真昼岳(兎平コース)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 747m
- 下り
- 748m
コースタイム
※ ルートは、地図に登山道の表示がないので、だいたい、です。
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
兎平コース登山口のスペースに、今日は私を含めて9台だと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩き始めてすぐの徒渉点の吊り橋が、とても怖い。 小さな沢を徒渉するところもあり、ぬかるんでいるところもある。 真昼岳直下は急登なので、雨の日は滑りそう。 この時期は、落ち葉の下に浮き石、段差等隠れているので注意。 |
写真
感想
真昼岳って、すごく興味がありました。名前に(笑)
真昼温泉は何度も入ったことあるけど、なかなか行く機会の無かった真昼岳。
お天気の良い日に、滝巡りもセットでと、欲張りなプランを考えていました。
真昼岳の難点は、付近にコンビニが無いこと。
湯田ICで降りるとコンビニには寄れなくなるので、北上西ICで降りました。
これがそもそもの失敗…。
錦秋湖北側の一般道を、紅葉期に私が止まらずに運転できるわけがないのです。
目に飛び込んでくる、すてきな風景。
風も弱く、水面は穏やか。色付いた木々が映り込んで、私を誘うのです。
すっかり錦秋湖の誘惑にはまり、真昼林道をのろのろと進み、登山口に着いた頃には、すっかり真昼になっていました。
登山本によれば、真昼岳往復で、3時間50分。
2時間ぐらいで登れるんだと思っていました。
が、私にそんなことができるわけもなく(汗)
黄色の光が差し込むブナ林に、何度も立ち止まり、ゆっくりゆっくり進みました。
しばらく体調や天候が悪くて、まともに歩くのは久しぶり。
なだらかな林の中は気持ちよく歩けますが、ちょっと急になると、すぐ息が上がります。
5合目の眺めの良いところで既に正午は過ぎました。
今日はここで引き返してもいいかな…。
目の前に聳える真昼岳(山頂ではなかったけど)に、もう少し頑張ろうかという思いと、なんだか急で大変そうだからやめようかなという思いとが入り交じります。
でも、ちょこっとだけ頭を見せる岩手山が、私を呼んでいます。
山頂に来たら、もっと姿を見せてあげるから…!と。
その声を頼りに、山頂を目指すことにしました。
しかし、見た目通りの急登。
息切れもありますが、それ以上に太ももが既に痛いんです。
登っている途中に太ももが痛くなることって、あんまりありません。
体がよっぽど弱っていたんだな…と思いながら、今さら引き返せるわけも無く、黙々と登ります。
更に、9合目に到着して、あと少し!!と思ったときに、遠くに小屋が見えたときのショック。
なんで一旦降りるかなぁ。
そちらの登りは思ったほどでもなかったのですが、精神的にきつかったです。
山頂に着いたのは、ギリで真昼の範囲内かな…ぐらい。
で、周囲360°のパノラマを楽しんだ…のですが。
なんで、岩手山はあんな先っちょしか見えてないの??
さっき私を呼んだじゃん〜!!(←幻聴です)
鳥海山の方がよく見えたので、そっちに手を振りました(笑)
がっかりしつつ、お昼を食べて、エネルギー補給。
のんびりしてしまいましたが、あと2時間で日没です。
登りには3時間以上掛かっています。
時折写真は撮るものの、さっさと歩いて降りていきました。
写真の枚数は、登りの4分の1以下。
おかげで2時間以内で登山口に着きました。
当然、私がラストです。
思ったより歩きごたえのある山で、ちょっと甘く見ていたことを反省。
春先、兎平まで行こうと思いました。
〈下山後のこと〉
登山口から先、林道の状態が良くないから通行しないようにってことが、県道から左折するところに書いてありました。
しかし、真昼滝巡りはこの登山口の先です。
ここに通行止めの表示とかはありません。
まだ少し明るいし、下見のつもりで行けるところまで行ってみようか…と、いつもの好奇心で、薄暗くなり始めた林道を進みました。
確かに、時折段差や水たまりもあり、林道に痛い思い出のある私は、慎重に慎重に進みます。
一つ目の滝が見えたところに駐車できるスペースがありましたが、滝巡り駐車場はもっと先です。
あと1キロちょっとみたいだから、もうちょい行ってみるか!
しかし、その駐車場にたどり着く前に、ちょいと危険な場所がありました。
道に埋め込まれた木に穴が開いていて、うっかりするとタイヤがはまりそう。
その脇も壊れる可能性があります。
徐々に暗くなってきたし、もう無理できなくなってきました。
でも、引き返すといっても、転回できるスペースはないのです。
仕方が無いので、バックで先ほどの駐車スペースまで戻ることにしました。
でも、暗くなってきて道は見えにくい、排気ガスで余計見えない、水たまりをうまく避けられない。
ちょースローペースで、慎重にバックしてバックしてバックして…15分ぐらいして、ようやく駐車スペースに着き、転回して戻りました。
すんごーく疲れました。
でも、今回はタイヤのホイルカバー落としてきていませんから(汗)
こうやって、私の経験値って上がっていくんだわ…と、自分を慰めながら、ガタガタ林道を走り、夜9時まで営業の真昼温泉に着いた頃には、もう真っ暗でした。
コメント
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こんばんは(^o^)/
素晴らしい紅葉と青空 に〜乾杯です!!
今年の秋は、どうも天気に恵まれず…このようなレコに
感動&癒されます♪
まぁ、Springさんの腕も最高ですから〜拍手が止まりま
せんよー でも、三脚やフィルター欲しい気持ち〜
良く分かります!でも、手元に有るもので、これだけ
撮影できれば、やっぱー素晴らしいわぁ!!
次のレコも〜楽しみにしてますよー
おやすみなさいませ(^_^)/~~
薄暗くなってから、通行止めの林道へ入り込むなんて 経験値が上がってもあまり無理はしないでくださいね
真昼岳は行ったこと無いんですが、良い雰囲気の山ですね、新緑の頃だとまだ残雪が多そうなエリアですが行ってみたい山ですね。
手持ちのスローシャッター上手ですね、三脚要らずじゃないですか
吊橋渡ってからのブナ林はとても見ごたえありますよね。
夏にあの道を下りてきてブナ林のいい雰囲気に癒されました。
黄葉期も訪れたかったんですが持ち越しになりそうです
まだ未踏の真昼岳と高下岳…また来年かな〜
それにしても兎平分岐から見えたあの真昼岳は山頂ではなかったんですね。
それにしても
滝巡りの林道に暗くなっているのに行こうなんて
その勇気ある行動にエール送ります。
おはようございます〜!!
お褒めの言葉ありがとうございます
私はsajunさんの食べレコに癒やされていますよ
ほんと、この秋はお天気に悩まされますね。
自分の体調不良はいつものことなんですが…
私のカメラは、とりあえずISO50までできるので、フィルター無しでも絞ってスローシャッターはよくやっています。
近くに台とか手すりとか支えになるものがあればいいんですが、山ではそうもいかないことが多いですね。
しかも、歩いて息切れして手も震えていますから
でもそこは、カメラの手ブレ補正機能がなんとか頑張ってくれるのです!!
無理せず引き返したつもりですが、本当は、これ以上無理!!って思う前に引き返すべきなんですよね
そうそう、ここは豪雪地帯ですからね。
毎年カタクリの群生を見に西和賀に行くのですが、今年はGWでもまだ群生地は雪の中でした。
でも、ブナの木の周りの雪が丸く溶け出して、緑の新芽がチョボチョボ見え始めた頃って、いいですよね。ちょこっと朝靄に光が射したらとても幻想的。って、多くを望みすぎですか
手持ちのスローシャッター、息を止めて何度も神経集中させて撮るので疲れるんですよ
でも結局、山歩きしているときは、三脚やフィルター持ってきても、付け替える時間がもったいなくて、無駄になりそうです。
それを目的に来ればいいんですけどね。
緑の樹林帯はとても気持ちいいでしょうね。
行ってみて実感しました。
meikenさんは、和賀岳に惹かれてしまうから、真昼はまた今度!となるのではないでしょうか
標高は高くありませんが歩きごたえのある山々ばかりですものね。
(ようやく初めて歩いたくせに偉そうでスミマセン)
兎平分岐から見えているのは、山頂では無いんです。
ちょいとだまされました
あそこを登り切ると9合目なのかな、たぶん。
小ピークっぽい感じです。
ま、それも含めて真昼岳ですから
滝巡りの林道へは、今度は歩いて行こうと思います。
林道は2キロないでしょうが、滝巡りだけでも本気で巡ったら結構歩くことになりそうです。
そのときのための、長靴です
兎平コースの紅葉素晴らしいですね
僕は遠回りになるので、歩いたことがありませんが良いコースですね。
それにしてもSpringさんが岩手山に浮気して鳥海山に手を振っていたとは
僕も山頂から手を振ればよかったな〜と思いました
良い秋晴れの一日でしたよね。
なんだぁ。tooleさんがいらっしゃると思って手を振ったのにぃ
確かに兎平コースは遠回りですね。
でも、湯川沼に行く気持ちで来れば、そんなに差は無いのでは?
もしくは、善知鳥口から兎平口に降りて、また戻るとか
私は今回、兎平本体には行かなかったので、新緑の頃、歩きたいなぁと思います。今のところ
ありがとうございます。
真昼岳に行きたくなりました。雪が降る前に行ってみようかなぁ
紅葉ではあまり天気がいいと、赤がくすんで今一なんですが、黄葉はよく陽が当たるほうがいいですね
まだこの方面は行ったことがないので、行きたくなりました
でも暗くなってから一人で林道を走るのは、感心しないなあ
スタックしたら夜明かしになりますよ。
気を付けてね
コメントありがとうございました
あそこのブナ林は、葉を落としても、落ち葉踏みしめて歩くのが楽しそうです。
行くなら、真昼のうちに下山できるようにしましょう(笑)
でも、真昼岳は、宴会には向かないと思いますけど…
こんばんは☆
紅葉をうまく撮るのは難しいですね。
光の当たり具合で、思い通りに写らないことが多いです。
先週、雨も降っていたのでPLフィルターを付けて撮影していたんですが、そのまま付けっぱなしでこの日も撮っていました。
紅葉の余計な反射が押さえられ、落ち着いた色合いになりますよ。
縦横の構図を変えるたびにフィルターを回すのを忘れてしまいますが
いつも、ちょっとやらかしかけてから、後戻りするタイプです
バックしながらどんどん暗くなって道が見えなくなってきて、マズイと思いましたよ
ここにJAFは来てくれるかな…と
ありがとうございます(=^0^=)
あれぐらい標識や赤テープがあれば私でもなんとか行けそうです。
日没近くに知らない林道を進むって怖いですよね。
クマに出会うより怖い、運転手が自分ですからね
今回、初めての山だったので、今後の自分の為にも、記録としての写真を多く撮りましたよ
ブナ林は広大なので、落ち葉に隠れなくても道が分からなくなりそうです。
ただ、あまりにも標識やテープがあるために、写真に写り込んでしまうのが難点…
贅沢ですね
日没近くなくても、知らない林道を突き進むのは、やめた方が良いと、反省を新たにしました
一人では、動力以外で車を動かすことはできませんからね
気をつけま〜す
ブナ林!
本当は昨日あたり、ここか女神山あたりを考えていましたが、子どもにもらった風邪でダウン、来年にお預けかな〜。
登山口までの林道が心配で、どうしても出足が鈍くなってしまう山域です。
昔峰越口から登ったときに、かなりの悪路だった記憶があり、自分の運転技術で行けるのか心配で。
オフロード車が欲しいです。
登山道の整備と同じくらい林道も整備して頂けるとありがたいんですが(笑)
こんばんは!
あらら、またお風邪を召されましたが
まぁ、私に言われたくないでしょうが
そうなんですよね〜!
林道には悩まされますね。
前回買い換えるときに、こんなに山に行く人になるとは思わず普通車を買ってしまったのですが、前のワゴンRの方が遠慮無く走れてました
サブ車を買っちゃいますか
軽トラでもいいな〜
そうそう、大空滝ってなめとこ山の熊に出てくる滝なんですか!!
小さい頃好きで読んでいましたが、滝の名前まで覚えていませんでした。
登山日和な天気で何よりでした
なによりここでも岩手山に誘われちゃうspringさんは
さすがです!!
今度はぜひぜひ私もご一緒させてくださいね
あたしも早く風邪治さなくちゃ っっ
あれ!風邪引いたの??
先日雨の中の立ち話が…
早く治してね!!
次はいつ一緒に行けるかな〜
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