仁田小屋

2021年10月23日(土) 〜 2021年10月24日(日)

• GPS: 04:13
• 距離: 14.5km
• 登り: 813m
• 下り: 839m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:45

14:31 鮫沢橋ゲート
15:25 15:25 ブラックデビル小屋
16:16 仁田小屋

2日目

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:28

9:16 仁田小屋
10:24 10:25 ブラックデビル小屋
11:44 鮫沢橋ゲート

私が入会している「NPO法人百年の森づくりの会」の第45回 和名倉山ワークに参加しました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鮫沢橋ゲート付近の駐車スペースに駐車しました。

コース状況／危険箇所等

【 鮫沢橋ゲート 〜 荒沢橋 】
舗装された林道（大洞林道）で、聖沢橋まで緩やかな登り、聖沢橋以降は緩やかな降りとなる。随所で散発的に落石が発生しているので留意されたい。

【 荒沢橋 〜 仁田小屋 】
荒沢橋ゲート以降は荒れており最早林道の体を成していない。落石に留意されたい。
仁田小屋登山口から植林帯の急登、踏跡は明瞭であるが仕事道が錯綜しているので道迷いには留意されたい。なお、一般登山道ではないことから、安易な入山は控えられたい。

※ 登山ポストは無い。

その他周辺情報

《入浴》丸山鉱泉旅館
http://www.maruyama-kousen.co.jp/higaeri_onsen/#pageblock01

写真

10/23 14:34

【 1日目 】
毎度お馴染みの鮫沢橋ゲートからスタートです。

10/23 14:47

私以外の会のメンバーは早朝から入山して作業を行なっていますが、私は午前中に自宅メンテナンスの打ち合わせがあったので、午後から入山、夕方からの合流となります。

10/23 15:08

以前から気になっていた基礎だけ残る廃墟。帰路に伺った話だと、大洞川上流部ダム建設に伴う立ち退き保証金を目当てに別荘を建てたものの、大洞ダムより上流のダム建設が立ち消えとなり目論見が外れてしまった物件なんだそうです。

10/23 15:22

散発的に落石の音が前後で響いています。今日は特に多いよ。ひょえ〜。

10/23 15:26

ブラックデビル小屋（赤沢橋）に到着。小屋の倒壊が進んでいます。

10/23 15:28

惣小屋谷も色付き始めています。秋深まるです。

10/23 15:37

荒沢橋より先は、もはや林道の体を成していないほどに荒れています。こちらも落石注意！

10/23 15:43

仁田小屋登山口。ようやく登山道に入ります。どうやら日没前に着きそうです。

10/23 15:51

えっさほいさ、急登に息が上がります。でも急がなくちゃ。

10/23 16:01

整備された植林帯を登って行きます。急げ急げ〜！

10/23 16:16

仁田小屋沢を渡渉。

10/23 16:16

仁田小屋に到着。

10/23 16:45

小屋に入ると既に宴会が始まっていました。写真はきのこ汁。ウマウマでした〜。

10/23 16:53

続いて鶏肉とジャガイモの煮物。熟練の山屋さんの手料理に感激しまくりスティーです。

10/23 16:57

担いできた氷で芋焼酎のロック。呑みながらベテランの山屋の方々の貴重なお話を沢山伺いました。

10/23 17:08

焼ベーコン！酒に合うんだなこれが！なお、高級ソーセージの写真を撮り忘れました。

10/23 17:10

ブランデーを戴きました。VSOPですって！効く〜！

10/23 17:45

担いできたチリカベでベロベロ。

10/23 20:05

日本酒の写真？あれ？私、日本酒も呑んだんだ。既に記憶喪失で写真を撮った記憶もありません。

10/23 20:39

へぇ〜。コーヒーも飲んだんだ〜。全く覚えていないが、おやすみなさーいzzz

10/24 6:09

【 2日目 】
おはようございます。9時間以上爆睡しました。写真は仁田小屋のデッキからの雲取山。

10/24 6:22

朝ご飯は昨夜に続いてきのこ汁。染みる〜。

10/24 6:39

モーニングコーヒー。

10/24 7:49

では作業開始！昨日、働いていないので頑張らなくちゃ。

10/24 7:59

仁田小屋の煙突。薪ストーブの煙が上がっています。

10/24 7:46

入口のドアの建て付けが悪くなっていたのを直すお手伝い。これが結構難作業でした。写真は建て付け調整中のAさま。

10/24 7:51

こちらは薪割りチーム。

10/24 8:08

作業の合間に山ノ神にご挨拶。ご無沙汰してます。

10/24 8:08

山ノ神から仁田小屋を望む。

10/24 8:33

シロアリにやられた箇所に薬剤を塗布して応急処置。今後、丸太ごと交換しなきゃダメらしい。

10/24 8:33

雲取の手前の尾根がバラクチ尾根かな。昨夜、バラクチ尾根から仁田小屋を撮った写真を見てもらったら、皆さん大変喜んでくださいました。

10/24 8:37

仁田小屋の内部紹介。昨夜、私は2階で寝ました。小屋内は暖かくて寝汗をかきました。

10/24 8:39

薪ストーブと工具コーナー。山仕事の工具が沢山あります。

10/24 9:16

作業終了。総勢8名で下山開始。大きな荷物を背負っているのが和名倉山に造詣の深いTさま。

10/24 9:36

作業小屋を通過すれば大洞林道は近い。なお、Tさまに万が一のことがあれば、和名倉山に散骨予定です・笑

10/24 10:02

大洞林道に戻ってきました。

10/24 10:04

ムラサキシキブの実。

10/24 10:08

一番奥が三ッ山。右にちょこんと見切れているのがカバアノ頭。

10/24 10:11

クサギの実。葉っぱが臭いんですって。

10/24 10:23

荒沢橋ゲートを潜ります。

10/24 10:46

ピラミダルなカバアノ頭。先週はcdさまとカバアノ頭の奥の仙波を歩きました。

10/24 11:30

ナシ尾根の大崩落箇所（通称：ナシ崩し）が見えればゴールは近い。

10/24 11:45

鮫沢橋ゲートでゴール。お疲れさまでした〜。

10/24 13:11

丸山鉱泉旅館で入浴しました。

撮影機器：

IXY 200 CANON

感想

kazu5000🌲

「埼玉の母なる川『荒川』の水源にブナやミズナラなどの落葉広葉樹を植えて緑のダムをつくる。百年後の子孫のために。」という壮大な活動理念に共感し「NPO法人百年の森づくりの会」に2年程前から入会しています。しかしながら、私が入会して以降、新型コロナの流行によって仁田小屋での作業はことごとく中止となっていました。この度ようやく開催されることとなった仁田小屋の補修作業に初めて参加することが出来ました。
タイミング悪く、自宅メンテナンスの打ち合わせとバッティングしてしまい、初日の作業には参加出来ずに、ただ呑んで泊まっただけになってしまいましたが、憧れの仁田小屋に宿泊できて心願成就となりました。
また、宴会ではベテランの山屋の方々の貴重なお話を沢山伺うことが出来てとても勉強になりました。
大好きな埼玉県の山に少しでも恩返しが出来るよう、微力ながら今後とも会の事業に参加しようと思っています。

コメント

mumcharlie

おはようございます。

近頃では珍しい2日間連続晴天の素晴らしい日のボランティア活動でしたね。
お天気の神様に善行が認められたんですね。
”仁田”、関東界隈の山域でしばしば聞く言葉ですが由来は何なんでしょう？
是非学究肌のカズ様に調べて頂けたらと思います(丸投げ )

>通称：ナシ崩し
ぎゃはははっ、思わず口に含んでいた牛乳を吹き出しそうになりました。
カズ様限定の”個人称”じゃないんですかぁ？
>ブッキング
お美しい奥様をそばに侍らせて飲みながら書いたでしょう、バッティング？　

素晴らしい活動に頭が下がります、お疲れさまでした。

kazu5000🌲

mum師匠、おこんばんは〜
ほんと良いお天気で日頃の行いの成果だと自負しています

さて、「仁田」の由来ですが、古くは動物がやってくる湿地を「仁手」または「仁田」と言ったそうなので、この辺りが由来なのかなぁと妄想しています。なお、現在でも不動産業界では、仁田という地名は地盤が悪いというのが定説になっているようです。
仁田の由来もそうなのですが、和名倉山周辺には、仁田小屋沢や船小屋沢、惣小屋谷や焼小屋谷など、昔々、山仕事の為の小屋があったことが由来になっているだろう地名が多いことに興味を覚えます。山麓の人々が和名倉山と共に生活していた時代を妄想するとロマンが果てしなく広がります

「ナシ崩し」と命名したのは、以前、ナシ尾根を一緒に登ったヤマレコユーザーのモンブランさまで、私ではありませんの
私もそれを聞いた時、爆笑しました

× ブッキング ○ バッティングですね。ご指摘ありがとうございます。早速、感想欄を修正しました
シラフで記録作ったんですけどね〜

cyberdoc

久々の土日共快晴の週末でしたが
全く展望のない奥秩父沢筋歩き・小屋泊とは
あんたも好きね 〜の世界ですね〜
立派な小屋があるんですね〜、秘密基地ですね(笑)

kazu5000🌲

cyberdocさま、おこんばんは〜
土日晴れたのは俺様のお陰ですよ
感謝してください

さて、仁田小屋は元々、大滝村が村有林を管理するために設置した営林小屋で、林業の衰退と共にボロボロの状態で放置されていた小屋を「百年の森（私が所属する会）」で資金を工面して再建、現在は合併した秩父市の所有物になっています。で、現在、和名倉山の森林整備を行なっている当会が営林小屋として仁田小屋を使用させてもらっているという訳です。
ぶっちゃけ、秘密基地です

hokkun

おばんです
宴会要員で秘密基地に行かれたようですね。
二日酔いでドアを押さえていたように見えますが…
何とか卒業した大学の山小屋も某所にあるのですが、管理する人もなくボロボロになっているんだろうと思います、

kazu5000🌲

Hぱいせん、おはようございます🎵
初日の作業に参加出来なかったので、ほとんど役立たずで終わってしまいました。はい、宴会要員ですけど何か？
H先輩の母校の山小屋、今から建てるとなったら手続きもお金も大変でしょうから、山岳部の後輩たちに奮起してほしいところですね (￣∇￣)
因みに、私の所属する会は、埼玉大学のWV部OBが主体となって運営されています (´▽`)ノ

モンブラン

こんばんは。

念願の仁田小屋泊、おめでとうございます。Rさんじゃないところに、ワナグLOVEの矜持を感じましたね。

私はその丁度向かいで和名倉山を眺めていましたが、心も身体もほかほかのご様子で羨ましい限りです。

仁田小屋のメンテナンスお疲れ様でした。

kazu5000🌲

モンブランさま、おはようございます🎵
また、ご祝福をありがとうございます <(_ _)>
そうなんです。数年越しで願いが叶ったんです！と言うわけで、林道とは言え距離もそこそこ歩いたし、裏アカじゃなくて表で記録することにしました (￣∇￣)

モンブランさまの記録、拝読しました。この季節のツエルト泊は嘸かし寒かったことでしょう。
てか、駅から歩いて表参道からの三峯詣、雲取越えて奥多摩駅って、あんたも好きねぇ❤
モンブランさまこそ、ど疲れさまでした〜 (´▽`)ノ