大唐松山撤退 〜 山頂目前で残念無念 〜

2021年11月15日(月) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,736m
• 下り: 1,720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:54

距離 13.2km 登り 1,736m 下り 1,737m

8:01 大門沢ゲート
8:24 8:25 西山線18号送電鉄塔
9:11 P1542
9:34 P1704
10:02 10:04 雨池山
10:24 P1934
11:29 11:32 P2346
12:48 P2346
13:52 P1934
14:11 14:12 雨池山
14:36 P1704
14:55 P1542
15:31 15:33 西山線18号送電鉄塔
15:55 大門沢ゲート

　南アルプスのバリエーションルートらしく、ワイルドで獣臭漂う奥の深いルート。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大門沢登山口へ向かう工事用林道のゲート前にある路肩スペースに駐車。
この日は作業日だったらしく、下山時、作業車が数台あった。

コース状況／危険箇所等

全行程、一般登山道ではないため、整備されずワイルドなルート。
ときどきピンクテープや踏み跡が確認できる程度。
特に下りでは尾根の分岐などあり、GPS所持は必須だと思う。

登山口〜導水管巡視路〜鉄塔
　よく整備されている。導水管の階段や梯子も利用できる？
鉄塔〜雨池山
　急登箇所あり。切り立ったところもあるので滑落、転落注意。
雨池山〜大唐松尾根稜線
　笹ゾーン、広尾根ゾーンあり、基本踏み跡不明瞭。
　ときどき踏み跡、ピンクテープなどある。
大唐松尾根稜線
　湿った雪あり。切り立った場所の細尾根や急傾斜のところの雪に難儀。

その他周辺情報

奈良田の里温泉「女帝の湯」：料金５５０円
　今日は平日だったからか、自分だけの貸し切り状態

写真

11/15 7:59

大失態の寝坊。6時スタート予定だったのに8時スタートになってしまった。温泉も入りたいので12時に下山開始と決め山行開始。

11/15 8:02

導水管巡視路への入り口。ここが大唐松山への登山口。今日は平日なので作業日だったみたい。

11/15 8:13

麓の紅葉はまだまだ美しい。導水管巡視路は、手すり付きの道。

11/15 8:16

思ったよりも大きい導水管だった。

11/15 8:20

導水管の横の階段や梯子を使わせていただく。

11/15 8:24

見張り所から登ってきた道を見下ろす。これだけでも非日常の冒険気分が味わえる。

11/15 8:27

そして鉄塔到着。ここから先は電線沿いに歩いていく。

11/15 8:27

電線沿いの尾根は、ザレていて急登。掴む枝や岩も脆く気をつかう。いかにもバリエーションルート。

11/15 8:49

等高線通り、緩やかな場所もある。雨池山までに、ザレの急登場面は何箇所かある。

11/15 9:26

樹間越しに今から行く山が見え始めた。

11/15 10:04

急登を頑張っているといつの間にか雨池山に到着。

11/15 10:05

雨池山から先は緩やかな傾斜で足に優しい。

11/15 10:11

少し先にもう一つの山名標があった。あまり一般的には有名ではない山だが大事にされている。

11/15 10:58

大唐松尾根主稜線をめがけて登る。ここら辺は登りやすい。でも広い尾根なので、特に下山では下りる方向に注意。

11/15 11:24

大唐松尾根の稜線地面には雪が多かった。崖沿いの道にいやらしく雪がついているのでチェーンを装着。

11/15 11:32

鳳凰三山だ。

11/15 11:34

北岳、間ノ岳も見え始めた。

11/15 11:34

そして本日のラスボスである大唐松山。ここから見ると雪は無いんだけど・・・。

11/15 12:35

稜線上地面には雪がある。雪は湿っていてチェーンスパイクに雪団子ができてしまう。結構難儀。

11/15 11:59

山頂の何百m手前の富士山が見えるスポット。残念。ここで登りのタイムリミットの12時になってしまった。

11/15 12:08

往生際悪く、荷物をデポしてその先の様子を見に行くと、山頂へは高度感のある雪付きの細尾根が続いていて、ちょっと危険そうだった。

11/15 12:21

仕方なく今日は富士の見える山頂手前のスポットでランチ。ランチ中も行こうかどうか迷う。そもそも寝坊がいけなかったのでタイムリミットを守るべき。

11/15 12:26

頑張れば行けそうな気もするが、その先の様子も不明。嫌な予感もする。そしてこのバリルートでのヘッデン下山は避けたい。撤退して温泉温泉。

11/15 12:35

下山時も鳳凰三山を見る。時間的にも余裕ができ、さっきよりもじっくりみることができる。

11/15 12:41

間ノ岳、北岳も。

11/15 12:46

間ノ岳は大きい山であることが分かる。

11/15 13:20

白根南嶺の山々から伸びる尾根。手強いんだろうな。

11/15 13:29

哀愁漂う後ろ姿。失敗と挑戦こそ人生の醍醐味。いつかまた大唐松山にリベンジだ。

11/15 13:56

今日は富士山も見ることができて良かった。南アルプスの懐は深い。

11/15 13:56

こんな尾根にも昔の人の仕事跡。凄いよね。

11/15 14:10

雨池山まで戻ってきた。

11/15 15:06

急坂を方向を確認しながら下りていく。

11/15 15:06

15時過ぎになんとなく日が傾き始めている。

11/15 15:09

クランク君発見。また逢う日まで。リベンジの時まで。

11/15 15:21

ザレの急傾斜の下降は慎重に。

11/15 15:33

麓を見下ろす。

11/15 15:41

導水管の辺りでは作業員が作業中だった。いろんな仕事があるものだ。

11/15 15:53

麓の紅葉を愛でながら巡視路を下りていく。

11/15 15:56

そして下山完了。奈良田の里温泉「女帝の湯」に速攻で向かい、

11/15 16:44

そして貸し切りの風呂を楽しみ、帰宅。本日の山行、これにて終了。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

HW-02L HUAWEI

感想

JiroDai

　大唐松山は挑戦中の「中央線から見える山」の1座だから、またあの癖の強いルートを通ってリベンジしないといけない。嫌いじゃないけど、しばらくは行く気分にならず。来年の雪のない時期にリベンジだ。