イワイワの八海山

2021年10月04日(月) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 11.6km
• 登り: 747m
• 下り: 1,533m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:32
• 合計: 7:06

距離 11.6km 登り 753m 下り 1,538m

8:47 八海山ロープウェイ山頂駅
9:07 9:10 大倉口分岐
9:29 漕池
9:45 9:48 女人堂
10:00 10:05 秡川
10:32 10:33 八海山（薬師岳）
10:42 10:44 千本檜小屋
10:55 11:17 地蔵岳
11:56 12:37 八海山（大日岳）
12:41 12:52 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
14:07 14:11 稲荷社（稲荷清水）
15:15 屏風道、新開道２合目登山口
15:53 八海山ロープウェイ山麓駅

天候

晴れ！暑い！水は多い目に

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八海山ロープウェイ駐車場に駐めさせて頂きました。駐車代は無料ですが、午後5時までに帰らないとゲートが閉じられてしまうとのことです。
ロープウェイは片道1600円。

コース状況／危険箇所等

八ツ峰縦走は登り下り共に鎖場がほとんどなので結構腕力使いました。しかし、露出感があり面白かったです。
下りに使用した新開道は上部は踏み跡も薄い斜面トラバース。途中、谷に向かって明瞭な踏み跡がありましたが、これはコースミスした人達によって作られた偽ルートと思われます。
全体的にあまり整備された道ではないので、道を外さないよう進路確認など注意された方がいいかと思います。
なお稲荷の清水は枯れる寸前。アテにならないようです。

その他周辺情報

下山後の立ち寄り湯は六日町温泉　龍氣本館　午後4時以降700円。（それまでは1000円）
露天風呂はないけど、岩塩風呂に寝て入る「うたたねの湯」があったりとちょっと変わった温泉。

写真

10/4 8:29

ロープウェイは50人乗りとのこと。朝イチの便でしたが平日とあって乗客は10人程度でした

10/4 8:45

ロープウェー駅前の鳥居。右横の広い道を登りましたが鳥居を潜って階段を登る方が良かったようです

10/4 9:24

歩きやすい道が続きます

10/4 9:47

6合目の女人堂で小休憩

10/4 10:12

7合目

10/4 10:28

ハシゴが登場します

10/4 10:29

次いでクサリ。使わなくても登れるくらいの斜度

10/4 10:33

8合目の薬師岳

10/4 10:33

千本槍小屋と背景には地蔵岳

10/4 10:40

千本槍小屋。オリジナルTシャツは2500円

10/4 10:41

八ッ峰案内図。手前から地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、魔利支岳、剣ヶ峰、大日岳と8つ峰がありますね

10/4 10:47

先ず地蔵岳。どこから登る？

10/4 10:51

岩峰を回り込んだ先に取り付きがありました

10/4 10:52

早速、クサリのトラバース

10/4 10:56

続いてクサリの直登、

10/4 10:58

岩の稜線に出ました。先ずは左（北）へ

10/4 10:58

タンコブ岩（私称）

10/4 10:59

八ッ峰一番手の地蔵岳に到着

10/4 11:00

北に小屋がちっちゃく見えます

10/4 11:10

南に進んで2番目の不動岳

10/4 11:11

南に連なる岩峰群

10/4 11:14

クサリ場越えると、

10/4 11:16

またクサリ場

10/4 11:18

たまに景観も見て、

10/4 11:28

キレット登場

10/4 11:28

キレット上の岩峰

10/4 11:32

岩峰に取り付きます

10/4 11:33

岩峰の下はこんな感じで切れ落ちています

10/4 11:35

字が読めません。幾つかピークを持つ七曜岳かな

10/4 11:35

越後駒ヶ岳。昨日はあそこからこちらを眺めてました

10/4 11:38

岩峰も後半。険しさが増してきます

10/4 11:38

その前に、ここ下りなくては

10/4 11:43

4番目の白川岳。案内図では白河岳だったような

10/4 11:43

先に見えるのは、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳。あれっ、5番目の釈迦岳どこだ？

10/4 11:45

一旦鞍部に出ます。ここから迂回路に出ることが出来るようです

10/4 11:46

立ちはだかる摩利支天、後光さしてます

10/4 11:50

クサリがあるから登れるようなものの、昔の人は素手で登ってたのでしょうか？

10/4 11:53

摩利支岳。正面はこれから行く大日岳。それとも剣ヶ峰？

10/4 11:53

たまには周りの景色も見ましょう。リラックス出来ます

10/4 11:54

下ります

10/4 11:57

下ったらまた登る。この繰り返しです。剣ヶ峰と大日岳かな？

10/4 11:58

剣ヶ峰への登り。八海山は堆積岩で出来てるようです。埋まってるグリ石が良いホールドになるのですが、抜け落ちる可能性もあるので慎重に

10/4 12:02

そして大日岳へは垂直のハシゴ、槍の山頂を思い出します

10/4 12:02

ハシゴの上には垂直のクサリ場。いよいよ核心？パワー全開です

10/4 12:05

八ッ峰最高点の大日岳に出ました。大日如来さまにご挨拶

10/4 12:12

久しぶりの江戸そば。向こうに見えるお山は入道岳。この時点でパス決定！

10/4 12:21

無事、八つの峰を登りきることが出来ました

10/4 12:26

でも下りがまたスゴイ！正に奈落の底

10/4 12:29

急降下中1

10/4 12:31

先ほどまで居た場所（大日岳）に登山者ー名発見

10/4 12:32

さらに急降下中2

10/4 12:34

ようやく下り終えました。こちらからの登る方が厳しそう

10/4 12:35

迂回路との分岐に出ました

10/4 12:36

ここからの眺めも最高！

10/4 12:40

迂回路といってもこの長梯子があったりで、まだまだ気が休まりません

10/4 12:43

迂回路から見る八ッ峰もなかなかの迫力

10/4 12:47

新開道分岐

10/4 12:48

新開道は踏み跡がしっかりしてないトラバースとかもあり、結構難路です

10/4 13:01

しかし、見上げると素晴らしい風景

10/4 13:02

こんなとこ歩いてきたんですね

10/4 14:15

途中の稲荷社から、

10/4 14:17

2分で水場に出ましたが、管から流れる水は滴。ペットボトル1本入れるのに10分は掛かったかなと思います

10/4 14:49

雑草に埋れた3合の標石、他の合石は見当たりませんでした

10/4 15:02

雑草茂る道を迷わず下り、

10/4 15:15

登山口に出ました。ここからロープウェイ駅へ

10/4 15:23

途中にあったため池から八ツ峰を仰ぐ

10/4 15:44

ここに来てもやっぱり撮ってしまいました

10/4 15:57

駐車場に閉鎖1時間前に戻って来ることができました。思ってたよりハードでした

10/4 18:09

六日町温泉 龍氣本館でサッパリ！

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

感想

Ham⭐

上信越「山といで湯」の旅、二番目に訪れたのはお酒で有名な八海山。
選んだ理由は途中までロープウェイで登れお手軽そう。半日ほど登って後は温泉でマッタリがいいな。さらに越後駒ヶ岳から見た山容がイワイワで素晴らしかったので、このチョイスに間違いはない！
と挑んだのですが、ただ一つ、「お手軽」というのは見込み違いでした。八ッ峰と呼ばれる8つの岩峰はクサリが張り巡らされたアスレチッククラブ。攀っては下り、下っては登る、いくつ峰を越えたかも判らなくなりました。
思ったより時間が掛かってしまい、午後5時にゲートが閉まってしまうロープウェイ駅の駐車場に間に合わなくなる可能性も出てきたため、八海山塊最高点である入道岳を割愛せざるを得ませんでした。いや、時間があっても入道岳に立ち寄る気力はその時には残ってませんでした。
下りに使用した新開道は整備も不十分で、特に上部は間違わないよう気を使いました。
登山口に戻ったときには心身共にかなり疲れたので、翌日は休養日にするかと思ったのですが...
一週間を経て家に戻り、大幅に写真の追加、コメントの追加、変更を行いました。今山旅では5つの山に登りましたが一番印象に残った山でした。
百名山だけが名山ではない！　を感じた山でした。（10月11日改訂）

コメント

ookaminokodomo

ちょっ！何ここ!!( ; ﾛ)ﾟ ﾟ

なんという凄いところ！
鎖場しか無いじゃん！(笑)
てか、鎖はあるけど…
どうやって登ったのか見たいです。
降りるのも怖そうだし…。
あたしにとっては未知の領域過ぎて、とっても興味深く見させていただきました。
あれだけ鎖場登ったり降りたりの繰り返しだと、腕が筋肉痛になりそうですね。
しかし楽しそう😁
イワイワ最高です☆
そしてやっぱり景色も最高☆

今夜も目の保養させていただきました。
ありがとうございます！
これまた帰神後の完成版も楽しみに待ってまーす♪

Ham⭐

ookaminokodomoさん、こんばんは
八海山は期待していた以上に迫力ありました。岩塔がいくらあったか、クサリが何本あったか、数え切れませんでした。クサリを使わずに登ったら日が暮れてしまいそうでした。というか落ちたらお終いですし、使わずにおられません。
下りの道も結構マイナールートぽくて、気の休まる時がありませんでした。軽く考えてただけに降りた時にはどっと疲れが出て、明日は休養日と決めました。しかし、温泉は体も心も癒やしてくれますね。翌日はすっかり元気になれました