御嶽山:6合目中ノ湯から周回
- GPS
- 07:36
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:36
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の焼岳に続き、活火山登山二連発。
前泊で早めの20時頃到着すると4台だったが、朝には満車。
多くの登山者と共に出発。
駐車場に至るまでも数々の墓標や社があったが、登り始めても次々と。
ここは霊山。厳かな気持ちになる。
気持ち良い樹林帯を歩き、8合目女人堂まではスイスイ。
ここでヘルメットをレンタル。この日、ヘルメットしてたのは1/3程度?
でも身の安全として借りて良かった。
ここから仰ぎみる山と紅葉が素晴らしい。
そして道は一転して傾斜ある登りに変わってゆく。
礫の道と変わってゆき、疲れ、息も切れ、歩みが遅くなる。
9合目石室避難小屋の中を歩く。ネットで見ていたが驚く。
写真で見たお社が出現。黒く変色した銅像を実際に見て、衝撃。
噴火の恐ろしさを実感する。敬虔な気持ちでお祈り。
しかし、これが最後の登りだと勘違いしていた。
登り切ったら、まだ遠く先に山頂が見える。
騙された!ではなく、自分が浅はかだった。
気持ちが切れて、砂礫で歩き難いのもあって、辛かった。
右手には真っ白な二ノ池が。この姿も衝撃。悲しい景色だ。
そして正真正銘の山頂手前に到着。
慰霊碑に手を合わせ、気持ち新たに到着させて貰う。
本当にそういう気持ちだ。
山頂からの大展望は素晴らしかった。名山のオンパレード。
山座特定できる知識は乏しく、パンフを見て、名山を楽しむ。
ここからはお鉢巡り。
二ノ池へ降りたが、この異様な雰囲気に切なくなる。
自然の驚異を実感。こうして安全に登山出来る事を只々感謝だ。
それから三ノ池へ向かうが、登って下って、賽の河原を通り過ぎる。
そしてまた登り。こうした高度差を理解してなくて、辛かった。
賽の河原避難小屋を過ぎると、突然眼下に三ノ池が。
何て美しいのだ!こうした高さから見ると分かってなくて感動。
この鮮明なブルーに思わず綺麗と声が出る。これは見飽きない。
ここから下ってゆくのだが、何枚写真を撮った事か。
この素晴らしさは絶対忘れないだろう。快晴に感謝だ。
厳しい岩場下りもあったが、無事湖畔へ。
透明感も素晴らしい。ずっと見惚れて見続けた。
ここから女人堂までのコースは悲惨だった。
遊歩道となっていたが、全然違う。舐めていた。
谷筋を何本もトラバースする。登りも何度となくある。
そして滑滝をトラバースする時は冷や冷やした。
疲れた脚にこの歩きは辛かった。気持ち続かず、折れそうに。
紅葉の素晴らしさだけが救いで、フラフラになりながら女人堂に到着。
ここでたまたま山伏に遭遇。
途中も法螺貝の音色は聞いていたが、あちらこちらで祈禱しているようだ。
法螺貝と祈祷を厳粛な気持ちで聞き、ここまで無事登山出来た事を感謝。
頂上への解禁時期と山伏の祈祷というのは偶然だ。
でも、霊山御嶽山を特別な思いで味わうことが出来たのは良い経験。
山や自然の恐ろしさを知り、改めて身を引き締めようと思わせて貰えた。
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