記録ID: 3634513
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無雪期ピークハント／縦走
尾瀬・奥利根
燧ヶ岳（大清水〜ナデッ窪〜長英新道周回） ナデッ窪はハードでしたが、秋晴れの尾瀬を満喫!
2021年10月15日(金) [日帰り]
ryochi7474
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:29
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,543m
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日帰り
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:29
17:06
ゴール地点
レコは起動遅れて妙なとこからスタートになってますが、一ノ瀬休憩所から歩いてます
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【一ノ瀬休憩所〜三平下】 木道多いですが、あまり整備が追い付いていない印象で、朝は結構滑りました 【三平下〜沼尻】 こちらも古い木道で、けっこう滑りました 【ナデッ窪】 2時間ほどひたすら急登。変化もなくひたすら急登。標高差700mにも満たないので甘くみてましたが、なかなかのルートです。レコにも書きましたが、岩も滑りやすいので転倒注意です 【マナイタグラ（爼�堯法措動濁堯� 降りての登り返しで時間かかりそうに見えますが、疲れた足でも山頂間で15分程度でした 【長英新道】 泥濘が多くて歩きにくいとのレコも多いですが、少なくとも今回はさほどでもなく、厳しい登りの後だったので極楽ルートに思えました |
| その他周辺情報 | 温泉・・・片品から川場方面に向かう道のほうにある「ささの湯」に。地元の方メインと思われるこじんまりとした温泉。加温無しのかけ流しのようで、温めのお湯がとても気持ちよかったです。夜間は周囲が暗く、段下にあるため入り口がとてもわかりにくいので要注意 食事・・・沼田の街道沿いにある「ラーメンハウス白沢」さんでチャーシュー麺。しょっぱめのスープが塩気抜けきった体にはむしろありがたい |
写真
6時前に大清水の駐車場に到着。林道を歩くつもりでしたが、ちょうど乗り合いバスが出るところだったので、運転手さんに誘われた勢いで乗っちゃいました
10/15 6:01
6時前に大清水の駐車場に到着。林道を歩くつもりでしたが、ちょうど乗り合いバスが出るところだったので、運転手さんに誘われた勢いで乗っちゃいました
というわけで一ノ瀬休憩所からのスタート。ちなみにヤマレコアプリの起動を途中まで忘れてて、ログは変なとこからのスタートです
三平峠から三平下までの木道は腐って陥没しているところも多く、結構気を遣う
三平下に到着。尾瀬沼山荘泊まりの方たちが続々と出発する時間でした
尾瀬沼の湖畔(沼畔？)まで降りて、今日歩く燧ケ岳をパチリ。逆さ燧？
三平下〜沼尻の尾瀬沼南岸ルートは、古い木道＆落ち葉&朝露のコラボで滑る滑る
沼尻休憩所に到着。ここでトイレ使おうと思いましたが、トイレに上がる階段の踏み板が外されていたので断念
さて、燧ケ岳に向かいます。このまっすぐな木道から向かう光景にはテンション上がる
とにかく息が切れるので立ち止まっては同じような写真たくさん撮った
最後までずっとこれ。途中踏んだ岩が滑って激しく転倒してしまい、左手と左足イタイイタイ状態になったので、テンションだだ下がりになりましたが、幸い折れてはいないようだったのでとりあえず進む
1
10/15 9:53
最後までずっとこれ。途中踏んだ岩が滑って激しく転倒してしまい、左手と左足イタイイタイ状態になったので、テンションだだ下がりになりましたが、幸い折れてはいないようだったのでとりあえず進む
今まで岩しかなかった視界がようやく開けた。あれに見えるはマナイタグラではなくて、どうせその手前の御池岳だろ、と勝手に早合点し戦意喪失
10/15 10:07
今まで岩しかなかった視界がようやく開けた。あれに見えるはマナイタグラではなくて、どうせその手前の御池岳だろ、と勝手に早合点し戦意喪失
あれれ、ピークっぽくはないけどここが御池岳？いや、山名板も無いし、そもそもぜんぜんピークじゃないし、気づかずに通り過ぎてしまった模様。ということは、やっぱりさっき見えたのはマナイタグラ。もしくはシバヤスグラ。ちょっと元気出てきた
10/15 10:49
あれれ、ピークっぽくはないけどここが御池岳？いや、山名板も無いし、そもそもぜんぜんピークじゃないし、気づかずに通り過ぎてしまった模様。ということは、やっぱりさっき見えたのはマナイタグラ。もしくはシバヤスグラ。ちょっと元気出てきた
長英新道との分岐のこの場所は、尾瀬沼方面の眺望が開けていて気持ちいいので、小休止。日光白根山がとても目立ってます
15分ほど頑張ってマナイタグラ到着〜。ピークハンターではないですが、辛い歩きをしたときは山頂うれしいですね。でも狭い山頂に大勢いたのでそそくさと次に向かいます
2
10/15 11:33
15分ほど頑張ってマナイタグラ到着〜。ピークハンターではないですが、辛い歩きをしたときは山頂うれしいですね。でも狭い山頂に大勢いたのでそそくさと次に向かいます
次に向かう柴安�堯�いったん鞍部に降りて登り返して、また降りてこっちに登り返すのかと思うとうんざりですが、こんな美しい山だから歩かないわけにはいかないと自らを奮い立たせながらパチリ
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10/15 11:38
次に向かう柴安�堯�いったん鞍部に降りて登り返して、また降りてこっちに登り返すのかと思うとうんざりですが、こんな美しい山だから歩かないわけにはいかないと自らを奮い立たせながらパチリ
柴安��到着〜。墓石くさいとの評判の山名板ですが、実物は写真以上に墓石感満点
マナイタグラより広くて気持ちいい山頂なので、ここで大休止。日光方面には、男体山や女峰山が見えますね
快晴、無風の絶景と来れば、いつまでもここに居たいと思ってしまいますが、ナデッ窪の登りで時間が押してしまったので、名残り惜しいですがマナイタグラに戻るとします。それでも30分ほどは山頂にいた模様
10/15 12:24
快晴、無風の絶景と来れば、いつまでもここに居たいと思ってしまいますが、ナデッ窪の登りで時間が押してしまったので、名残り惜しいですがマナイタグラに戻るとします。それでも30分ほどは山頂にいた模様
マナイタグラに帰還。時間が遅めのおかげか今度はほぼ人がいなくてニンマリ。ニンマリしすぎて、御池方面への道へ降りそうになった（御池岳と御池を混同してしまったのです）
10/15 12:43
マナイタグラに帰還。時間が遅めのおかげか今度はほぼ人がいなくてニンマリ。ニンマリしすぎて、御池方面への道へ降りそうになった（御池岳と御池を混同してしまったのです）
長英新道とナデッ窪との分岐に帰還。帰路は、ここを左に折れて長英新道を使います
この時期の山はナナカマドのかわいい実があちこちに見られて癒されます
長英新道に入ってすぐミノブチ岳に到着。不自然なまでの平場になっていますが、おかげでとてもいい展望地
歩いてきたナデッ窪（谷になっているところ）。こうして見ると大して急登にも見えず、何だかとても美しいのが妙に悔しい
長英新道は、急な箇所も少なく、とても歩きやすい。急なとこには大抵階段ついてるし
デーネーもありますが、だいたいはこんな感じなので登りもずいぶん楽なんじゃないかな（ナデッ窪との比較です）
下部なんかほぼ平坦。おかげで、ミノブチ岳から先はガシガシ降りられて、ナデッ窪のロスをある程度取り戻すことができました
尾瀬沼との間に広がる浅湖湿原。アザミ湿原と読むようですが、アザミが咲いているわけではなさそう。群生しているのはワタスゲのようなので、6月頃にもまた来てみたいなぁ
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10/15 14:42
尾瀬沼との間に広がる浅湖湿原。アザミ湿原と読むようですが、アザミが咲いているわけではなさそう。群生しているのはワタスゲのようなので、6月頃にもまた来てみたいなぁ
唐突に鹿ゲートがありました。尾瀬も鹿の食害がシャレにならない状態のようですね
長蔵小屋に到着。オサレな小屋なのでコーヒーでも頂いて湿原を眺めながら極楽カフェ気分を味わいたい誘惑に駆られましたが、時間押してるので諦めました。そもそも汗臭いし、ナデッ窪で転倒して手負いになっているオッサンですし
10/15 14:58
長蔵小屋に到着。オサレな小屋なのでコーヒーでも頂いて湿原を眺めながら極楽カフェ気分を味わいたい誘惑に駆られましたが、時間押してるので諦めました。そもそも汗臭いし、ナデッ窪で転倒して手負いになっているオッサンですし
燧ヶ岳をズームで。真ん中を、右斜め上に走っている谷がナデッ窪でしょうね。この位置から見るとヤバめの急登なのがはっきりわかる
1
10/15 15:01
燧ヶ岳をズームで。真ん中を、右斜め上に走っている谷がナデッ窪でしょうね。この位置から見るとヤバめの急登なのがはっきりわかる
長蔵小屋〜尾瀬沼山荘の木道は、これ以上は無いだろうと思えるくらいの整備っぷり。観光地ですしね
陽がだいぶ傾いているので、ガシガシと三平峠に向けた歩きます。朝と違って木道が乾いてきているのであまり滑らないし
15分ほどで三平峠到着。何だか妙に元気なのがモヤモヤする。いつも朝の登りは疲労困憊になるくせに、8時間や9時間歩いて、むしろ朝より元気になっていてまだまだ登れそうになるのは何とかならないものか
10/15 15:31
15分ほどで三平峠到着。何だか妙に元気なのがモヤモヤする。いつも朝の登りは疲労困憊になるくせに、8時間や9時間歩いて、むしろ朝より元気になっていてまだまだ登れそうになるのは何とかならないものか
さて、あとは大清水まで降りるだけ。腐った箇所を避けながらサクサク降りていると、突如現れるシーソー状態の木道には困惑。踏んだら動く木道は怖いって。見た目わからないし
10/15 15:42
さて、あとは大清水まで降りるだけ。腐った箇所を避けながらサクサク降りていると、突如現れるシーソー状態の木道には困惑。踏んだら動く木道は怖いって。見た目わからないし
行きでチェックしてた水場。石清水っていうのかな。帰りはここで水汲んで大清水までの水分にしようと思ってましたが、「※この湧き水は、飲用に適していません」の文字を見落としていた。飲めるんでしょうけどやめといた
10/15 16:03
行きでチェックしてた水場。石清水っていうのかな。帰りはここで水汲んで大清水までの水分にしようと思ってましたが、「※この湧き水は、飲用に適していません」の文字を見落としていた。飲めるんでしょうけどやめといた
一ノ瀬に到着。最終便らしい乗り合いバスが客待ちしていましたが、歩きたいので華麗にスルー
林道歩いていると、消防・警察の緊急車両3台がサイレン鳴らしながら一ノ瀬方面へ爆走。何かあったのかな。一ノ瀬から先は車両は行けないはずだけど
10/15 16:23
林道歩いていると、消防・警察の緊急車両3台がサイレン鳴らしながら一ノ瀬方面へ爆走。何かあったのかな。一ノ瀬から先は車両は行けないはずだけど
だいぶ陽が落ちて薄暗くなってきました。暗くても平気な道だけど、クマさんタイムになるからな〜
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
20年ぶりの尾瀬。以前は至仏山と尾瀬ヶ原を歩いたので、いつかは燧ヶ岳と思いながら20年経ってしまった。
人が多いからな〜という一点で避けていたんですが、ピークシーズンの週末外せばさほどでもないんでしょうね。
今回の登りで使ったナデッ窪にはこっぴどくやられました。苦しいわ転倒するわ・・・。自粛太りと体力減が主原因でしょうが、リサーチ不足でハイキング気分で歩いてしまったのも大きい。お腹の前にバッグを吊り下げるドラえもんのポケット状態で、かつ一眼レフぶら下げていたため、身体の自由が利かず、無意識ながらやや後傾気味で岩に取り付いていたのが、後ろに身体ごと倒れて宙に浮き岩に打ち付けられるというヤバめの転倒の原因でしょうね。転倒後、一眼レフとバッグをしまうと、見違えるように歩きやすくなりましたし・・・猛烈に反省しています。
ちなみにWikipediaの”燧ヶ岳”のページより抜粋
＞南から上り、ミノブチ岳で長英新道と合流、俎�瑤忙蠅襯襦璽函�最短ではあるが急峻で道が荒れており滑りやすいことから、しばしば閉鎖となる。上級者を除いて通常は使われない。
そこまでとは思いませんが、決して甘く見てはいけないルートでした。
秋の尾瀬もいいですが、やっぱり6月頃にもまた来てみたいなぁ。ナデッ窪は、もっと力つけてからリベンジかな。
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