立山・雄山(撤退):アルプス納め雪山初め
- GPS
- 21:41
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 352m
- 下り
- 343m
コースタイム
天候 | 13日:快晴 14日:晴れ〜曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢市営無料駐車場:土日でしたがこちらもガラガラです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から全て積雪が有ります。室堂散策も冬山装備が必要です。 一ノ越への道は特に危険な場所は有りませんが、強風でトレースがすぐに消えますのでルーファイが必要です。トレースを外すと膝までもぐります。 一ノ越から先は氷雪の岩稜です。しっかりしたアイゼン・ピッケルワークが必要です。(私は途中で強風撤退しました) ■11月、立山に登るには富山県指定の書式で入山届を出す必要が有ります。また、雪崩用ビーコンの携行が義務づけられています。 |
その他周辺情報 | 定番ですが薬師の湯に入りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ビーコン
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感想
9月はコロナ禍で山は自粛して10月に再開しましたが、予定すると仕事が入ったり天気が悪かったりでタイミングが合わず気がつけばもう11月、3ヶ月近く山から離れてしまっていました。
紅葉の時期は過ぎ、各地から積雪の便りも聞こえはじめ冬山の時期となりました。
3月から10月は南北中央のアルプスを主に登っているのですが、若いときとは違い今の私の体力と技術では冬のアルプスは難しいので例年この時期に「アルプス納め」としてシーズン最後のアルプスに登ることにしています。
今年はどこに行こうか迷ったのですが、3ヶ月のブランクを考えると余りハードな所は難しいので、今年は快適な雷鳥荘に泊まって室堂散策と立山・雄山に行ってきました。(雄山は途中撤退ですが)
前日金曜日まで北アルプスは荒れ模様で立山には相当な積雪が有ったとのこと、室堂ターミナルで遭対協の方から雪崩に注意するよう指導を受けました。室堂でも木曜日までは20cm程だった積雪が今朝は85cmとしっかり積もっていました。
初日は雷鳥荘までの室堂散策なので昼過ぎに室堂に入ると快晴無風の絶好の天気、真っ青な空の下に立山連峰が新雪に輝いていました。
雷鳥荘までの遊歩道は立山の大展望に囲まれ、殆ど歩くこと無くこんな素晴らしい景色に出会えるのはなんだか申し訳ないような気がしました。
好天の週末ですがシーズンオフの雷鳥荘はガラガラ、早速貸し切りの温泉に入り暖かい暖炉の燃えるラウンジで生ビールを飲みながら雪山を眺めながらのんびりしました。
快適な一夜を過ごし翌朝6時前に外を見ると良い天気、食事をして一の越から雄山に向けて出発しました。
この日の天気予報は朝は良いものの次第に悪化して午後からは吹雪、稜線では風も強いとのことで取りあえず一の越を目指して進み雄山山頂へは天気と体調次第で考える事としました。
昨日から新雪は無かったのですが、乾燥したさらさらの雪のため風でトレースが消され一部ルートファインディングが必要な場所も有りました。またトレースを外してしまうと膝まで潜ってしまうため、意外に苦労しながら進みました。
天気は予報通り着実に悪化して出発時は見えていた雄山頂上はすぐにガスに隠れてしまい、一の越に近づくにつれて強風も吹き始め、時には地吹雪で視界が閉ざされ耐風姿勢で立ち止まる必要も有りました。
それでもほぼ予定通りの時間で一の越到着。ここからは黒部を挟んで後立山の峰々や遠く槍・穂高まで見えるのですが、あいにくこの日は真っ白なガスに覆われすぐそこの雄山山頂も見えませんでした。
元々風の強い一の越、猛烈な風が吹きまくっているので取りあえず小屋の陰で行動食を食べ上の様子を伺っていましたがガスが次第に降りてきて辺りを覆い始めたため頂上アタックは断念しここで撤退することとしました。
実際には危険な程の強風では無くこの日の雪の状態なら山頂に向かうことも可能だと思ったのですが、昨日からののんびりムードで、わざわざ悪天候の山頂に向かわなくても良いかなぁ?と思ったのが本音です(笑)
撤退と決まったら即下山、一の越直下はやや急で積雪も不安定なことから慎重に下りましたが、祓堂まで降りてしまえば後は夏道の石畳より遙かに歩きやすい雪道であっという間に室堂平に降りてしまいました。
展望は無くなってしまいましたが、久々の雪道の感触を楽しみながらのんびり下山、今年のアルプス納めを締めくくりました。
今年は昨年以上のコロナ禍と自分の病気のため例年の半分程度しか山に行けませんでしたが、山頂には立てませんでしたがこうして雪の立山でアルプス納めが出来たことを素直に喜び、来年こそは何も気兼ねなく山に行ける年で有るよう祈りました。
アルプス納めの雪始めの合わせ技の山行でしたね、天気はその時になって見ないとわからないからもどかしい面もありますよね。
私以上の念入りに準備をするyamayaさんですから無理することもないでしょうし、先の天候を見越して一ノ越で下山されましたが、山頂が目の前だけになかなか判断が煮え切らない時もありますが一ノ越を吹き抜ける風と寒さで私だと「即撤退!」となる事でしょう
でも最近多忙だった事とのことなので雷鳥荘の温泉で癒やされたんじゃないですか?
この時期だと観光客も少なくなるし、あの温泉が貸切なんて羨まし〜
私も来年こそは何も気兼ねなく山歩きが出来ればと思っております。コレからも月数回はどこかの山を歩いているんじゃないかと思いますが、また最近楽しい趣味が一つ増えてしまい「山をとるか、そっちを取るか」悩ましい日々を送っています。最近は「そっち」優先気味です
yamayaさんは次は八ヶ岳辺りでしょうか?次回のレコ楽しみにしてます
早速のコメント有難うございます。
アルプス納めと言いながら一の越で日和ってしまい山頂は踏めませんでした
悪天候を理由にしましたが、実際は快適な雷鳥荘ですっかりのんびりムードになってしまい、風雪の山頂に向かうガッツが無かったのが本音です
雷鳥荘はいつもこの時期か春先に行くのでいつ行っても空いていて快適との認識です。
今年はopiroさんもあまり山に登れなかった様ですが、来年こそは好きに山に行けると良いですね。
新しい趣味ですかそれは良いですね。
楽しいことはいくつあっても良いですからね。
実は私も今年の夏からDiyに凝り始めまして、山に行かない週末は殆どDiyで過ごしています。山は行きたいしDIYもやりたいしで悩ましいのは同じですね
お互い色々楽しみましょう。
次回から私はまた八ヶ岳のヘビーローテーションになります
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