生駒山系・「おと越下見〜水呑地蔵尊〜河内越南側分岐・鉄塔巡視路歩き〜鳴川」
- GPS
- 07:23
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
10:20 水呑地蔵尊(昼食)
11:20 鉄塔165号
12:30 鉄塔65号
13:50 鉄塔68号
14:40 鳴川
15:50 元山上口駅
天候 | くもり一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄バス系統90・大田川 復路:近鉄生駒線・元山上口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
廃道・鉄塔巡視路を歩いています。迷いやすい場所や危険箇所がてんこ盛りです。 |
写真
感想
おと越について
在原業平ゆかりの古道で、八尾市大窪から平群町福貴畑大道に至る由緒のある旧道です。呼称が一定せず、「おと越、おうと越、おうとう越と呼ばれ、漢字では音越、乙越、大戸越、追頭越と記され古地図には大道越の記載もあります。「和漢三才図会」だけが採用している「追慕越」はいかにも、古代のロマンを駆り立ててくれますが、自分が最も気に入ってるのはおと越(をとごゑ)の呼び名です。これは、大窪村が設置した石票に親しみを感じるからで、自分の父親は「おうと越」と言ってた気がします。過去2回登りましたが、スカイライン手前にゴミが散乱していた以外は、危険箇所もヤブ漕ぎもない渓流沿いの良いコースでした。堰堤工事で長らく通行止めとなり、コースが水没しています。大きな工事は終了したようなので、今回下見してきました。堰堤から上部の詳細は不明です。
阪奈線巡視路(64号〜65号)
泉南東大阪線の巡視路でもあり、河内越を横断したり縦断したりしていますので、ルート上に複数の分岐入口が存在します。阪奈線64号から65号間は、間に大釜川の深い谷筋が存在しますので、通行には相当の覚悟が必要です。特に64号から北へは、北面斜面が急峻で、下り最初はプラ階段が設置されていますが、すぐに不明瞭となります。地形図(2500/1)では、今回降り立った位置から下流に進んだところに、分岐が北側に伸びています。実際この分岐は存在しました。さらに倒竹の積み重なった沢筋を遡上すると巡視路に合流できましたが、この道は巡視路ではありません。巡視路はさらに上流へ伸びておりかなり上流部分で南側の北面斜面に取り付くようです。降りた位置よりもう少し上流部で火の用心を発見しました。
大釜川は地形図にない谷筋が両岸に存在し、一定の水量が流れる感じの良い渓谷です。沢歩きで下流部まで下るのも面白いでしょう。尚、谷の北側巡視路は竹林の中を九十九に登る明瞭な山道です。
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