記録ID: 3714055
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
釜立沢登山口(上青根)〜可愛尾根〜社宮司沢二俣
2021年10月10日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 409m
- 下り
- 406m
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・釜立林道ゲート手前分岐西側に4台、分岐手前に4台程度 (朝7時には満車でした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■釜立林道〜可愛尾根(袖平山北尾根900mから北西に分派する。末端にジジイ宮 がある) 釜立沢林道ゲート手前の分岐路(道端に流水路がある)ではなく、50m林道を 戻った分岐を下りると、すぐに小屋戸沢を横断する橋。渡って先に進めば林道 分岐。左(南向け)は袖平山へ登る北尾根のバリエーションルートで所々手作りの 標識がある。 今回は社宮司沢へのアプローチ目的なので、この林道分岐は右を進む。もう一本 沢を渡って進むと平坦な地形の中を通り、林道は資材小屋?で終点となり、その先 は作業径路となっている。 さて社宮司沢およびエビラ沢へ横断する作業径路は、資材小屋20m手前から南側の 植林帯に入ると、2本杭が門として立っていた。(もう一箇所東側にも2本杭の門 がある) 菅沢左俣に下りる径路を使わせていただく。小尾根上の径路をジグザグ辿り、菅沢 左俣途中の二俣で径路は右岸から左岸となり、水の僅かな左俣沿いの明瞭な径路と なる。 菅沢本流の二俣に出て、対岸の薄い径路を一旦下り、標高455mで合わさる二俣状 の左岸側の涸支沢を最初は右岸沿いに、少しで左岸側を進むと、径路は北側の尾根 へと登っていく。尾根を回り込むように登ると、可愛尾根の536m小ピーク西側か 536mピークに出られた。 社宮司沢側は急斜面なので、可愛尾根660mピークの先のコルに向け登る。以前も ここは袖平山から下降したが心象風景は忘却の彼方だ。 ■可愛尾根〜社宮司沢 可愛尾根は550mから次第に斜度も急になるが、僅かに径路と時折作業用テープが 残っている。径路は時折尾根から離れて南側斜面に付けられ、沢側に下りそうな 分岐もあるが、植林径路は決して登山目的とは異なるので、尾根に戻れる方向を 選択する。 660mピークへの登りは一昨年の台風の影響か倒木が多い。倒れた枝にピンクテー プが付いているので、跨いだり潜ったり少し面倒。 ピークを越えて下り始めると、東側の菅沢源頭部は崩落していた。以前あった菅沢 上流部を徒渉して対岸の尾根に登り返すよう付けられていた明瞭な作業径路は寸断 されていた。 崩落ザレ上部を慎重に下って南東側635mコルに出る。下りたところで砂ザレ状の 一見径路が社宮司沢側に下りるようあるが、これはすぐ行き詰るので×。20m先で 西側の比較的緩やかな植林帯内を見下ろせば、割と明瞭な径路が下りているので そちらを使わせていただく。径路は緩やかに社宮司沢600m河原に下りられた。 ここには水源の森H18年の柱がまだ立っていた。 神ノ川林道上の社宮司沢出合は神ノ川キャンプ場様から立ち入らないでほしい旨の 案内板が立っている。すぐ上の堰堤に取水管設備もあるので、林道から入らずに アプローチできるルート探索が目的であった。 社宮司沢は下流部は平凡で、625m二俣より上流部が核心となるため、もし今後 遡ることがあるならば、ここからの入渓にしたい。 625mより左俣は出合奥に連瀑を架け、先の方には登攀ほぼ不能な大滝があると 聞いている。右俣は本流で780〜960m間が核心部となる。いずれも詰めは急峻な 崩落帯でエスケープの尾根も急となる。一昨年の台風で相当荒れていると思います。 なお他のアプローチとして、ジジイ宮から可愛尾根を登る、菅沢に入り菅沢大滝の 左岸側径路を使って巻いて455m二俣から可愛尾根に登る、神ノ川林道から菅沢 左岸道に入ってすぐ右手の径路から可愛尾根に上がる、などが挙げられようが、 作業径路は植林作業者様用なので、駐車も含め荒らさないよう細心の注意を 払いたいものです。 |
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