ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3682655
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

伊能忠敬の道【裏高尾非一般道】追加情報:周辺の尾根

2021年10月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
7.4km
登り
423m
下り
426m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:49
合計
5:56
距離 7.4km 登り 426m 下り 438m
8:53
15
9:44
9:47
4
9:51
0:00
48
「伊能道」(仮)の東側尾根下降開始
10:39
0:00
3
下降終了
10:42
0:00
5
高尾天満宮
10:47
0:00
18
「伊能道」の西側尾根登行開始
11:05
11:09
5
登行終了(蛇滝林道)
11:14
11:43
0
「伊能道」の尾根(蛇滝林道,昼食)
11:43
0:00
39
「伊能道」の尾根登行開始
12:22
0:00
10
登行終了
12:32
0:00
66
「伊能道」の西側尾根上部から下降開始
13:38
13:50
6
下降終了(蛇滝林道)
13:56
0:00
5
蛇滝口登山道合流
14:01
14:02
2
14:04
28
梅郷遊歩道
14:32
17
甲州街道(国道20号)
14:49
高尾山口駅
 先週の記録:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3655558.html
では、伊能忠敬が測量したかもしれない高尾天満宮から1号路までの尾根道(略してカッコつきで「伊能道」とよぶことにする)の一部、蛇滝林道までを歩いた。そのときの印象から、それが本当に伊能忠敬の測量した道なのかという疑問がわいた。先週の記録で参照したURLの考察やその他の検索結果などから他の可能性は浮上しないが、自分の足でその両隣の尾根を歩いて比較してみたくなった。今回は急に思い立ったのと自身のこだわりから始まった計画なので単独行となった。こだわった山行記録になることをお許しいただきたい。

 まず、「伊能道」の東側の尾根を金毘羅台の東から高尾天満宮方面に向けて下降した。ここは昔の登山道の可能性を感じさせる痕跡が「伊能道」より強く残っているように感じたがやはり傾斜は急な部分が多く、参道として多くの人が使うには大変だったであろうという印象をもった。この点は「伊能道」と同様である。使い込まれた登山道とは20号線から金毘羅台への登路のようなえぐれた部分があるのが特徴だが、それは見られなかった。

 東尾根を下ったところから高尾天満宮を通り、その裏で沢を渡り「伊能道」の西側の尾根に取りついた。沢を渡るとき、対岸には誘うようにリボンがあったのに、その先に尾根を直登する道は見つからないので、構わず尾根筋を直登した。ほどなく、左からも右からもえぐれた登山道が尾根に合流してきた。尾根への取り付き点は2つもあったのだ。この西尾根は、比較している3本の尾根の内で登山道としての痕跡は最も濃く残っていた。

 西側の尾根と蛇滝林道の交点では、尾根の続きは高い崖で阻まれ、ちょっと見では取り付き点は見つからなかった。そこで、林道を歩いて「伊能道」の尾根の上部へ取り付いた。最初から傾斜は急で、尾根筋と思われる部分にも踏み跡らしきものは時折見かける程度。この「伊能道」の上半分は3本の尾根の内で最も歩き難く、歩行痕跡に乏しかった。

 「伊能道」を登りつめ、1号路に出るとものすごい人で混雑。ついさっきまで、数十メートル北の無人の尾根で黙々と斜面をよじ登っていたことが嘘のよう。

 喧騒の舗装路から早々に避難するように、さきほど登った西尾根の、林道から上の部分の下降を開始した。下降開始点にはリボンが下がっていた。少し降りたあたりで落ち葉に埋もれたトラバース路と交叉し、動物のモニターカメラが置かれていた。ここまでは尾根筋に旧道らしき痕跡は見当たらなかった。
 そこから林道のどこを目がけて下るか迷った。先ほど、西側尾根の蛇滝林道から上への取り付き点が急崖で見つからなかったので、急崖へ降りるのは避けようと思い、蛇滝に近い西方寄りにルートを取ることにした。したがって、西尾根の延長からはそれ、旧道の痕跡の確認はできなくなった。
 下降方向に見つけた作業標識に沿って下った。標識は蛇滝林道まで続いていた。次第に傾斜がきつくなり、足場が悪くなったので、最後は安全のためザイルを使って下降した。20m×4ピッチほどで林道へ出た。法面には取り付きの明瞭な踏み跡があった。

 結局、3つの尾根を比べる限り、登山道の痕跡は西側尾根が最も濃く、先週歩いた部分も含め「伊能道」は最も薄い結果となった。天満宮からの尾根に測量可能な登山路は果たしてあったのだろうか。あの尾根を本当に測量したのだろうか。あの急斜面を正しく測量できたのだろうか。
 現在の地図に伊能図を重ねる試みはいくつかのサイトで行われているが、いずれも高尾天満宮の尾根(花見尾根と呼ばれることがある)ということになっている。しかし、それが高尾山北面のメジャーな登山道だったかどうかはわからない。他に登山道はなかったのか。今回はその辺りの疑問から踏査を思い立ったが、現地を見る限り、登山道の名残が色濃く残っていたのは「伊能道」の西側の尾根だった。傾斜が比較的緩く風化しにくかったため、たまたま痕跡が残りやすかっただけなのかもしれないが、今も往時をしのんで歩くことができるよい道だと感じた。ただし、1号路までの行程の一部の踏査を割愛したので、その部分は今後自分の足で確かめてみたい。

 今回の踏査では、思いがけず、金毘羅台への「ちか道」がすばらしい登路であることを知った。途中には道沿いに何か所も平坦な場所があり、昔は茶店があったのではないかと想像を掻き立てられた。傾斜も緩やかで、歩きやすく、人にはほとんど会わず、気づいたらもう金毘羅台かと驚くほどあっという間の楽しいリラックスした登行だった。金毘羅台はさすがに人が多く別世界だった。

荷物:6.5kg、歩数:16000
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京王新宿駅 ー(高尾山号1号 8時発)→ 高尾山口駅
高尾山口駅 ー(高尾山号2号 15時15分発)→ 京王新宿駅
コース状況/
危険箇所等
一般道以外は踏み跡・リボンのないところが多い。
その他周辺情報 高尾山口駅と南浅川の中間あたりにコンビニが2軒ある。
これより高尾山ちか道の石碑の裏側。「明治四拾壱年四月建立」とある。
2021年10月30日 09:09撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:09
これより高尾山ちか道の石碑の裏側。「明治四拾壱年四月建立」とある。
はじめてここを通る。
2021年10月30日 09:13撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:13
はじめてここを通る。
2021年10月30日 09:14撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:14
さすがに手入れの行き届いた路。
2021年10月30日 09:17撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:17
さすがに手入れの行き届いた路。
使い込まれたくぼみ。
2021年10月30日 09:18撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:18
使い込まれたくぼみ。
山道を見守ってきた古木たち。
2021年10月30日 09:20撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:20
山道を見守ってきた古木たち。
根がしっかりと土を離さない。
2021年10月30日 09:22撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:22
根がしっかりと土を離さない。
茶店の跡か?
2021年10月30日 09:23撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:23
茶店の跡か?
渡りに乗り遅れたのか?(アサギマダラ)
2021年10月30日 09:28撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:28
渡りに乗り遅れたのか?(アサギマダラ)
子どものころ、初めてみたとき、こんなにきれいな蝶がいるのかと感動したことを思い出す。
2021年10月30日 09:29撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
10/30 9:29
子どものころ、初めてみたとき、こんなにきれいな蝶がいるのかと感動したことを思い出す。
急斜面。高尾山は急傾斜が多い。
2021年10月30日 09:32撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:32
急斜面。高尾山は急傾斜が多い。
気持ちの良いトレイル。でも何となく重心を右に寄せて歩いてしまう。
2021年10月30日 09:32撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:32
気持ちの良いトレイル。でも何となく重心を右に寄せて歩いてしまう。
もう金毘羅台。時を忘れる心地よい登りだった。このままどこまでも歩いていたい。でも、この道標が見えたとたん、混雑にのみこまれた。
2021年10月30日 09:44撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:44
もう金毘羅台。時を忘れる心地よい登りだった。このままどこまでも歩いていたい。でも、この道標が見えたとたん、混雑にのみこまれた。
まだスカイツリーのなかったころの案内板。
2021年10月30日 09:46撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:46
まだスカイツリーのなかったころの案内板。
金毘羅神社。
2021年10月30日 09:46撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 9:46
金毘羅神社。
「伊能道」の東側の尾根の最上部。昔は人が歩いていたということがわかる。
2021年10月30日 09:50撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:50
「伊能道」の東側の尾根の最上部。昔は人が歩いていたということがわかる。
いきなり縄張りの主張。なんか消化悪そう。主は誰だ。
2021年10月30日 09:51撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:51
いきなり縄張りの主張。なんか消化悪そう。主は誰だ。
道らしき痕跡。
2021年10月30日 09:56撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:56
道らしき痕跡。
踏まれてきたような根の形。
2021年10月30日 09:57撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 9:57
踏まれてきたような根の形。
道が阻まれていたので、右側を迂回してきた。
2021年10月30日 10:01撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:01
道が阻まれていたので、右側を迂回してきた。
道の痕跡。
2021年10月30日 10:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:04
道の痕跡。
蛇滝林道の終端から続くトラバース道か?(西方向)
2021年10月30日 10:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:05
蛇滝林道の終端から続くトラバース道か?(西方向)
同、その延長方向(東方向)。これは立派な作業道だ。
2021年10月30日 10:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:04
同、その延長方向(東方向)。これは立派な作業道だ。
さらに東へ進んでみる。簡単に埋もれてしまわない、しっかりと作られた道。林道からきているに違いない。ぜひ通して歩いてみたい。
2021年10月30日 10:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:05
さらに東へ進んでみる。簡単に埋もれてしまわない、しっかりと作られた道。林道からきているに違いない。ぜひ通して歩いてみたい。
同地点から下り方向。こちらに進む。
2021年10月30日 10:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:05
同地点から下り方向。こちらに進む。
道だった雰囲気。参道だったのだろうか。
2021年10月30日 10:12撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:12
道だった雰囲気。参道だったのだろうか。
やはり道だ。
2021年10月30日 10:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:16
やはり道だ。
林を抜け、伐採地の上端に立ったところで振り返って。
2021年10月30日 10:19撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:19
林を抜け、伐採地の上端に立ったところで振り返って。
伐採地。町並みは新井方面。
2021年10月30日 10:20撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:20
伐採地。町並みは新井方面。
切り株たち。
2021年10月30日 10:20撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:20
切り株たち。
斜面が急で転がったら大変なので、森側に踏み跡あり。
2021年10月30日 10:29撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:29
斜面が急で転がったら大変なので、森側に踏み跡あり。
感染梅伐採跡。何か植えてある。
ここまで下りれば傾斜は緩む。
2021年10月30日 10:30撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:30
感染梅伐採跡。何か植えてある。
ここまで下りれば傾斜は緩む。
降りてきて振り返る。結構急で下が丸見えで滑るとまずいので怖かった。
2021年10月30日 10:38撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:38
降りてきて振り返る。結構急で下が丸見えで滑るとまずいので怖かった。
梅林。春はにぎわうだろう。この奥に高尾天満宮。
2021年10月30日 10:39撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:39
梅林。春はにぎわうだろう。この奥に高尾天満宮。
「伊能道」の尾根とその西側の尾根との間の沢。右岸に道が見える。これが西側尾根に合流するのか。あるいは「伊能道」尾根に向かうのか。後から考えると分岐して両方に行けるようだ。要確認。
2021年10月30日 10:43撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:43
「伊能道」の尾根とその西側の尾根との間の沢。右岸に道が見える。これが西側尾根に合流するのか。あるいは「伊能道」尾根に向かうのか。後から考えると分岐して両方に行けるようだ。要確認。
沢から西尾根に向かう踏み跡。テープがあり登れそうだ。しかし、すぐ尾根には取り付かないので、強引に尾根を直登。
2021年10月30日 10:44撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:44
沢から西尾根に向かう踏み跡。テープがあり登れそうだ。しかし、すぐ尾根には取り付かないので、強引に尾根を直登。
西尾根の途中で東側から合流してきた立派な道。よく使い込まれている。先ほどの沢の右岸の踏み跡がここにつながるようだ。
2021年10月30日 10:52撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:52
西尾根の途中で東側から合流してきた立派な道。よく使い込まれている。先ほどの沢の右岸の踏み跡がここにつながるようだ。
そのすぐ上で今度は西側からも合流。これもよく使われてくぼみのある立派な道。この道の取り付き点を探せばよかった。
2021年10月30日 10:53撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 10:53
そのすぐ上で今度は西側からも合流。これもよく使われてくぼみのある立派な道。この道の取り付き点を探せばよかった。
二つの道が合流した後は、しっかりと道らしくなった。
2021年10月30日 10:53撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 10:53
二つの道が合流した後は、しっかりと道らしくなった。
すごい根っこ。
2021年10月30日 11:02撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:02
すごい根っこ。
ここも立派。
2021年10月30日 11:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 11:04
ここも立派。
蛇滝林道へ出て林道側から振り返る。
2021年10月30日 11:06撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:06
蛇滝林道へ出て林道側から振り返る。
「伊能道」尾根の林道より下側。崖を登る前にこの日当たりのよい尾根で腹ごしらえした。林道からの景色。
2021年10月30日 11:43撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:43
「伊能道」尾根の林道より下側。崖を登る前にこの日当たりのよい尾根で腹ごしらえした。林道からの景色。
いよいよこれから「伊能道」尾根の林道から上の部分をよじ登る。この崖からは道なき道の急登。登りながら、こんな急傾斜地での測量が正確ではないというウェブ上の評価や、スケッチで測量を代替したという記述に、さもありなんと思う。
2021年10月30日 11:44撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:44
いよいよこれから「伊能道」尾根の林道から上の部分をよじ登る。この崖からは道なき道の急登。登りながら、こんな急傾斜地での測量が正確ではないというウェブ上の評価や、スケッチで測量を代替したという記述に、さもありなんと思う。
妙に白い大きな木。
2021年10月30日 11:54撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:54
妙に白い大きな木。
この尾根を下り、テープを何重にも巻いて痕跡を残して行った御仁がいる。踏み跡もないのに、互いに同じ地点を通過したことになる。ちょっと親しみを込めてパチリ。
2021年10月30日 11:55撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:55
この尾根を下り、テープを何重にも巻いて痕跡を残して行った御仁がいる。踏み跡もないのに、互いに同じ地点を通過したことになる。ちょっと親しみを込めてパチリ。
こういうの(踏み跡っぽい地面)が目に入ると、何となくホッとする。
2021年10月30日 11:56撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 11:56
こういうの(踏み跡っぽい地面)が目に入ると、何となくホッとする。
空が透けて見えるので一号路沿いの稜線が間近か?しかし傾斜はきつく、足元は崩れやすくなり、危くずり落ちかけた。何となくトラバースしているように見えるのはけもの道か人の道か。
2021年10月30日 12:01撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:01
空が透けて見えるので一号路沿いの稜線が間近か?しかし傾斜はきつく、足元は崩れやすくなり、危くずり落ちかけた。何となくトラバースしているように見えるのはけもの道か人の道か。
やはりトラバースしている。四つ足歩行者の通り道だったのかな?
2021年10月30日 12:03撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:03
やはりトラバースしている。四つ足歩行者の通り道だったのかな?
ずいぶんがんばっている。
2021年10月30日 12:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:04
ずいぶんがんばっている。
礫のすきまから土を求めて樹々のせめぎ合い。
2021年10月30日 12:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:04
礫のすきまから土を求めて樹々のせめぎ合い。
傾斜がわかりづらいが、登ってきた急斜面を振り返る。つかまらないと歩けないほどだった。落ち葉で隠れているが、下はガレている。
2021年10月30日 12:17撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:17
傾斜がわかりづらいが、登ってきた急斜面を振り返る。つかまらないと歩けないほどだった。落ち葉で隠れているが、下はガレている。
急登を登りつめたところの目印。まだ主稜線ではなかった。
2021年10月30日 12:18撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:18
急登を登りつめたところの目印。まだ主稜線ではなかった。
主稜線に向かってピークを登りつめる直前に見た東西に走るトラバース路。東方向。
2021年10月30日 12:19撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:19
主稜線に向かってピークを登りつめる直前に見た東西に走るトラバース路。東方向。
同、西方向。
2021年10月30日 12:19撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:19
同、西方向。
ついに1号路を見下ろす稜線に出た。
2021年10月30日 12:21撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:21
ついに1号路を見下ろす稜線に出た。
この左の土手を向こうから出てきた。右は1号路、金毘羅台方面。混み合っている。
2021年10月30日 12:24撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:24
この左の土手を向こうから出てきた。右は1号路、金毘羅台方面。混み合っている。
すごい人通り。ケーブルカー・リフト方面。
2021年10月30日 12:25撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:25
すごい人通り。ケーブルカー・リフト方面。
「伊能道」の西側尾根の下降開始点のリボン。
2021年10月30日 12:33撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:33
「伊能道」の西側尾根の下降開始点のリボン。
しばらく降りてきたところでトラバース路と交叉。左の幹にモニターカメラ。
2021年10月30日 12:37撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 12:37
しばらく降りてきたところでトラバース路と交叉。左の幹にモニターカメラ。
ルートを西寄りに取ったところにある境界票。ここから連続する境界票に沿って降りる。
2021年10月30日 12:38撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 12:38
ルートを西寄りに取ったところにある境界票。ここから連続する境界票に沿って降りる。
千代田稲荷第一の鳥居。
2021年10月30日 14:02撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 14:02
千代田稲荷第一の鳥居。
梅郷遊歩道に入ってすぐのところで紅葉が始まっていた。
2021年10月30日 14:05撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 14:05
梅郷遊歩道に入ってすぐのところで紅葉が始まっていた。
南浅川。
2021年10月30日 14:06撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:06
南浅川。
2021年10月30日 14:06撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 14:06
右岸へ。
2021年10月30日 14:07撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:07
右岸へ。
ここでも夕陽に紅葉が輝く。
2021年10月30日 14:09撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 14:09
ここでも夕陽に紅葉が輝く。
マムシが出ると書くと立ち入り禁止より強力。
2021年10月30日 14:10撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:10
マムシが出ると書くと立ち入り禁止より強力。
左手の高みが高尾天満宮。
2021年10月30日 14:12撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:12
左手の高みが高尾天満宮。
右の階段が梅郷橋。左の登り道は高尾天満宮の梅林へ。朝通った。
2021年10月30日 14:14撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:14
右の階段が梅郷橋。左の登り道は高尾天満宮の梅林へ。朝通った。
東尾根の最後の斜面。右上の林地境界を午前中に下ってきた。そのときはまともに逆光だった。
2021年10月30日 14:15撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:15
東尾根の最後の斜面。右上の林地境界を午前中に下ってきた。そのときはまともに逆光だった。
すでに陽が傾いている。
2021年10月30日 14:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/30 14:16
すでに陽が傾いている。
裏道を通って甲州街道へ出た。落合橋北。
2021年10月30日 14:42撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/30 14:42
裏道を通って甲州街道へ出た。落合橋北。

装備

個人装備
25Lザック カッパ上 綿パン コンプシャツ・タイツ パイルソックス ミッドカットシューズ ゴム引き手袋 カメラ スマホ+ヤマレコMAP 補助バッテリー カップ麺 パン ガスライター メット スリング カラビナ エイト環 6mmおよび4mmザイル(各20m)

感想

 本当の伊能道はどこなのか? 高尾山を目指す道は他になかったのか。今回はこの謎を解こうと歩いたが、先週歩いた「伊能道」のかぎカッコは外せなかった。「伊能道」を本当に歩いて測量したのか、むしろ疑問は深まった。とくに蛇滝林道から上は歩き難い。あの一帯はどこを取っても急傾斜なので、登山路があっても使用頻度はおそらく高くはなく、そのため風化しやすく、すでに痕跡が消えてしまった可能性が高い。それにしても、参道にしては傾斜があまりにもきつい。その昔、高尾山の表側であった甲州道中から、いくら近道になるとはいえ、こんなところに道をつけたくはならない。
 「伊能道」以外の登山道の痕跡を探してみたが、結局のところ、道らしき道は「伊能道」の西側の尾根にしか見られなかった。また急傾斜での測量は技術的に相当な困難を伴ったはずで、信頼度はそう高くなかったのではないかと思われ、彼が測量した結果の信ぴょう性にも疑問が残る。疑問が疑問を生み、謎は一向に晴れない。

 金毘羅台へのちか道の発見(?)は今回の拾いものだった。ケーブルカーなどなかった時代には、多くに人が行き来するメインストリートだったはずだが、いまとなっては使う人が減り、今回出会った人は下りの3人だけだった。ひとりでものを想いながら歩くにはいい道だと思った。ただ、残念ながらよかったのは金毘羅台までである。

 先週の記録の山行は3人であり、その安心感について記録にも書いたが、今回は一人。一人で歩きながらパーティーと単独のちがいを考えた。「なぜ一人で行くのか」は「なぜ山に登るのか」と似たような問いかけだ。答えのかけらがちらほら見えるが、まだ煮詰まらないので、書くのは先にのばそう。

 今回の山行には、欲張ってもう一つ目的があった。それは前回訪ねた日影沢林道の3本巨杉の胴回りを測ること。樹齢を知るにはそのデータが必須だ。当然、前回測るべきだったのに思いつかなかった。今回は残念ながらそこへ行くには時間が足りなかった。またの機会の宿題だ。

 充実した山行だった。杉の胴回り測定を逃した以外はほぼ目的を達成した。道なき道には難渋したものの、予定コースは予想より短時間で踏破できた。おかげで、梅郷遊歩道を全区間ゆっくり楽しみながら帰路に就いた。その後、甲州街道沿いは避け、裏道を散策した。小高いところを経由するルートからは南高尾山陵を眺めることができた。予約電車の発車の30分も前に駅につき、余裕だった。こんなことはめったにない。

 コロナ禍では高尾山号はありがたい存在だ。このことはdenderoさんから頂いたコメントの返信に書いた。これで高尾山近辺への山行頻度は増えそうだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:565人

コメント

ホームで15分発のTakaoに乗ってみたいな、と見ながら08分発に乗りました。
金毘羅さんから先、人混みに入るのでほかに道を探したことがありました。
2021/10/31 17:59
 denderoさま
 コメントありがとうございます。
 高尾山号ご覧になったのですか。一丁平へ行かれた帰りですね。紅葉の写真がきれいですね。

 京王ライナー高尾山号は優れものです。コロナ禍で密を避けるには最適です。途中の乗降は限られており、座席が1方向に向いているのがいいです。いまは下火になっているので必要はないかもしれませんが、私にはリスクがあるので助かります。指定券が410円なのも魅力です。1人ではコスパの悪い自家用車を使わなくて済むので事故の心配もなく、これから重宝しそうです。

 金毘羅さんまでの「ちか道」は素晴らしかっただけに、その先の混雑にはわたしも辟易しました。すぐ少し戻って、無人の尾根に入りました。バリルートはリスクはありますが、無理をしないよう慎重に行動します。すきなときに寝っ転がったり食べたり飲んだり、気が休まります。イノシシも昼間は出会わないと思うので、まずは安心だと思っています。自然を損なわないよう細心の注意を払っているつもりです。贅沢です。
2021/10/31 19:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら