記録ID: 368020
全員に公開
ハイキング
大峰山脈
秋 20.5km★バリゴヤノ頭(ミオス尾・カンスケ尾Ver.)とみたらい渓谷 紅葉祭り!伝説の剣も見つけたョ!
2013年11月09日(土) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:02
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,229m
- 下り
- 2,244m
コースタイム
2:30 出発
途中、GSで給油し 休憩室に入ると、暖房効いてて、天国。。ずっとココに居たい気分でした。
心を鬼にして、登山口へ向かいます。一度、温室に入った後の外の厳しさ(ギャップ)があまりにも大きすぎて。。
5:35 みたらい渓谷到着
今日は、天の川紅葉祭りというだけあって、この辺りに駐車は出来なさそう。。
その先、白倉谷を詰めて、クロモジ尾から入ろうかと思っていたら、舗装路が、悪路。これは、タイヤがパンクしそう。
ということで、クロモジ周りは諦めて、カンスケ&ミオスからアプローチすることに。。
車両は、白倉谷ちょい上側の路肩にデポ。
このコース周回後に思ったが、やっぱり、カンスケ&ミオス尾根の登りを知ること無くして、いきなりの下りは遠慮したいトコロ。という結論に至った。
場数をこなせば、逆周りも可かも??
<< 1陣:バリゴヤへの旅 >>
5:38 ソマ道辺りは真っ暗です。暗いから免除とは理由になりません。
体も心底冷えまくっているので、ヘッデン点灯して歩き出します。
ソマ道取り付きがわかりにくく。。
5:40 みたらい渓谷近くの錆びた階段を登り、適当に尾根に乗ることに。。
5:43 暗いと尾根の取り付きがわかりにくく。。
そんな中にも "山は楽しい" のプレートを見つける。
ここから、尾根道が続いているらしいですが、暗闇の中でも、片側が崖っぽい斜面だということだけはわかります。
出だしから、四つんばいになって、岩を這い上がるような急登が待ち構えていました。
そうこうしてる間にも、30分ほどで、夜が明けてくるだろうと楽観的に進みます。
あれほど冷えきっていた体もホクホクしてきて、上着もいらないくらいです。
6:06 若干明るくなってきましたが、まだ、闇は解けてくれません。
巨岩壁に塞がれてしまいました。北側に巻こうと動き出しましたが、超えられそうなルートを発見したので、岩を掴んで這い上がります。
6:16 少々薄暗いですが、南側の紅葉ゾーンが綺麗なようです。
家を出る前に、しっかりと食べてきたのですが、早くも小腹が減ったので、おにぎりをパクリ。
6:29 その先、急激な岩登りからは開放されましたが、急激な斜面の急登であることには変わりありません。
低速ながら、地味に登ります。
"川久山" と書かれた柱(白黒)に沿った尾根道をトレースします。
6:38 紅葉ゾーンを過ぎて、植林の登りに変わります。
先日、軽く左足甲をぐねったようで、甲に違和感あり。この違和感、2週間くらいで気にならない程度になると思われ。山歩きには支障無さそうだが、そんなこんなで、今日は ぐねり防止のため、ハイカットタイプのハイキングシューズで来ました。
6:40 南側に山峰がうっすら見えてきます。
6:45 岩の痩せ尾根を、這いつくばって登る。楽し♪
ソマ道からの険しい風な、登りに比べれば、易しいレベルの岩乗越えが続きます。
6:53 羊のような切り株 横を通過→その先切り株ゾーン
ときどき、白いテープあり。
7:08 切り株にワイヤー巻きポイントあり。
7:13 白黒柱の文字が、"川久山" から、"和泉" へと変わる
7:14 夜明けの太陽が眩しい。また、紅葉ゾーンに。
切り株に石(ケルンか?)
7:31 氷結すると美しくなるだろうと思われる木あり。
7:42 木の根うじゃうじゃ〜の尾根を木の根掴んで登る。踏み抜き注意。
7:42 南側の尾根ビューが素晴らしい。
7:57 際どい山斜面の下り。巨岩壁を巻きながら下ります。
私的には、ビレイが欲しいくらいの難所(ちょっと気を抜くと滑り出しそうな傾斜)で、補助ロープを使いました。
下りてきて、後ろを振り返ると、もうちょっと緩く下れそうなルートが北側にあるような気がしました。★
この先でも、ロープを使用する箇所が出てくるかもしれない。。とロープの出し入れが面倒になり、体にしょってみる(巻きつける)ことに。
ロープの巻き方が若干長目だったため、石楠花の木の枝に時々ひっかかり、歩きづらい。巻き方が甘かったことに後悔する。今更、巻きなおしも面倒だ。
今度からは、長さにも注意して巻くことにしよう。
膝を直角に曲げてみて、ロープが余裕で、膝に当たるようでは、岩登りには、不適格のように感じ。。藪漕ぎなどでは、ひっかけやすい。
特に、不ぞろいな部分が目立ってひっかかる。形状、より美しく(雑さかげんはNG)。。とは、大事なポイントだなと実感した。
8:06 木の根の壁画横通過。見事にリアルです。
8:08 その先も、木の根&岩稜(痩せ尾根)道の連発です。
8:27 巨大岩壁が現れます。足場は良さそうなので、超える。
8:31 石楠花地獄へ突入。。
8:50 龍の木 横通過(勝手に命名)
8:54 展望の木 横通過(勝手に命名)
木登りすると最高なポジションで展望が楽しめそうな木です。高度感はありそうです。。
倒木乗っこし→トライアングルの浮きの根の木→モンスター巨木を見送る。
9:03 北側に、大日山が見えてくる。
9:23 そのまま石楠花斜面を突っ走って、目の前の岩尾根を登り、登山道まで真っ直ぐ尾根を突き進めることも出来るのではないか?という感覚で、登山道へ伸びる岩陵を見上げていましたが、せっかく先人レシピ(軌跡)をロードしてきたのだから、先人のレシピに従うことに。
石楠花地獄から、序所に南へ笹斜面をトラバースして行く。
途中、石楠花の木に、菓子パンの袋が結びつけられてあった。明らかに、人に歩かれた気配を感じる。ありがたやぁ〜。
9:36 草つきのトラバースでは、滑りそうにないトコロは歩きやすかったが、それでも、ズルズルと行く箇所もあり、ヒヤヒヤさせられた。
そして、ルート上では、かなり南へ巻いて行くようになっているようだが、ズルズルの滑りに耐えられなくなり、目の前に見えている、"水が染み出る苔岩登り" (トラバースし始めて、たしか一つ目の岩谷の登り)に変更する。
せっかくの先人の軌跡も、滑落してしまえば元も子もないので 自分の信じる道(ルー・ファイ)を行くことに。
このコースを歩くに当たって、情報収集だけは、してきたつもり。
たしか、この岩尾根を登った人のレコがほんのちょっとだけ、頭の片隅に残っていた。
9:45 南側へ巻いて行くより時間短縮になるかも。と、水の染み出る濡れた苔岩をガッツリ掴んで登る。
岩場の穴が見える。たしかコレを潜るコースでパスした方もいらっしゃったようだ。
しかし、現状の私の状況で、岩穴を目指す気力は無い。
水の染み出る濡れた苔岩に足を軽く乗せると、当然滑る。恐る恐る足場を確認しながら、慎重、かつ丁寧に登る。
そして、巨岩たちが 立ちはだかり、どうにもルート突破に限界がきたトコロで、ルート変更を。。
乗越えられそうで、乗越えられなかったオーバーハング気味の巨岩を北側に巻き、足がかりを探しつつ、岩の草付きをわし掴みにしながら登ってゆく。
掴んだ草も ひゅるる と もげそうなので、体重をあまりかけないよう、木の根が来たら、即座に、木の根に飛び移る。
当然の事だが、極力自分の体重+ザックの重みに耐えられそうな木の根を選んで掴む。
9:56 そんなこんなで、結構いい位置に登り詰めた。その先は、ただの斜面登りなので、ズルズルに気をつけながら登れば楽勝!
10:00 足場に気をつけながら登山道に合流。ちょうど、"稲村ヶ岳⇔バリゴヤノ頭"の黄色い道標 前辺りに出た。
登山道合流(稲村稜線)まで、10時が目標だっただけに、予測通りに到着出来て満足♪
10:04 バリゴヤ方面へ歩き出すと、左手に山峰ビュー 天気にも恵まれ、ちょっとうれしくなる。
10:08 笹の激下りへ。幸いに、道標のテープが案内してくれるので助かる。
この笹下りには、小さな小石とかが紛れ込んでいるので、よく気をつけたほうが良いと思う。。というか、ピストンの折り返しで気づいたが、行きでは、道をちょっこしロストして、稜線トップを歩き下っていたことに気づく。
歩きやすい道は、ロストしやすいので注意。気をつけて歩いてさえいれば、対した誤差でもないけれど。
10:15 プチロープ場(ロープというより、太くて、綱って感じ)
岩に○印がしてあったり。
10:52 苔の痩せ尾根通過
その先、小さなアップダウンを繰り返し、一度大きく下った稜線をまた登り返すこととなる。
11:08 尾根道を若干 外れて、下の楽な道を歩いていたら、石楠花地獄が待っていた。
ここは、面倒(シンドくても)でも尾根道を歩くべし。ちゃんとした障害物の少ない道で、石楠花地獄を回避できる。
11:12 黄色いロープ場の下り→ココを下るとつやつやの石灰岩ぽい岩があった。
11:16 またまた、ロープというより、綱といった感じの岩登りあり。一生懸命登ったら、あれれ?向こう側への下りには、ロープとか無く自力で降りなきゃ。。ってな感じ。
岩の上から右側を見ると、この岩 登らずに、岩の右面から巻けそうな感じがした。でも、この岩の乗っこしは、アトラクション的には面白かった。
11:29 山峰ビューポイントより、バリゴヤ目指して、ラストスパート。ガレ斜面の登り。
11:37 バリゴヤノ頭 到着♪
バリゴヤ君、キミに会いに来るには、一番難易度の低い道のりでもアップダウンで消耗させられ、大変でした。
到着予想時刻より、7分オーバー。これから折り返しで、オーバータイムを詰めることが出来るのか?
稜線分岐点よりバリゴヤの往復に、3時間を予定しています。
11:59 黄色のロープ場(折り返し部分のフォトは割愛)
12:04 先方から、人の声がしてくる。ちょっこし安心感。
バリゴヤへ向かう客人たちとすれ違う。年配男性を先頭に、女性2人のパーティー。やるなぁ。。と思いついつつも、バリゴヤ道で人とすれ違ううれしさに、つい、行く先を尋ねてしまう。
これから、モジキ谷に下るそうだ。
リーダーの男性もこちらのコースに興味があるのか?"何処から何処まで?"とお尋ねになられた。
"ミオス尾〜バリゴヤ(ピ)〜洞川温泉方面へ" と答えると、"ミオス後の笹斜面登りは、大変やったやろ?" というお言葉が返ってきた。
"もうね、こんなんなりながら這い上がりましたよ" とジェスチャーつきで、お話するとあの感覚が再び再現され。同じ感覚を共有出来る人がいることに うれしくなった。
12:41 笹斜面に戻ってきました。あと、9分で、バリゴヤ道標までなるか?
13:00 ロープ場(綱)にて。はい、ざんね〜ん。時間切れでした。
戻りも結構遠く感じたな。。目標往復3時間だったんだけど。。怪我しないレベルの低速歩行では、3時間強かかっているようでした。
一度歩いた道の折り返しは、ただただ、ダルいだけで、(自分の行きで、道ロストしていた部分の発見もあったが)ちょっこし人とお話出来ただけでも、十分に元気がもらえた。
行きよりは、帰りのほうが比較的、時間がたつのは早く感じた。
人と会話したことによって、身軽になれたのだろう。。実際の時間は、同じくらいだったけれど。
13:16 念願の稲村ヶ岳に到着♪ なんか、フォトで見るのと現物は、イメージが違うみたい。こんな感じのトコだったんだ。
近くに三角点あり。360°パノラマ
そこから、東側にまっすぐ伸びる尾根道が見える。先客さんが、はしゃいでる。きっと、東側の尾根道から来たんだろうな。と思い、そのまま、北へ続く稜線歩きを続行。
ココからが間違いの始まりなのか?
13:19 痩せ尾根から小枝のカーテンをめくり、展望岩へ飛び出る。絶景を独り占め♪
なんか、マイナーぽいポイントだけど、知る(来る)人は少ないだろうなと優越感♪
13:29 幻の剣。ついに発見♪ぺたぺた触る。ビリケンさんかっ。。
13:36 大日山へは、北へ向かうはずなんだけど。と石楠花地獄の痩せ尾根を藪漕ぎで詰めて行くと道らしきものは見当たらず。
東へと下る紛らわしいピンクのテープを追うと登山道へ出た。
なんだよ。。尾根道の東側に登山道ついてたのカヨ。。
戻るのも面倒で、登山道が稲村ヶ岳からどのように続いているのか、知ることは出来なかった。★
石楠花尾根のトラバースを経て、立派な木製階段を下ろうとした時、kidekiさんとの出会い。
"天狗さんですか?"の一言に、"何故に、私の名前を。。"と不思議な気持ちでしたが、本日のラッキーアイテムにて見破られてしまっていたようだった。
なんとなく、方角が一緒みたいなので、ご一緒することに。。
13:44 簡単な、鎖場、梯子と、ちょっとした岩登り風な道を経て、大日山へ到着♪ 山頂には、祠があった。
何度か訪れたであろう、大日山へお付き合いくださり、彼のペースを乱してしまい、申し訳ないな。という気持ちから、ちょっこし走ってみることに。
走り出したは良いものの、内心では、 "下り三昧で良かったぁ〜。これが、登りやったら地獄やったわ。。" と思っていた。
その先、木橋がいくつか現れたが、緩い下りなので、走りやすかった。
13:49 大日山⇔山上辻⇔稲村ヶ岳 分岐
13:56 山上辻 到着♪→稲村小屋→洞川⇔レンゲ辻 分岐
レンゲ辻へは 片道ここから40分かかるらしく。次のお楽しみに。。★
14:02 お地蔵さんポイント通過
14:17 いくつか、谷にかかる木橋等を通過すると紅葉ゾーンあり。
14:21 小屋らしき建造物横を通過
14:26 法力峠 分岐♪ "法力峠からの観音峰山への登り" の誘惑にされつつ、次回のお楽しみに★
14:31 なんか、右手に伸びる綺麗な尾根道を発見★
14:46 橋の上の登山者数計測場を3回うろつく。カウンタ数増えたかな?
14:47 母公堂⇔五代鍾乳洞⇔稲村ヶ岳 分岐。迷うが、母公堂を見学に。
14:54 母公堂 到着。
14:57 洞川自然研究路歩き(トーローの岩屋・つり橋含む)
15:23 松林オートキャンプ場前の紅葉綺麗です。
15:35 大原山分岐 前通過★
15:45 紅葉に色づく、龍泉寺を散策。湖面に映る紅葉が素晴らしかったです。
------------- お車にて、虹のトンネルまで送っていただき 大変お世話になりました。 ------------
<< 2陣:みたらい渓谷遊歩道ウォーク >>
15:57 紅葉のみたらい渓谷遊歩道を歩きだす。
さすがに、前回訪れたとき以上のカラーに囲まれて、うきうき気分♪
明るいうちに、滝と紅葉の風景を見ることが出来て良かった。
16:30 P
18:45 ライトアップされる平城京跡に見とれながら、帰路へ。
19:00 自宅
<< 感想等 >>
☆今日は ぐねり防止のため、ハイカットタイプのハイキングシューズで挑みました。
足首回りのぐねりからは、守られましたが、苔で湿った岩登りが滑りやすかったです。マルチなシューズが1足だけ欲しいと思いました。
もう靴が増えすぎて靴箱がパンパンです。
☆前半、山麓〜バリゴヤノ頭までは、体力温存のため、 "走らず、慌てず、冷静に。" に気をつけながら歩いています。とてもスローです。
☆ソマ道(取り付きから、1ピーク目まで)の登りは、いきなりの岩登りありーの 急登道でしょっぱなから、手厳しく、迎えられました。
☆番田山を通ったと思われますが、気をつけて見てなかったので、ピークのプレート写真とかありません。★
☆ミオス尾根は、石楠花と浮き根(踏み抜き注意)の小さな岩稜が続く道でした。
☆稲村岩塊下のクサ付きトラバースから、その先の稲村稜線(登山道)までの岩登りが若干ヒヤヒヤしました。
一歩踏み出すとズリズリ滑り出しそうで、一瞬、"滑落!"をイメージさせられる箇所ありました。
その先も、足場はしっかりしていそうですが、滑りそうな苔濡れ岩の登りがあったりと、このコースの一番の難所を感じました。
同じく、尾根岩稜の急激斜面の下り(ロープ使用した箇所)も同じレベルの難所と記憶しています。
☆バリゴヤへの道は、前半、笹道に隠れた石ころなどが潜む 急な下りもあり、難所までとは言いがたいですが、怪我に注意のポイントでした。
あとは、嫌と言うほど、ミオス尾根で鍛えられてきたので、似たような痩せ尾根道だな。。くらいにしか印象は無かったです。
それでも小さなアップダウンはたくさんやってくるので、夏場にはやりたくない(体力を奪われる)ルートだと感じました。
稲村ヶ岳⇔バリゴヤ区間のルートには、小さな危険は、至るトコロに潜んでいるので、スピードは出せないと思います。
☆伝説の剣も見つけることが出来、なかなか充実した一日となりました。
☆稲村ヶ岳から大日岳までのルートは、バリゴヤ道の延長風に、無難に地図上の尾根トップを歩いて行くものだろう?と予想し、石楠花の藪漕ぎと格闘していました。
大日山までは、崖いっぱいに敷き詰められた石楠花群。みんな、これを乗越えて稲村ヶ岳へ行くのか?と。。さぞかし険しいルートで、稲村ヶ岳にこれる人は数少ないんではなか?等と勝手に想像していました。
稲村ヶ岳と大日山は、バリゴヤ側から初めて歩く(基本そっちのけでいきなり応用です。)ので、登山道とかわからずでした。逆から(北から南を目指すと)来るとわかりやすいのかな?
東側に石楠花群を巻くように取り付けられたピンクのテープ道を追ってみても、大日山は稲村ヶ岳の北側にあるのに、東へ下っていることの意味がわからずでした。
納得いかないままに、騙された感たっぷりで、東側へ更に高度を下げながら下って行くと、その先には、立派な木製階段があり、そして、綺麗な登山道も続いていました。
なんだぁー、綺麗な登山道があるじゃん。
そして、その先には、kidekiさんが不思議そうに振り返り、私を見つめる姿が。。
☆後半は、下る一方の登山道だったので、珍しく、小走りしています。
kidekiさんとの不思議な出会いを経て、なんとなく、トレラン風になり、麓近くまで軽くラン♪となりました。
程良く、煽っていただき(とは、言え、私に負担の無いペースで。。)
おかげさまで、その後、明るい時間帯のみたらい渓谷を満喫することが出来ました。
日頃から走りこんでいるkidekiさんは、まだ、走り足りないといった様子でした。アセ。。
私は、ゆでタコ状態でした。隣で、kidekiさんは涼しげな表情。。
お車での送迎までしていただきアリガトウございました。
その後の予定を無し崩しにしてしまいスミマセンでした。
☆本日の軌跡より、4km(龍泉寺〜虹のトンネル前区間)は、車移動となっております。
☆コチラのコースは、たっぷりと時間に余裕を持って周られることをお勧めします。
時間にゆとりがないとあせりから怪我へとつながる要素を含んでいます。
☆このコースには、ルー・ファイ要素が含まれており、岩初心者にお勧め出来るルートではありません。困難にぶちあたったときには自力で脱出できる方にはお勧め。
特にミオス尾根から稲村稜線到達区間は、要注意です。
歩き始めのソマ道の岩陵に乗れなかった場合は、引き返したほうが良いかもです。
☆私の中では、今期(今年)にバリゴヤは、もう、出ないかも。。というくらい満喫しました。
個人的には、まだまだ 何度でも いろんな方向から、攻め打ちたい山ではあります。
<< 次回の宿題 >>
☆かじかの滝
<< 本日のハイキングコース >>
ソマ道→番田山→カンスケ尾→ミオス尾→バリゴヤノ頭(ピ)→稲村ヶ岳→大日山→稲村小屋→山上辻→法力峠→母公堂→洞川自然研究路(トーローの岩屋・つり橋含む)→龍泉寺→虹のトンネル前→みたらい遊歩道散策→P
※フォト プロット位置は、うろ覚えな記憶をたどりつつの手動のものです。若干不正確な部分があるかもしれません。
途中、GSで給油し 休憩室に入ると、暖房効いてて、天国。。ずっとココに居たい気分でした。
心を鬼にして、登山口へ向かいます。一度、温室に入った後の外の厳しさ(ギャップ)があまりにも大きすぎて。。
5:35 みたらい渓谷到着
今日は、天の川紅葉祭りというだけあって、この辺りに駐車は出来なさそう。。
その先、白倉谷を詰めて、クロモジ尾から入ろうかと思っていたら、舗装路が、悪路。これは、タイヤがパンクしそう。
ということで、クロモジ周りは諦めて、カンスケ&ミオスからアプローチすることに。。
車両は、白倉谷ちょい上側の路肩にデポ。
このコース周回後に思ったが、やっぱり、カンスケ&ミオス尾根の登りを知ること無くして、いきなりの下りは遠慮したいトコロ。という結論に至った。
場数をこなせば、逆周りも可かも??
<< 1陣:バリゴヤへの旅 >>
5:38 ソマ道辺りは真っ暗です。暗いから免除とは理由になりません。
体も心底冷えまくっているので、ヘッデン点灯して歩き出します。
ソマ道取り付きがわかりにくく。。
5:40 みたらい渓谷近くの錆びた階段を登り、適当に尾根に乗ることに。。
5:43 暗いと尾根の取り付きがわかりにくく。。
そんな中にも "山は楽しい" のプレートを見つける。
ここから、尾根道が続いているらしいですが、暗闇の中でも、片側が崖っぽい斜面だということだけはわかります。
出だしから、四つんばいになって、岩を這い上がるような急登が待ち構えていました。
そうこうしてる間にも、30分ほどで、夜が明けてくるだろうと楽観的に進みます。
あれほど冷えきっていた体もホクホクしてきて、上着もいらないくらいです。
6:06 若干明るくなってきましたが、まだ、闇は解けてくれません。
巨岩壁に塞がれてしまいました。北側に巻こうと動き出しましたが、超えられそうなルートを発見したので、岩を掴んで這い上がります。
6:16 少々薄暗いですが、南側の紅葉ゾーンが綺麗なようです。
家を出る前に、しっかりと食べてきたのですが、早くも小腹が減ったので、おにぎりをパクリ。
6:29 その先、急激な岩登りからは開放されましたが、急激な斜面の急登であることには変わりありません。
低速ながら、地味に登ります。
"川久山" と書かれた柱(白黒)に沿った尾根道をトレースします。
6:38 紅葉ゾーンを過ぎて、植林の登りに変わります。
先日、軽く左足甲をぐねったようで、甲に違和感あり。この違和感、2週間くらいで気にならない程度になると思われ。山歩きには支障無さそうだが、そんなこんなで、今日は ぐねり防止のため、ハイカットタイプのハイキングシューズで来ました。
6:40 南側に山峰がうっすら見えてきます。
6:45 岩の痩せ尾根を、這いつくばって登る。楽し♪
ソマ道からの険しい風な、登りに比べれば、易しいレベルの岩乗越えが続きます。
6:53 羊のような切り株 横を通過→その先切り株ゾーン
ときどき、白いテープあり。
7:08 切り株にワイヤー巻きポイントあり。
7:13 白黒柱の文字が、"川久山" から、"和泉" へと変わる
7:14 夜明けの太陽が眩しい。また、紅葉ゾーンに。
切り株に石(ケルンか?)
7:31 氷結すると美しくなるだろうと思われる木あり。
7:42 木の根うじゃうじゃ〜の尾根を木の根掴んで登る。踏み抜き注意。
7:42 南側の尾根ビューが素晴らしい。
7:57 際どい山斜面の下り。巨岩壁を巻きながら下ります。
私的には、ビレイが欲しいくらいの難所(ちょっと気を抜くと滑り出しそうな傾斜)で、補助ロープを使いました。
下りてきて、後ろを振り返ると、もうちょっと緩く下れそうなルートが北側にあるような気がしました。★
この先でも、ロープを使用する箇所が出てくるかもしれない。。とロープの出し入れが面倒になり、体にしょってみる(巻きつける)ことに。
ロープの巻き方が若干長目だったため、石楠花の木の枝に時々ひっかかり、歩きづらい。巻き方が甘かったことに後悔する。今更、巻きなおしも面倒だ。
今度からは、長さにも注意して巻くことにしよう。
膝を直角に曲げてみて、ロープが余裕で、膝に当たるようでは、岩登りには、不適格のように感じ。。藪漕ぎなどでは、ひっかけやすい。
特に、不ぞろいな部分が目立ってひっかかる。形状、より美しく(雑さかげんはNG)。。とは、大事なポイントだなと実感した。
8:06 木の根の壁画横通過。見事にリアルです。
8:08 その先も、木の根&岩稜(痩せ尾根)道の連発です。
8:27 巨大岩壁が現れます。足場は良さそうなので、超える。
8:31 石楠花地獄へ突入。。
8:50 龍の木 横通過(勝手に命名)
8:54 展望の木 横通過(勝手に命名)
木登りすると最高なポジションで展望が楽しめそうな木です。高度感はありそうです。。
倒木乗っこし→トライアングルの浮きの根の木→モンスター巨木を見送る。
9:03 北側に、大日山が見えてくる。
9:23 そのまま石楠花斜面を突っ走って、目の前の岩尾根を登り、登山道まで真っ直ぐ尾根を突き進めることも出来るのではないか?という感覚で、登山道へ伸びる岩陵を見上げていましたが、せっかく先人レシピ(軌跡)をロードしてきたのだから、先人のレシピに従うことに。
石楠花地獄から、序所に南へ笹斜面をトラバースして行く。
途中、石楠花の木に、菓子パンの袋が結びつけられてあった。明らかに、人に歩かれた気配を感じる。ありがたやぁ〜。
9:36 草つきのトラバースでは、滑りそうにないトコロは歩きやすかったが、それでも、ズルズルと行く箇所もあり、ヒヤヒヤさせられた。
そして、ルート上では、かなり南へ巻いて行くようになっているようだが、ズルズルの滑りに耐えられなくなり、目の前に見えている、"水が染み出る苔岩登り" (トラバースし始めて、たしか一つ目の岩谷の登り)に変更する。
せっかくの先人の軌跡も、滑落してしまえば元も子もないので 自分の信じる道(ルー・ファイ)を行くことに。
このコースを歩くに当たって、情報収集だけは、してきたつもり。
たしか、この岩尾根を登った人のレコがほんのちょっとだけ、頭の片隅に残っていた。
9:45 南側へ巻いて行くより時間短縮になるかも。と、水の染み出る濡れた苔岩をガッツリ掴んで登る。
岩場の穴が見える。たしかコレを潜るコースでパスした方もいらっしゃったようだ。
しかし、現状の私の状況で、岩穴を目指す気力は無い。
水の染み出る濡れた苔岩に足を軽く乗せると、当然滑る。恐る恐る足場を確認しながら、慎重、かつ丁寧に登る。
そして、巨岩たちが 立ちはだかり、どうにもルート突破に限界がきたトコロで、ルート変更を。。
乗越えられそうで、乗越えられなかったオーバーハング気味の巨岩を北側に巻き、足がかりを探しつつ、岩の草付きをわし掴みにしながら登ってゆく。
掴んだ草も ひゅるる と もげそうなので、体重をあまりかけないよう、木の根が来たら、即座に、木の根に飛び移る。
当然の事だが、極力自分の体重+ザックの重みに耐えられそうな木の根を選んで掴む。
9:56 そんなこんなで、結構いい位置に登り詰めた。その先は、ただの斜面登りなので、ズルズルに気をつけながら登れば楽勝!
10:00 足場に気をつけながら登山道に合流。ちょうど、"稲村ヶ岳⇔バリゴヤノ頭"の黄色い道標 前辺りに出た。
登山道合流(稲村稜線)まで、10時が目標だっただけに、予測通りに到着出来て満足♪
10:04 バリゴヤ方面へ歩き出すと、左手に山峰ビュー 天気にも恵まれ、ちょっとうれしくなる。
10:08 笹の激下りへ。幸いに、道標のテープが案内してくれるので助かる。
この笹下りには、小さな小石とかが紛れ込んでいるので、よく気をつけたほうが良いと思う。。というか、ピストンの折り返しで気づいたが、行きでは、道をちょっこしロストして、稜線トップを歩き下っていたことに気づく。
歩きやすい道は、ロストしやすいので注意。気をつけて歩いてさえいれば、対した誤差でもないけれど。
10:15 プチロープ場(ロープというより、太くて、綱って感じ)
岩に○印がしてあったり。
10:52 苔の痩せ尾根通過
その先、小さなアップダウンを繰り返し、一度大きく下った稜線をまた登り返すこととなる。
11:08 尾根道を若干 外れて、下の楽な道を歩いていたら、石楠花地獄が待っていた。
ここは、面倒(シンドくても)でも尾根道を歩くべし。ちゃんとした障害物の少ない道で、石楠花地獄を回避できる。
11:12 黄色いロープ場の下り→ココを下るとつやつやの石灰岩ぽい岩があった。
11:16 またまた、ロープというより、綱といった感じの岩登りあり。一生懸命登ったら、あれれ?向こう側への下りには、ロープとか無く自力で降りなきゃ。。ってな感じ。
岩の上から右側を見ると、この岩 登らずに、岩の右面から巻けそうな感じがした。でも、この岩の乗っこしは、アトラクション的には面白かった。
11:29 山峰ビューポイントより、バリゴヤ目指して、ラストスパート。ガレ斜面の登り。
11:37 バリゴヤノ頭 到着♪
バリゴヤ君、キミに会いに来るには、一番難易度の低い道のりでもアップダウンで消耗させられ、大変でした。
到着予想時刻より、7分オーバー。これから折り返しで、オーバータイムを詰めることが出来るのか?
稜線分岐点よりバリゴヤの往復に、3時間を予定しています。
11:59 黄色のロープ場(折り返し部分のフォトは割愛)
12:04 先方から、人の声がしてくる。ちょっこし安心感。
バリゴヤへ向かう客人たちとすれ違う。年配男性を先頭に、女性2人のパーティー。やるなぁ。。と思いついつつも、バリゴヤ道で人とすれ違ううれしさに、つい、行く先を尋ねてしまう。
これから、モジキ谷に下るそうだ。
リーダーの男性もこちらのコースに興味があるのか?"何処から何処まで?"とお尋ねになられた。
"ミオス尾〜バリゴヤ(ピ)〜洞川温泉方面へ" と答えると、"ミオス後の笹斜面登りは、大変やったやろ?" というお言葉が返ってきた。
"もうね、こんなんなりながら這い上がりましたよ" とジェスチャーつきで、お話するとあの感覚が再び再現され。同じ感覚を共有出来る人がいることに うれしくなった。
12:41 笹斜面に戻ってきました。あと、9分で、バリゴヤ道標までなるか?
13:00 ロープ場(綱)にて。はい、ざんね〜ん。時間切れでした。
戻りも結構遠く感じたな。。目標往復3時間だったんだけど。。怪我しないレベルの低速歩行では、3時間強かかっているようでした。
一度歩いた道の折り返しは、ただただ、ダルいだけで、(自分の行きで、道ロストしていた部分の発見もあったが)ちょっこし人とお話出来ただけでも、十分に元気がもらえた。
行きよりは、帰りのほうが比較的、時間がたつのは早く感じた。
人と会話したことによって、身軽になれたのだろう。。実際の時間は、同じくらいだったけれど。
13:16 念願の稲村ヶ岳に到着♪ なんか、フォトで見るのと現物は、イメージが違うみたい。こんな感じのトコだったんだ。
近くに三角点あり。360°パノラマ
そこから、東側にまっすぐ伸びる尾根道が見える。先客さんが、はしゃいでる。きっと、東側の尾根道から来たんだろうな。と思い、そのまま、北へ続く稜線歩きを続行。
ココからが間違いの始まりなのか?
13:19 痩せ尾根から小枝のカーテンをめくり、展望岩へ飛び出る。絶景を独り占め♪
なんか、マイナーぽいポイントだけど、知る(来る)人は少ないだろうなと優越感♪
13:29 幻の剣。ついに発見♪ぺたぺた触る。ビリケンさんかっ。。
13:36 大日山へは、北へ向かうはずなんだけど。と石楠花地獄の痩せ尾根を藪漕ぎで詰めて行くと道らしきものは見当たらず。
東へと下る紛らわしいピンクのテープを追うと登山道へ出た。
なんだよ。。尾根道の東側に登山道ついてたのカヨ。。
戻るのも面倒で、登山道が稲村ヶ岳からどのように続いているのか、知ることは出来なかった。★
石楠花尾根のトラバースを経て、立派な木製階段を下ろうとした時、kidekiさんとの出会い。
"天狗さんですか?"の一言に、"何故に、私の名前を。。"と不思議な気持ちでしたが、本日のラッキーアイテムにて見破られてしまっていたようだった。
なんとなく、方角が一緒みたいなので、ご一緒することに。。
13:44 簡単な、鎖場、梯子と、ちょっとした岩登り風な道を経て、大日山へ到着♪ 山頂には、祠があった。
何度か訪れたであろう、大日山へお付き合いくださり、彼のペースを乱してしまい、申し訳ないな。という気持ちから、ちょっこし走ってみることに。
走り出したは良いものの、内心では、 "下り三昧で良かったぁ〜。これが、登りやったら地獄やったわ。。" と思っていた。
その先、木橋がいくつか現れたが、緩い下りなので、走りやすかった。
13:49 大日山⇔山上辻⇔稲村ヶ岳 分岐
13:56 山上辻 到着♪→稲村小屋→洞川⇔レンゲ辻 分岐
レンゲ辻へは 片道ここから40分かかるらしく。次のお楽しみに。。★
14:02 お地蔵さんポイント通過
14:17 いくつか、谷にかかる木橋等を通過すると紅葉ゾーンあり。
14:21 小屋らしき建造物横を通過
14:26 法力峠 分岐♪ "法力峠からの観音峰山への登り" の誘惑にされつつ、次回のお楽しみに★
14:31 なんか、右手に伸びる綺麗な尾根道を発見★
14:46 橋の上の登山者数計測場を3回うろつく。カウンタ数増えたかな?
14:47 母公堂⇔五代鍾乳洞⇔稲村ヶ岳 分岐。迷うが、母公堂を見学に。
14:54 母公堂 到着。
14:57 洞川自然研究路歩き(トーローの岩屋・つり橋含む)
15:23 松林オートキャンプ場前の紅葉綺麗です。
15:35 大原山分岐 前通過★
15:45 紅葉に色づく、龍泉寺を散策。湖面に映る紅葉が素晴らしかったです。
------------- お車にて、虹のトンネルまで送っていただき 大変お世話になりました。 ------------
<< 2陣:みたらい渓谷遊歩道ウォーク >>
15:57 紅葉のみたらい渓谷遊歩道を歩きだす。
さすがに、前回訪れたとき以上のカラーに囲まれて、うきうき気分♪
明るいうちに、滝と紅葉の風景を見ることが出来て良かった。
16:30 P
18:45 ライトアップされる平城京跡に見とれながら、帰路へ。
19:00 自宅
<< 感想等 >>
☆今日は ぐねり防止のため、ハイカットタイプのハイキングシューズで挑みました。
足首回りのぐねりからは、守られましたが、苔で湿った岩登りが滑りやすかったです。マルチなシューズが1足だけ欲しいと思いました。
もう靴が増えすぎて靴箱がパンパンです。
☆前半、山麓〜バリゴヤノ頭までは、体力温存のため、 "走らず、慌てず、冷静に。" に気をつけながら歩いています。とてもスローです。
☆ソマ道(取り付きから、1ピーク目まで)の登りは、いきなりの岩登りありーの 急登道でしょっぱなから、手厳しく、迎えられました。
☆番田山を通ったと思われますが、気をつけて見てなかったので、ピークのプレート写真とかありません。★
☆ミオス尾根は、石楠花と浮き根(踏み抜き注意)の小さな岩稜が続く道でした。
☆稲村岩塊下のクサ付きトラバースから、その先の稲村稜線(登山道)までの岩登りが若干ヒヤヒヤしました。
一歩踏み出すとズリズリ滑り出しそうで、一瞬、"滑落!"をイメージさせられる箇所ありました。
その先も、足場はしっかりしていそうですが、滑りそうな苔濡れ岩の登りがあったりと、このコースの一番の難所を感じました。
同じく、尾根岩稜の急激斜面の下り(ロープ使用した箇所)も同じレベルの難所と記憶しています。
☆バリゴヤへの道は、前半、笹道に隠れた石ころなどが潜む 急な下りもあり、難所までとは言いがたいですが、怪我に注意のポイントでした。
あとは、嫌と言うほど、ミオス尾根で鍛えられてきたので、似たような痩せ尾根道だな。。くらいにしか印象は無かったです。
それでも小さなアップダウンはたくさんやってくるので、夏場にはやりたくない(体力を奪われる)ルートだと感じました。
稲村ヶ岳⇔バリゴヤ区間のルートには、小さな危険は、至るトコロに潜んでいるので、スピードは出せないと思います。
☆伝説の剣も見つけることが出来、なかなか充実した一日となりました。
☆稲村ヶ岳から大日岳までのルートは、バリゴヤ道の延長風に、無難に地図上の尾根トップを歩いて行くものだろう?と予想し、石楠花の藪漕ぎと格闘していました。
大日山までは、崖いっぱいに敷き詰められた石楠花群。みんな、これを乗越えて稲村ヶ岳へ行くのか?と。。さぞかし険しいルートで、稲村ヶ岳にこれる人は数少ないんではなか?等と勝手に想像していました。
稲村ヶ岳と大日山は、バリゴヤ側から初めて歩く(基本そっちのけでいきなり応用です。)ので、登山道とかわからずでした。逆から(北から南を目指すと)来るとわかりやすいのかな?
東側に石楠花群を巻くように取り付けられたピンクのテープ道を追ってみても、大日山は稲村ヶ岳の北側にあるのに、東へ下っていることの意味がわからずでした。
納得いかないままに、騙された感たっぷりで、東側へ更に高度を下げながら下って行くと、その先には、立派な木製階段があり、そして、綺麗な登山道も続いていました。
なんだぁー、綺麗な登山道があるじゃん。
そして、その先には、kidekiさんが不思議そうに振り返り、私を見つめる姿が。。
☆後半は、下る一方の登山道だったので、珍しく、小走りしています。
kidekiさんとの不思議な出会いを経て、なんとなく、トレラン風になり、麓近くまで軽くラン♪となりました。
程良く、煽っていただき(とは、言え、私に負担の無いペースで。。)
おかげさまで、その後、明るい時間帯のみたらい渓谷を満喫することが出来ました。
日頃から走りこんでいるkidekiさんは、まだ、走り足りないといった様子でした。アセ。。
私は、ゆでタコ状態でした。隣で、kidekiさんは涼しげな表情。。
お車での送迎までしていただきアリガトウございました。
その後の予定を無し崩しにしてしまいスミマセンでした。
☆本日の軌跡より、4km(龍泉寺〜虹のトンネル前区間)は、車移動となっております。
☆コチラのコースは、たっぷりと時間に余裕を持って周られることをお勧めします。
時間にゆとりがないとあせりから怪我へとつながる要素を含んでいます。
☆このコースには、ルー・ファイ要素が含まれており、岩初心者にお勧め出来るルートではありません。困難にぶちあたったときには自力で脱出できる方にはお勧め。
特にミオス尾根から稲村稜線到達区間は、要注意です。
歩き始めのソマ道の岩陵に乗れなかった場合は、引き返したほうが良いかもです。
☆私の中では、今期(今年)にバリゴヤは、もう、出ないかも。。というくらい満喫しました。
個人的には、まだまだ 何度でも いろんな方向から、攻め打ちたい山ではあります。
<< 次回の宿題 >>
☆かじかの滝
<< 本日のハイキングコース >>
ソマ道→番田山→カンスケ尾→ミオス尾→バリゴヤノ頭(ピ)→稲村ヶ岳→大日山→稲村小屋→山上辻→法力峠→母公堂→洞川自然研究路(トーローの岩屋・つり橋含む)→龍泉寺→虹のトンネル前→みたらい遊歩道散策→P
※フォト プロット位置は、うろ覚えな記憶をたどりつつの手動のものです。若干不正確な部分があるかもしれません。
天候 | 晴れてたと思う。 お天気上、週間のうち、1回、Goサインが出るか出ないかの稲村ヶ岳(バリゴヤ)。 天気が良くても、風が強すぎたりで、なかなかとりつくことが出来ませんでした。 貴重な、今日。。再び。 乗鞍岳の突風で、風にも敏感になった。 とは言え、風を知るという意味では、強風時に、あえて、死なないレベルの歩行体験もしてみるべきかも? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
おおよそ 往復 190km この時期、生身でモロ風受けての往復6時間の運転はキツかぁ〜 寒すぎるでぇ〜 |
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カンスケ&ミオス尾の登りからとは ご立派です。
稲村の岩塊下の斜面トラバースは 途中から直登りに変更 強烈でしたね。
このルート ここのトラバースが 肝でしょうか?
私は バリゴヤからの 反時計回りで考えてますが 気になってるのは ここと
カンスケ尾の下方 P1236 番田山から南へ 岩塊の西側尾根筋を南へ
モジキ谷 取り付きあたりへの 直下りです。 ← 事前情報はありませんが!
初めてのコースで この事前情報のない下りは 考え物ですが
地形図から判断すると そんなに危険なポイントは無さそうと思われます。
これからの時期 ここは凍結しそうですから 今年は行かないかもですが?
天候次第で いい時期に 行きたいと考えてます。
そーそー 今回も ヘルメットしたままだったようですね
kidekiさんのレコ写真で見ましたよ。
なかなか おしゃれなバックショットで 今度どこかの山で 私にも見せてくださいねー
追伸
ザイルは 35年くらい前に 何度か滝の直下降で経験あるだけです。
今後 必要になるかもと 用意はしてあるんです。 まだ 実践使用はしてませんが。
地図から安全かと判断してるのは P1236 番田山から南 モジキ谷への 直下りのことです。
言われてる 稲村の岩塊下の斜面トラバースは 一番危険と思ってます。
地面の乾燥具合によっても 状況が大きく変わりますから タイミングを思案中です。
tengu-さんが 今回 登った岩壁部も チェックはしてますから 現場での選択になるかと・・・
初めてのコースは 登りが安全だとは判ってるんですが
まだ 確信はないけど 下ってみたい気がするんですよ??
理由は 判りません。
まだまだ 行くまでには時間がありますから じっくり考えてみますね。
トラバースは、歩く場所によっては注意されたし。。
というか、全面注意しておいたほうが間違いないかもです。
気の緩みが怪我のもとですから。
ミオスへの下りで挑戦でしょうか?
半分、わくわくですね。
使わなかったとしても、いざというときのツールとか持ち歩いていたほうが、ベストだと思われます。
短めのロープでも、あるのとないのとでは、大きな差があります。
私の場合、根っから挑戦したい山は、単独が主ですから、ヤバそうなトコロは、用心しまくりです。
複数で歩く場合、誰かがツールを持ってたりすれば、頼れる部分があるようですが。
おたすけロープ出してもらえたり。。
>地形図から判断すると そんなに危険なポイントは無さそうと思われます。
うーん、NANIWANさんなら、何度か稲村あたりの稜線を歩かれてるかもしれません?
そして、その稜線から、この草付きの斜面を覗き込んでみたことがあり、下れそうな感覚をお持ちでしたら、お勧めしますが。
出来れば、ミオス、カンスケは、登りで利用してみて、その次、下りで。。のほうを私ならお勧めします。
どうしても。。ということであれば、触り、登り返し出来そうな部分まで歩いてみて、やばそうなら、引き返して、コース変更を。。の代案(エスケープルート)をいくつか用意しておくことをお勧めします。
>これからの時期 ここは凍結しそうですから 今年は行かないかもですが?
>天候次第で いい時期に 行きたいと考えてます。
あっはぁ。私も冬さえ迫ってこなければ、まだまだ、心残りなルートいっぱいあります。
ご安全に。。
※ヘルメット、今回も役に立ちましたよ。
石楠花の木に数回頭打ちつけました。軽くですが。。
<< 追伸 >>
なるほど、P1236 番田山から南 モジキ谷への 直下りですか、
目の前にある課題をクリアすることばかりに視点が注がれていましたので、あまり周りの風景とか(別ルートで下った場合の想定など)注意深く見て無かったかも。
一度、カンスケ尾根歩かれて、行けそうな気がしてるなら、行けるかもです。
また、変わったコースを思案中なのですね。
NANIWANさんについて行きたいっ。
絶対、無傷で帰ってきてくださいね。奥さんのためにも。。
☆また、番田山を通ることがあれば、プレート写真をお土産に持って帰ってください。
ネットで検索してみたんですが、どんな山頂図なんだか。。
深夜から動かれてまだあんなにパワーがあるなんて超人です、
でもあんまり無理をしてはいけませんよ。
kidekiさんも歩き(走り)すぎに注意ですよ。
熊やヒルと逢うかも?
あっ、kidekiさん たんこぶは出来てなかったですか?
<< 追記 >>
あっはぁ。無傷で何よりです。
私はメットかぶってたので、石楠花パンチにもめげることなかったデス。
詳細は。。ごにょごにょ。。
共に懺悔を。。
私の分までお祈りください。
なぜ?頭を打つのか?モラル上?コース上?謎(?_?)
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