阿蘇高岳を仙酔尾根より(ryuさん日本百名山)
- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 791m
- 下り
- 777m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1ヶ所だけロープを渡したトラバースがある。ロープはかなり痛んでいるので頼らないように慎重に。 |
写真
感想
ryuさんの日本百名山の最後の1ピース。
阿蘇を残してくれて、最後に千葉から登りに来てくれて本当にありがとうございます。
今日は6人でのグループ登山。新型コロナが落ち着いて緊急事態解除された記念の日、何かこの禍がこのまま終わってしまいそうな気さえしてしまう、そんな底なしの快晴の中の阿蘇高岳。
(私のヤマレコにはいつもそういう記録写真が一切どころか顔さえほとんど残していないのは大人の事情)
でも横断幕に提灯に、ノンアルコールのシャンメリーだけど山頂で祝杯。
山頂にいた多くの人々との記念撮影。
本当に素敵な1日だった。
りゅうさんは爽やかな人。
とても優しくて人を喜ばせるのが大好きで。
見た目がものすごく若い。
山登りしてる人は押し並べて若々しいけどりゅうさんは別格。
山登りのペースは着実で速い。いつも笑顔で登ってる。
「そりゃ俺だってきついよ」って言うんだけど全くそんな雰囲気がなくていつも余裕に見える。何か安心感の塊みたいな人なんだよな。
あの日、祖母山で送り出し登山やって、りゅうさんが千葉に帰ってもう何年たったのか、久し振りに昔の山登りを味わえた。
でもいつもの山登りしながらどこかでこれを懐かしんでたんだなと何か暖かいような嬉しいような、でも最後は淋しさと言うか何かセンチメンタルな気持ちで山を下ってた。
阿蘇は小さな時から山じゃなかった。
車道は縦横に山肌を縫い、火口の東西にはロープウェーが通じ、九州を代表する観光地で人気のドライブスポット。だから山登りを始めた時から登山対象から外れていた。それが日本百名山だとしても何も変わらなかった。
しかし、熊本地震があり、噴火がありあらゆる観光地的なものが失われてみると、
急に「登りたい」という気持ちになった。皮肉な話だけど自然の災害によって山として急に魅力的なものに映った。
僕が「思い出の縦走路」と呼ぶ霧島縦走路が自然の災害によって二度と帰らない思い出になってしまったのと好対照だ。
今回は仙酔尾根、通称「バカ尾根」を登った。
こういうあけっぴろげな、ひたすら雲を追い越してぐんぐん登る、一本調子な坂道が大好きなんだ。何というか「天国への階段」そんな感じ。
こんないい山ならもっと早く登ればよかった、そう思ったが、ryuさんの記念すべき日に登る山として、こんなにふさわしい山はない。取っといてよかった、そう思った。
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