燕岳日帰り


- GPS
- 07:22
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:19
天候 | 快晴。登り始めから終わりまで、本当に雲ひとつない青空。台風一過。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況:◎ これ以上望めないくらい整備されている。 |
その他周辺情報 | 下山口:中房温泉 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
感想
中房温泉からの登りがいきなりかなりの急登。北アルプス三大急登とよく書かれているが、そこまで急かはよくわからない(よく言われる三大急登というやつ、岩場まで考慮すればもっときつい箇所はあると思うが、稜線に出るまでの樹林帯の登りとしてはきつい、という意味なのか?)ただ定期的にベンチが用意されているので精神的には楽。全部で休んでいると帰りのバスに間に合わないので、なるべく我慢して登っていく。第二ベンチの直前で、合戦小屋に荷上げするケーブルが登山道の上を通っている。
合戦小屋のスイカは終了していて、代わりにお汁粉が販売されていた(食べていない)。
合戦小屋をすぎると斜度が緩み、しかも燕岳から常念山脈の稜線が目に入るようになる。この日は本当にこれ以上ないくらい晴れていた上にちょうどこの辺りの紅葉がピークを迎えていて、うきうき気分良く高度を上げていく。(植物に疎いせいで「紅葉/黄葉」としか表現できないのが悲しい。とりあえずナナカマドとダケカンバは色づいていたと思う…)
遠くに見えていた燕山荘がどんどん近づいてきて、常念山脈の稜線に立つ。槍ヶ岳を中心に穂高連峰も裏銀座コースの山々も全部見えて、圧巻の景色。こんなにいい景色を燕岳までピストンして見納めにするのはもったいない、表銀座か常念岳まで縦走するか、せめて燕山荘に1泊してゆっくり堪能するのがおすすめの山だとおもった(逆に言うと、景色が悪いとやや単調な山行になってしまう山かもしれない)
燕山荘から燕岳までは30分くらい、特に危険箇所はない。今回は荷物を持っていったが、空荷で十分だと思う(エネルギー消費もそんなに多くないので、水もいらないくらいだろう)。奇妙な形をした花崗岩(みんなが写真を撮る「イルカ岩」が一番有名)と風化した花崗岩が作った白い砂地が広がっていて、なんだか日本とは思えないような景色だった。今まで登った山とは全然地質が違っていて、こういう違いも知った方が登山は楽しめるのだろうな…
山頂到着、人気の山なのに、運良く山頂を10分くらい独り占めできた。本当にいつまでも見ていたい景色だったが、バスの時間があるので急いで燕山荘へ戻り、昼ごはんも大人気で並んでいたので断念して合戦尾根を下りていく(時間のある人は、少なくとも北燕岳まではすぐなのでここまでは足を伸ばしてみるといいと思う)。合戦小屋でも昼食は諦め、下りても長い樹林帯の急登を全力で下りていき、いい加減うんざりしたあたりでようやく中房温泉到着。バスに間に合うように急いで日帰り温泉に飛び込み、なんとか時間通りに穂高駅へ到着。
穂高駅の周辺はやや閑散としていたが、ちょっと歩いた穂高神社周辺にかわいい雑貨屋やお洒落な(?)八百屋があった。お土産をみつつ、さらにビールと肉巻きおにぎりとおやきを買い込んであずさでパーティしながら新宿へ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する