三国岳 (毘沙門谷からダイラ・琵琶池へ)
- GPS
- 07:32
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 997m
- 下り
- 992m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはバンガロー村にもあるが、途中にある細野の烏帽子岳登山口のトイレがオススメ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毘沙門谷:滝のない緩やかな勾配の感じの良い谷。 道標、テープ無し。踏跡も薄い。 ダイラの頭:山名板無し。前後にテープ有り。 林の中なので、方角を間違いやすい。 三国岳〜ダイラ入口:阿蘇谷コースの上部に当たり、一般登山道(だったはず)。 荒れていて滑りやすい。 道も分かりにくく、迷いやすい。 所々にテープあり。道標はほとんど無い。 ダイラ:窯跡以外人工物無し。 どこでも歩ける名前通りの平坦地。 方向感覚が無くなるので注意。 琵琶池〜時山:琵琶池から北東に延びる太い尾根。 まばらにテープあり。 踏跡ほとんど無し。 尾根芯が分かりにくく、枝尾根に迷い込み易い。 阿蘇谷コース以外は、バリルートなので、安易に辿らないように注意。 阿蘇谷コースは、以前はガイドブックでよく紹介されていたコース。 ダイラから上部の様子しか分からないが、下部も似た状態だと思われる。 道がはっきりしない所が多く、荒れて滑りやすく危険箇所が多い。 以前あった道標も、なぜかほとんど無くなっている。 近年は全く整備がされていないようだ。 二万五千分の一の地図の道も、ダイラ入口から稜線に上がる道が違っているようだ。 入山する際は、下調べを十分行い、GPS、地図を必ず携行し、行動は絶対に無理しないようお願いしたい。 |
写真
感想
以前、新緑の頃辿ったことのある、鈴鹿北部にあるダイラが気になった。
ダイラの紅葉は、どんなものだろうか。
ダイラに行くなら、帰りに琵琶池にも寄りたいな。
池を見ながら、まったりとしてコーヒーをすするのも悪くない。
登りは毘沙門谷がいい。
上り詰めたところのすり鉢状の空間は、こころから沸々と湧き上がる喜びを味わえる場所だ。
このルートは、癒しのスポットを巡るとっておきのコースだ。
おっと、これでは、身体が溶けて無くなってしまいそうだから、ついでに三国岳にも登ることにしよう。
毘沙門谷は、荒れているかと心配したが、以前来た時とあまり変わっていなかった。
丸木橋も残っていたし、竹林もあった。
炭焼窯も、ちょっとした平坦地には必ずあった。
谷の上部の雰囲気も期待以上で、新緑に負けず劣らずだった。
ダイラは、記憶より起伏が多く感じられた。
縦断中も、何となく落ち着かなくて、休もうという気にはならなかった。
記憶では、森のこびと達が集う広場のようなところだった。
実際は、木の生い茂った単なる緩やかな斜面という以上のものには感じられなかった。
琵琶池は、いつも通りの心休まる空間だった。
クリーム色のシロモジの葉に癒されながら、止まったようにゆっくり流れる時間を心地よく感じながら過ごすことができた。
自然のベンチに腰掛け、サラサラと落ち葉の舞う中、コーヒーをすすった。
自分が、自然の中の一つの置物になってしまったような気がした。
車に到着すると、荒れた阿蘇谷コースのことが気になって仕方なかった。
以前のように、誰もが安心して登れる三国岳へのメインルートとして整備されることを、願わずにはいられなかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する