ガスガスでも充分に紅葉が美しい両神山(白井差ルートピストン)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 893m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | くもり、のち雨 先週の予想では台風予報だったことを考えれば、ラッキー! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白井差ルートは予約制だそうです。 地図に連絡先がありました。 ◆下山後の温泉 両神温泉 薬師の湯 http://www18.ocn.ne.jp/~ogano/onsen.html |
写真
感想
日曜日の一ノ倉沢トレッキングといい、今日といい、レインウェアの性能テストはもう充分です!と言いたくなるくらい、ここのところ雨。
朝方は青空も見えていたので、これはひょっとして天気予報がハズれて晴れてしまうかも!?と期待したのですが、やはり台風の影響と秋雨前線には勝てませんでした。
ツアーなのでバスの乗り換えもなく、座ってるだけで登山口で楽ちん。
白井差から沢沿いを歩き始めます。
最初のうちは幅の広い平らな砂利道なので、身体がほぐれるように歩けるのも良い感じ。
赤よりは黄色の紅葉が多くて、穏やかな風景でした。
歩きはじめて30分ほどで、昇竜の滝に到着。
滝つぼの底までみえるような透明な沢水が、豊富に流れ落ちて良い音をたてていました。
滝の脇をのぼると小さな社があります。
このあたりで滑落があったそうで、道は整備されていましたが、結構高さがありました。
そこからさらに沢沿いに進むと、大又に出ます。
沢が合流している場所で、少し広くなっていました。
ここでちょっと休憩。
所有者の山中さんが落ちている石を拾って火打石の実演をしてくれました。
見事に火花が散って、すごかったです。
山中さんが同行してくださったので、ずっと植物や動物など、コースのすみずみまで説明してもらえてラッキーでした。
大又から左へルートをとり、沢沿いをしばらく歩くときのこをたくさんみかけました。
以前はなめこを登山者にあげたりしていたそうですが、今は放射能が微量に検出されるので、あげるのはやめているそうです。
それにしても身の厚い、ぷりぷりしたなめこ!おいしそうでした。
沢と分かれて水晶坂を登って行くと、だんだんと紅葉が豪華になっていきます。
登山口付近でも、紅葉いいなと思いましたが、標高があがるにつれて赤の葉も増えてきて、ガスの白さの中に浮かび上がるよう。
自然が作り出す豊かな色彩にみとれて、ちょっとつまづきそうになりながら、ゆっくり登っていきます。
ブナ平には倒木ベンチがあり、ここで昼食。
座ると途端に寒くなり、ささっと着込みました。
温かいお茶と、先輩が持ってきてくれた柿♪甘くて美味しかったあ。
心もからだも温まり、また出発します。
ここからは少し急坂になりますが、ゆっくりと。
途中で雨足が強くなりそうだったので、雨具装着。
下まで着るか悩みましたが、思い返してみると稜線では風が強かったので、ここで先輩のまねっこして上下着ておいて正解でした。
登山道はどこまでも整備されていましたが、稜線に出る前に倒木があったため、ショートカットするような形で稜線へあがります。
この時落ち葉がふかふかで気持ちよかった!
稜線に出ると清滝小屋方面からのルートと合流し、すぐに山頂でした。
山頂前にちょっと岩がありますが、ゆっくり登れば大丈夫でした。
雨だったら山頂を踏まないかもと、ツアーで言われていたのでどうなることかと思いましたが、無事全員で山頂行けました。
しかしガスガス(泣)
方位盤をみながら、たぶんあっちに富士山・・・とか言いながら、みんなで真っ白な中を楽しみました。
写真を撮りあって、下山します。
この日は私たちのツアーのほかにもう一組ツアーがあり、くだりでは登山道がぬかるんで何度か転びそうになりました。
落ち葉で岩が隠れているとするっと足をとられて怖かったです。
雨はあまり強くはならなかったのが幸いでした。
下山後は温泉へ♪
ゆっくり入って疲れを癒して、またバスで岐路へ。
それにしてもツアーって楽〜♪
雨でも楽しくて、美しい風景を堪能できた一日に満足でした♪
季節と天候がちがう風景の、両神山をまた歩いてみたいです。
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