葉原峠・秩父高原牧場を走りポン・レギュームで有機野菜を食べる
- GPS
- 06:10
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
野上駅から岩根神社への道で。岩根つつじ園の道はシーズンオフはイノシシなどが入るということで閉鎖されていた。葉原峠から賽神峠までは緩やかなアップダウンの山道で、最後のピークへの登り以外は傾斜もゆるくMTBでも走れる。また刈場坂峠方面は落石のため、現在工事中で通行止めになっている。とき庵は土曜日限定の粗びき蕎麦があり、食べたかったが、今日はボン・レギュームの有機野菜料理を食べるので、手打ちそばを持ち帰りできるかチェック――持ち帰り販売はしていなかった。ボン・レギュームは野菜、お米などほとんど自分たちで作っている。野菜は甘く、黒米の入ったご飯もおいしい。都幾川はなかなか良い街ですっかりお気に入りになった。 |
写真
感想
膝痛リハビリ中のMTBでの秩父ツアー第二弾。前回は東飯能から日和田山に登り白石峠まで走ったが、今回は逆方向で野上駅から葉原峠経由で釜伏峠、高原牧場と進み、白石峠から有機野菜レストランに下るという計画。今年の二月に長瀞アルプスを走ったときと同じく7時半前到着予定だったが、乗換の寄居駅でうっかり乗車券を買っているうちに電車が出発してしまい、30分遅れて野上駅に到着。
8時過ぎ、MTBなどの準備を終えて出発。
線路を渡り、荒川を越えようと進むと目の前に金ヶ岳の稜線が現れる。ここから葉原峠までは約3キロの登り。県道に出て左へ、やがて岩根つつじ園に向かう歩道の入口があるが、通り過ぎ、林道から入る。林道は中腹をジグザグに登っている。つつじ園は谷に沿って上に向かっているようだが、やがて下は見えなくなる。登り続けると岩根神社が出てきた。荒川から30分だった。神社を訪ね、社殿や裏の大岩の穴に設置されている小さな祠や仏様を撮影する。神社の入口付近の木に何やらオレンジ色の花が咲いている。今頃こんな花見たことないが――。
再び登って、20分ほどで稜線に出た。葉原峠の石柱がある。またここからは接続林道葉原線が600mほど反対側の風布のミカン園方向に下っている。ここからは山道に入る。入口の少し先に、下から登る山道が分岐している。稜線は登りの下りも意外となだらかな道で自転車でも走りやすい。途中、左から登ってくる道があり、合流点に外秩父トレイルランの看板がある。さらに緩やかにに登って最初の505mピークを巻きながら進むと下りになる。薄暗い植林地の中、黄色いキク科のヤクシソウの花や釜山神社・葉原峠の石柱、トレランの看板などを見ながら10分下ると小さな祠のある仙元峠に出た。この峠から少し先でやや急な登りになり、初めてMTBを押して登る。5分くらいで460m位のピークが見え、それを巻きながら下ると賽神峠に降り立った。車が一台停まっていたがすぐに出ていった。峠は葛と山萩の咲く道と看板に紹介されている。稜線の落葉樹は色付きはじめているが、まだパッとしない。日差しはほとんどなく、遠くは見えず、近くの山しか見えない。峠からは風布に下る林道や釜伏峠に向かう林道のほか、長瀞に下る道があり、先月、釜伏山からそこを下った。
ここからはひたすら舗装林道を進む。日本水、釜伏山への道を見送り、15分くらいで釜伏峠に出る。ここは釜山神社の入口だ。昨年早春に大霧山から釜伏峠を歩いたことを思い出す。今日はここからまず秩父高原牧場を目指す。林道を快調に飛ばし、10分足らずで登谷山分岐に出る。前回は皇鈴山、登谷山を越えて歩いたので、今回は山道に向かわず、舗装林道を走る。釜伏峠から25分くらいで二本木峠に出る。ここまでハイカーもサイクリストもまばら、ほとんど会わない。
二本木峠から5分もしないうちに牧場が見えてきた。牧場の向こう側の山は観音山か?その一つ向こうの稜線は笠山・堂平山か?大山祇神社を見送り、ノコンギクなどを撮影しながら10分くらいで牧場に出た。モーモーハウスだ。ここはこの県営牧場の接地趣旨や活動の写真などを展示している。外は日差しがなく寒い風が吹いている。モーモーハウスのすぐ先の売店の蕎麦屋があるので、そこで温かい天麩羅蕎麦を食べる。隣の牛乳販売店で100円の瓶牛乳をレンジで温めていただく。この牧場は様々な試験を行っているものの、搾乳+販売はしていないので、近隣の小鹿野町の戸田牛乳が売られていた。蓋には彩の国牛乳と書かれていた。牧場で25分くらい休んだので、11時近くなり、先を急ぐ。
粥新田峠手前で林道を鋭角に左折し、一気に下るかと思いきや、山腹を縫う道から再び50m位登る。そこから傾斜が緩み、また100m近く下ると集落が現れ、神社の少し先で林道秩父高原線が始まっている。標高450m位だろう。ここから再び150m位登って標高600m前後の稜線を目指す。登りは比較的緩やかだが、鏡一番長い登りか?
林道わきの鳥居や水場(パイプ)、経塚バス停分岐、新定峰峠入口、定峰峠林道開通記念碑などを通過し、40分くらいで定峰峠に出る。ここはやはり昨年、外秩父連山を縦走した時に二度来ている。さすがに大勢のサイクリスト、オートバイ、ハイカーらがたむろする。ここでは茶店に入らず、トイレだけ済ませて先を急ぐ。
この定峰峠でついに12時を回り、ほぼ予定通り。ここからラストスパートだ。途中、白石峠の先の大野峠の手前で崩壊があり、通行止め、う回路の案内板がある。白石峠の手前でMTBの男女二人組に追い越される。30分で130mの標高差を登り切って白石峠に出る。12時半過ぎだ。大勢のサイクリストらが休憩している。ここには茶店などはない。休憩中のMTBカップルに話しかけた。彼らは最初、ここから大野峠方面に向かい、通行止めなので秩父方面に下ってあら定峰峠に回り、再びここまで戻ったそうだ。ここから慈光寺方面に途中ダートになる林道を下るという。私もそのルートを辿ってみようかと考えたが、今日は、とき庵とボン・レギュームによるので、走りなれた林道を都幾川に向かって下ることにした。色付きはじめた木々を見ながら20分で物産館に出る。ここでクリタケという知らないキノコを買いお土産にする。うどんと煮込むなどするとおいしいらしい。
その15分ほど先にとき庵がある。土曜日なので粗びき蕎麦を買おうとしたが、持ち帰りはなし。今日はこの先で有機野菜レストランに行く予定なので、あきらめて先に進む。10分くらい進むと、稲刈り前の田んぼが見える。黄金色の穂がまぶしく光り、そこを撮影しているとご夫婦がトラクターか何かに乗って田んぼの周りの道を進んでいく。どうやら脱穀作業をするらしい。反対側から農道に入り、脱穀風景を撮影する。収穫した稲が稲木に掛けられている風景も最近では珍しい。稲掛から干した稲穂を取り出し、機械にかけている。家族総出のこれも珍しい光景だ。おばあさん、夫婦と子供。三代の収穫風景だ。
ひとしきり撮影し、ポンレギュームに向かう。とき庵から電話してみると今日は開店中という。まもなく学校が見え、この辺りを左折すれば、と思ったら、ポンレギュームの道案内の看板が角にかかっている。案内通り進み、店はその曲がった路地のどん詰まりにあった。田んぼで0分近く撮影していたので13時半少し前になった。
店に入るとすでに多くの客がいた。店の前のメニューで見た今日のランチセット=野菜グラタンを注文。オムライスもおいしそうだった。ここは野菜もお米も卵も皆、自分たちで作っている。アリスのレストランみたいだ。野菜が甘くておいしい。ご飯も黒米の入ったおいしいごはんだ。ここは超おすすめのレストランだ。ゆっくりしたかったが、明覚駅二時半の八高線に乗りたかったので、二時前にお暇して駅に向かった。
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