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Yamareco

記録ID: 359623
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊全山縦走【弥平四郎〜飯豊本山〜大日岳〜北股岳〜朳差岳〜大石ダム】

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月15日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
46.0km
登り
2,736m
下り
3,232m

コースタイム

【10月13日】
7:45 弥平四郎(祓川)登山口 (山荘経由)
10:20 疣岩分岐
11:20-30 三国小屋
12:50-13:00 切合小屋
14:35 本山小屋
【10月14日】
5:20 本山小屋
5:30-6:00 飯豊山本山
6:50-6:55 御西小屋(荷物をデポ)
7:45-7:55 大日岳
8:40-50 御西小屋
11:00-11:05 烏帽子岳
11:50-12:00 梅花皮小屋
12:20 北股岳
13:10 門内小屋
14:20 地神北峰
15:10 頼母木小屋
【10月15日】
5:45 頼母木小屋
6:15 大石山
7:00 鉾立山
7:40-7:50 朳差岳
8:15 前朳差岳
9:00 千本峰
10:05 カモス峰
11:30 林道終点
12:45-55 駐車ゲート
13:20 大石ダム



天候 13日 雨のち曇り(強風)
14日 快晴
15日 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿から会津若松駅までは深夜バス。
会津若松駅から野沢駅までは磐越西線(始発)。
野沢駅から弥平四郎登山口までは予約していたタクシー(約9,500円)。
→登山口に7:20頃到着。

下山後は、大石ダムから越後下関近くの温泉までタクシー(約2,500円。SoftBankは通じず、ダムの管理事務所の方に電話していただきました。)
コース状況/
危険箇所等
コースは全て良く整備されています。
天候が安定していれば問題ないですが、悪天候だと状況が変わるので参考まで。
なお、川入登山口は大雨により登山口までの道路が崩壊しているので、通行不可です。タクシー運転手によれば、復旧に2,3年はかかるかもとの事。情報に留意。

弥平四郎(祓川)から疣岩分岐までは、地元の方によれば巻岩山経由の方がラクとの事。
稜線に乗ってから切合小屋まではなだらかで歩きやすい道です。
切合小屋から飯豊本山までは急登(御前坂)や鎖場(御秘所)があります。当日は強風で、特に鎖場は少し怖かったです。
飯豊本山から御西小屋はなだらかで歩きやすい道です。
大日岳往復は、空身ならそんなに時間はかからないと思います。
御西小屋〜梅花皮小屋〜門内小屋〜頼母木小屋〜朳差岳は、アップダウンが続くので体力が必要です。体力に応じて宿泊地を決めると良いと思います。
朳差岳から大石ダムは、とにかく長いです。特に、林道終点から大石ダムは8キロあり、山と高原地図のコースタイムで歩くのは困難。2〜2.5時間はみるべきです。
弥平四郎登山口。ココからスタートです。
デマンドバスを使えば数百円ですが、タクシーで移動。時間をお金で買いました(苦笑)
弥平四郎登山口。ココからスタートです。
デマンドバスを使えば数百円ですが、タクシーで移動。時間をお金で買いました(苦笑)
こんなヤセ尾根もあります。
この辺り(疣岩分岐の手前)辺りが紅葉が一番キレイでした。
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こんなヤセ尾根もあります。
この辺り(疣岩分岐の手前)辺りが紅葉が一番キレイでした。
雨も上がって、青空が見えてきました。
雨も上がって、青空が見えてきました。
ココからは稜線歩きです。
ココからは稜線歩きです。
遠くに飯豊本山まで見えます。
前日が初雪だったようです。
遠くに飯豊本山まで見えます。
前日が初雪だったようです。
三国小屋。
川入方面はロープが張っていました。
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三国小屋。
川入方面はロープが張っていました。
風は強いですが、視界は良好です。
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風は強いですが、視界は良好です。
切合小屋手前。
疲れも癒されます。
切合小屋手前。
疲れも癒されます。
切合小屋。
ココから本山小屋までは、比較的キツイ道が続きます。
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切合小屋。
ココから本山小屋までは、比較的キツイ道が続きます。
なだらかに見えるけど、歩くと結構キツイです。
でも、景色に癒されます。
なだらかに見えるけど、歩くと結構キツイです。
でも、景色に癒されます。
草履塚を過ぎて、道が険しくなってきました。
草履塚を過ぎて、道が険しくなってきました。
姥権現。
写真ではわかりませんが、この権現様の目がリアルで驚きました。風景以外で一番印象に残っているのが、この姥権現でした。
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姥権現。
写真ではわかりませんが、この権現様の目がリアルで驚きました。風景以外で一番印象に残っているのが、この姥権現でした。
キツイ登りの御前坂を上りきると、本山小屋です。本日の宿泊地。

すぐ後ろに飯豊山神社があります。
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キツイ登りの御前坂を上りきると、本山小屋です。本日の宿泊地。

すぐ後ろに飯豊山神社があります。
朝5時過ぎに本山小屋から。

♪夜と朝の間に 独りのわたし〜
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朝5時過ぎに本山小屋から。

♪夜と朝の間に 独りのわたし〜
飯豊本山山頂!
日の出を待ちます。
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飯豊本山山頂!
日の出を待ちます。
ご来光を存分に浴びます。
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ご来光を存分に浴びます。
大日岳に向けて出発です。
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大日岳に向けて出発です。
御西岳までは、なだらなか道です。
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御西岳までは、なだらなか道です。
御西小屋。
荷物をデポして、大日岳往復です。
御西小屋。
荷物をデポして、大日岳往復です。
大日岳もカッコいい!
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大日岳もカッコいい!
大日岳山頂!
晴天で、絶景です。
大日岳山頂!
晴天で、絶景です。
大日岳から御西岳方向。
大日岳から御西岳方向。
天狗の庭。
鳥海山も遠くに見えます。
天狗の庭。
鳥海山も遠くに見えます。
御手洗ノ池。
烏帽子岳に向けて歩きます。
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烏帽子岳に向けて歩きます。
烏帽子岳。
文字が刻んであるだけです。
烏帽子岳。
文字が刻んであるだけです。
梅花皮岳も同様です。
・・・ちゃんとした山頂標識にしてほしいです(苦笑)
梅花皮岳も同様です。
・・・ちゃんとした山頂標識にしてほしいです(苦笑)
梅花皮小屋。
水は豊富でした。
梅花皮小屋。
水は豊富でした。
梅花皮小屋から一登りで北股岳。
梅花皮小屋から一登りで北股岳。
北股岳の鳥居。
次は門内岳です。
次は門内岳です。
門内岳山頂。
冬囲いがされていました。
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門内岳山頂。
冬囲いがされていました。
扇ノ地神から。
この辺りはなだらかです。
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扇ノ地神から。
この辺りはなだらかです。
地神山を通り過ぎると、
地神山を通り過ぎると、
やっと頼母木小屋が見えてきました。
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やっと頼母木小屋が見えてきました。
あとひと踏ん張りです。
あとひと踏ん張りです。
頼母木山山頂。
小屋についた時はヘロヘロでした(笑)
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頼母木山山頂。
小屋についた時はヘロヘロでした(笑)
頼母木小屋から夕陽。
後ろの影は、佐渡ヶ島です。
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頼母木小屋から夕陽。
後ろの影は、佐渡ヶ島です。
朝の頼母木小屋。
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朝の頼母木小屋。
朳差岳までは、アップダウンが続きます。
朳差岳までは、アップダウンが続きます。
鉾立山。
朳差岳は、この向こうです。
鉾立山。
朳差岳は、この向こうです。
やっと朳差小屋が見えてきました。
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やっと朳差小屋が見えてきました。
朳差岳山頂!
飯豊全山縦走、最後の山です!!
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朳差岳山頂!
飯豊全山縦走、最後の山です!!
と思ったら、前朳差岳もキツかったです(笑)
後は細かいアップダウンを繰り返しながら下山です。
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と思ったら、前朳差岳もキツかったです(笑)
後は細かいアップダウンを繰り返しながら下山です。
林道終点。
ようやく縦走の終わりです。
林道終点。
ようやく縦走の終わりです。
川もエメラルドグリーンです。
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川もエメラルドグリーンです。
大石ダム!
全山縦走が終わりました。
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大石ダム!
全山縦走が終わりました。

感想

チョット遅めの夏休みで1週間休めることになったので、どこへ行こうか悩んだ結果、東北の山を巡ることにしました。で、最初は飯豊連峰全山縦走です。

初日は弥平四郎から本山小屋まで。
天気予報は曇り後晴れだったのに、朝から雨…。止む気配もなかったので、諦めて出発です。途中、足元が滑りやすくて2,3度転びながら何とか稜線に出ると、晴れ間が出てきました!
疣岩分岐からは、飯豊本山まで見渡せます。初雪が降ったようで、うっすらと雪化粧していました。紅葉に初雪、テンションがあがります。
風は強かったものの、絶景を見ながら本山小屋まで気持ちよく進みました。

2日目は本山小屋から頼母木小屋まで。
前日の強風も収まり、朝から雲一つない晴天です。お蔭で飯豊本山からご来光を拝むことができました!大満足です。
ご来光を拝んだ後は、梅花皮小屋か門内小屋に泊まる予定で出発です。途中大日岳に往復した後、アップダウンを繰り返しながら先に進みます。2日目は3連休最終日だったせいか、前日と違い殆ど人がいません。晴天の静かな山、本当に気持ちの良いトレイルでした。
途中、梅花皮小屋近辺でお会いした方とお話ししたところ、2日後には台風が直撃するかもとお聞きしました。台風が来てしまったら、停滞を余儀なくされます。本当は3泊4日で飯豊を堪能する予定でしたが、急遽予定を変更して予定より先の頼母木小屋まで進み、2泊3日で下山することにしました。
かなりヘロヘロにはなったものの、何とか15時には頼母小屋に到着。これで翌日は台風が来る前に下山できそうです。

3日目は頼母小屋から大石ダムまで。
台風が接近している割には、ほぼ無風の朝です。
とは言うものの、あまりゆっくりしていると天候が急に崩れることも予想されたので、急いで出発です。
頼母小屋から朳差岳は近くに見えていますが、アップダウンがきつくて以外に時間がかかりました。このコースを1日の最後に歩かなくてヨカッタ、としみじみ思いました。
朳差岳からは下山です。この下山コース、本当に長かった!大石ダムの標高が170メートルなので、思ったよりも歩かされます。特に、東俣第二橋まで下った後、東俣川を高巻きする登りは、本当にキツク感じました。
林道終点から大石ダムまでは8キロ。2時間以上かけて、やっと大石ダムに到着です。でも、Softbankでは電波が入らなかったので、ダムの管理事務所の方にタクシーを呼んでいただき、雲母温泉まで行きました。

結局、15時頃から強風が吹き始め、16時からは大雨。早めの下山で正解だったようです。

翌日は台風で交通機関が大幅に乱れているなか、朝日連峰登山のために8時間かけて越後下関から鶴岡・大鳥登山口まで移動しました。


で、最後は登山者のお決まりの言葉。
「飯豊はイイデ〜」(笑)

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