また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 3589104
全員に公開
沢登り
大峰山脈

十津川・葛谷沢登り→玉置山

2021年10月02日(土) 〜 2021年10月03日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:04
距離
21.9km
登り
2,090m
下り
2,111m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:04
休憩
0:00
合計
6:04
10:13
364
二津野集落
16:17
16:17
0
16:17
宿泊地
2日目
山行
3:50
休憩
1:07
合計
4:57
7:36
22
宿泊地
7:58
8:04
9
8:13
8:14
10
8:24
9:24
189
12:33
二津野
7mCS滝10:56
腰折れ多段滝11:53
直瀑10m12:28
山手谷出合13:18
Co480m13:51
30m滝14:30
林道15:20
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二津野集落の一番上の舗装道路終点にバイクを停めた
「本二津野」バス停はもう存在しない?
一応二津野バス停から歩いて3km程度
コース状況/
危険箇所等
葛谷:水量豊富。長い河原歩きの中に点在する10m前後の滝はすべて右岸側から巻ける。山手谷出合を過ぎると少し倒木が出てきて、Co480m支流出合以降の本谷は伐採で無惨な状態になっている。支流はぎりぎりセーフ。
林道:長い。
二津野送電線巡視路:道は明瞭、Co670m以降の激下りは九十九折りのしっかりとした道型がついている。部分的に不明瞭な箇所があるが尾根を外れなければ問題なさそう。二津野ダムを見下ろす景色は良いが、見えていたら西に寄りすぎか?
その他周辺情報 十津川温泉昴の湯 500円
二津野ダムの奥にひっそりと佇む二津野集落を出発、快晴!
2021年10月02日 10:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:18
二津野ダムの奥にひっそりと佇む二津野集落を出発、快晴!
最奥の民家の下、この橋から入渓です
2021年10月02日 10:24撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:24
最奥の民家の下、この橋から入渓です
いきなり泳ぎですが気温も高いので気持ちいい
2021年10月02日 10:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:26
いきなり泳ぎですが気温も高いので気持ちいい
前回はここで谷幅いっぱい白い濁流だったので、やはりやめといてよかったみたいですね
2021年10月02日 10:29撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:29
前回はここで谷幅いっぱい白い濁流だったので、やはりやめといてよかったみたいですね
2021年10月02日 10:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:30
4mそこらだけど釜が広くて青い
2021年10月02日 10:31撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:31
4mそこらだけど釜が広くて青い
まとめて右岸巻き
2021年10月02日 10:35撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:35
まとめて右岸巻き
橋の下で泳ぎ
2021年10月02日 10:40撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:40
橋の下で泳ぎ
また泳ぎ
2021年10月02日 10:43撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:43
また泳ぎ
大岩くぐり
2021年10月02日 10:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:46
大岩くぐり
またまた泳ぎ
2021年10月02日 10:50撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 10:50
またまた泳ぎ
CS滝7m
2021年10月02日 10:56撮影 by  802SO, Sony
10/2 10:56
CS滝7m
青空が向こうに見えてる滝に外れなし。
2021年10月02日 10:56撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/2 10:56
青空が向こうに見えてる滝に外れなし。
右岸巻き、右岸には炭焼き釜跡がありました。谷への復帰も容易
2021年10月02日 11:01撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:01
右岸巻き、右岸には炭焼き釜跡がありました。谷への復帰も容易
とにかく水量が多いんです。
2021年10月02日 11:04撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:04
とにかく水量が多いんです。
西向きの谷なので陽が当たるとこと日陰のコントラストが強い
2021年10月02日 11:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:08
西向きの谷なので陽が当たるとこと日陰のコントラストが強い
インゼル
2021年10月02日 11:21撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:21
インゼル
目にやさしい景色ですね
2021年10月02日 11:24撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:24
目にやさしい景色ですね
ホンマに雲一つないです
2021年10月02日 11:29撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:29
ホンマに雲一つないです
快晴すぎて写真が白飛び気味
2021年10月02日 11:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:30
快晴すぎて写真が白飛び気味
壁が立ってるとこも全然ないですね
2021年10月02日 11:36撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:36
壁が立ってるとこも全然ないですね
カマドウマ
2021年10月02日 11:39撮影 by  802SO, Sony
10/2 11:39
カマドウマ
下から見ると堰堤かと思った岩
2021年10月02日 11:48撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 11:48
下から見ると堰堤かと思った岩
途中で腰を折ってさらに上へ続く連瀑
2021年10月02日 11:53撮影 by  802SO, Sony
10/2 11:53
途中で腰を折ってさらに上へ続く連瀑
ここも釜がめっちゃ深いんです
2021年10月02日 11:53撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/2 11:53
ここも釜がめっちゃ深いんです
ガレ斜面を横断して右岸巻き。下からは見えなかった上部が見えました
2021年10月02日 11:58撮影 by  802SO, Sony
10/2 11:58
ガレ斜面を横断して右岸巻き。下からは見えなかった上部が見えました
上はこんな風になってた模様。左岸から巻いたら懸垂ルートですね……
2021年10月02日 12:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:08
上はこんな風になってた模様。左岸から巻いたら懸垂ルートですね……
数分右岸を進んで谷へ復帰
2021年10月02日 12:13撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:13
数分右岸を進んで谷へ復帰
うねうね滝
2021年10月02日 12:14撮影 by  802SO, Sony
10/2 12:14
うねうね滝
直瀑10m、よく見たら上部にこれから通る橋も見えてる
2021年10月02日 12:28撮影 by  802SO, Sony
1
10/2 12:28
直瀑10m、よく見たら上部にこれから通る橋も見えてる
少し戻ってテーブル状の岩から右岸巻き、すぐに立派な木馬道へ出ました。この後山手谷出合の先まで部分的に崩壊しつつ続いていました。
2021年10月02日 12:41撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:41
少し戻ってテーブル状の岩から右岸巻き、すぐに立派な木馬道へ出ました。この後山手谷出合の先まで部分的に崩壊しつつ続いていました。
高度感たっぷりの橋で谷を渡る
2021年10月02日 12:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:42
高度感たっぷりの橋で谷を渡る
先の直瀑の上流は廊下になっており木馬道が大変助かる。
2021年10月02日 12:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:44
先の直瀑の上流は廊下になっており木馬道が大変助かる。
すぐに飯場跡?ここらで谷に降りることもできるが
2021年10月02日 12:45撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:45
すぐに飯場跡?ここらで谷に降りることもできるが
どうせこの滝で詰まるので木馬道で楽をしましょう
2021年10月02日 12:56撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 12:56
どうせこの滝で詰まるので木馬道で楽をしましょう
山手谷出合手前でも大釜で一泳ぎ
2021年10月02日 13:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:15
山手谷出合手前でも大釜で一泳ぎ
山手谷出合。穏やかで美しい……
2021年10月02日 13:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:18
山手谷出合。穏やかで美しい……
これが……Bridgeなのか……?
2021年10月02日 13:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:18
これが……Bridgeなのか……?
山手谷を分けても水量いっぱい
2021年10月02日 13:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:30
山手谷を分けても水量いっぱい
左岸からの第一支流は奥に大滝
2021年10月02日 13:32撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:32
左岸からの第一支流は奥に大滝
玉置山が海底から隆起してきたというのを窺わせる。
2021年10月02日 13:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:46
玉置山が海底から隆起してきたというのを窺わせる。
Co480の第二支流出合だがどうも様子がおかしい
2021年10月02日 13:49撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:49
Co480の第二支流出合だがどうも様子がおかしい
ちょうどここが伐採の境界らしく、ここより上流の本谷は倒木で見るも無惨な状態に……(まあ、GoogleMapの航空写真で見て知ってたんだけど)
2021年10月02日 13:50撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:50
ちょうどここが伐採の境界らしく、ここより上流の本谷は倒木で見るも無惨な状態に……(まあ、GoogleMapの航空写真で見て知ってたんだけど)
第二支流もこのザマだったらもうこっから尾根に逃げざるを得なかったが、ぎりぎりセーフなのでこっちに行きます。入り口には7mがかかっている
2021年10月02日 13:59撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 13:59
第二支流もこのザマだったらもうこっから尾根に逃げざるを得なかったが、ぎりぎりセーフなのでこっちに行きます。入り口には7mがかかっている
水量もあるしここは楽しく歩けるレベルですね
2021年10月02日 14:03撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:03
水量もあるしここは楽しく歩けるレベルですね
ナメっぽい
2021年10月02日 14:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:08
ナメっぽい
ナメだがこちらにも倒木が……
2021年10月02日 14:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:10
ナメだがこちらにも倒木が……
ナメ
2021年10月02日 14:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:15
ナメ
奥に何か見えてきた。
2021年10月02日 14:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:26
奥に何か見えてきた。
大岩盤を細い流れが落ちる30m滝。
2021年10月02日 14:30撮影 by  802SO, Sony
10/2 14:30
大岩盤を細い流れが落ちる30m滝。
落口と快晴の空
2021年10月02日 14:32撮影 by  802SO, Sony
10/2 14:32
落口と快晴の空
右岸側から巻き始めたが、地味に岩盤が続いていてなかなか滝身に寄っていけない
2021年10月02日 14:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:44
右岸側から巻き始めたが、地味に岩盤が続いていてなかなか滝身に寄っていけない
どうせこの先沢に戻ってもじき尾根か林道にあがるんだからともうここからモンキークライムで林道へ突破してしまうことに。
2021年10月02日 14:48撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:48
どうせこの先沢に戻ってもじき尾根か林道にあがるんだからともうここからモンキークライムで林道へ突破してしまうことに。
とにかく急斜面、伐採の跡を拾って歩けば踏み跡のような……いやこれは踏み跡ではないな……(無理に道を見いだす職業病)
2021年10月02日 14:58撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 14:58
とにかく急斜面、伐採の跡を拾って歩けば踏み跡のような……いやこれは踏み跡ではないな……(無理に道を見いだす職業病)
平坦な尾根に出て、また一登りすれば
2021年10月02日 15:11撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 15:11
平坦な尾根に出て、また一登りすれば
林道へ躍り出ました。沢登り終了!
2021年10月02日 15:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/2 15:18
林道へ躍り出ました。沢登り終了!
林道を
2021年10月02日 15:36撮影 by  802SO, Sony
10/2 15:36
林道を
とぼとぼと歩き
2021年10月02日 15:57撮影 by  802SO, Sony
10/2 15:57
とぼとぼと歩き
玉置神社駐車場を目指す
2021年10月02日 15:58撮影 by  802SO, Sony
10/2 15:58
玉置神社駐車場を目指す
というわけで一晩の宿を作りました。
2021年10月02日 17:33撮影 by  802SO, Sony
10/2 17:33
というわけで一晩の宿を作りました。
我ながらいい写真だ。
2021年10月02日 17:07撮影 by  802SO, Sony
10/2 17:07
我ながらいい写真だ。
サンセット
2021年10月02日 17:34撮影 by  802SO, Sony
10/2 17:34
サンセット
おやつ
2021年10月02日 18:16撮影 by  802SO, Sony
10/2 18:16
おやつ
2日目、寝過ごして玉置山頂でのサンライズは見られなかったが参拝くらいはしていくか。
2021年10月03日 07:33撮影 by  802SO, Sony
10/3 7:33
2日目、寝過ごして玉置山頂でのサンライズは見られなかったが参拝くらいはしていくか。
枕状溶岩
2021年10月03日 07:41撮影 by  802SO, Sony
10/3 7:41
枕状溶岩
神社だけどお賽銭持ってくるの忘れた。
2021年10月03日 07:52撮影 by  802SO, Sony
10/3 7:52
神社だけどお賽銭持ってくるの忘れた。
山頂へ
2021年10月03日 08:02撮影 by  802SO, Sony
10/3 8:02
山頂へ
今回の最高到達点、玉置山1067m!
こんなに展望あるならご来光見に行けばよかったな……と後悔。
2021年10月03日 08:13撮影 by  802SO, Sony
10/3 8:13
今回の最高到達点、玉置山1067m!
こんなに展望あるならご来光見に行けばよかったな……と後悔。
2021年10月03日 08:13撮影 by  802SO, Sony
10/3 8:13
撤収して林道を歩く。十津川村遠景
2021年10月03日 10:05撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:05
撤収して林道を歩く。十津川村遠景
二津野への巡視路分岐。また山道を歩くのは気分的に怠いが、下山後二津野まで歩くのは3倍は怠いのでもうひと踏ん張り
2021年10月03日 10:20撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:20
二津野への巡視路分岐。また山道を歩くのは気分的に怠いが、下山後二津野まで歩くのは3倍は怠いのでもうひと踏ん張り
最初のトラバース区間、道は明瞭だがやや谷側へ傾いておりスリップ注意
2021年10月03日 10:28撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:28
最初のトラバース区間、道は明瞭だがやや谷側へ傾いておりスリップ注意
尾根へ出た
2021年10月03日 10:33撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:33
尾根へ出た
巡視路だから当然かもですが道はめっちゃ明瞭ですね。一般登山道にもできるぞこれ(まあ普通の登山者は二津野へ降りてもしょうがないか)
2021年10月03日 10:36撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:36
巡視路だから当然かもですが道はめっちゃ明瞭ですね。一般登山道にもできるぞこれ(まあ普通の登山者は二津野へ降りてもしょうがないか)
明瞭だが謎の道の分岐はいっぱいあるので読図は必要です。
2021年10月03日 10:41撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:41
明瞭だが謎の道の分岐はいっぱいあるので読図は必要です。
P760を越えて、P725への本日最後の登り
2021年10月03日 10:56撮影 by  802SO, Sony
10/3 10:56
P760を越えて、P725への本日最後の登り
こことかボーっと歩いてたら間違えそうね(方角さえ見とけば99%大丈夫だが)
2021年10月03日 11:00撮影 by  802SO, Sony
10/3 11:00
こことかボーっと歩いてたら間違えそうね(方角さえ見とけば99%大丈夫だが)
送電線鉄塔に出ました。こっから二津野集落まで470mのゲキ下りだ!
2021年10月03日 11:06撮影 by  802SO, Sony
10/3 11:06
送電線鉄塔に出ました。こっから二津野集落まで470mのゲキ下りだ!
明瞭な九十九折り道がついていますが、送電線を横断して西へ向かおうとする踏み跡はちょいちょいあるので注意
2021年10月03日 11:20撮影 by  802SO, Sony
10/3 11:20
明瞭な九十九折り道がついていますが、送電線を横断して西へ向かおうとする踏み跡はちょいちょいあるので注意
ゲレンデ
(こんなふうに送電線の下にいたら西へ向かいすぎ?)
2021年10月03日 11:22撮影 by  802SO, Sony
10/3 11:22
ゲレンデ
(こんなふうに送電線の下にいたら西へ向かいすぎ?)
二津野ダム、裏から望むアングルはここからしか見られない?
2021年10月03日 11:40撮影 by  802SO, Sony
10/3 11:40
二津野ダム、裏から望むアングルはここからしか見られない?
下部は陽の当たる気持ちよい尾根
2021年10月03日 12:00撮影 by  802SO, Sony
10/3 12:00
下部は陽の当たる気持ちよい尾根
二津野まであと下り100mのところで鉄塔
2021年10月03日 12:16撮影 by  802SO, Sony
10/3 12:16
二津野まであと下り100mのところで鉄塔
最後はまた道型をロストし強引に下ったがまあ適当に下れば大丈夫でしょう。バイクまで徒歩10秒の下山。
2021年10月03日 12:33撮影 by  802SO, Sony
10/3 12:33
最後はまた道型をロストし強引に下ったがまあ適当に下れば大丈夫でしょう。バイクまで徒歩10秒の下山。
二津野ダム、裏から見るか、上から見るか
2021年10月03日 12:50撮影 by  802SO, Sony
10/3 12:50
二津野ダム、裏から見るか、上から見るか

感想

先週(https://www.yamareco.com/modules/diary/333709-detail-250607 )増水で撤退した十津川・葛谷にリトライ。この谷、長いし地形図では水線もかなり上まで描かれていて遡行にはよさそうなのだがネットでは数件しか記録がヒットしない。
二津野集落を抜けた先、先週の撤退箇所での水量は全然違う。先週強行しなくてよかった。いきなりの泳ぎをこなしつつ、巻くところはほぼ左岸からたやすく巻ける。10月とは思えない気温で泳いでも全く寒くない。10m級滝もほぼ問題なく巻ける(念のため腰折れ滝だけは少し大きめに巻いた)。直瀑10m上からの木馬道は所々崩壊しているが概ね問題なく歩けた。
山手谷出合を越えると少し倒木が出始める。事前にGoogleMapの航空写真で確認していたがCo480mより上流は一面茶色い地面が林道まで続くレベルで盛大に伐採されておりその影響だろうか。それでもまだ本谷はとうとうと豊富に水をたたえ続いている。ここらでイノシシと遭遇し危うく猪突猛進されるところだった。
Co480支流出合に着くとこりゃひどい。本谷は巨大な木で埋め尽くされていて遡行としてはもちろん、進む価値は一切ないだろう。支流に入ってナメっぽい小滝などをホイホイ登っていくと前方が開けて現れるは30m滝。水量は少ないながら絶えずに流れており、空の青さも相まって美しい滝だと思った。(ちなみに、よく見たらGoogleMapの航空写真でも見える)
右岸から巻きにかかったが、沢へ復帰しようとしたら右岸の岩盤が意外と切れずに続いており手こずる。もうどうせ見所もないだろうし、いっそここで沢を離れるかということで林道まで登ることにした。非常に急な傾斜をモンキークライム四足歩行で登り小尾根に乗って、さらに一登りで林道へたどり着いた。

林道+山道をとぼとぼと歩き、玉置山駐車場へ到着。意外に車が多く一瞬テントを張るのがためらわれたが、夕暮れが迫っていたので皆次々に帰って行った。西側に遮るものがなく見事な夕日を眺めることができた。テントに戻ってウインナーラーメンを食して、電波も通じたのでゴロゴロ過ごしていたがトイレに立ったときの満天の星空は素晴らしかった(星空撮影に来ている人もいた)。

2日目はやや寝坊して7時半、とりあえず玉置神社と玉置山を踏むかと単身で出発。枕状溶岩やら神社やらを眺めつつ、今回の最高到達点である玉置山に登頂。結構眺めが良くこれなら早起きしてご来光見ても良かったな……と少し後悔。テントに戻ると車もずいぶん増えてきており、いそいそと撤収し長い林道歩きに入る。十津川村の俯瞰やR168バイパス区間の高架道路俯瞰など地味に眺めが良い。そして交通量も多い(玉置神社は車で登るものだったか……)。
林道がうねうねし出したら二津野への巡視路へ入る。地形図の破線はピンキリなのでちょっと心配していた区間だったが、普通に明瞭な道が続いていて安心した。ただし随所に仕事道の分岐があり読図、最低でも進行方角の確認くらいは必要。2度ほどピークを登りもうあとは下るだけ、標高670mで鉄塔に出てここから二津野へのゲキ下りに備える。ここは伐採された枝が置かれていて、手頃なものを即席ストックとして調達した。
下りは丁寧に九十九折りの道が描かれている。ただし仕事道の分岐は変わらず多く、特に鉄塔をまたごうとしている時は二津野ダムの裏側がよく見えるが、道を間違えていると思った方がよい。
ピンクと水色のテープもずっと付いているのだが、1カ所(Co450あたり?)どうしても道が見当たらなくなってしまい強引に下った。すぐにテープ道と合流したが、まあ要するに強引下りでどうにでもなるということである。Co300で鉄塔が出現、最後の100mでまた道が消滅したが再び強引に下ってバイク駐車地である集落一番上の舗装道路終点に躍り出た。

2日23km、最大標高差950m、余裕はありつつも手応えと心地よい疲労感のある良い沢旅だった。
バリエーションがあるとすれば伐採地を避けて山手谷を最後まで詰めるルートくらいか。

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コメント

こんばんは、私も10月3日に玉置神社から玉置山に登った者です。
駐車場に着いて準備をしてる時に、立派なザックを背負った若者に話しかけたところ、沢登りをメインにしてるとのことでこれから下山するとのことでした。もしかしてあなたではないですか?
もしそうなら、無事下山してよかったですね。若いっていいですね。
2021/10/4 21:25
おそらくその通りですね、駐車場出発前に話しかけられたのは覚えてます。
おかげさまで無事下山できました。
2021/10/5 23:18
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