大長山から冠雪白山の大展望(おまけ赤兎山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 938m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 晴れ、ガス、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※登山口への林道ゲートは午前7時〜午後5時(ただし冬季閉鎖) 通過時に大人(1名)400円の協力金を徴収されます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大長山への登山道は、赤兎山と比べれば細めだが、普通に明瞭。一部クマザサが茂っていて、草露が多い時間帯ならカッパズボンが安心。 ・ただし、泥濘はかなり酷かった。(小原峠から向かって)苅安山、P1530、大長山ニセピークを下った平坦地に泥濘が連続的に現れる。イメージ的には「沼」。足の置き場に困り、踏まれたクマザサの葉が泥にまみれ体にまとわりつく。(前日の雨の影響があると思うが、ちっとやそっとで乾燥する状態には見えない。) |
写真
感想
冠雪した白山を見たくて、初めての大長山へ登ってみた。赤兎山は何度か登っているが、2012年が最後で、いずれも石川県側の三ツ谷から。小原集落から登るのも、今回初めてだ。
というわけで、リサーチ不足を感じたことがいくつかあった。
(1)小原林道ゲートが朝7時以降でないと通過できないこと。私は6時から登り始める計画だったので、慌てて自宅に1時間ほど計画全体が遅れることを連絡した。
(2)大長山にニセピークがあること。地図は見ていたが「あれが大長山」と信じて疑わなかった私は期待を裏切られて悔しい思いをした。
(3)大長山への登山道には泥濘が酷い区間が3か所ほどあること。「沼」と言いたくなるような酷さだったので、二度目も登りたいかと問われると答えに窮する。
(4)赤兎山への登山道は道幅も広く整備が行き届いているが、どうしても2012年のあやふやな記憶と比べてしまい、「こんなに急登だったかな?ロープなんてあったかな?」とギャップに驚いている。
とはいえ、嬉しい誤算もあった。
・小原峠までの区間が意外に紅葉・黄葉がすばらしかったこと。今年はブナやダケカンバの黄色が色づきが悪いと感じて残念だったが、この辺りのブナを中心とする森の雰囲気は実に見事で癒された。
・大長山から見た冠雪の白山が神々しかったこと。まさに絶景だった。白山の峰々、別山はもちろん、左右の山々、さらに背後を振り返れば加越国境稜線、福井大野の山々、金沢方面など、文字どおり360度のパノラマにしばし時を忘れた。
また、小原登山口からの道は終始岩がちだったが、2012年に私が三ツ谷登山口から登った道は土の柔らかい感触の記憶があり、同じ小原峠につながる登山道でも、石川県側と福井県側ではこうも違うのかと新鮮な感じがした。
やはり、初めての山は実に刺激的である。今度は、取立山から、板谷の頭、鉢伏山を経て、大長山の山頂に立てたら面白そうだ。おそらく来シーズンになるだろう。その時は、加越国境に新たに開拓されたらしいこの登山道の状況その他、事前リサーチをもっと入念に行い、挑戦したい。
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