記録ID: 3613350
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
安平路山
2021年10月09日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:33
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:30
距離 27.8km
登り 1,896m
下り 1,900m
摺古木自然園休憩舎までは車が通行止めでしたが、悪天候時でなければ自己責任で通行できそうでした。往復2時間30分時間短縮できます。摺古木までは、タフな傾斜道と笹の藪漕ぎが続きます。朝露なのか、夜雨が降ったのか、笹が濡れていて、展望台到着時には全身びしょ濡れでした。展望台から摺古木山までのルートはピンクのリボンが紛らわしい方向に誘導していて、道を間違えました。ヤマレコのルートアプリの警告で戻りました。山頂方面は展望台からほんの少し南に来た道を戻り、西に向かう踏み跡が笹藪の中に伸びています。摺古木山からシラビソ山までは背丈ほどの笹藪の急傾斜の下りで始まります。足元の踏み跡がなんとか目視できるのと、ピンクのリボンがあるので道を間違える心配はありません。ただ、笹藪の中に隠れている木の根や苔むした石に足を取られて何度も転倒しました。ルートは笹藪との格闘で、周囲の景色を眺める余裕もありません。安平路避難小屋まで来ると、正面に安平路山がドーンと控えます。深い笹藪を越えて、笹藪の急な傾斜を登り詰めると山頂です。山頂は2畳ほどの広さしかなく、周囲は笹藪に囲まれています。山頂は独り占めだったので、お湯を沸かしてカップ麺を食べましたが、せいぜい二人が精いっぱいの広さです。下りは、笹藪の急斜面で、何度もスリップして笹藪の中にダイブしました。周囲の紅葉もまだ始まったばかりで、これから見頃を迎える感じです。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・摺古木山までは濡れた笹で全身びしょ濡れ。 ・摺古木山展望台から摺古木山までのルートはピンクのリボンが紛らわしく、北にルートが誘導されています。本来のルートは少し南に戻って笹藪の中を西に向かいます。 ・摺古木山からシラビソ山への稜線は背丈ほどの笹藪。 ・安平路避難小屋から安平路山までは笹藪の急傾斜。下りは滑りやすく注意。 ・水場は摺古木山までのルート上に複数あり。※要煮沸?安平路避難小屋から水場まで5分の表示あり。 ・山頂は笹藪の中に2畳ほどの狭さ。複数人での休憩は不可。 ・摺古木自然園休憩舎までは車の通行が禁止されています。 ・登山口は携帯の電波入らず。安平路山山頂は電波入る(docomo,au)。 |
写真
感想
安平路山は日本二百名山でなければ登ることは無かったと思います。ルートからは有名な山が遠望できるわけでもなく、ひたすら笹藪との格闘が続きます。この日は、摺古木展望台で二人の男性と出会いましたが、その後は誰とも出会うことはありませんでした。摺古木山までは濡れた笹で全身がびしょ濡れになり、摺古木山から先は深い笹藪の中を泳ぐように進みました。それでも、笹藪の中に隠れている踏み跡を頼りに、グングンと先に進み、安平路山の山頂に到着した時には充実感に包まれました。山頂は笹藪の一角が2畳ほど刈り払われた空地に白木の山頂標識が設置されているだけで、展望は見えません。もちろんベンチや腰をおろす岩や石も無く、湯を沸かして立ちながらカップ麺を食べました。一休みのあと、登ってきた道をそのまま戻ります。藪漕ぎは、免疫もできて登りの時ほど苦になりませんでしたが、何度もスリップしました。総歩行距離27kmを超える長丁場でしたが、気温が終始20℃を切っていて快適な山歩きが堪能できました。この山は真夏に登る山では無いと思いました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:455人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する