明智光秀が築いた『周山城』



- GPS
- 05:49
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 405m
- 下り
- 406m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
京都、京北にある周山城址へ
城山の標高480メートル地点に築かれていた
郭や城壁、石段や井戸などの遺構は
安土城にも匹敵する西日本最大のものと
言われているそうです。
明智光秀によって築城され、明智光忠の居城であったようですが、本能寺の変後に明智氏が滅んだとともに廃城になってしまったようです。
−周山城址を守る会のパンフレットより一部抜粋−
歴女のDちゃんと、無理矢理(?)付き合わされた感のあるYちゃんとともに
いざ出陣!!
三ノ丸付近から
少しずつ現れてくる石塁にワクワクしながら
主郭が近づいてくると、この日初めて人とすれ違いました。
その3人組のうちの1人が、私達が手にしていた
周山城址を守る会発行のパンフレットを見てなのか
見てほしい石垣のあるポイントを
教えてくださいました。
同行者の方が言うには、この方が守る会の会長さんでした!
いよいよ主郭に入ります。
津田宗及を招いて月見をした記録が
残されているそうです。
「こんな山の中に招いたもんだなぁ…」と
いうのが率直な感想です
主郭では、風もなく気温も穏やかで
のんびり過ごすのにもぴったりな場所なので
お昼ご飯です。
そこから井戸跡を経て、石垣が残る場所を見つつ
先ほどまでの石の城と言われる、天守台のある
東の城から
土の城と言われる西の城へと向かいます。
途中、尾根をブッツリと分断した大きな堀切が
2つあり、無理やり突き進もうとすると
転げ落ちる事間違い無しの傾斜です。
西の城は土塁で固められていて
一見すると見逃してしまいそうな感じですね。
西の城を過ぎると、黒尾山の山頂。
宇津城のあった方向を眺めてみるも
わかりませんでした。
ここからは引き返しですが、肝心の
大きな石垣の残るポイントを見逃してきたので
それを探さねば!
もう一度東の城に戻り、小性曲輪の下の段付近をじっくりと探していたら
京都トレイルのコースからは外れた場所に
壮大な石垣が現れました!!
まさにクライマックス!!
圧巻です!!
どこからこれだけの石を運んできたのか?
と思わずにはいられないです
この急な斜面に
持ち上がってくるだけでも相当の労力です。
約440年前の、明智光秀の築城技術に
驚かされるばかりです。
Dちゃんはもちろんのこと、
Yちゃんも楽しんでいただけたようで
後にYちゃんは先の姫路城の時に覚えた
算木積み、野面積み、に加え
堀切、虎口、を新たに覚えたと
言っていました(^-^)スゴイっ♪♪
帰りにはふもとにある、明智光秀ゆかりの寺の
慈眼寺に寄りました。
拝観は 土・日・月曜日
それ以外の曜日は予約すればお参りできるようです。
中には墨で黒く塗られた黒坐像はカッと眼を見開いていて、左眼は少し充血しており
肖像画で知られている姿とは
また違う印象を受けます。
丹波平定後にはこの地域に善政を敷き
その人柄を讃え崇敬の念から作られた坐像は
秘像としてひっそりと祀られてきたそうです。
参考
周山城址を守る会のパンフレットは
ウッディ京北で店内の方に声をかけると
頂けます。
こちらの地図も印刷して持っていったので
参考になりました
https://www.kyoto-arc.or.jp/news/leaflet/374.pdf
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