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Yamareco

記録ID: 364195
全員に公開
ハイキング
奥秩父

藪岩魂 紅葉三昧〜大ナゲシ、赤岩尾根 おまけの二子山

2013年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:33
距離
16.6km
登り
2,112m
下り
2,098m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

大ナゲシ、赤岩尾根:
6:40駐車場所-6:42赤岩登山口-7:23赤岩峠-7:32大ナゲシ分岐-7:49大ナゲシ7:55-8:20赤岩峠-8:36赤岩岳-8:50標識山ピーク8:53-9:13 1583m峰-9:38P3-10:16P1-10:34八丁峠-10:57上落合橋-11:12駐車場所(0:15 ルートミスしています)

二子山:
11:50登山口-12:25股峠12:27-12:46東岳12:51-13:36西岳13:40-14:06西の鎖場-14:28股峠-14:52登山口
天候 快晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岩橋周辺:
登山口より上の林道沿いなら、あちこちの路肩に駐車可能です。
上落合橋周辺は、20 台ぐらいは停められそうでした。

二子山:
民宿登人横の林道に入って路肩に適当に駐車。
駐車場はありません。

八丁峠の駐車場は、車が溢れていました。
コース状況/
危険箇所等
「赤岩尾根」
整備されたコースではありません。一般コースの鎖場で鎖を必要としないぐらいでないと、危険だと思います。

大ナゲシ:
西側から巻き登るルートを取りましたが、鎖は必要ないレベルです。

赤岩尾根:
III級程度の岩場をフリーで行けるようなら、手頃な Hi-Grade Hiking です。
Root Finding 力は、多少必要です。

もし、一般コース並に鎖がついていたら、簡単な尾根だと思います。
両神八丁尾根コースで、鎖がなくても通過できるようなら、たぶん簡単です。
ピーク後の下りで、道をはずし易いです(何回かやらかしました)。でも、異常に急傾斜になるので、気づくと思います。ここで気づけば、ザイルは不要となります。
マーキングは多いので、このレベルの山を目指す登山者なら、たぶん、はずさないでしょう。
途中にあるロープ類は、使用しなくても、十分通過可能でした。
アップダウンがかなりあるので、体力を消耗します。
逆コースは、岩場が下りになるのでお勧めしません。

表妙義の稜線と比べると・・・
 フィックスロープ類に一切触れないと、表妙義より少し大変。
 フィックスロープ使用有りだと、逆に少し簡単。
 ルートは、表妙義より人通りが少ない分わかりにくい。
 体力は、表妙義の方が使う。
 岩場の総距離は、表妙義の方が長い。
といった感じです。


「二子山」
一般コースなので、特に問題ありません。
東岳のトラバースは、普通の鎖場です。鎖がなくても通れます。

西岳の西側稜線は、両側がスッパリ切れ落ちていて高度感があります。
車を停めたところから、これから通過する赤岩尾根。快晴のお天気、良い一日になりそうです。
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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11/2 19:12
車を停めたところから、これから通過する赤岩尾根。快晴のお天気、良い一日になりそうです。
こんな感じのところに停めました。これより上の林道には、こういった所が沢山あります。
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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11/2 19:12
こんな感じのところに停めました。これより上の林道には、こういった所が沢山あります。
赤岩峠の登り口。ここから林道をはずれます。
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11/2 19:12
赤岩峠の登り口。ここから林道をはずれます。
少し登ると、左に行きたくなる道がありますが、ここを行ってはダメ。
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少し登ると、左に行きたくなる道がありますが、ここを行ってはダメ。
右側の小屋の方へ登ります。
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右側の小屋の方へ登ります。
すぐに粗末な橋があるのでこれを渡ります。この先の道は、しっかりしています。
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すぐに粗末な橋があるのでこれを渡ります。この先の道は、しっかりしています。
途中の木。
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途中の木。
急登の末辿り着いた赤岩峠。肛門に似た切り株がユニーク。
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急登の末辿り着いた赤岩峠。肛門に似た切り株がユニーク。
峠からみる赤岩岳方面
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峠からみる赤岩岳方面
まずは、ちょっと遠くに見える大ナゲシに寄り道します。大ナゲシ−良い響きの名前です。でも、なんだかきつそうな岩峰、大丈夫かな?
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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まずは、ちょっと遠くに見える大ナゲシに寄り道します。大ナゲシ−良い響きの名前です。でも、なんだかきつそうな岩峰、大丈夫かな?
大ナゲシの登り口。直登ルートと左側巻き登りルートがあります。
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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大ナゲシの登り口。直登ルートと左側巻き登りルートがあります。
巻き登りルート下部の岩場。鎖がありますが、登り下りともに、使う必要は感じません。II級程度。
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巻き登りルート下部の岩場。鎖がありますが、登り下りともに、使う必要は感じません。II級程度。
上部の岩場、簡単です。
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上部の岩場、簡単です。
頂上には、樹木が少しあるので見にくいところもありますが、展望のとても良いところです。
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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頂上には、樹木が少しあるので見にくいところもありますが、展望のとても良いところです。
とんがってるのは、宋四朗山。行ってみたいお山。
2013年11月02日 19:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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とんがってるのは、宋四朗山。行ってみたいお山。
こちら狩倉尾根
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こちら狩倉尾根
さらに赤岩尾根と八丁尾根
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さらに赤岩尾根と八丁尾根
真っ赤な紅葉
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真っ赤な紅葉
大ナゲシまでの支稜、この尾根を通ってきました
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大ナゲシまでの支稜、この尾根を通ってきました
黄色の紅葉も真っ盛り
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黄色の紅葉も真っ盛り
赤岩峠から目前の岸壁を左に回ると、このようなルンゼになります。ここを登り、稜線で右に行きます。
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赤岩峠から目前の岸壁を左に回ると、このようなルンゼになります。ここを登り、稜線で右に行きます。
右に行くと、すぐこのような岩場。簡単です。
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右に行くと、すぐこのような岩場。簡単です。
赤岩岳手前から、大ナゲシと北稜。北稜もそのうちに・・・。
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赤岩岳手前から、大ナゲシと北稜。北稜もそのうちに・・・。
登山口が見えています。
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登山口が見えています。
快適なルートとなります。
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快適なルートとなります。
山標識の先を下ると岩稜に当たります。ここを登るのもアリのようですが、怖そうなので行きません。
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山標識の先を下ると岩稜に当たります。ここを登るのもアリのようですが、怖そうなので行きません。
岩稜を左に回り込むと、ロープが見えます。
ロープを未使用だと、一歩だけ III-ぐらいです。
2013年11月02日 19:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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岩稜を左に回り込むと、ロープが見えます。
ロープを未使用だと、一歩だけ III-ぐらいです。
登り切ると、おなじみの 1583m 峰がお目見え。正面リッジが良い感じです。
2013年11月02日 19:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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登り切ると、おなじみの 1583m 峰がお目見え。正面リッジが良い感じです。
正面リッジ、迫力あります。
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正面リッジ、迫力あります。
下りにこんな岩場もあります。
2013年11月02日 19:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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下りにこんな岩場もあります。
下りきると、稜線南側にトラバース用ロープが見えます。使わなくても行けます。
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下りきると、稜線南側にトラバース用ロープが見えます。使わなくても行けます。
少し行くと、ロープが下がっているので、これに沿って右上します。
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少し行くと、ロープが下がっているので、これに沿って右上します。
上部にもロープ。ロープは、道しるべです。
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上部にもロープ。ロープは、道しるべです。
ここの岩場は、II 級程度で、快適です。
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ここの岩場は、II 級程度で、快適です。
両神山方面を望みます。
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両神山方面を望みます。
ルートミスをやらかしたところで紅葉狩り
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ルートミスをやらかしたところで紅葉狩り
小さなキレット。
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小さなキレット。
キレット上のモミジ
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キレット上のモミジ
ちょっと、ぼけてしまいましたが、ここが一番の核心部かなぁ。ぶら下がっている細引きを使わないと III+ ぐらい。上が狭いので、ザックが、ちょこっとひっかかります。虎ロープはなくなっていました。
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ちょっと、ぼけてしまいましたが、ここが一番の核心部かなぁ。ぶら下がっている細引きを使わないと III+ ぐらい。上が狭いので、ザックが、ちょこっとひっかかります。虎ロープはなくなっていました。
またまた両神方面。色が良いので、ついつい撮影してしまうのです。
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またまた両神方面。色が良いので、ついつい撮影してしまうのです。
通ってきた赤岩尾根
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通ってきた赤岩尾根
P2 到着。
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P2 到着。
あとは、この P1 残すのみ。正面に見える岩場は、右から巻いて登ります。
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あとは、この P1 残すのみ。正面に見える岩場は、右から巻いて登ります。
もうすぐ P1。来た道を振り返ります。
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もうすぐ P1。来た道を振り返ります。
ゴジラ背状の岩場を超えると、最後の P1 の登り。快適なフィナーレにて終了。
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ゴジラ背状の岩場を超えると、最後の P1 の登り。快適なフィナーレにて終了。
やっと出てきた両神への道しるべ。
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やっと出てきた両神への道しるべ。
P1 からの赤岩尾根最後の展望。
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P1 からの赤岩尾根最後の展望。
山全体が、紅葉しています。
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山全体が、紅葉しています。
下って一山越えると、八丁峠に到着。峠から林道までは、これまでと違って傾斜もゆるく、道形もはっきりしているので楽になります。
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下って一山越えると、八丁峠に到着。峠から林道までは、これまでと違って傾斜もゆるく、道形もはっきりしているので楽になります。
上落合橋の登山口。ここからは、舗装道路を下ってスタート地点まで。
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上落合橋の登山口。ここからは、舗装道路を下ってスタート地点まで。
まだ、早いので、ついでにこの二子山に行くことにしました。(八丁峠の林道から)
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まだ、早いので、ついでにこの二子山に行くことにしました。(八丁峠の林道から)
二子山登山口です。
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二子山登山口です。
東岳途中から西岳。上級ルートを行く予定でしたが、知らないうちに一般ルートに入っていました。
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東岳途中から西岳。上級ルートを行く予定でしたが、知らないうちに一般ルートに入っていました。
東岳到着。
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東岳到着。
こんなザックで登っています。アライテントの古いザック。軽いのが魅力で、たまに使っています。
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こんなザックで登っています。アライテントの古いザック。軽いのが魅力で、たまに使っています。
ここが東岳のトラバース。鎖が無くても行けます。困難な感じはしません。
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ここが東岳のトラバース。鎖が無くても行けます。困難な感じはしません。
西岳頂上から。上級コースだと、このピークから来たはずですが・・・。次回のお楽しみ。
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西岳頂上から。上級コースだと、このピークから来たはずですが・・・。次回のお楽しみ。
二子山南壁を登るクライマー。白髪のクライマーや年配の女性をかなり見かけました。ロッククライミングも随分とポピュラーになったものです。
2013年11月02日 19:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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二子山南壁を登るクライマー。白髪のクライマーや年配の女性をかなり見かけました。ロッククライミングも随分とポピュラーになったものです。
西岳到着。クライマーだらけでした。
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西岳到着。クライマーだらけでした。
西岳頂上から更に西に向かいます。最初、尾根が狭いので、かなり高度感があります。石灰岩の形状が面白いです。
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西岳頂上から更に西に向かいます。最初、尾根が狭いので、かなり高度感があります。石灰岩の形状が面白いです。
この稜線部分の下りが、おっかないですね。
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この稜線部分の下りが、おっかないですね。
無惨な叶山。
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無惨な叶山。
西端の鎖場。簡単です。股峠に戻って、帰途につくのみ。
2013年11月02日 19:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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西端の鎖場。簡単です。股峠に戻って、帰途につくのみ。

感想

「赤岩尾根」
GPS 累積標高: +1552M/-1552M
GPS 沿面距離: 12.2Km
標準コースタイム: 8:30

以前から計画していたものの、なかなか機会に恵まれず、ようやくの山行となりました。八丁尾根は、すでに行っているので、今回は、赤岩尾根のみにしました。

ガイドブックにあるような困難さは、感じません。瞬間 III級程度の岩場があります。それよりも、アップダウンが多いため、体力の消耗の方が大変でした。一般ルートの鎖場で、鎖を不要とする登山者なら、楽しい Hi-Grade Hiking を堪能できます。登攀用具も不要です。(持っていても重いだけ・・・)ヘルメットも要らないでしょう。


快晴な上に紅葉全盛期、最高の一日でした。


赤岩峠登山口〜赤岩峠:
林道から離れて、少し登ると、登山道になるのですが、手前で、左の広い方に行ってはいけません。小さな橋を渡るのを忘れないことです。その先は、しっかりした踏み跡ですので、迷うことはありません。上部、結構、急です。

赤岩峠〜大ナゲシ:
多少のアップダウンをしながら大ナゲシ分岐まで行きます。峠から見ると大ナゲシが遠く感じますが、実際は、そうでもありません。
大ナゲシ−下の岩場は、直登と西(左)側から巻き登りの2つのルートがあります。直登の方は通過していませんが、西側ルートは鎖があるものの、無くても登れる程度です。上の岩場は、簡単です。
遮るものがほとんど無いので、展望はとっても良いところです。

赤岩峠〜赤岩岳:
峠からすぐに、正面壁を左によけて登ると、ルンゼにでますので、これを登り、支稜線に出たら右に急登すると、すぐに頂上です。

赤岩岳〜1583m ピーク:
赤岩岳からは、しばらく快適なコースとなります。山標識のピークを下ると、壁に突き当たります。直登もアリのようですが、怖そうなので止めにして、通常の左から登ります。ここは、ちょっとだけクライミング。
登ると、1583m ピークが目前に。ここの下りには小さな岩場があります。
下りきると、右にはずれてトラバース。更に II 級程度の岩場を右上すれば、頂上です。核心部ということですが、簡単でした。

1583m ピーク〜P2:
1583m峰の下り、テープを見落として、右に入ってしまいルートミス。激下りになりおかしいと気づき戻る。この先は、P3 を越えるまでは、アップダウンのきつい尾根。P3 を越えると、チムニー状の岩場です。ここが一番難しいかな。途中にシュリンゲが下がっています。登りきれば、P2 です。

P2〜P1:
目前に P1 が見えます。正面の岩場は登りません。ここは、右に巻き気味に登ります。登ると岩稜となり、気分良くこれを越えると P1 です。

P1〜八丁峠:
ルートミスに気をつけて行けば良いだけ。

八丁峠〜駐車場所:
一般コースなので特になし。



まだ、時間も早いので、お隣山の二子山に寄ってみることにしました。
八丁峠トンネルをくぐって、車で 30〜40分 のところです。



「二子山」
GPS 累積標高: +756M/-756M
GPS 沿面距離: 5.6Km
標準コースタイム: 5:25

GPS Log は、東岳のところで電池切れとなり、残りは手修正しています。

東岳は、それほど難しくありません。
西岳の一般コースは、普通のコースです。
西岳の西側は、下りがナイフリッジ状なので、ちょっと怖いです。
志賀坂峠方面へ降りる予定でしたが、途中であった登山者に、鹿柵で通れないようなことを聞いたので、疲れもあって、股峠に戻って下山しました。

それにしても、クライマーの多いこと。白髪の高齢者や結構年配の女性がゴロゴロ。時代の流れですね。ビックリしました。
おらもそこそこ返り咲いて見るかな。

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コメント

うわっ!すごいハシゴ!!
misuzu師匠様。こんにちは。
相変わらずのさりげなさに口が開いたままです。

弟が八丁尾根から赤岩尾根をなんどもなんども見てました。
「上級者・ザイル要」ってな表記も師匠にかかっては問題外みたいですね。

>まだ、早いので、ついでにこの二子山に…って

赤岩尾根と八丁尾根のShot、私にとってはとてつもなく貴重です。
難易度とは別にブランクあっても平気なのが同い年として信じら
れません。

なんか嬉しい

SGは?
2013/11/3 15:54
mmg さんも十分行けると思います
こんにちは。

ロング岩場は無いので、ちょっとしたロープがあれば、岩場に慣れていなくても走破できます。二子山の稜線より、精神的には怖くないかもです。また、距離はないので、時間を気にせず行けますから、来年にでも行ってみますか?
紅葉がとても美。ですから、新緑もきっと素晴らしいと思います。

一応、ロープ持参(トラックの荷台ヒモ )しましたが、全く使う必要もなく、単なるお荷物でした。

でも、今日は割と筋肉痛になっているので、結構な Up/Down だったようです。(二子山が余計ですが)


SG>> サス交換中のため代車で出かけました。
2013/11/3 16:27
楽しまれたようですね
赤岩尾根、とても好きな場所です。
P3のトラロープなくなっていたんですね。先週の10月27日にはまだ付いているのを確認したのですが。
二子山の西岳上級コースは、ここより足場も手がかりもしっかりしていて、山頂への距離も短いので歩いてみてください。misuzu さんなら、「なあんだ、ここが上級コース?」と感じられると思います。
2013/11/3 17:36
こんにちわ
明日行く予定で、準備をしていました。
同じく大ナゲシに寄って 両神まで行く予定です。

ザイル類をどうしようか悩んでいたところでしたが、いい情報をいただき助かります。
2013/11/3 18:11
>楽しまれたようですね
yamajii さん、こんばんは。

yamajii さんは、赤岩尾根に度々行かれているようですが、わかる気がします。今度は、新緑の頃、再訪してみようかと思っています。人気少なく、楽しいコースでした。

西岳上級コースは、どんなものか気にしていたのですが、yamajii さんのお言葉で安心しました。次の機会に登ってみます。ありがとうございました。
2013/11/3 18:45
DIY さんこんばんは
DIY さんなら、登攀具は必要ないと思います。
ただ、ピークの下りでルートミスし易いので、GPS にルートを入れておいた方が無難です。間違えると、「これはないだろう」と思われる急傾斜になります。

対向から来る登山者には、おそらく会わないと思うので、ヘルメットも要らないと思います。もろい所も無かったと思います。

気をつけてお出かけください。

P.S.
山上はともかく、車道に近いところでは、KUMA出没のようです。
2013/11/3 18:51
双子山
最近行ってませんが、この時期フリーのルートも人だかりでしょうね。
又峠には裏側の林道から15分のアプローチで行けるため、クライマーは従来の登山道を登らなくなったのですが、一般登山者はR299から正面を上ってくるのでしょうか?
2013/11/4 16:48
大ナゲシ・赤岩岳
misuzuさん、こんばんは。

高所恐怖症で赤岩尾根はハナから諦めてますが、大ナゲシ・赤岩岳は興味が有り、いつかは…と考えています。
二子山東岳を敗退したヘタレですけど、大ナゲシはいけそうですか?
西岳の一般コースは大丈夫でした。
2013/11/4 19:15
Re: 二子山
qwg01230 さん、こんばんは。

入山口に停車していた車の台数や途中ですれ違った人の量からみて、クライマーは、裏口から、一般登山者は、表玄関からという感じがします。

それにしても、頂上には、圧倒的にクライマーが多く、それも私よりもずっと年上であったり、年配の女性も多くみかけました。たぶん、メジャーなルートは相当混雑していたと思います。西穂の稜線でも、ハーネス付けた高齢の登山者を多く見かけましたが、近頃は、随分と変わったんだなぁと驚いています

赤岩尾根、もし、未踏なら、是非、登ってみてください。
岩と戯れる軽い楽しい一日(半日かな)となること請け合いです。

七面山、今回も 21H コースのようですが、さすがですね。恐れ入ります
私は、こんな長時間歩け(走れ)ないです。
2013/11/4 20:10
Re:大ナゲシ・赤岩岳
yasuhiro さん、こんばんは。

西岳の西側稜線は、いかがでしたか?あの部分、かなり高度感があり、恐怖の場所と思いますが・・・。私は、高度感にのまれて、赤岩尾根よりコワイ気分になりました。

西岳と大ナゲシは、岩場のタイプが異なります。大ナゲシは、どちらかというと壁タイプです。傾斜は、大ナゲシの方があります。西側巻き道の方は、要所に鎖やステップがあり、一般コースと大差はないと思います。槍穂西穂の縦走路に現れる岩場ぐらいです。

赤岩峠〜赤岩岳は、一カ所 5m 程度の簡単な岩場が有るだけで、問題なく行けると思います。

赤岩尾根は、槍穂高の縦走コースより難しいところもありますが、それは、一切、途中にあるロープ類を触らない場合です。リードできる方がいて、確保があれば、大概の人は行けると思います(そんなところは、3カ所ぐらい)。確保があっても、高所で足がすくんで固まってしまうようだと、無理があります。

山全体が紅葉していて、とても良い状況でした。
2013/11/4 20:34
ありがとうございます
東岳は片足だけのステップから胸くらいの高さへ攀じ登る所が有ったと思うんですが、下りる時の事を考えると怖くてそれ以上行けませんでした。
西岳の西側稜線は確かに高度感がありますが、地面がしっかりしていれば割りと平気なんです。
もちろん下を覗き込む様なマネはできませんけど
要するに「宙ぶらりん」が怖いんだと思うんですが、八丁尾根の行蔵峠なんか完全に鎖へ体重を預けますよね。
ああいう所は怖くても先に進めないほどではありません。
自分でも基準が良く分からないのに、他の人に行けるかどうか判断出来るわけ無いでした。
変な質問してすいません

紅葉、奥多摩でもなかなか見事でしたよ。
ではまた。
2013/11/5 0:45
ワイルドですね!!(*^_^*)
misuzuさん こんばんは(^O^)/

リハビリ明けなのに、いきなりのワイルドコースですね

大ナゲシ、赤岩尾根は初めて知りましたがクラクラしそうなコースで、オイラが行ったら撃沈確実

misuzuさんならではコースって感じ

オマケにサラッと二子山まで行っちゃうなんて、やっぱりmisuzuさんはスゴ!

でも紅葉が綺麗で良いコースですね
2013/11/5 21:48
流石と言うほか、ありません。。笑
5月にmmgさんとyuzupapaさんと八丁尾根を歩きました。
あ、ちなみに鎖は一度も触れませんでしたよ。
(絶対、触らないと意地になっていました。笑)
そのときからいつか絶対に歩きたいと思ったのが、
この赤岩尾根です。
岩場ももちろんですが、ルート取りが難しそうですね。
取りつきまで、私、行けるだろうか。。
双子山といい、車があれば、すぐにでも行きたいところですが。。

金曜日、楽しみにしています!
2013/11/5 23:22
Re:ワイルドですね
RossiRossi さんこんばんは。

今回は、珍しくトラックの荷台ヒモ(15m)持って行きましたが、コースガイドに書かれているほど、恐ろしいところではなく、ヒモも全く不要でした。ルートさえ間違わなければ大丈夫です。

アスレチック気分で楽しい尾根です。短いから、のんびり楽しむのにも良いです。なので、ワイルドなイメージではないです。

新緑の頃、行きましょうね。
2013/11/5 23:59
Re:makasio さん、こんばんは
八丁で鎖無しで行けたのなら、赤岩は、問題なしです。
道迷いだけですね。

そうなると、可能かどうかわかりませんが、完全稜線通しなんていうのが課題としては面白いかもしれません。

ここもそうですが、西上州の面白〜い山は、車がないと行きづらいのが難点です。

楽しい尾根なので、是非是非、訪れてみてください。
mmg さんもご一緒に・・・。
2013/11/6 0:08
行ってきました
情報いただいてお礼遅くなりました。

西上州 5つほどあちこち登って 昨夜やっと帰宅しました。

ザイル(及び周辺道具)不要との情報助かりました。
確かに不要でした、その分多少食料と飲み物が持参できました。

しかし、大ナゲシよって、登山口から八丁まで6時間かかりました! 4時間とは! 凄過ぎます、、   
misuzuさん やはりトレランでしょう
で、なければ羽がはえているとか???
私がノロイだけ?

記録アップするので見てやってください。
ありがとうございました。
2013/11/9 8:13
DIY さんこんばんは
基本的に走るのは嫌いです。トレランはやっていません。そもそもトレールランナーは、こんなところに来ないです。岩道で走れないし・・・。

情報が、お役に立てて良かったです。

これから見に行きます。
2013/11/9 20:49
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