本白根山【石津硫黄鉱山跡からピストン】


- GPS
- 02:59
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 774m
- 下り
- 767m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
AKU クレスタGTX
|
---|
感想
日本百名山の登頂を目指すには避けられない、火山の登山は、気象庁が発表する火山活動の状況を見ながら判断する必要があります。
草津の本白根山は平成32年1月に噴火し、翌年の令和2年4月に噴火警戒レベルが1に引き下げられました。ただ、その後に入山規制が解かれないまま、1年半が経過しました。
ヤマレコなどの山行記録には、ちらほらと本白根山への登山記録が目立つようになり、入山規制はかけつつも、事実上は登山が黙認されているような状況になりました。
こういったことから、火山活動状況情報、気象情報を把握し、装備(ヘルメット)なども準備したうえで、本白根山登山を決行しました。
登山記録が多く残る石津硫黄鉱山跡の登山口からは、約600メートルをほぼ直登で登ることができますので、短時間でのピークハントに適しています。
登山口を出発し、しばらくは砂利の道がうねうねと曲がりながら登っていきます。
砂利道が終わり、登山道に入るとすぐに幅の狭い支尾根の上に乗っかり、その上をほぼまっすぐに頂上を目指して登っていきます。
足元は、石や根っこが少なく、足の置き場を迷うことのない地面が続いています。いっけん歩きやすいように感じますが、勾配がきつくなってもこのような地面が続きますので、足の裏が水平に着地することがなく、かかと(アキレス腱)が痛くなりました(笑)。
1時間ほど登ると、樹林帯を抜け、頂上の縁に到着しました。上越や浅間山などの山々が一望することができました。
遊歩道を南釜に下りていき、登り返して本白根山の頂上を目指しますが、遊歩道から外れて尾根に乗ってからの藪漕ぎが悲惨でした。
先行者の足跡が残っているのでルートに迷うことはないですが、残雪が凍りつき、足元は滑りやすく、枝との格闘が10分程度続きました。
本白根山の頂上は木々に覆われ、頂上標柱もない頂上でした。どなたが設置した木製の看板(サイン)だけが、本白根山の頂上を示していました。
頂上では写真撮影をするだけで、すぐに藪漕ぎをして下山を開始しました。
途中、北アルプスの北部を一望できるポイントがあり、そこからは、白馬岳から、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳までの後立山連峰を望むことができました。
その後は、南釜の中にニホンカモシカが一頭、ポツンと草を食べているのを発見したり、展望所に登って360度の展望を楽しんだり、人の少ない頂上周辺を満喫してから、下山にかかりました。
小一時間で登山口まで下りてくることができました。
登りでは3組ほどのパーティと出会い、下りでもそれ以上のパーティとすれ違いました。思っていた以上に多くの人が入山しているんだと思いました。
山域滞在時間はジャスト3時間、予定通りに山行を終えることができました。
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