強風の安達太良山

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 10.4km
• 登り: 806m
• 下り: 796m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:37

距離 10.4km 登り 808m 下り 804m

12:02 奥岳登山口
12:51 五葉松平
13:00 薬師岳
13:25 仙女平分岐
14:09 14:22 安達太良山
14:56 14:57 仙女平分岐
15:19 15:39 あだたら山ロープウェイ 山頂駅
15:40 15:43 薬師岳
15:52 五葉松平
16:39 奥岳登山口

天候

ときどき青空もみえる曇り。しかしこれが「ほんとの空」とはちょっと思えない。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あだたら高原の無料駐車場からスタート。ロープウェイは強風でとまったり動いたりしていたようだ。

コース状況／危険箇所等

風のある日は、ロープウェイがとまることもある前提で装備・スケジュールする必要がありそう。

その他周辺情報

富士急レストハウスの横手にシューズの泥を落とせる水道とブラシあり。

写真

奥岳登山口からスタート。
朝に大阪から来たので登山開始は12時過ぎ。

午後から天気がよくなる、との予報だった。
雨はあがって青空も見えてきた。
信夫山が街のまんなかにある福島市、がみえる。

「この上のそらがほんとの空です」の碑。

【高村光太郎の詩集】智恵子抄
　智恵子は東京に空が無いといふ、
　ほんとの空がみたいといふ。
　（中略）
　阿多多羅山の山の上に
　毎日出てゐる青い空が
　智恵子のほんとの空だといふ。
−−
「ほんとうの空」ではなく「ほんとの空」なんだなと、この碑で気づく。

乳首が見えてきた。
紅葉はほぼ終わって、天候もすぐれず、時間は14時。
登山日和に渋滞する乳首もさすがに空いてます。
2、3組がちらほらと見えるぐらい。

山頂の祠と。
ときおり体が傾くほどの強い風。このあと立ったら深くかぶっていたのに、ニット帽が風で飛んでいった。乳頭の登り口のほうへ。降りてあたりを探すも見つからず。（ダイソーの百円帽子やからまぁいいけど）

NHK番組「にっぽん百名山」で、安達太良山では沼ノ平の眺めをみてほしいと語っていたので、少しだけと思いつつ馬ノ背へ向かうが、雪のついた道と強風でリスク大きい。100mほどいって引き返す。沼ノ平の眺めはまたの機会に。

条件がよければくろがね小屋周回コースも考えていたが、ピストンにする。自力下山するつもりだったが視察をかねてロープウェイ山頂駅へよっていく。13時ぐらいからロープウェイは強風でとまっていたようだ。
建物の窓からうっすらと虹がみえた。

山頂は食事できるコンディションではなかったので、ここ駅舎でランチ＆おやつタイムにした。
おやつは日本三大まんじゅう、福島の柏屋の薄皮饅頭。
つぶあんとこしあんがあって、私は基本つぶあん派だけど、これに限っては、こしあんがおいしいと思いました。

強風の場合、ロープウェイは1つのカゴに乗る人数が多いほど、重さで安定して運行させやすいらしい。三密回避に逆行するがそういうケースもあるのだなと納得。
係員さんが「日没も迫ってますので16時までにはロープウェイを動かせるかの決断をくだします」と案内させていたが、それを待たずに自力下山で下りる。
なにか救助があったのか、救急スタッフがあだたら高原で活動中でした。
泥道歩きで靴がどろんこ。富士急レストハウスの横に水道とブラシがあり使わせてもらいました。感謝。

感想

piraru9

寒波に見舞われた週末の安達太良山。
西吾妻はすっぱり雪をかぶり、道のコンディションが心配された。
でも雪に苦労することはなかった。
泥道がちょっとやっかいだった。
ヌタヌタだ、とみんな書いている。
泥の乾きが悪いようだ。
晩秋の東北の陽ざしは、照らしはするけど暖めはしないから。