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Yamareco

記録ID: 362007
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

早川尾根(北沢峠〜栗沢山〜アサヨ峰〜広河原)

2013年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
11.4km
登り
1,063m
下り
1,586m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
0:48
合計
6:34
7:19
4
9:06
9:13
46
9:59
10:08
28
10:36
10:37
51
11:28
11:34
21
11:55
12:15
78
13:33
13:33
5
13:38
13:38
11
13:49
13:51
2
13:53
ゴール地点
07:17北沢峠〜07:24北沢駒仙小屋07:24〜09:03栗沢山09:11〜09:56アサヨ峰10:05〜10:24ミヨシノ頭10:24〜11:26早川尾根小屋11:30〜11:52広河原峠(休憩・昼食)12:13〜13:30広河原峠入口13:30〜13:47広河原
 
天候 快晴!
 
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
●クルマ 
芦安市営第2駐車場(無料/5:00頃到着時駐車率は6〜7割程度)

【行き】
●乗合タクシー(芦安〜広河原)
芦安5:10発〜広河原6:05頃到着(1100円)

●バス(広河原〜北沢峠)
広河原6:50発〜北沢峠7:12着(750円/この日出たバスは2台)

【帰り】
●乗合タクシー(広河原〜芦安)
芦安14:05発〜広河原14:50頃到着(1100円)
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
広河原インフォメーションセンターにあり。

【コース状況】
●北沢峠〜栗沢山
北沢峠から北沢駒仙小屋に向かってまずは林道を進みます。
北沢駒仙小屋を通過し、橋を渡るとすぐに仙水峠と栗沢山の分岐が現れます。
栗沢山方面に進むとしばらくは樹林帯を登って行きます。
たまに登山道が不明瞭になるところもありますが、
リボンが頻繁についているので迷う心配はありません。
1時間ほど登ると森林限界を越え、ハイマツ帯となり岩も目立ち始めます。
森林限界を越えると北岳、仙丈、甲斐駒、鋸など
南ア北部の名だたる名峰の展望が広がります。
中でも甲斐駒の眺めは圧巻。岩場を登り切ると栗沢山山頂に到着です。

●栗沢山〜アサヨ峰
ハイマツ帯と岩場の稜線歩きとなります。
岩場は少しだけ手足を使うところもありますが、
クサリやハシゴなどはなく、概ね普通に歩くことができます。

●アサヨ峰〜広河原峠
アサヨ峰からしばらく進むとミヨシノ頭を通過します。
ミヨシノ頭を過ぎると下り基調となり樹林帯に入ります。
樹林帯に入ってからも下り基調の登山道が続き、早川尾根小屋に到着。
早川尾根小屋はすでに小屋締め。
早川尾根小屋から登山道は緩やかな下りとなり、30分ほど進むと広河原峠に到着。

【広河原峠〜白鳳峠間の通行止めについて】
9月16日に通過した台風18号の影響で、赤薙沢ノ頭の手前の登山道が崩落しており、
広河原峠〜白鳳峠間は現在通行止めとなっています。
復旧の目処は立っておらず、広河原峠からの登山道はロープで封鎖されていました。

●広河原峠〜広河原
倒木と苔むした登山道を下ります。登山道が緩やかになると西広河原沢が現れます。
西広河原沢を徒渉すると程なく広河原峠入口に到着し、林道と合流します。
林道を下るとすぐに白鳳峠入口を通過、
右手に見える吊り橋を過ぎると広河原に到着です。
 
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
北沢峠からスタート
1
北沢峠からスタート
北沢駒仙小屋を通過
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北沢駒仙小屋を通過
北沢駒仙小屋を過ぎるとすぐに樹林帯の登りとなります
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北沢駒仙小屋を過ぎるとすぐに樹林帯の登りとなります
素敵な雰囲気
あっという間に森林限界を越えます
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あっという間に森林限界を越えます
左手には甲斐駒がドカーンと
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左手には甲斐駒がドカーンと
振り返ると仙丈ヶ岳
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振り返ると仙丈ヶ岳
北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳
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北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳
鋸岳と駒津峰
標高の低い場所では黄葉が進んでいます
標高の低い場所では黄葉が進んでいます
色づく山肌と背後には南ア南部の山々
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色づく山肌と背後には南ア南部の山々
紅葉をパチリしている姿をパチリ
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紅葉をパチリしている姿をパチリ
ハイマツ帯を登るkomemameの背後に仙丈ヶ岳
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ハイマツ帯を登るkomemameの背後に仙丈ヶ岳
ちょっと岩っぽくなってきました
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ちょっと岩っぽくなってきました
甲斐駒が圧倒的に迫ります
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甲斐駒が圧倒的に迫ります
甲斐駒山頂を中心に左に摩利支天、右に駒津峰
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甲斐駒山頂を中心に左に摩利支天、右に駒津峰
岩稜帯を進みます
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岩稜帯を進みます
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
栗沢山山頂に到着
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栗沢山山頂に到着
栗沢山山頂より北岳。この角度からもカッコいい
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栗沢山山頂より北岳。この角度からもカッコいい
栗沢山山頂より北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳、そして南ア南部の山々に続く稜線
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栗沢山山頂より北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見岳、そして南ア南部の山々に続く稜線
栗沢山山頂より仙丈ヶ岳
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栗沢山山頂より仙丈ヶ岳
栗沢山山頂よりアサヨ峰
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栗沢山山頂よりアサヨ峰
色づきのよいところをアップで【PHOTO by komemame】
色づきのよいところをアップで【PHOTO by komemame】
さて、前方に見えているアサヨ峰に進みます
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さて、前方に見えているアサヨ峰に進みます
いったん下ります
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いったん下ります
仙丈ヶ岳。あまりの見事さに何度もカメラを向けてしまいます
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仙丈ヶ岳。あまりの見事さに何度もカメラを向けてしまいます
楽しい稜線歩き
手を使って登るところも少しだけあります
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手を使って登るところも少しだけあります
振り返って甲斐駒。山肌の黄葉がよいですね
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振り返って甲斐駒。山肌の黄葉がよいですね
いい天気です
アサヨ峰がだいぶ近づいてきました
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アサヨ峰がだいぶ近づいてきました
甲斐駒、駒津峰、鋸岳が顔を出しています
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甲斐駒、駒津峰、鋸岳が顔を出しています
栗沢山〜アサヨ峰まではすばらしい展望を楽しむことができます
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栗沢山〜アサヨ峰まではすばらしい展望を楽しむことができます
アサヨ峰に到着
アサヨ峰山頂より野呂川と紅葉。そして背後に富士山
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アサヨ峰山頂より野呂川と紅葉。そして背後に富士山
富士山アップで【PHOTO by komemame】
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富士山アップで【PHOTO by komemame】
アサヨ峰山頂より甲斐駒
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アサヨ峰山頂より甲斐駒
黒戸尾根と背後に八ヶ岳。南八ツは晴れているけど北八ツには雲がかかっています
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黒戸尾根と背後に八ヶ岳。南八ツは晴れているけど北八ツには雲がかかっています
アサヨ峰山頂より仙丈
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アサヨ峰山頂より仙丈
アサヨ峰山頂より北岳
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アサヨ峰山頂より北岳
アサヨ峰山頂より延びる早川尾根。右には富士山、左には地蔵ヶ岳のオベリスク
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アサヨ峰山頂より延びる早川尾根。右には富士山、左には地蔵ヶ岳のオベリスク
歩いてきた栗沢山からの稜線
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歩いてきた栗沢山からの稜線
野呂川と紅葉
さてアサヨ峰の次はミヨシノ頭に向かいます
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さてアサヨ峰の次はミヨシノ頭に向かいます
野呂川を見ながらまずは下ります
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野呂川を見ながらまずは下ります
北岳ドーン
上から見下ろす野呂川の光輝く川面と黄葉のコントラストがとても美しかったです
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上から見下ろす野呂川の光輝く川面と黄葉のコントラストがとても美しかったです
甲斐駒。仙水峠までストンと延びる様には縦位置が似合います
甲斐駒。仙水峠までストンと延びる様には縦位置が似合います
ハイマツの海を進みます
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ハイマツの海を進みます
地蔵をバックに
早川尾根小屋に到着。すでに小屋仕舞い
早川尾根小屋に到着。すでに小屋仕舞い
樹林帯を進みます
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樹林帯を進みます
広河原峠に到着。先に進もうにも赤薙沢ノ頭付近で登山道が崩落・消滅しているとのことで登山道にロープが張られて通行止めとなっていました。しかたなく広河原峠から広河原に降ります
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広河原峠に到着。先に進もうにも赤薙沢ノ頭付近で登山道が崩落・消滅しているとのことで登山道にロープが張られて通行止めとなっていました。しかたなく広河原峠から広河原に降ります
倒木と苔そして苔から新しい芽が出ています。森の連鎖を感じます
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倒木と苔そして苔から新しい芽が出ています。森の連鎖を感じます
苔と光の組み合わせはホントにきれいです
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苔と光の組み合わせはホントにきれいです
苔むした樹林帯を下ります
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苔むした樹林帯を下ります
いい雰囲気です
標高を下げるにつれ色付いてきました
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標高を下げるにつれ色付いてきました
天気がよいと光が透過してより美しいですね
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天気がよいと光が透過してより美しいですね
鮮やかな赤と黄色
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鮮やかな赤と黄色
美しいです
西広河原沢が現れました
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西広河原沢が現れました
西広河原沢の水流。苔、紅葉と相まってよい雰囲気を醸し出していました
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西広河原沢の水流。苔、紅葉と相まってよい雰囲気を醸し出していました
いい光です
広河原峠入口に近づくと登山道は緩やかになります【PHOTO by komemame】
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広河原峠入口に近づくと登山道は緩やかになります【PHOTO by komemame】
南アルプス林道を歩いて広河原に戻ります
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南アルプス林道を歩いて広河原に戻ります
青と赤と黄のコントラスト1
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青と赤と黄のコントラスト1
青と赤と黄のコントラスト2
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青と赤と黄のコントラスト2
広河原の吊橋より野呂川と紅葉。お疲れさまでした!
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広河原の吊橋より野呂川と紅葉。お疲れさまでした!

感想

台風の進みが遅く今週末もまたダメか…と諦めていましたが、
直前で27日の太平洋に近い山は晴れ予報に。

以前より気になっていたアサヨ峰。特に甲斐駒から見えるその姿は妙に存在感があります。
ということで早川尾根に行ってみることにしました。
また、アプローチシューズというものを新しく購入してみたのですが、
週末の悪天続きで、今年は出番なく雪山シーズンに突入かと思っていたところだったので、
その試運転にもちょうどいい山かなと。

そういえば今年はまだ芦安に足を踏み入れてませんでしたが、
この季節にもなると乗合タクシーが発着する
第2駐車場に楽々クルマを止めることができました。
林道付近の紅葉はピークを迎えていて車窓からの眺めは素晴らしいものがありました。

それにしても、北沢峠からだとお手軽に稜線に出られ、
歩き始めてから1時間半ほどで森林限界を越えます。
ここからは名峰に囲まれながらの稜線歩きが楽しめました。
特に栗沢山からの甲斐駒は圧巻です。

当初、地蔵ヶ岳まで行って白鳳峠から広河原に降りる予定でした。
しかし、赤薙沢ノ頭付近の登山道が崩落消滅のため
広河原峠〜白鳳峠間が通行止めとなっていて、
広河原峠から広河原に降りることとなり、歩き的にはちょっと物足りませんでしたが、
ピークを迎えた紅葉と名だたる名峰に囲まれた大展望を楽しむことができました。

アプローチシューズはこれまでの重登山靴とは異次元の軽さで、
ちょっと病みつきになりそうです。
 

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コメント

情報有難う
今週末歩いてみよかな!
3連休だけど風と天気を眺めると土曜日帰りがベスト
2013/10/29 18:34
ぜひ!
okinawa123さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

南アルプスは紅葉のピークを迎えているっぽいので、ぜひ!
ちなみに赤薙沢ノ頭の登山道崩落については
以下に詳しい情報が掲載されてました。
http://www.hokuto-kanko.jp/mountain_blog/2013/10/post-78.php

今週末はせっかくの3連休なのにあまり天気が良い感じじゃありませんね〜。
まだまだ分からないので良い予報に変わることを願ってます。
2013/10/29 19:38
プロフィール画像
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