上武国境 稜線踏破�◆敖�付山・天丸山・大山】
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 809m
- 下り
- 810m
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-7:30天丸橋下降点-7:33倉門山-7:41天丸山分岐-7:53馬道のコル-8:45帳付山(休憩〜9:10)
-9:53石標「四八五」-10:15天丸山分岐-10:30天丸山(休憩〜10:40)
-10:55天丸山分岐-11:05倉門山-11:20大山(休憩〜11：35)
-11:50天丸橋下降点(休憩〜12:05)-12:45山吹峠-13:30天丸トンネル
行程:5時間50分(休憩除く)
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・林道「上野大滝線」は埼玉側は雁掛トンネル下の中津川沿いですぐに通行止めになっている。 ・群馬県側は天丸山登山口を過ぎ、天丸トンネルで埼玉側に入ったところまで通じている。 ・焼山までは急登。急すぎて危険。足を滑らせたら10m以上間違いなく滑落する。 ・登り切ってからは険悪な岩稜が続く。尾根通しで行くと意外と歩ける。 ・天丸山分岐から帳付山までは、殆ど巻道があり埼玉側を巻く。1か所帳付山近くだけ群馬県側を巻く。 ・天丸山は、基部から岩場が続く。トラロープがあり慎重に辿れば問題ない。 ・大山も岩場を忠実に登れば大丈夫。ロープは初めのうちだけ。あとは岩場を慎重に。 |
写真
前日予め見ておいたが、埼玉県側の広河原沢沿いの林道を詰めた山吹峠から登れば良いと思っていたら、雁掛トンネル下ですぐに通行止めになっています。なので急遽群馬県側から林道を詰めて通行止めの地点まで来る。幸運なことに山吹峠のすぐ手前です。。
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ジグザクに急傾斜を登るとほどなく、山吹峠です。小さな石の祠があるだけです。写真の左下から登ってきて祠の奥へ通じる上り坂を行きます。
黄葉の急斜面。本当に急斜面です。ストックが欲しくなります。足を滑らせれば間違いなく大けがします。踏み跡はかすかなので感を利かせます。
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焼山を過ぎての岩場の稜線。行く時は進めなくて立ち木にしがみついて岩場を降りたりしましたが、帰り道には尾根通しに行くと思ったより楽に行けました。
感想
紅葉見物と岩峰からの景色と、上武国境の岩山踏破をする計画の2日め。
馬道からか天丸橋からの入山も考えたが、道程が長いのでもっといい方法を探したら、
埼玉に越えて通じている林道を、山吹峠から登るのが最短で時間短縮が可能と知り実行。
ところがこの林道が、崖崩れのため途中で通行止めになっており、埼玉側からは行けず、
群馬側から奥田野花街道を辿る。神流川沿いのこの道はカープの連続でしかも工事中の所が多い。
やっとこさ野栗沢に入り、さらに天丸沢を遡る。奥名郷の手前の林道わきに鹿を発見。
角がネットに絡まって逃げられないでいた。とても暴れているので近づくこともできずに通過。
増え過ぎて高山植物を食ったり、木の皮を剥いでしまう憎らしい奴だが、
捕まってもがいている姿を見ると哀れだ。
林道の通行止めになっている終点に車を置いて歩き始めた。
カーブを一つ曲がるとすぐに、前日下見した山吹トンネル手前の登り口だった。
山吹峠から宋四郎山の反対側、焼山方面の急坂に取りつく。急登だ。転げたら大けがする。
登りきると岩尾根。見晴が良い。気持ち良い場所だ。ただ、尾根通しに行くとすぐに詰まった。
仕方なしに立ち木につかまって埼玉側に下りた。この岩場は手強い。
大山分岐(天丸橋下降点)に着いたが、計画を変更して大山は後回しにして先に帳付山を目指すことにした。
天丸山分岐を過ぎてから道は狭くなるが、ピンク・赤・オレンジ模様のテープを頼りに進む。
殆ど南の埼玉側を巻いて進む。帳付山手前一カ所だけ北側を巻く。細いが踏み跡はしっかりある。
帳付山山頂は立ち木の中だが、西側に見晴の良い岩場があり眺めが良い。
北側から東側の展望があり、長野側に八ヶ岳も眺められる。
忠実に戻り天丸山へ。分岐からすぐに基部に到着。岩場に設置されたロープを辿れば楽に登れる。
天丸山の頭は360度の景色。つつじ系の紅葉が真っ盛りでみごとに赤い。
大山も同じように縦走路から外れて基部から岩場に取りつくが、
ロープは大山には殆どなく、無くても忠実に岩場をたどり山頂に登れる。
大山の頂きも360度。天丸山より少しだけ高いのと、両神山方面が近いのでさらに眺めが良い。
大山分岐点に戻るとひとり休憩していた。自分と同じように山吹峠から登ってきたとのこと。
鉈とノコギリとを持って道を整備しながら歩いているという。
天丸山が焼けた時につかまるものが無く立ち木を使って下りた話とか、
人が歩かない所を歩くのが好きで、方々の道を整備しているという。有難いことだ。
今日はこの場所で、他も含め単独行3人に会っただけだった。
帰り道にはこの方が新しく付けた白いテープがあった。
焼山を過ぎた岩場は、登るときには木登りして下りたが、帰り道には尾根通しで通過出来た。
この岩場までは急登だが危険はないので、昨日の宋四郎山やこの眺めの良い岩峰は、
林道を使って山吹峠が使われたら、もっと登る人が増えるかもしれない。
独り占めするにはもったいないコースだ。
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ご無沙汰しております。
なかなかシブ山ですね＾＾
埼玉県と群馬県の県境とあって見晴らしがいいのに
登山者が３名だけとは.....、やはりアクセスの悪さでしょうか。
しかし、お天気も恵まれて白・赤・緑・青の配色がとっても
いい感じです。独り占めにはもったいない気がします。
ネットが巻き付いた雄鹿はその後どうなったのでしょう。
確かに憎いやつですが、気にはなりますね。
kanaritenさん
お久しぶりです。
地味〜な所を毎日歩いておりました。
ホントに誰もいない静かな紅葉見物でした。
鹿は近くの農家に寄って「捕まってましたよ」と伝えたのですが、
農家の方も「知っているけど、どうも出来ないからそのままにしている」と言われてしまいました。
のんびりしたものです。地元では鹿なぞ珍しくもないからでしょうか。
別の意味でも自然をごく身近に感じれる山域でした。
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