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Yamareco

記録ID: 3733334
全員に公開
ハイキング
近畿

有馬富士

2021年11月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:50
距離
4.3km
登り
205m
下り
214m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:42
休憩
0:08
合計
1:50
8:35
45
スタート地点
9:20
9:21
9
9:30
9:35
35
10:10
10:12
9
10:25
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有馬富士公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
よく整備された道。
有馬富士公園の標石。
2021年11月13日 08:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 8:38
有馬富士公園の標石。
見事に色づいたイロハモミジ。
2021年11月13日 08:45撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 8:45
見事に色づいたイロハモミジ。
東屋の背景に有馬富士。
2021年11月13日 08:48撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 8:48
東屋の背景に有馬富士。
有馬富士はこっち。
2021年11月13日 08:57撮影 by  iPhone XR, Apple
11/13 8:57
有馬富士はこっち。
さらに分岐。右へ。この先、しばし林間の小道を進む。周囲は落葉広葉樹林で紅葉が始まっており、秋の日を浴びて気持ちのいい散策ができる。しかし、それもつかの間、その先にはもう一つの駐車場があるのだった。
2021年11月13日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
11/13 8:59
さらに分岐。右へ。この先、しばし林間の小道を進む。周囲は落葉広葉樹林で紅葉が始まっており、秋の日を浴びて気持ちのいい散策ができる。しかし、それもつかの間、その先にはもう一つの駐車場があるのだった。
ひとしきり林内の道を上り、開けた場所に出る。ここで右折して山頂方向へ向かう。
2021年11月13日 09:20撮影 by  iPhone XR, Apple
11/13 9:20
ひとしきり林内の道を上り、開けた場所に出る。ここで右折して山頂方向へ向かう。
わんぱく砦の始まり。
2021年11月13日 09:25撮影 by  iPhone XR, Apple
11/13 9:25
わんぱく砦の始まり。
意外な展開に。幅のある岩盤が上へ上へと続いている。岩の正面をまっすぐに登るのが快適だ。
2021年11月13日 09:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:26
意外な展開に。幅のある岩盤が上へ上へと続いている。岩の正面をまっすぐに登るのが快適だ。
背後に見事な眺望が開けてきた。
2021年11月13日 09:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:27
背後に見事な眺望が開けてきた。
素晴らしい!
2021年11月13日 09:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:27
素晴らしい!
まだまだ岩場が続く。
2021年11月13日 09:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:27
まだまだ岩場が続く。
”わんぱく”を磨く。
2021年11月13日 09:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:29
”わんぱく”を磨く。
山頂から福島大池を見下ろす。
2021年11月13日 09:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:34
山頂から福島大池を見下ろす。
山頂から東の眺め。
2021年11月13日 09:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:34
山頂から東の眺め。
こちらの道には岩場はほとんどないが、当然ながら傾斜は「わんぱく」同様に急。ということでずっと階段が続く。
2021年11月13日 09:40撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:40
こちらの道には岩場はほとんどないが、当然ながら傾斜は「わんぱく」同様に急。ということでずっと階段が続く。
林道を下る。
2021年11月13日 09:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 9:50
林道を下る。
福島大池はこんなに干上がって・・・
2021年11月13日 10:03撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 10:03
福島大池はこんなに干上がって・・・
来た方角を振りかえる。黄葉が映える。池に水があればもっといい感じなのに。
2021年11月13日 10:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 10:06
来た方角を振りかえる。黄葉が映える。池に水があればもっといい感じなのに。
流紋岩地を横切る。一枚岩のようだ。
2021年11月13日 10:10撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 10:10
流紋岩地を横切る。一枚岩のようだ。
流紋岩地の橋の上から有馬富士を臨む。
2021年11月13日 10:12撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 10:12
流紋岩地の橋の上から有馬富士を臨む。
公園入り口近くから有馬富士を振り返る。
2021年11月13日 10:16撮影 by  iPhone XR, Apple
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11/13 10:16
公園入り口近くから有馬富士を振り返る。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 非常食 飲料 地図(地形図) GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

左ひざの腫れと痛みは大分おさまっては来たものの、まだまだ足をフルに曲げることはできない状態が続いている。ここでちゃんと治しておかないと、元に戻らなくなるとの危惧はぬぐえない。ということで、先週に引き続き極々短い行程で楽々歩ける場所を選ぶことにした。先週は小富士山だが今日は有馬富士だ。舞鶴若狭自動車道からきれいな富士山型のその姿を眺めたことはあるが、ちょっと登る対象にはならないなー、と思って何年かが過ぎた今日、ついに踏破のチャンスが来たわけだ。
三田のこの辺り、とんがった形をした小山がいくつもあって、あれかな、これかな、と首を左右に幾度か動かした頃、有馬富士公園の駐車場に到着。すると、眼前に本物の有馬富士が我々を待ち構えていた。わかってはいたが、近くで見るとますます小ぶりの富士山なのである。ではあるが、妙に和む風景だ。それに素晴らしい天気!ここ数日は晴れていたかと思うと黒い雲がやってきて、ザーっと冷たい雨が降る、不安定な天気だったが、今日は空は真っ青、風もなくポカポカん陽気となった。
まずは有馬富士公園の散策路を東寄りに進み、舗装された道を福島大池の袂へとゆっくりと下っていく。鮮やかに紅葉したイロハカエデなどを愛でながら、秋の穏やかな陽を浴びてのんびりした気分に浸る。ぽつりぽつりと紅葉狩りの人々が行きかう。福島大池を前にせりあがる有馬富士の様子はなかなかいい構図なのだが、池の水は一部に残るだけでほとんど干上がってしまって、見栄えがしないのが残念だ。
標識に導かれて「有馬富士」方向へと山道を入る。ここも色づき始めた広葉樹のトンネルで、差し込む陽の光が木々の葉を照らし心地よい。この先、山らしくなるのかと思いきや、再び別の駐車場に出る。大人数の団体が三田市の車とともに集結していて、きっと自然観察会か何かなのだろう、なかなかの賑わいだ。我々はその脇を抜けて一路、有馬富士を目指す。
駐車場のすぐ上の地点から、左の山中に木組み階段の小道が登って行っている。この道に入り、ヒノキを主体に雑木を混ずる林の中をひとしきり登る。途中、林道をまたいで進むうちに、周囲の林は常緑と落葉の広葉樹林に変わる。正面に開けた場所が見えてくる。ここで複数のルートが交叉し、道標に従って山頂方向へ。ルートは右90度に曲がってゆく。その後しばし平坦である。やがて登り加減になると、「わんぱく砦」の標識が現れる。ここからは岩場で、わんぱく砦とはこの岩場に与えられた名であることが察せられる。わんぱく砦の名から、小さな岩場が想像される。てっきり眼の前の岩のかたまりで終わるものと思っていたら、なんのなんの、ここから山頂直下までその岩場が続いているのだ。しかも、その傾斜は進むにつれて強くなる。その意外な展開に、おじい、おばあペアも何だか気分が高揚して、わんぱく心を炸裂させるのだった。岩場からは真下の福島大池を囲む富士公園の全容が見下ろされ、さらに三田盆地とそれを取り巻く里山群が一望のもとに眺められる。素晴らしい眺望だ。
岩場を越えるとすぐに山頂である。山頂の標識のすぐ後ろに、国土地理院と彫り込まれた石柱がある。四等三角点であろうか。山頂には四方から道が上がってきており、何人ものハイカーが眺めを楽しんでいた。低い丘にしては見事な眺望である。
さて、山頂からは西側に尾根筋を下る。ここは木組み階段が続く道で、傾斜が急で眺めはない。先ほどの「わんぱく砦」を通るルートから登ったのは正解だったと思った。急傾斜の区間は、舗装林道に降り立つところで終わる。ここから林道をゆるゆると下っていく。まばらに紅葉した落葉広葉樹の林を抜けると、福島大池の端に飛び出した。ここから池の西岸に沿う遊歩道を南に辿る。四分の三くらいが干上がった池の端には、大きく成長した魚が多数、死んで転がっているのだった。少々不気味な光景である。さらに進むと、巨大な流紋岩の岩盤が現れ、その上を橋がかけられているところに出る。この橋から福島大池側を見ると、今登ってきた有馬富士が正面にまるで屏風の絵柄のようにその全容を見せているのだった。
きれいに整えられた有馬富士公園の遊歩道を多くの散策者と共に進めば、まもなくして出発点の駐車場に戻ることができた。こんな楽ちんな小山の散歩でも、なんとなく山歩きをした気分になれるから不思議だ。まだ11時前。この時間なら、三田の旧市街にある「蕎麦いち」の開店に間に合いそうだ。久々に新蕎麦を味わって、山里の秋を堪能することとしよう。


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