雪の阿蘇中岳&高岳(阿蘇山上から)
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 541m
- 下り
- 539m
コースタイム
09:35 砂千里ヶ浜
09:50 砂千里ヶ浜分岐
<参考>
10:00 火口壁取り付き
11:05 中岳への尾根
11:40 中岳山頂
12:10 高岳山頂
14:45 砂千里ヶ浜
15:20 阿蘇山ロープウェー駐車場
※ロスタイム(詳細は感想参照)があったため、
コースタイムは参考になりません(^_^;)
天候 | 晴のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※阿蘇山公園道路(有料:普通車600円)を利用すれば、砂千里ヶ浜前の駐車場を利用できます。 ただし、火山ガスの状況によっては阿蘇山公園道路は通行止めになります。 規制情報は以下で確認できます。 阿蘇火山西火口規制情報 http://www.aso.ne.jp/~volcano/info.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり。 阿蘇山頂へ向かう道に入ると、コンビニ等はありません。 阿蘇山ロープウェー、阿蘇山公園道路は8:30からの営業です。 ※冬季 12月1日〜3月19日は、9:00からの営業 |
写真
感想
週末は良い天気、しかし、なかなか登る山が決まらずに
malten氏と車に乗り込んだところで、阿蘇に行こうと決めました。
草千里の展望所で車をとめると、外気温は-1.7°。
早朝だけに、さすがに気温が低い。
凍った草千里の池や、霜がおりてキラキラ輝く道端の草を眺めながら、
スリップすることもなく、無事に阿蘇山上ロープウェーの駐車場に着くことができました。
登山準備をしていると、火口への阿蘇山公園道路のオープン時間(8:30)となり、
ゲート横の電光掲示板に「阿蘇火口規制情報」が表示されました。
しかし、そこには「火山ガス発生中。全面規制中。」の文字が( ̄□ ̄;)!!
ゲートを越えて阿蘇山公園道路を車で通る予定はないけれど、
全面規制中の中、登山をするのも如何なものか・・・と、
とりあえず車の中で待つ事にしました。
駐車場には、同じように車で待つ人、気にせず進む人、
はたまた規制中の文字を見て引き返す人と様々。
このまま規制解除にならなかったらどうしよう?
と思い始めた9時過ぎになって、ようやく「全面解除」の文字が。
また規制がかかるといけないと、慌てて出発しました。
駐車場から砂千里ヶ浜の入口までは、アスファルト舗装された遊歩道歩き。
歩きながら見る風景には、少しですが雪が残っていました。
砂千里ヶ浜からは木道を歩きます。
中岳の旧火口群を左に見ながら、砂漠ともまた違う荒涼とした中を歩くので、
なかなか現実離れしていてmalten氏と二人で大興奮(笑)
砂千里ヶ浜を歩ききると、今度はそびえる旧火口の淵の高さにビビッたものの、
ガレガレとした道も(最後は多少苦労しましたが)、
割と順調に登りきることができました。
登りきると急に展望が開け、南阿蘇の外輪山やその奥に広がる山々も
良く見えます。
高度感にクラクラしながら、中岳へ続く尾根を目指しつつ、
このあたりから増えてきた足元の雪に不安を覚えつつ、
尾根道に出た時には、目の前に広がる雪景色に驚きましたw(゜o゜)w
「うわー!高岳真っ白やん!!」
思わぬ雪道におっかなびっくり恐る恐る歩きながら、中岳山頂に到着。
目の前に広がる中岳の火口や旧火口のダイナミックな光景、
足元は雪、振り返ると真っ白な高岳。
一度で二度美味しいといいますか、さらに現実離れした風景を
味わうことができました(^-^)
中岳を後にし、高岳を目指し進みます。
高岳はさらに雪が深く、踏み固められた登山道は問題なく歩けますが、
ちょっと横に足を入れるとすねくらいまでが雪に埋もれます。
山頂は登山道ほどの雪はなかったものの、山頂標識には海老の尻尾がありました。
そんな中、出会った若者3人組。
2人は上から下まで登山の服装でしたが、1人はパーカーにジーンズ、
そしてスエードのシューズと街中の格好で、
雪の中を山頂まで登ってきてました。
話を聞くと、登山とは聞かされず騙されて連れてこられた・・・とか(^_^;)
靴の中まで雪まみれで、大丈夫だったんだろうか?と心配です。
風も出てきたので私達は早々に山頂を後にし、
比較的風が弱かった中岳直下の尾根道の途中で下山前の休憩とることに。
そこで、malten氏が「携帯がない!落としたかも!!」と驚愕の発言。
その後malten氏のみ、再度、高岳山頂までピストンしたものの、
携帯は結局見つからず、そのまま下山となりました。
下山時は風向きが悪く、火口から流れる火山ガスが濃くて、
二人でゲホゲホ咳き込みながら、下りる羽目に。
また、登りはそんなに苦労しなかった火口の淵から砂千里ヶ浜へのルートが
下山時は歩きにくいこと、歩きにくいこと。
浮石に足をとられ、久しぶりに転んでしまいました。
砂千里ヶ浜へ下りた頃には、だんだんと風も強くなり、
ガスも出てきて朝の好天が嘘のように。
でもまぁ、長い時間良い天気で過ごせたからよいか。
駐車場に戻り、車の扉を開けるとmalten氏の「携帯あったー!」との叫び。
落としていたのではなく、持って行ってなかったというオチ付で、
ハラハラドキドキ、スリリングな山行も終えることができました(笑)
終わってみれば(携帯もあったし)、ほんとに楽しかった♪
次は雪のない時期に改めて登りたいと思います。
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