飯綱山(南登山道)
- GPS
- 06:07
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 783m
- 下り
- 779m
コースタイム
11:30飯綱山頂-13:50南登山口
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■感想
小学校1年生の長男を連れての飯綱山登山。
私個人としては、10年ぶりくらいの飯綱山。
長男と飯綱山に登るのは、私の中の目標でした。
これまで、長野市近郊の、いわゆる里山をメインに山行を重ね、上り下りとも体力的に問題がないと判断できるレベルに到達したと判断しました。当初、山と高原地図に記載されている参考タイムは軽くオーバーするだろうな、と思っていましたが、結果的には、ほぼ同じペースとなりました。3歳から山に登り始め、最初の頃は上りも下りも何度もおんぶしたり、アメやチョコで釣ったり、おだてたりしながら登ったものですが、今では、私のペースとほぼ同じになり、下山してからでも走りまわるくらいの体力があることには、正直驚かされます。本人も「やれば出来る」とのことで、かなり自信がついたようです(山行中、多くの人に褒められたのが嬉しいらしい)。
次の目標は、2000mクラスの山、山小屋泊、テント泊と夢は膨らみます。あの北アルプスの尾根を息子と一緒に歩くなんて、想像しただけでワクワクします。
■山行記録
一の鳥居から登山開始。長男がモチベーションをどこまで保てるかが鍵。幸い、飯綱山は登山道に十三仏の仏様が祀られているので、それを数えながら登ることにする。長男も、宝探しのようで楽しいみたい。途中、第六弥勒菩薩を見落としてしまうが、逆に、帰りに見つけよう、ということになった。全ての仏様にどんぐりをお供えするとのことで、登山道に落ちているどんぐりを拾いながらの登山。どんぐりを拾う方に夢中になることもあったが・・・。
第十一阿閦如来がある駒つなぎの場まで約1時間。ここで小休止。山行のペースとしては、速くはないが遅くもない。抜かされることはあっても抜かすことはない感じ。
途中、南登山口唯一の鎖場は鎖を使わずにクリア。天狗の硯岩を経て、第十三虚空蔵菩薩にお参りできた。この後、視界が開けて来る。快晴ということもあり、北アルプスがしっかり見える。ただ、ここしばらくまとまった雨が降っていないせいで、霞んでいるのが悔やまれる。後立山あたりは直前に初冠雪の知らせがあったが、谷あいには雪が積もっているようにも見えた。また、槍ヶ岳は見つけることができなかった。
分岐の手前で、小休止。風が強い。
小休止後、分岐を経て、飯縄神社に到着。
お参りして、すぐに出発。山頂に到着した。
登る途中、長男が挨拶したお兄さんが山頂で待っててくれて、長男におめでとうと言ってくれた。長男はそれがめちゃめちゃ嬉しかったらしく、友達ができた、と言っていた。
山頂は結構な人出。これだけ天気が良ければ、登る人も多いわな。
比較的空いているスペースを見つけて、お昼の準備。お昼はカップラーメンとおにぎり。食後にココア。
これだけ人がいるといろいろな人がいる。
気になったのは犬連れの人、カップラーメンの汁を捨てる人。
私自信、犬は大好きだ。だが、ある程度の高山地帯に犬連れで来ることには、個人的に抵抗がある。この人、他の人が犬を見てその犬に触れ合おうとすると「気が小さい犬なので触らないで」という。という割に、その犬はリードをしていない。犬が嫌いな人もいると思うんだけど、他の人のことには思いが届かないのだろうか?山だからリードはいらない?気が小さいから触ってはダメ?だったら、人出の多いところに連れてくるな。
カップラーメンを食べてる人がたくさんいる。山には何も残していかないのがルールだと思うが、ラーメンの汁を捨ててる人がいた。父と子なんだけど、でかいカップラーメン食べてたから、汁飲むの大変そうだなぁ、って思ってたら、笹ヤブの中で、ジャーって。服装、装備から察するに登山はめったにしないと思うんだけど、それでも汁を山に捨てるってどうなん?し尿ですら、持ち帰れって言ってるのに・・・。
ま、見てるだけではなく、それを私自身が該当者に伝えるべきなんだろうとは思うが、その勇気がなくてなぁ。タイミングを逃したってのもあるしなぁ。次から声をかけようかなぁ。
食後、火山に興味がある長男のために、黒姫山、妙高山を見せて、火山だと教えてやる。この飯綱山も昔は火山だったんだよ、というと「えーっ!」とびっくりしていた。妙高山が噴火で崩れた火山だというと、「崩れなかったら富士山より大きかったのかな?」との質問。なかなかいい質問だな、と思った。
11:30下山開始。
団体さんが先行していたが、飯縄神社手前で休憩されたので、こちらが先行する。飯縄神社からは、一気に高度が下がるので、慎重に下山させる。
天狗の硯岩で小休止。
その後、鎖場もクリアし、駒つなぎの場を通過。往路で見逃した第六弥勒菩薩を見つけることができた。この辺りから長男がポテポテこけ始める。さすがに足に力が入らなくなってきたか。登山は上りよりも下山が難しいと言われるが、まさに今の状態がそれなんだろうな。降りるときに力を入れるんだよ、とか言ってもなんのことやら、って感じだもんな。歩幅を小さく、という意味で、小さい足で歩くんだよ、と伝えているが、気持ちばかり走ってしまって、だんだん歩幅がでかくなってた。
第一不動明王に到着。上の鳥居を過ぎて、駐車場に到着した。14時。
下山後、大座法師池の売店でご褒美&おやつのソフトクリームを食べる。
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