ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 371017
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

敗退、冬富士山御殿場ルート

2013年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:15
距離
10.8km
登り
1,484m
下り
1,466m

コースタイム

4:40 御殿場口新五合目
4:50 大石茶屋
6:00 次郎坊
6:55 気象庁中継小屋跡
9:51 下り六合
10:12 折り返し地点
10:19 プリンスルート分岐 10:32
10:49 御殿場口登山道(夏道)プリンスルート分岐
11:12 夏道新六合目小屋跡
12:00 気象庁小屋跡 12:10
13:55 御殿場口新ん五合目
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口駐車場。
富士宮口駐車場は雪のため通行止め、須走口はチェーン規制(須走口へ向かった方の話ですと、チェーンつけても登れなかったそうです。)
コース状況/
危険箇所等
冬の富士山登山の御殿場口は、雪や氷、気象の状況でどのコースを行くか判断するようです。
当日は日の出前は次郎坊近辺は少し、アイスバーンの所がありました。
2000mから上は積雪があるところで20〜30センチ。凍ってはいませんでした。
9時くらいまでは風もなく暑いくらいでしたが、10時頃から冷たい吹き下ろしの風が吹き始める。
頂上付近も雪が舞い始める。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
通いなれた御殿場口五合目登山口
2013年11月17日 18:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 18:12
通いなれた御殿場口五合目登山口
大石茶屋。夜景が奇麗でした。遠くに平塚方面も見えます。
2013年11月17日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 18:11
大石茶屋。夜景が奇麗でした。遠くに平塚方面も見えます。
雪がでてきました。
2013年11月17日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 18:11
雪がでてきました。
ノイズだらけですが、薄明が始まった頃の山頂方向。
2013年11月17日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 18:11
ノイズだらけですが、薄明が始まった頃の山頂方向。
日の出。
2013年11月17日 18:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 18:10
日の出。
山頂に陽が当たり始めました。
2013年11月17日 15:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:55
山頂に陽が当たり始めました。
次郎坊付近までノーアイゼンできましたが、これ以上はムリ。装着します。
2013年11月17日 18:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 18:10
次郎坊付近までノーアイゼンできましたが、これ以上はムリ。装着します。
朝日であたりはオレンジ色に。
2013年11月17日 15:31撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
2
11/17 15:31
朝日であたりはオレンジ色に。
2013年11月17日 15:32撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
11/17 15:32
なんともいえない時間です。
2013年11月17日 15:33撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/17 15:33
なんともいえない時間です。
ヘッデン外し忘れてヘルメットかぶってます。はずかしい。
2013年11月17日 15:28撮影 by  iPhone 5, Apple
11/17 15:28
ヘッデン外し忘れてヘルメットかぶってます。はずかしい。
気象庁中継小屋跡まできました。ここは来年トイレができるそうです。
2013年11月17日 15:34撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
11/17 15:34
気象庁中継小屋跡まできました。ここは来年トイレができるそうです。
2013年11月17日 15:34撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/17 15:34
今日は天候もよく風もないので、大砂走りを直登。
2013年11月17日 15:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:54
今日は天候もよく風もないので、大砂走りを直登。
この斜面がアイスバーンになったら恐ろしです。
2013年11月17日 15:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:54
この斜面がアイスバーンになったら恐ろしです。
秋と冬の境目って感じです。
2013年11月17日 15:35撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
11/17 15:35
秋と冬の境目って感じです。
宝永山。
2013年11月17日 15:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:53
宝永山。
県警のヘリです。だいぶ近くまできてホバリングして、何か確認しているようでした。軽装備の人など注意するのかな?見守っていていただきありがたいことです。
2013年11月17日 15:52撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:52
県警のヘリです。だいぶ近くまできてホバリングして、何か確認しているようでした。軽装備の人など注意するのかな?見守っていていただきありがたいことです。
1時間くらいかな?富士山周辺を飛んでました。
2013年11月17日 15:52撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:52
1時間くらいかな?富士山周辺を飛んでました。
まだ先は長い!
2013年11月17日 15:27撮影 by  iPhone 5, Apple
11/17 15:27
まだ先は長い!
2013年11月17日 15:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:51
やっと宝永山の真横あたり。
2013年11月17日 15:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:51
やっと宝永山の真横あたり。
下り六合に到着。
2013年11月17日 15:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:50
下り六合に到着。
冬は宝永山に近寄っちゃだめと言われていますが、今日は行けそうです。
2013年11月17日 15:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:49
冬は宝永山に近寄っちゃだめと言われていますが、今日は行けそうです。
七合目下の柱。この柱、お目当てのエビのしっぽかな?
自然の造形はすばらしい。
今日はここでタイムオーバー。下山となります。
2013年11月17日 15:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
2
11/17 15:49
七合目下の柱。この柱、お目当てのエビのしっぽかな?
自然の造形はすばらしい。
今日はここでタイムオーバー。下山となります。
帰りに寄ろうと思っていた宝永山。あっという間に雲に隠れ、風も出て来ました。やっぱり風の巣、近づいちゃダメですね。
2013年11月17日 15:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3
11/17 15:48
帰りに寄ろうと思っていた宝永山。あっという間に雲に隠れ、風も出て来ました。やっぱり風の巣、近づいちゃダメですね。
なので、プリンスルートで登山道(夏道)方向へトラバースします。
2013年11月17日 15:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:48
なので、プリンスルートで登山道(夏道)方向へトラバースします。
深い所は50センチくらの積雪がありました。
2013年11月17日 15:47撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:47
深い所は50センチくらの積雪がありました。
夏道と雲海です。さっきまで雲一つなかったんですが、あっという間ですね。
2013年11月17日 15:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:46
夏道と雲海です。さっきまで雲一つなかったんですが、あっという間ですね。
登山道のプリンスルート分岐。
2013年11月17日 15:45撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:45
登山道のプリンスルート分岐。
ロープにできた氷。面白いです。
2013年11月17日 15:44撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:44
ロープにできた氷。面白いです。
雲海の高度くらいまで、下りて来ました。
2013年11月17日 15:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:43
雲海の高度くらいまで、下りて来ました。
登り六合目小屋跡。
2013年11月17日 15:42撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/17 15:42
登り六合目小屋跡。
つづら折れの登山道は飽きたので、ブル道で下ります。
2013年11月17日 15:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
1
11/17 15:41
つづら折れの登山道は飽きたので、ブル道で下ります。
駐車場到着。熱いコーヒーで温まります。
2013年11月17日 15:29撮影 by  iPhone 5, Apple
11/17 15:29
駐車場到着。熱いコーヒーで温まります。

感想

そろそろ、雪の富士山山頂に立ってみたくなり、16日の気象条件が良かったので、富士山へ行ってきた。
最初富士宮口から登ろうと思ってたが、前日の積雪で富士山スカイラインの登山区間が通行止めとなり、じゃあ須走と思ったがチェーン規制、夏タイヤで行けるのは御殿場口だけ。
距離が長いのは仕方が無いが、覚悟を決める。

家を夜中の2時にでて、凍結してそうな富士山スカイラインをゆっくりと走り、3時、御殿場口駐車場に無事到着。少し仮眠ののち4時頃からのそのそと準備を始め、4時40分に鳥居をくぐる。

先は長いのでゆっくりと歩をすすめ大石茶屋、下山道で次郎坊へとノーアイゼンで到達。
しかし、次郎坊ではすでにつるつるで油断すると滑落しそうでした。もう少し早めにアイゼン付ければよかった。と後悔。
このあとは大砂走りを直登。アイスバーンはなく、前日降った雪でサクサクとアイゼンが効き、特に怖い思いもせず旧二合八勺に到着。ここは今年の夏まで気象庁の中継小屋がありましたが、今は取り壊され、来年はトイレができるとのこと。
少し休憩後出発。

広大な白い斜面をジグザグに登る。先が見えるがぜんぜん距離が縮まらない。
今日はいつも通り、午後4時には帰宅したいので時間との勝負。

下り六合に9:51到着。ヤバい、急がないと思いつつも、だんだん足が上がらず、遅々として進まない。
七合目下で10:12となり、風も出てきた。
山頂をみると風で舞う雪の量がだんだんと多くなってきた。
このまま山頂までいけなくはないが、たぶんここからあと3時間はかかりそうだし、下山も雪なので滑落しないように下るから・・・・・・と、久しぶりのアイゼン歩行で足首が痛く、ふくらはぎはパンパン(こっちが本音か)。
山頂をあきらめ下山。またの機会とする。
(でもこの先は厳しい厳冬期の富士山へ向かう。今回のような好天はめったにないなぁ)
山頂はまた来年か。

下ってプリンスルート分岐点で、常連さんたちに会いお話を聞く。
今日はチェーン規制の須走もチェーン付けても登れなかったそうな。
皆さん御殿場口に集中。
ぞくぞくと登ってくる。
皆さん健脚な方々でした。

さて私はプリンスルート経由で登山道(夏道)へトラバースして下る。
雲が2500m付近で沸き出し始め、六合目小屋跡あたりで雲に突っこむと雪がちらほら。

旧四合目手前でつづら折れの道に飽きたので、ブル道へトラバース、まっすぐに下る。
途中気象庁中継小屋跡で親子?と思われる方たちと、少しお話。
やはり途中で引き返してきたそうな。

13:55に無事駐車場へ到着。
熱いコーヒーを入れて温まる。

今年5回目の山頂と思い出かけたが、途中敗退。
ま、春の雪と違って冬の富士山を垣間みさせて頂いた今回の山行。
いろいろと気がつくポイントがあり、勉強になった。

あと装備として、スリングとカラビナ、ハーネスとか持っていたが、ザックにしまいっぱなしではダメ。
途中休憩時、富士山の雪斜面は滑落防止や下ろしたザックの流れ止めに、柱とかにビレイをとったほうがいいと思った。
今度は、少しオーバーかもしれないが、アイゼン装着と同時にハーネス、ビレイ装備一式装着するようにしたい。

最後に冬の富士山は自己責任なので、登られる方はそれ相応の雪山装備と天候の急変に対応できる体力が必要。県警のヘリコプターの飛来もその辺りをチェックしていたのかもしれない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:6390人

コメント

お久しぶりです
pc復活し久しぶりにヤマレコ見ました>
着々と登ってますね!!
安全第一 備えあれば憂いなし!!
2013/12/6 22:35

正月2・3と泊まりで毛無山に仲間たちと登り宴会します!!
よかったらどうですか??
酒好き 山好きのナイスなメンバーです。
2013/12/6 22:40
お久しぶりです!
harunenn311さんお久しぶりです。
コメントいただきとってもうれしいです。
また、毛無山お誘いいただき誠にありがとうございます。
残念ながら、暮れの27日から5日まで、箱根西麓の農家のお手伝いで,仕事です。
もう7年も続いていて正月休みはありません。
また誘ってください。
毛無山は雪が降ったら行こうかと思ってます。
ちなみに,本日は愛鷹山越前岳へトレーニング行って来ました。ヤマレコに記録あげます。
1月は11日に竜ケ岳にちょっとズレたダイヤモンド富士を見に行く予定です。
それではまた 。
2013/12/8 22:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場口ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場日帰りピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら