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Yamareco

記録ID: 369105
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

三国岳 (毘沙門谷からダイラ・琵琶池へ)

2013年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:32
距離
13.4km
登り
997m
下り
992m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

時山P (7:47)−(8:26) 毘沙門谷出合 (8:27)−(10:34) ダイラの頭 (10:36)−(11:07) 阿惣(三角点) (11:09)−(11:30) 三国岳 (11:32)−(11:39) 最高点 (11:42)−(11:49) 三国岳 (12:22)−(13:16) ダイラ入口 −(14:07) 琵琶池 (14:40)−(15:15) 時山P
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地:大垣市上石津時山の白い橋付近の空き地。約5台分くらいのスペース有り。
 トイレはバンガロー村にもあるが、途中にある細野の烏帽子岳登山口のトイレがオススメ。
コース状況/
危険箇所等
毘沙門谷:滝のない緩やかな勾配の感じの良い谷。
 道標、テープ無し。踏跡も薄い。
ダイラの頭:山名板無し。前後にテープ有り。
 林の中なので、方角を間違いやすい。
三国岳〜ダイラ入口:阿蘇谷コースの上部に当たり、一般登山道(だったはず)。
 荒れていて滑りやすい。
 道も分かりにくく、迷いやすい。
 所々にテープあり。道標はほとんど無い。
ダイラ:窯跡以外人工物無し。
 どこでも歩ける名前通りの平坦地。
 方向感覚が無くなるので注意。
琵琶池〜時山:琵琶池から北東に延びる太い尾根。
 まばらにテープあり。
 踏跡ほとんど無し。
 尾根芯が分かりにくく、枝尾根に迷い込み易い。

阿蘇谷コース以外は、バリルートなので、安易に辿らないように注意。

阿蘇谷コースは、以前はガイドブックでよく紹介されていたコース。
ダイラから上部の様子しか分からないが、下部も似た状態だと思われる。
道がはっきりしない所が多く、荒れて滑りやすく危険箇所が多い。
以前あった道標も、なぜかほとんど無くなっている。
近年は全く整備がされていないようだ。
二万五千分の一の地図の道も、ダイラ入口から稜線に上がる道が違っているようだ。
入山する際は、下調べを十分行い、GPS、地図を必ず携行し、行動は絶対に無理しないようお願いしたい。
【白い橋の近くの空き地】
牧田川沿いの空き地に駐車。
【白い橋の近くの空き地】
牧田川沿いの空き地に駐車。
【光る山肌】
林道を歩いていると正面の山肌が朝日を浴びて輝いていた。
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【光る山肌】
林道を歩いていると正面の山肌が朝日を浴びて輝いていた。
【通行止め】
五僧への道は通行止めだ。立派な道なのに。
【通行止め】
五僧への道は通行止めだ。立派な道なのに。
【ここから旧道へ】
毘沙門谷には、ここから左の道を進む。
【ここから旧道へ】
毘沙門谷には、ここから左の道を進む。
【渡れるかなあ】
あの橋を渡った所が入口だ。恐る恐る渡る。炭焼きは、もうしていないのかなあ。
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【渡れるかなあ】
あの橋を渡った所が入口だ。恐る恐る渡る。炭焼きは、もうしていないのかなあ。
【谷中の古い橋】
谷の途中にある丸木橋が、やっと見えてきた。
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【谷中の古い橋】
谷の途中にある丸木橋が、やっと見えてきた。
【窯跡が点々と】
谷の中は窯跡が点在。鈴鹿らしい谷だ。
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【窯跡が点々と】
谷の中は窯跡が点在。鈴鹿らしい谷だ。
【もうすぐ稜線】
毘沙門谷の源頭は広く明るい。いい雰囲気だ。
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【もうすぐ稜線】
毘沙門谷の源頭は広く明るい。いい雰囲気だ。
【双耳峰】
稜線に上がると、向こうには双耳峰の三国岳が見えた。
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【双耳峰】
稜線に上がると、向こうには双耳峰の三国岳が見えた。
【丁度見頃】
赤黄橙の葉がいっぱいだ。
1
【丁度見頃】
赤黄橙の葉がいっぱいだ。
【紅葉風情】
色は匂えど散りぬるを我が世誰ぞ常ならん。
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【紅葉風情】
色は匂えど散りぬるを我が世誰ぞ常ならん。
【真っ赤がうれしい】
ダイラの頭は真っ赤が点々と。
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【真っ赤がうれしい】
ダイラの頭は真っ赤が点々と。
【ステンドグラス風】
透過光がきれいだ。
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【ステンドグラス風】
透過光がきれいだ。
【ラクダ頭】
木々を透かして、双コブの三国岳が見えた。
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【ラクダ頭】
木々を透かして、双コブの三国岳が見えた。
【鉄塔から見た霊仙】
中腹が赤い。
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【鉄塔から見た霊仙】
中腹が赤い。
【阿惣の三角点】
いつもはスルーしていたが、今回初めて登ってみた。
【阿惣の三角点】
いつもはスルーしていたが、今回初めて登ってみた。
【伊吹山】
伊吹はどこかなと探すとあった。
【伊吹山】
伊吹はどこかなと探すとあった。
【阿蘇谷】
まだら紅葉、鈴鹿の紅葉。
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【阿蘇谷】
まだら紅葉、鈴鹿の紅葉。
【ダイラの辺り】
送電線の向こうがダイラ辺りかな。
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【ダイラの辺り】
送電線の向こうがダイラ辺りかな。
【霊仙とダイラ】
ダイラから目線を上げると霊仙が横たわっていた。
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【霊仙とダイラ】
ダイラから目線を上げると霊仙が横たわっていた。
【あそこがダイラ】
あの平になっている所がダイラだ。帰りに通って行こう。
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【あそこがダイラ】
あの平になっている所がダイラだ。帰りに通って行こう。
【烏帽子への縦走路】
手前の尾根が赤い。通っている人たちの声が聞こえてきた。
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【烏帽子への縦走路】
手前の尾根が赤い。通っている人たちの声が聞こえてきた。
【三国岳本峰】
誰もいない。
【三国岳本峰】
誰もいない。
【鈴北岳と鈴ヶ岳】
山頂からは、御池岳がよく見える。
【鈴北岳と鈴ヶ岳】
山頂からは、御池岳がよく見える。
【こっちは茶野】
あの鉄塔のある所が桜峠だ。
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【こっちは茶野】
あの鉄塔のある所が桜峠だ。
【三国岳最高点】
本峰からすぐだ。こっちにも誰もいない。
【三国岳最高点】
本峰からすぐだ。こっちにも誰もいない。
【真っ赤な木が一本】
山頂脇に、真っ赤なカエデが一本立っていた。
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【真っ赤な木が一本】
山頂脇に、真っ赤なカエデが一本立っていた。
【鉄塔からの眺め】
下に見える阿蘇谷に紅葉が吸い込まれていくようだ。
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【鉄塔からの眺め】
下に見える阿蘇谷に紅葉が吸い込まれていくようだ。
【やっと見つけた道標】
木に挟んであるだけだ。地べたに置いてあるよりマシかな。
【やっと見つけた道標】
木に挟んであるだけだ。地べたに置いてあるよりマシかな。
【ダイラの秋】
シロモジ主体の黄葉だ。
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【ダイラの秋】
シロモジ主体の黄葉だ。
【ダイラをぐるっと】
まだ緑が多いなあ。
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【ダイラをぐるっと】
まだ緑が多いなあ。
【ダイラの空】
平らな所で上を見上げてみる。
【ダイラの空】
平らな所で上を見上げてみる。
【ダイラから見た三国岳】
紅葉の上の空間に、登ってきた三国岳が見えた。
【ダイラから見た三国岳】
紅葉の上の空間に、登ってきた三国岳が見えた。
【真紅】
最も赤かったカエデの紅葉。きれいな赤だった。
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【真紅】
最も赤かったカエデの紅葉。きれいな赤だった。
【琵琶池の水面】
秋の日を映し込む万華鏡のよう。
2
【琵琶池の水面】
秋の日を映し込む万華鏡のよう。
【ひっそりと佇む琵琶池】
広い尾根上のまったりとした空間。じっとしていると、自然の中に溶け込んでしまいそうになる。
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【ひっそりと佇む琵琶池】
広い尾根上のまったりとした空間。じっとしていると、自然の中に溶け込んでしまいそうになる。
【新しい杭】
登山道にも、新しい道標を立ててほしいな。
【新しい杭】
登山道にも、新しい道標を立ててほしいな。
【向かいの尾根】
いい色してるなあ。
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【向かいの尾根】
いい色してるなあ。
【みちしるべ】
三国岳、字も道も、消えかかってる。
【みちしるべ】
三国岳、字も道も、消えかかってる。
【歩数】
今日の道では、疲れ5割増し。
【歩数】
今日の道では、疲れ5割増し。

感想

以前、新緑の頃辿ったことのある、鈴鹿北部にあるダイラが気になった。
ダイラの紅葉は、どんなものだろうか。
ダイラに行くなら、帰りに琵琶池にも寄りたいな。
池を見ながら、まったりとしてコーヒーをすするのも悪くない。
登りは毘沙門谷がいい。
上り詰めたところのすり鉢状の空間は、こころから沸々と湧き上がる喜びを味わえる場所だ。
このルートは、癒しのスポットを巡るとっておきのコースだ。
おっと、これでは、身体が溶けて無くなってしまいそうだから、ついでに三国岳にも登ることにしよう。

毘沙門谷は、荒れているかと心配したが、以前来た時とあまり変わっていなかった。
丸木橋も残っていたし、竹林もあった。
炭焼窯も、ちょっとした平坦地には必ずあった。
谷の上部の雰囲気も期待以上で、新緑に負けず劣らずだった。

ダイラは、記憶より起伏が多く感じられた。
縦断中も、何となく落ち着かなくて、休もうという気にはならなかった。
記憶では、森のこびと達が集う広場のようなところだった。
実際は、木の生い茂った単なる緩やかな斜面という以上のものには感じられなかった。

琵琶池は、いつも通りの心休まる空間だった。
クリーム色のシロモジの葉に癒されながら、止まったようにゆっくり流れる時間を心地よく感じながら過ごすことができた。
自然のベンチに腰掛け、サラサラと落ち葉の舞う中、コーヒーをすすった。
自分が、自然の中の一つの置物になってしまったような気がした。

車に到着すると、荒れた阿蘇谷コースのことが気になって仕方なかった。
以前のように、誰もが安心して登れる三国岳へのメインルートとして整備されることを、願わずにはいられなかった。

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