雪に輝く花の名山 五葉山
750RS
- GPS
- 03:50
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 645m
- 下り
- 645m
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| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
※赤坂峠登山口〜畳石（四合目）・・・特に危険箇所なし、整備された歩きやすい平坦な登山道 ※畳石（四合目）−七合目・・・特に危険箇所なし、整備された登山道、やや勾配有り ※七合目−山頂・・・特に危険箇所なし、積雪有り、石楠花山荘より上部は完全な雪道、山頂部の稜線は積雪10�冂�度 ※石楠花山荘に水場、トイレ、薪ストーブ有り ※赤坂峠のトイレは冬季閉鎖 ※五葉温泉「しゃくなげの湯っこ」は入湯料600円、毎月第二、第四火曜日と1月1日が定休日 ※例年4月29日が五葉山の山開き、6月第一日曜日ツツジ鑑賞会、7月上旬シャクナゲ鑑賞会 |
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感想
秋田県内は月曜日からずっと雨・・・・標高の高い山（著名な山々）にはかなりの降雪があったものと推測された・・・・秋田市内から仰ぎ見る太平山も白く化粧している。
この季節はずれの長雨の影響は大きく・・・由利本荘市の鳥海山麓では・・・土砂崩れが発生し・・・たくさんの方が犠牲になった。8月の仙北市の土石流に続き・・・この長雨は過酷な結果をもたらした。
まだ行方不明の方々の一刻も早い発見と亡くなられた方々のご冥福を祈りたい。
秋田の自然は・・・本当に過酷だ。秋田人は・・・この過酷な自然環境に耐えながら・・・これからまた4ヶ月もの雪中生活が始まる・・・・（涙）
そんな秋田から太陽の輝く太平洋側（岩手三陸）へ・・・行ってみよう。
春に訪れた五葉山に再び向かった・・・
五葉山（一等三角点、標高1341.3m）は岩手県の南西部、準平原地形の北上山地に位置している。山中にはホンシュウジカやニホンザルが生息し、岩手県の県立自然公園に指定されている。
山名は旧藩時代に伊達藩直轄の山でヒノキなどの森林資源を保持する「御用の山」から転じたとも言われている。
大船渡市日頃市の国道107号から県道唐丹日頃市線に入る。鷹生ダムや五葉温泉「シャクナゲの湯」を過ぎ、釜石市との境界となる赤坂峠が五葉山の登山口である。
広い駐車場は・・・半分くらい埋まっている。この時期でも五葉山は盛況？？のようである。鳥居の横から良く整備されたなだからな登山道を登る。南側は展望が良好で、太平洋や鋭角な山容の「氷上山」が望める。正面には黒々とした黒岩がなだらかな稜線を顕している。
6月・・・このコースはヤマツツジやレンゲツツジが咲き乱れる花の回廊となる。鑑賞会も開催されるようである。
一旦、登山道は荒涼とした賽ノ河原に・・・そしてまたヤマツツジやレンゲツツジが咲き乱れる花の回廊は四合目の畳石まで続く。
ダケカンバやカラマツに囲まれた畳石にはベンチもあり、休憩には最適だ。
ここから・・・鳥居の先の登山道はちょっと傾斜を増す。でも快適な登りである。ちょうどいい感じ？？の登山道である。
林層はミズナラやダケカンバに変わる。二つの小さい祠を過ぎるとコメツガやヒノキ、ヒノキアスナロの木々が現れる。七合目あたりから雪が現れ、八合目を過ぎると完全な雪道となった。
そして矮小化したダケカンバの林となると・・・五葉山の象徴であるハクサンシャクナゲが現れ、石楠花荘に到着する。ハクサンシャクナゲに囲まれた静かな空間である。例年7月上旬にはハクサンシャクナゲに包まれる。
そして、ここには薪ストーブのある暖かい空間がある。寒風の中、薪ストーブの暖かさは特別なご馳走である。
ここを過ぎるとほどなく稜線上の日枝神社に到着する。東西に平坦な稜線は見晴らしが良好である。大船渡湾が光り輝いている。
ここからは進路を北東に変え、なだらかな斜面を山頂を目指して登る。
太陽を浴び、光り輝く・・・ハイマツやガンコウランそして矮小化したハクサンシャクナゲに雪が張り付き光輝いている。
「花の名山」は・・・「雪に輝く名山」となっていた。
稜線上の積雪は10�冂�度、登山靴にスパッツで十分対応できた。
一等三角点の鎮座する山頂に到着する。登山者は誰もいない。どこに・・・
雪だるまが迎えてくれた。
西側は相変わらずの曇天である。奥羽の山並みは遠く・・・曇天の中である。
早池峰山も山頂部は雲の中である。
南〜東側は太陽が輝いている。太平洋（唐丹湾、大船渡湾・・・・・）が輝いて見えた。
五葉山を境に天候ははっきりと違っていた。
しばらく展望を愉しみ山域の最高峰「日の出岩」を目指す。雪の平原を進む、そして雪に輝くコメツガの森を抜けると奇岩で山域の最高峰「日の出岩」に到着する。日の出岩を眺め来た道を戻る。山頂には山ガールさんが2名・・・雪の山頂に輝く山ガールさん（笑）
昼食のため石楠花荘に向かう、小さい小屋にはたくさんの登山客が居た。山頂に人が居ないわけである（笑）
二重扉の中は暖かい・・・中央には薪ストーブが・・・最高のご馳走である。
お湯を沸かし、カレーラーメンとおにぎり、デザートのミカンを食する。
ちょっと休憩でもと思ったが・・・次々と人が訪れるので遠慮がちで人見知りの秋田県人は早々と退散した（笑）
下山は・・・来た道を淡々と下る。
時々・・・後ろを振り返る。太陽を浴びて綺麗な山容だ。秋田では見られない太平洋側の山であった。
五葉山・・・「花の名山」は・・・「雪に輝く名山」であった。
赤坂峠に到着、県道唐丹日頃市線を下る。春に訪れた時に・・・赤坂峠周辺の雑木林（春に来たとき木々の新緑やヤマザクラがとても綺麗だった）・・・残念なことに伐採されていた。なんの工事かと・・・看板を探す。
太陽光発電施設の建設であった。確かに赤坂峠の南斜面は太陽が良く当たっている。自然光から得られるエネルギーは貴重であるが・・・・県道沿いのあの綺麗な雑木林を伐採する必要があったのだろうか？？？甚だ疑問である。
がっかりしながら・・・麓の五葉温泉「しゃくなげの湯っこ」で汗を流し、秋田への帰路を急いだ。
五葉山・・・「花の名山」は・・・「雪に輝く名山」であった。今日も良い山旅が出来た。
※秋田道（秋田南IC）から東北道を経由して北上江釣子IC（休日割引1500円）を経てR107を経由して、釜石道の江刺田瀬IC〜宮守IC（無料区間）からまたR107へ、大船渡市日頃市から県道唐丹日頃市線を経由して五葉山の赤坂峠に到着。秋田市から約200km、所用時間約3時間
※五葉山キーワード
花崗岩、ミズナラ、ダケカンバ、コメツガ、ヒノキ、ヒノキアスナロ、カラマツ、ヤマツツジ、レンゲツツジ、ハクサンシャクナゲ、ハイマツ、ガンコウラン、ミヤコザサ、畳石、日の出岩、黒岩、
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確かに日本海側より，太平洋側の方が，気分的にもよかったようですね。
しかも，ガールに会えたりして・・・うらやましい。
五葉山は「御用山」ですか。なるほど勉強になります。
はい、今の時期は日本海側より、太平洋側の方が確実に晴れます。
雪も少ないですし
ちょっと遠いですが・・・・
山ガールさんは・・・・私たちと同年代かなって感じでしたよ（失礼）
五葉山の名前の由来は諸説あるようですが・・・「御用山」は有力説でしょう。
五葉山、何年か前に登ったんですが、結構辛かったんです、当時の私には。
今の私にはどうなのかなぁと、先日の土曜日、タイヤ交換さえしていれば、登っていたことでしょう
なんか、虎毛といいここといい、タイヤに振り回されてますね
雪景色がとてもキレイですね
雪の輝きと青空が眩しいですね
秋田は連日雨、雨・・これからは雪、雪・・ですから、太陽の光を浴びるために太平洋側の山へ出かけるのもいいですね
でも秋田市から200キロ、3時間ですか・・やっぱり遠い
こんにちは
今日は健康診断でした。こんな時間にメールしています（笑）
五葉山・・・私は５回目ですが、なかなか良い山でしたよ。
今のSpringさんなら・・・きっと楽しい登山が出来ると思いますよ。
交換に行きましょうか？？（笑）
はい、秋田では見られない・・・眩しい雪景色でした。
こんにちは
今日は健康診断でした。こんな時間にメールしています（笑）
はい、この時期・・・秋田では見られない「雪の輝きと青空」ですね
今日も秋田は雨と風が酷いですね。
太陽の光を浴びるために太平洋側の山へ出かけるのもいいですが・・・秋田市から200キロ、3時間ですから（笑）
正直・・・車の運転時間が登山時間の倍でした。
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