表妙義縦走 (紅葉の稜線 区切り着けに、金物ガチャガチャさせて)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
鷹戻し12:30−13:15こぶ岩下降部14:00−第四石門15:00−駐車場15:50
天候 | 晴れ〜うす曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
表妙義稜線 要注意箇所満載の点線ルートですが、前半と後半に大きく分類できます。 前半 大の字〜相馬岳 奥の院の取り付き部10m程度の部分で不安感じるなら。。云々というより ここが、前半の核心部と設定してます。 滑り易い岩質、常に濡れている、朝一番など条件重なり注意しています。 後半 相馬岳〜鷹戻し〜中の岳神社 鷹戻し周辺 鎖にビレーしながら上る 支点を使ってロープ出して上る、懸垂降下するなど 安全確保の訓練場所と設定しています。 鷹戻し、3段鎖の最下部の中間テラス付近、 崩れた土砂に鎖埋まっています。 その土砂も含め、要注意!です。 |
写真
感想
6月の縦走時、同日に起こった奥の院での滑落事故
10月の前穂56のコル手前での自分の事故未遂、
色々な思いから気持ちの区切り着けるため、表妙義稜線縦走をしました。
ただし、”安全第一”からオーバースペックな重装備です。
鎖にビレーして上れ、立木からでも懸垂できる
ロープ1/2 8.3mm 40m、エイト環、シャント、カラビナ9つ
ヌンチャク、スリング 60cm〜150cm 5本 等
”何処へ行くんだろう”という格好で行ってきました。
秋晴れで、1000mの稜線は、涼しい風があり、紅葉も終盤ですが綺麗で
自分含めて、同時間帯で5組くらいと結構な人数でした。
大の字の上下、いつもその日の体の状態確認してます。
奥の院、前回縦走時に滑落事故あった場所、
いつも薄暗くて、濡れていて、好きな場所ではないです。
先行にロープ訓練の一組あり、その間でどうぞと言われて上がる。
先行組も時間掛けているので、自分も時間かけても良いかなと思い、
鎖にビレー掛けながら、鎖は掴まず、ゆっくりと上ります。
稜線出てからは、この場所で初めて、気持ち良いと感じました。
今日は気を抜かないのも目標です。が、
小さいですが厄介な場所は頻繁にでてきますので、気は抜けません。
相馬岳で休憩中、鷹戻し方面の切り立った岩稜見てると、
”何であんなところ行くんだろう?”という思いと
”その先に行かないと、元に戻らない”という気持ちで
徐々に緊張してきます。
実際に行動始めて、じゃらじゃらさせて運んできた金物、交互に
鎖に掛けながら、単純行動の繰り返しをしていると、あっけなく終了。
基本動作の繰り返しで、余計な事考えなければ、スンナリですが、
それが本当にしたい事か、ふと疑念が。。。
(回りこむ手前で、見下ろした写真も何枚か撮ってますが、
イマイチ撮れていません。)
鷹戻しの頭は、1組5名休んでいますので、コブ岩の下降ポイントまで
行って休憩。
ここも事故が多い場所です。
その5名の方、リーダーがロープ確保して、グループの人を順番に降ろしています。
2点からセルフとって、仲間の力量に合わせて、テンションかけたり緩めたりしながら、なかなかです。
お話伺うと、仲間がどうしても行きたいというので、という事らしかったですが
疲れますとの事。自分には、まねはできません。
そのリーダーの方がロープ仕舞ってる時、どうぞ先へと言われますが、
”自分は懸垂で下りますので”と準備してると、5人くらい後続が到着しましたので
結構待ちがありました。
80度以上で一部オーバーハングありの2段35m 鎖だけで下りるのは
前はやりましたが、今回は改めて、正気ではやれないと思いました。
懸垂降下の方が安全確実です。
(支点の確認、ロープ末端処理、バックアップ等
確認項目をきちんとしての上ですが)
さて、この日の行動通して、気持ちに区切り着き、
落ち着いて、冬の準備進められそうな気がします。
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