富士山 BC初トライ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:40
ルートもおおよそ
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
スキー板(アトミック163cm トップ115mm-センター80mm)
山スキービンディング(ジルブレッタ404)
プラブーツ(スカルパT2)
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感想
このシーズンに新調した板がとても良かったので、御岳に続いて富士山にもトライした。
最初の富士山バックカントリーの挑戦となったこの年の5月第3週、富士宮側に雪が付いていたのは6合5勺から上であった。当然スキー板は担いで登り始めた。ただし履いていたテレマークブーツは、それほど足にぴったりのきついブーツでもなかったし、アルペンブーツよりは歩きやすかったので、それを履いて土道を登って行った。雪が出てきても、富士山の斜面は割と急だったので、シールを付けて登るということはせず、スキー板を担いだまま登って行った。
8合目(3220m、出発点の5合目は2380m)くらいまではとても快調で、そこまでは2時間10分少々で登れた。途中でアイゼンも装着したが、つぼ足のキックステップと比べてどちらが登りやすかったかは微妙なところであった。
8合目まではすこぶる快調であったが、それを過ぎると急におかしくなった。そこまでのペースがオーバーペースだったのか、あるいは前日の車の運転で疲れが残っていたのか。ともかく8合目から上は10歩進んでは立ち止まるという状況で、とうとう9合5勺、標高3550mあたりで断念してしまった。(8合〜9合5勺の所要時間は2時間30分ほどで、そのうち1時間10分が休憩時間であった。)
登るのをやめてもしばらくは体力が回復せず、かなりの時間休憩したのち、ようやく滑降を始めた。滑降は割と順調で、途中で1回スキーをはずして隣の雪渓に移りながら、30分ほどで6合5勺(2750mくらい)まで滑り降りることができた。あとはまたテレマークのプラブーツで歩いてほぼ1時間で5合目まで下ったが、そんなに苦痛ではなかった。
こうして初めての富士山バックカントリー挑戦は、頂上まで達することはできなかったものの、滑りはかなり快適で、一応満足のいくものであった。
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