後白髪山(後白髪コース〜横川コース) 紅葉を楽しむ予定が・・・
- GPS
- 06:21
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,059m
コースタイム
天候 | 晴れ、のち、曇。山頂付近ガス。10-18℃。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
定義のお店は17時閉店が多いです。 |
写真
感想
後白髪山に行って来ました。
三連休の最終日、当初は休養予定でしたが、雲一つ無い快晴の空を見て急遽山行を企画、後白髪山に登ってみることにしました。土曜日は悪天、日曜日は強風だったので、せめて月曜日くらいは山に行かないと、三連休が勿体ないということで、遅出にチャレンジです。
バスで定義に向かいます。素晴らしい天気で、大倉ダムからは山頂付近が色づいた後白髪山と三峰山が見えてトキメキました。到着は10時20分頃。定義の街が既に多くの人出で賑わう中、よもぎの串団子をほおばりながら、定義林道入口を目指します。2台ほどが駐車しており、林道入口にはチェーンが張ってありました。よく確かめもせず、チェーンをくぐって進みます。
定義林道を20分ほど歩くと登山道分岐になります。重機が入っており、道がぬかるんでいました。どうやら杉の木を伐採しているようです。倒された木が数本で登山道を塞いでおり、yomeが「こんなとこ行くの!?」という目で私を見ています。「大丈夫、登山道は見えているから、乗り越えれば歩きやすくなるよ」と説得し、ショベルカーの運転手さんに見守られながら、derakkumaを先頭にしてアスレチックに乗り越えました。十里平を望むとすぐに分かりにくい分岐があります。ますます怪訝そうな目で「こんなとこ行くの!?」と私を見るyomeを説得し、「でしょ〜。みんなココで躊躇するんだよね〜、冬なら快適なんだけど」とか言いながら上がっていきます。とは言うものの、この先はしばらく藪。yomeの足取りは重く、遅れがちです。そこで一計を案じ、「試しに、ヤブ漕いでみる?」と先頭を歩いて貰うと、俄然やる気が出たのか、yomeのスピードがあがりました。方向を間違えないように歩く船頭役がお気に召したようで、やはり登山にはモチヴェーションが大切です。
定義林道4km地点までのヤブ漕ぎが後白髪山登山道のキモならば、上空沢から横川コースとの合流点までの急登が核心部です。上空沢まではなだらかな登りですが、ココからグッと高度を上げます。yomeはちょっとへばり気味。「ネズミ返しだね」とか名付けながら、急がずゆっくり登りました。が、良かったのはここまで。次第に気温が下がり、ガスが出始め、午前中には抜けんばかりだった青空が、すっかり雲に覆われてしまいます。
山頂手前で定義から船形までピストンという方とすれ違い、「午前中は良かったんですけど」と聞かされると、徒労感が募ります。「聞いてないよ」「日頃の行いが悪いのは誰だ」「どっちかが雨男か雨女だね」などと愚痴りながら山頂に至るものの、展望はすっかりありませんでした。加えて、期待していた紅葉も葉っぱがかなり登山道に落ちており、どうやら土日の雨風でリセットされてしまったようです。気温も下がってきて10℃を切りそうで、寒さを感じたのでおにぎりを1個食べただけで帰路に就きました。
帰りに利用した横川コースはかなりの激坂ですが、早く帰りたいのか、早く終わらせたいのか、yomeは怒濤の勢いで下って行くのでderakkumaは離され気味です。「そんなに慌てなくても」と声を掛けるのですが、二度三度ばかり軽く尻餅をついただけで豪快に下りきりました。いつものderakkumaよりも早いです。「ひょっとしたら、1本早いバスに乗れるかも」と云うと、再びハイペースで林道を歩き続けてくれました。脱帽です。最後は伐採作業を終えた方々の車に拾って貰い、予定よりもさらに1時間近く早く定義に帰ってくることができました。バス停近くで、後白髪山の山頂の手前でお会いした船形ピストンの方と再会しましたが、我々が追い抜いて先にゴールインしていたので、面食らったのではないかと思います。閉店間際のお店で、三角揚げ、焼きだんご、こんにゃく、を食べて定義観光もこなし、ふんわりハイクと呼ぶには少しハードな山行を締めくくることができ、yome的には満足の山行だったようです。あー、ホッとした。
秋が深まり、冬が迫りつつあるのが分かります。紅葉の混雑が一段落したら、そろそろ長駆けに挑みたいと思うderakkumaでした。
コメント
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おはようございます、derakkumaさん。
定義からの後白髪、”おっ、derakkumaさんの定番ルート”と思って覗くとyome様連れ!!長く地味で藪混じりのイメージのこのルート、小生もその長さに躊躇して、三角揚げをハフハフしながら写真3の遠い山頂を眺めただけに終わっています。ふんわりハイクのコースじゃないような気もしますが・・・・。しかも、軽藪漕ぎまでデビューさせて 。
しかし、さすがderakkumaさんのyome様、そのがっつり歩きもOKで、藪漕ぎ先頭でテンション↑ ?「M」の潜在能力、開花させつつありますね 。そろそろ、”その他メンバー”卒業で、HNを付けてヤマレコデビューか?
>紅葉の混雑が一段落したら
て、そもそもこのコースなら混雑なんかしてないでしょ?冬の長駆けも、もしかしてyome様連れとか言うんでは?いずれにしても愉しみにしてます。
いやあ、私もこの地味ピストンにyomeを連れて行くことになるとは思っていませんでした。本当は泉〜後白髪の縦走のほうをチャレンジして貰おうと思っていたのですが(爆)、前日の夜が遅かったので断念したところ、朝起きたら天気が良かったので、後白髪だけの単山駆けにしてしまった次第であります。「迷っても大丈夫。目をつぶっても登れる」とか豪語して案内しました(爆爆)
この日出会ったのは、キノコ狩り3人、団体さん1組5人、船形ピストンの男性1人、でした。杉林の伐採作業は12月いっぱいの予定ですが、雪が降ったら延期だそうです。次に来るのは、その頃ですかね(ヽ゜ω゜)ノ
おyome様の怒涛の下りっぷりと
derakkumaさんの若干焦りつつ着いて行く様子(予想)が
思い描かれてニヤニヤしてしまいました
これからのMレコはお二人で、ですね。
楽しみ〜
20km弱、ヤブ漕ぎありのマイナー山行。立派なMレコですが、おyome様の存在が爽やかさを醸し出してますね。
羨ましいです。私の嫁にもちょっとチャレンジさせてみたくなりました。
今後おyome様がどのように成長して行くのかとても楽しみです。やがてはderakkumaさんの上を行く素晴らしい逸材になるような気がします。
本当は12日にレンタカーでどこか東北の山を登ろうと思っていたとですよ。ところが、月山ICの大朝日も雨で、庄内あさひICの以東岳も雨で、結局ドライブになってしまい、流れ流され鶴岡の加茂水族館でアシカとクラゲを見て、さらに最上川沿いに鳴子まで移動して滝ノ湯に入り、荒雄岳の林道を斜めに横切って帰って来ました。waqueさんのレコを見て、どうせなら、禿岳とか虎毛山とか花渕山とか、無理矢理登れば良かったと後悔したとです。ハイ。
yomeはさすがに25kmとかは歩きたくないと思うので、そろそろインドアに帰って貰おうかと思います。Mの看板を明け渡すワケには行きませんヨ(ヽ゜ω゜)ノ
yomeの連れ出し方ですが、間違っても最初から10kgとか背負わせてはイケマセンよ。20Lのリュックで、1500m以下の山で、景色を楽しんで貰うのがヨロシイかと。キノコ採集も封印して、林道歩きも短めで、走行距離も10km以内がオススメです。まずはふんわりハイクに悪くない印象を持って貰いませう。
「もう一回行ってもイイよ」と言わせたら、ちょっとだけグレードを上げます。しかし、筋肉痛が多少は残るくらいのコースがオススメです。体力不足を認識して貰いつつ、モチヴェーションも上がる、そんな微妙なサジ加減が望まれます。そして3回目でようやく三本槍ではないかと。
先頭を歩いて貰うのは必須ですね。ときどき大まかな標高を伝えて、これからどんな道になるかを伝えて、体力を配分して貰います。これでたぶん大丈夫。
でも、大佐飛山や男鹿岳のヤブはShaminekoさんが漕いでください。嫁様が惚れ直すこと間違い無し。旦那の実力を見せつけることも大事ですよ(ヽ゜ω゜)ノ
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