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Yamareco

記録ID: 360600
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

戸隠山

2013年10月19日(土) [日帰り]
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yogins その他1人
GPS
05:24
距離
8.3km
登り
788m
下り
813m

コースタイム

2013.10.19
08:50 奥社
10:25 蟻の戸渡
10:40 八方睨
11:17 戸隠山
11:51 九頭龍山
12:37 一不動避難小屋
13:59 戸隠キャンプ場
天候 2013.10.19 曇り
2013.10.20 雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
2013.10.18
22:20 新宿発長野行き夜行バス(3,150円)

2013.10.19
06:15 長野駅発奥社行きバス(フリーきっぷ2,500円)
コース状況/
危険箇所等
奥社〜蟻の戸渡:いきなりの急登から始まる。途中から鎖が連続するが頼らなくても抜けられる。むしろ鎖に頼るとバランスが悪く危なっかしい気がする。

蟻の戸渡:かの有名な難所。幅50cm位の岩稜を進む。岩稜伝いと東側下部に巻き道のようなものあり。岩稜伝いには鎖なし。ほとんどの人が四つん這いで進んでいた。

八方睨〜九頭龍山:細い樹林帯の中を進む。所々南側に景色が望める。崖も多いので、間違っても落ちないように。

九頭龍山〜一不動避難小屋:結構滑る。

一不動避難小屋〜戸隠キャンプ場:沢沿いを降る為、濡れる可能性あり。増水時は、想像したくない。途中に氷清水の水場あり。岩のトラバースや下りなどの鎖場が4か所程。
下部は快適な遊歩道。

※全体的に妙義山より難しいと感じた。鎖場などで鎖に頼り切りなら考え直した方がいいような気も。

水場:氷清水の水場(一不動避難小屋から降って15分)
トイレ:なし。一不動避難小屋に携帯トイレ使用ブースが併設されている。
テント場:戸隠キャンプ場(2人用で1000円)一不動避難小屋は悪天候など緊急時以外しゅくはく禁止。
戸隠神社の杉並木では所々紅葉も。
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戸隠神社の杉並木では所々紅葉も。
雪の中なら凄くきれいだろうな。
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雪の中なら凄くきれいだろうな。
奥社横の登山道概念図。
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奥社横の登山道概念図。
ふむふむ。
急登の後は鎖場の連続。
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急登の後は鎖場の連続。
おおおう。
これを登れば核心部。
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これを登れば核心部。
蟻の戸渡り。なかなかの緊張感。
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蟻の戸渡り。なかなかの緊張感。
みなさん慎重に。
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みなさん慎重に。
上から見ると良く分かる。こえー。
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上から見ると良く分かる。こえー。
西岳はガスに浮かんでいる。
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西岳はガスに浮かんでいる。
八方睨にて『もう何も怖くない』のポーズ。
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八方睨にて『もう何も怖くない』のポーズ。
担ぎあげたスパークリングワイン。
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担ぎあげたスパークリングワイン。
西岳への縦走路が姿を表す。
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西岳への縦走路が姿を表す。
高妻山があんなにかっこいいとは!今度登りたい!
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高妻山があんなにかっこいいとは!今度登りたい!
よくあんな場所にルート通したな^^;
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よくあんな場所にルート通したな^^;
戸隠山の頂上。ちょっと斜めな標識。
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戸隠山の頂上。ちょっと斜めな標識。
見下ろすと奥社への杉並木が。
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見下ろすと奥社への杉並木が。
九頭龍山は狭く、展望もなし。
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九頭龍山は狭く、展望もなし。
避難小屋とトイレブース。
避難小屋とトイレブース。
氷清水。美味い水だった。
氷清水。美味い水だった。
かなり緊張したトラバース。
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かなり緊張したトラバース。
戸隠キャンプ場。快適。
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戸隠キャンプ場。快適。
スパークリングワインにて乾杯!担いできた甲斐があった。
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スパークリングワインにて乾杯!担いできた甲斐があった。
手打ちそば処『岳』にてそばとてんぷら盛り合わせ。美味かった。
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手打ちそば処『岳』にてそばとてんぷら盛り合わせ。美味かった。
『岳』の外観。また来たい店だ。
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『岳』の外観。また来たい店だ。

感想

『ジャンダルムより愛を込めて』
3回目はこんなタイトルで記録を残そうと思ったんだが、あいにくの天候不順でやむなく計画変更。土曜日に雨予報ではない戸隠山に行くことにした。
知名度では妙義山に一歩遅れるかもしれないが、難易度は同等以上というのが自分の中での感想だった。
実際行ってみて、蟻の戸渡りとか妙義山以上だと感じるには充分だった。

2013.10.19
08:15 戸隠神社奥社バス停を出発。観光客も多くいてびっくり。パワースポットってやつか。
有名な杉並木を進むこと30分。奥社にお参りしてから軽く補給する。やはりおこわは美味いと再認識。登山届を記入して提出したならいざ、出発だ。林道のようなものが下に続いているが、登山道はあくまで上なので注意が必要。

09:35 急登をひたすら進んでいくと眼前にそびえる壁に到着する。右には逆『コ』の字にくり抜かれたような道もあるが×印が付いているためどこまで進めるかわからない。斜めになっているため滑り落ちたら嫌だな。

少し進むと鎖がぶら下がっており、10mほど上に祠があった。お地蔵さまが三体置かれていた。70°以上だと思うがホールドもしっかりしており登りはフリーで問題なく突破可能。降りはさすがに鎖に頼った。ここで登ろうとした相方が鎖にて負傷し、血豆と突き指(内出血)をやらかす。

ここから鎖場が連続するようになった。基本的にホールドはしっかりしているため鎖は使わなくても進めたが、思いのほか登山者が多く渋滞待ちが連続した。

西岳がガスに浮かんでおり、なかなかの迫力に感動。写真を撮りまくりながら進む。

10:24 樹林帯を抜けたところから例の『蟻の戸渡り』だ。なるほど確かに緊張を強いられるね。ちょうどガスで両脇が見えないが、ただの空間なんで当然落ちたらシャレにならない。そそくさと進んで中間地点で待機。続く相方を撮影しながら待った。
後半も似たようなものだったが、岩稜伝いではなく、一歩下をトラバース気味に進んだ。

10:40 蟻の戸渡りを越えて少し登ると開けた場所に出る。ここが八方睨かね。西岳や高妻山がかっこいい。ついでに冠雪している後立山方面が見えた。時間もあるし天候も持ちそうだ。コーヒーを沸かすことにした。ついでに『もう何も怖くない』のポーズも決めることを忘れない。実は今回フルボトルのスパークリングワインを担いできたため荷物がそこそこ重かったが、記念写真を撮ると満足した。

11:17 少し進むと戸隠山の山頂だ。ここからの高妻山は本当にかっこいい。雲海に浮かんでいるようで全然見飽きない。記念撮影してさらに進む。

ここからは細い稜線を進むが、一応樹林帯のためそれほど危険ない。所々南側に崖が現れるが、注意すれば問題ないだろう。

11:51 九頭龍山は展望がなく狭いが、宴会している人たちもいた。とりあえず軽く補給してさっさと進むことにする。
地図だと避難小屋までそれほど距離はないが、結構登ることが多く一筋縄ではいかなかった。それでもそそくさと降れば一不動避難小屋だ。そういえば一度足を滑らせて尻もち付きそうになったっけ。

12:37 一不動避難小屋は石造りの頑丈そうな避難小屋で、横には立派な携帯トイレ使用ブースが建てられていた。小屋の内部も綺麗なものだが一応宿泊は禁止とのことだ。

戸隠キャンプ場に向けて降り始めると、氷清水の水場の数分上で登山道に糞とティッシュが打ち捨てられていた。勘弁してくれよ。藪に入ってキジを撃つのはいいとして登山道でなんて…しかもティッシュくらい持ち帰れ!
さらに言うなれば水場の上流側でするなと声を大にして叫びたい。
もし目の前でやってるやつがいたら写真撮って晒しものにしてやりたいくらいだ。

と、少しイライラしながら降ったがこの登山道は一枚岩の降りやトラバースが多く、鎖場が結構あった。滑ったら冗談ではすまないんで慎重に進む。
また、渡渉も多いため増水時は注意が必要だろう。
傾斜がなくなればあとは快適な樹林帯の遊歩道のようなもので、ほどなくして牧場を抜けて戸隠キャンプ場に辿りついた。

ファミリーキャンパーの近くに1人用のメスナーテントは結構目立っていたが、それもまたよし。昼寝してからスパクーリングワインを空けてのんびり夕食の準備に取り掛かった。
やはりスノーピークの『焚』は炊飯にはもってこいだな。ただ、カップもアルミ製なんで熱くて口を付けられないわりにすぐに冷めるという欠点も。カップだけチタンにしたいが、そのためだけに『極』も買うのか?悩む。

未明から降り始めた雨は翌日もやむことなく、撤収後はキャンプ場内にある手打ちそば屋の『岳』で昼飯を食べた。朝飯食って1時間しか経ってないんで小盛りそばとてんぷら盛り合わせにした。これは美味かったわ。


今回は奥社から戸隠山を経てキャンプ場まで降りたが、次回来るなら西岳方面から縦走したいと思った。あそこは相当楽しめそうだし。楽しみはとっておくことにしますかね。

そろそろ積雪のシーズンだが、

さて、次はどこへ行こうかしら?

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技術レベル
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