
「ナイフみたいにとがっては触るものみな傷つけた 」
みたいになってしまい、
今回の登山でいよいよこれではいかんと痛感しました
そうなんです、ホントはいつでも笑っていたいのに
山でmermaidさん目撃したら、感激と興奮のあまり、
猛然と抱きついてしまいそうです
「ナイフみたいに、、、」は私とそっくり
私の場合欠点、短所は痛感しても治らないので
数少ない長所を伸ばすことで対応するようにしています
>山で会ったら
両手を広げてお待ちしています
怪しい二人に周囲はドン引きかもしれませんね
まずはそれを探すところから始めないと
ハグ たのしみにしてまーす
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