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Yamareco

記録ID: 369120
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沢登り
谷川・武尊

紅葉の季節は格別 濡れ落ち葉とナメの東黒沢

2013年11月03日(日) [日帰り]
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sobacha その他1人
GPS
--:--
距離
12.6km
登り
717m
下り
703m

コースタイム

6:20頃白毛門登山口 → 6:56白毛門沢出合 → 9:06丸山乗越 → 10:10ナルミズ沢出合(広河原) → 12:12宝川温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
東黒沢は初心者向きの沢ですが、登山道がないので下山が少々面倒

同ルート下降をするか、詰め上がった丸山乗越(丸山or武能岳西のコル)を越えて反対側の沢を下降し、ウツボギ沢に入り、ナルミズ沢の出合まで行き、登山道で宝川温泉に下るかです。
もしくはウツボギ沢を遡行し、白毛門山頂から登山道で下降するくらいでしょうか。

今回は、丸山乗越経由で宝川温泉に下山しました。


東黒沢は特に迷うところはありません。
丸山乗越は、まっすぐ北に進めば、いずれ沢地形に入ります。
宝川温泉への登山道は、登山道にしては険しいです。
宝川の渡渉以外にも小沢を横切るので、靴が濡れやすいです。
ゴアの登山靴はやめたほうがいいかもしれません。
土合山の家の朝食弁当500円
梅干しおにぎり2個
漬物パック、みそピーナツパック
魚肉ソーセージ、ちーかま
結構充実してます
2013年11月03日 05:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 5:16
土合山の家の朝食弁当500円
梅干しおにぎり2個
漬物パック、みそピーナツパック
魚肉ソーセージ、ちーかま
結構充実してます
今日も東黒沢を遡行します
2013年11月03日 06:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 6:42
今日も東黒沢を遡行します
二日連続ハナゲの滝
2013年11月03日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
11/3 6:45
二日連続ハナゲの滝
ハナゲの滝の途中から撮影
2013年11月03日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 6:45
ハナゲの滝の途中から撮影
白毛門沢出合
2013年11月03日 06:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 6:56
白毛門沢出合
すぐにナメが始まります
2013年11月03日 07:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:03
すぐにナメが始まります
ちょっと淵っぽいところ
左岸から巻きました
踏み跡あり
2013年11月03日 07:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:09
ちょっと淵っぽいところ
左岸から巻きました
踏み跡あり
滝っぽいですが、横を普通に歩けます
2013年11月03日 07:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:09
滝っぽいですが、横を普通に歩けます
倒木が沢をふさいでいました
2013年11月03日 07:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:14
倒木が沢をふさいでいました
滝ですが容易に登れます
2013年11月03日 07:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:18
滝ですが容易に登れます
ちょっと滑るところもあるので注意
2013年11月03日 07:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:25
ちょっと滑るところもあるので注意
紅葉綺麗ですね
2013年11月03日 07:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:31
紅葉綺麗ですね
昨年の7月に来た時は、この岩が崩れたばかりのように見えました
今回はコケが生えています
2013年11月03日 07:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:36
昨年の7月に来た時は、この岩が崩れたばかりのように見えました
今回はコケが生えています
この崖から崩れ落ちたんでしょう
すれすれのところにある木は、まだ生えていて頑張っているようです
前回来た時に、この木はいずれ崩れるだろうと思いましたが、まだ生えていて驚きました
2013年11月03日 07:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:36
この崖から崩れ落ちたんでしょう
すれすれのところにある木は、まだ生えていて頑張っているようです
前回来た時に、この木はいずれ崩れるだろうと思いましたが、まだ生えていて驚きました
ずっとナメです
紅葉とともに癒されます
2013年11月03日 07:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:42
ずっとナメです
紅葉とともに癒されます
綺麗な滝です
2013年11月03日 07:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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綺麗な滝です
紅葉のナメを上から撮影
2013年11月03日 07:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:50
紅葉のナメを上から撮影
ナメナメと紅葉
2013年11月03日 07:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 7:50
ナメナメと紅葉
ナメ♪
2013年11月03日 07:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ナメ♪
小滝もあります
2013年11月03日 08:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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小滝もあります
だんだん平凡になってくると、二俣が近いです
2013年11月03日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 8:16
だんだん平凡になってくると、二俣が近いです
二俣です
2013年11月03日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 8:16
二俣です
Nさんは少し濡れながら正面突破
2013年11月03日 08:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 8:28
Nさんは少し濡れながら正面突破
自分は倒木に背中を付けて手足は右の岩に当てて登りました
2013年11月03日 08:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 8:28
自分は倒木に背中を付けて手足は右の岩に当てて登りました
水が涸れると笹薮になります
30mくらい上がると
2013年11月03日 09:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:03
水が涸れると笹薮になります
30mくらい上がると
丸山乗越です
2013年11月03日 09:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:06
丸山乗越です
北へ進んで沢型に降り立ちました
2013年11月03日 09:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:15
北へ進んで沢型に降り立ちました
ここはこんな2m位の段差がいくつかあります
滑るので慎重に下降します
2013年11月03日 09:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:28
ここはこんな2m位の段差がいくつかあります
滑るので慎重に下降します
ウツボギ沢に出ました
魚影がありました
2013年11月03日 09:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:47
ウツボギ沢に出ました
魚影がありました
ウツボギ沢
2013年11月03日 09:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 9:51
ウツボギ沢
ナルミズ沢出合に着きました
2013年11月03日 10:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:10
ナルミズ沢出合に着きました
宝川温泉への登山道は結構険しいです
2013年11月03日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:26
宝川温泉への登山道は結構険しいです
こんな高度感あるところの岩をトラバースするところもあります
2013年11月03日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:26
こんな高度感あるところの岩をトラバースするところもあります
宝川には大きな滝がありました
これは水量多すぎて登れないな
2013年11月03日 10:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:35
宝川には大きな滝がありました
これは水量多すぎて登れないな
小沢が道を横切ります
落ち葉で道が見えません
2013年11月03日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:44
小沢が道を横切ります
落ち葉で道が見えません
こんな感じに切り立っている部分もあります
2013年11月03日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 10:51
こんな感じに切り立っている部分もあります
林道に出ました
2013年11月03日 11:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 11:06
林道に出ました
トンネルです
入口付近は掘って吹き付けただけです
何となくカッコいいです
2013年11月03日 11:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 11:48
トンネルです
入口付近は掘って吹き付けただけです
何となくカッコいいです
宝川の谷は大きくて険しいですね
紅葉綺麗です
2013年11月03日 12:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 12:05
宝川の谷は大きくて険しいですね
紅葉綺麗です
温泉に着きました
お疲れ様でした
2013年11月03日 12:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/3 12:12
温泉に着きました
お疲れ様でした

感想

前日の白毛門沢に続いて、今日は東黒沢を遡行し、丸山乗越を越えて、ウツボギ沢の支流からウツボギ沢に下り、
ナルミズ沢出合いである広河原付近から登山道で宝川温泉へ下山する。

逆ルートで下降したことがあるし、もうちょっと難しい沢でも良いんだけど、紅葉の季節のナメもいいもんだろうし、欲張らずにこのルートにした。
夏の奥利根合宿のときから、宝川温泉の存在がなんとなく気になっていて、入らなくてもいいから行ってみたいと思っていたのも理由だ。

朝、土合山の家を出る。ここは朝食は7時からの提供なので、前日に弁当を作っておいてもらう。
5時半起床、6時出発。

白毛門沢出合いまでは、昨日と同じ道。
サクサクいく。

白毛門沢の出合いから先に行くと、すぐにナメが始まる。
1箇所、短い淵のようになっていたので、泳がずに巻く。
左岸に踏み跡があり、容易。
滝はそれなりに出てくるが、どれも容易に登れる。

どこまで行ってもナメ。ナメ。ナメ。
日本人は水が好きだ。
紅葉の景色に水が入ると、それだけで色がぐっと引き立てられる。
濡れた落ち葉は艶かしい色で、日本らしい色を引き出してくれる。
おおらかなナメの上に、濡れて輝く落ち葉の景色。
まったくもって、沢ヤ冥利に尽きる。

秋だというのにちょっと滑るナメを進み、二俣を過ぎるとやや平凡になる。
途中、小さな滝がいくつか出てきて、倒木があるところは倒木を背中にあてがい、手足は右壁を使って、チムニーのように登ってみたり。

ルートミスしないよう、慎重に地図読みしながら進むと、やがてコル状の地形が出てくる。丸山乗越だ。

最後、三俣のようになっているところで水流が消え、30mほどササヤブを登ると、コル部分に出た。
ところどころに赤テープがあり、踏み跡が錯綜している。藪は薄い。
ここは適当に北に進路を取っていれば、やがて反対側の沢に出るはずだ。

適当に藪を進み、やがて沢っぽい地形が右斜めに見えたので、泥の側壁を降りて沢型を捉える。
後はどんどん下るだけだ。
このウツボギ沢の支沢だが、2m程の段差がちょくちょく出てくる。
どれもとても滑りやすく、注意が必要。
やがて沢幅が2mくらいになってくると、魚影が見えるようになり(中には尺オーバーも!)、すぐにウツボギ沢に出た。

出合いで休憩して登山道に入る。
後は登山道だけだと思っていたら、この登山道、一般道にしてはハードである。
宝川の谷は険しく、その左岸の側壁に付けられた道は、所々高度感がある岩のトラバースなどある。
最近はあまり人が入ってないらしく、落ち葉で道は隠されている。
また、随所で沢を横切るので、足が濡れるし、急斜面が出てくる。
といっても、アクアステルスの沢靴を履いたままなので、濡れても問題はない。

やがて林道に出るが、ここからが長かった。
退屈な林道をスタスタ歩き、途中で作業のおじさん(クワを担いでいました)に会って、
掘った後に吹き付けただけのトンネルを潜って、ようやく宝川温泉に到着。

温泉は、秋の行楽客で賑わっている。
バスの時間が丁度良いので、風呂は入らずに水上に戻る。

水上でお酒を調達して乾杯。高崎からは湘南新宿ラインで帰宅した。

湯檜曽川周辺には、とても良い沢がたくさんある。良い山域だなあ。近くていい山、谷川岳。
アクセスも良いし、来年もまた行こう。

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