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Yamareco

記録ID: 362745
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

猛吹雪!の岩手山

2013年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:24
距離
12.7km
登り
1,529m
下り
1,509m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:50 御神坂駐車場登山口
10:20 大滝展望台
11:40 鬼ヶ城分岐
11:50 不動平避難小屋(昼食休憩・40分)
13:00 岩手山山頂
13:40 岩手山八合目避難小屋
15:50 馬返し登山口

※GPSログは最後で電池切れのため少し飛んでいます。
天候 曇り時々晴れ
(山頂周辺は猛吹雪!)
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
往路:7:45盛岡駅前(10番乗場)->8:36御神坂駐車場前岩手県交通バス(網張温泉線\990・冬季も通年運行のようです。)
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/rosen-jikoku/kaisei-henko/20120402/morioka/amiharionsen-koiwaikankou-noujo.pdf

復路:馬返し->盛岡駅(マイカー)
   (山頂からご一緒させていただいた地元の大変ご親切な方にマイカーで送っていただきました。)
コース状況/
危険箇所等
コース自体は全般的に良く整備されており特に危険箇所はありませんでした。
この時期落葉が多く、雨の後はスリップに要注意です。
当日は積雪こそ大したことはありませんが、台風後の猛烈な強風で八合目から上は降雪と相まった猛吹雪で完全な冬山状態でした!
御神坂駐車場の避難小屋。
トイレも併設されとても綺麗でした。
バス停の目の前なので、バス待ちにも良さそうです。
御神坂駐車場の避難小屋。
トイレも併設されとても綺麗でした。
バス停の目の前なので、バス待ちにも良さそうです。
小屋の内部には、しっかり帰りのバス時刻表も掲示されていました。
小屋の内部には、しっかり帰りのバス時刻表も掲示されていました。
駐車場の脇が登山道入口。
右にあるのが登山届け。
駐車場の脇が登山道入口。
右にあるのが登山届け。
山頂は完全に雲の中。
しかも山腹には明らかに降雪が見られます!
山頂は完全に雲の中。
しかも山腹には明らかに降雪が見られます!
切接。
このあたりから白樺が現れてきました。
切接。
このあたりから白樺が現れてきました。
草鞋脱場。
樹林帯を徐々に高度を上げていきます。
草鞋脱場。
樹林帯を徐々に高度を上げていきます。
大滝展望台。
この辺りでやっと展望が開けました。
大滝展望台。
この辺りでやっと展望が開けました。
が、あいにく山頂方向は全く見えません。
が、あいにく山頂方向は全く見えません。
笠締。
そろそろ雪が見え始めました。
笠締。
そろそろ雪が見え始めました。
遮るものの無いハイマツ帯に出ると一気に風が強くなり、ごらんの冬景色に変わりました!
遮るものの無いハイマツ帯に出ると一気に風が強くなり、ごらんの冬景色に変わりました!
山頂周辺は完全な冬景色。
全く眺望はありません!
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山頂周辺は完全な冬景色。
全く眺望はありません!
避難小屋が見えてホッとしました。
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避難小屋が見えてホッとしました。
風雪をしのぐため、早速ハシゴを登って冬季避難小屋にお世話になります!
先に休憩されていた地元の登山者のお話では、昨日で営業終了で当日の午前中まで管理人さんがいらっしゃったそうです。
風雪をしのぐため、早速ハシゴを登って冬季避難小屋にお世話になります!
先に休憩されていた地元の登山者のお話では、昨日で営業終了で当日の午前中まで管理人さんがいらっしゃったそうです。
中は非常に良く整備されており、とても綺麗でした!
風雪から逃れてお湯を沸かしてカップ麺とおにぎりでゆっくり休憩しました。
中は非常に良く整備されており、とても綺麗でした!
風雪から逃れてお湯を沸かしてカップ麺とおにぎりでゆっくり休憩しました。
ここからの出入りになります。
ドアの開閉は素早く確実に!
ここからの出入りになります。
ドアの開閉は素早く確実に!
地元の登山者の方の先導で何とか登頂することが出来ました!(ありがとうございました!!)
写真をとるのもやっとの猛烈な強風でした!
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地元の登山者の方の先導で何とか登頂することが出来ました!(ありがとうございました!!)
写真をとるのもやっとの猛烈な強風でした!
その後ずっと地元の登山者の方の先導で強風をしのぎながら八合目避難小屋までおりてきました。
ここにきて御神坂まで戻るのは大変だから一緒に馬返まで下りて盛岡駅まで送って頂けるとのありがたいご提案をいただきお世話になることにしました。
その後ずっと地元の登山者の方の先導で強風をしのぎながら八合目避難小屋までおりてきました。
ここにきて御神坂まで戻るのは大変だから一緒に馬返まで下りて盛岡駅まで送って頂けるとのありがたいご提案をいただきお世話になることにしました。
強風のため体感温度は-10℃位ですが、実際は0℃の様です。
強風のため体感温度は-10℃位ですが、実際は0℃の様です。
新道からの下りです。
途中六合目あたりで虹が見えました。
麓は常にあんなに晴れているのに、山頂は全くの別世界でした!
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新道からの下りです。
途中六合目あたりで虹が見えました。
麓は常にあんなに晴れているのに、山頂は全くの別世界でした!
赤い屋根が馬返の登山口です。
赤い屋根が馬返の登山口です。
一合目。
一合目より下は、まだまだ紅葉が綺麗です!
一合目より下は、まだまだ紅葉が綺麗です!
馬返登山口到着。
馬返登山口到着。
相変わらず山頂は雲の中。
相変わらず山頂は雲の中。
馬返登山道のルートマップ。
馬返登山道のルートマップ。
馬返登山口の休憩所とトイレ。
トイレの手前は水場の鬼又清水。
冷たくて美味しい!
馬返登山口の休憩所とトイレ。
トイレの手前は水場の鬼又清水。
冷たくて美味しい!

感想

 岩手県内への出張ついでに日帰りで岩手山に登ってきました。
 直前に台風の接近があったため、直前まで中止するかを迷っていましたが、出張前日夜の天気予報で予想進路が随分それだしたので実施の方向で準備の上出発しました。
 東北の山は初めてだったので、時期的に寒さの程度が実感を持って予想し切れませんでしたが、一応ウェアーを最低限の冬仕様とし軽アイゼンも持参しての山行としました。結果的には上記の冬仕様の装備は使いませんでしたが、持参していて当然の天候でしたので準備としては正解のようでした。
 森林限界を超えた辺りから一気に風が強くなり、午前中早々に撤退して下りてこられた方の話を伺ったり、不動平避難小屋での休憩中の方にお話を伺ったりして、撤退もありえる風速であると感じ、お鉢の稜線に出て撤退を判断しようと決めて登り始め、益々の強風で完全に撤退を決めかかっていたところ、たまたまその瞬間に前を登っていた地元登山者の方が、まだ大丈夫だから山頂まで行こうと誘ってくれたので、その方の後ろについていくことにしました。お陰で二人で耐風姿勢をとりながらも何とか山頂に辿り着き、記念写真まで撮っていただき感謝感激でしたが、立っているのもやっとなので、早々に一緒に下山しました。
 その後も風の収まるところまでその方の後ろを黙々と下っていきました。結果的に不動平避難小屋ではなく、八合目避難小屋の方におりて、風の強い御神坂側に下りるのは大変だからこのまま一緒に下りて駅まで送ってあげるよとのありがたいご提案を頂きご好意に甘えさせていただくことにしました。そのままほとんど休憩することも無く山のお話をしながら一緒に下山させていただきました。
 下山後も駅までの車中で色々なお話を楽しくさせていただきました。何の御礼も出来ないままのお別れとなりましたが、大変大変ありがとうございました!
 今回は山だけではなく人の優しさにも触れることの出来た東北ならではの強く思い出に残る山行となりました。

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岩手山  馬返しから登りは旧道下り新道
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技術レベル
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体力レベル
3/5

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