ライブ帰りの雁田山：ヤマドリとの遭遇

2021年11月21日(日) [日帰り]

• GPS: 02:11
• 距離: 5.2km
• 登り: 569m
• 下り: 564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:10

距離 5.2km 登り 569m 下り 569m

8:54 岩松院公共駐車場
9:02 9:03 岩松院登り口
9:48 9:49 千僧坊
10:10 10:11 展望園地
10:20 10:25 雁田山
10:31 鬼のつぼや
10:55 10:56 辷り山登り口
11:04 岩松院公共駐車場
11:04 ゴール地点

08:52 スタート(0.00km) 08:52 - 休憩(0.37km) 09:01 - 山頂(2.82km) 10:24 - 休憩(4.06km) 10:56 - ゴール(5.07km) 11:04

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山道は全行程を通して大きな岩がゴロゴロしているが、特に危険なこともなく登ることができる。よく手入れされていて、各所にロープも設置されているが、つかまるためのロープと言うよりは、誤って急斜面に進入しない様に設置してある印象。
登った時は丁度落葉真っ盛りで、登山道は一面落葉に覆われていて、下りで滑りやすかった。
熊除けのベルが要所ごとに設置されていた。

その他周辺情報

登山口には、葛飾北斎晩年の肉筆天井画がある「岩松院」がある。
１７０年以上たっても色鮮やかな、巨大な鳳凰の天井画は大迫力で一見の価値あり。拝観料５００円。
山がある小布施町は有名な栗の産地なので、老舗の和菓子屋さんや、おしゃれなスイーツ屋さんが何件もあるが、休日は凄く混んでいる。
少し離れた栗農園の中にある「松仙堂」は結構穴場。
店のオヤジさんに「栗農家さんがお菓子を作っているのですか？」って聞いたら、「いいお菓子を作るために栗を作り始めた」って言ってた。
なんか好きだな…

写真

11/21 8:59

今日は雁田山に登る。雁が翼を広げている様だから雁田山とのこと。

11/21 8:52

岩松院横の駐車場の到着。奥の方に駐車。

11/21 8:51

さすが長野。目の前にはリンゴ畑。電気柵に注意。

11/21 8:53

岩松院に向かって歩く。

11/21 8:54

案内看板

11/21 8:55

北斎の肉筆天井画のある岩松院。後で見学する。

11/21 8:55

案内標識に従って進む。

11/21 8:56

紅葉がきれい。

11/21 8:57

「熊出没注意」の表示が多い。

11/21 8:59

登山口手前に水道がある。

11/21 9:04

登り始めてすぐに石垣。

11/21 9:04

山城の様だ。

11/21 9:05

岩がゴロゴロしている。

11/21 9:06

なんか新鮮。

11/21 9:07

つかまるためのロープではなく、斜面への侵入を防ぐためのものと思う。

11/21 9:11

ここもロープにつかまる必要はない。

11/21 9:15

東屋に着いた。

11/21 9:15

ここも城跡。このポイントの前後に空堀らしい地形が数か所あった。

11/21 9:16

熊ベルを鳴らしながら登る。

11/21 9:24

登っていると左手の斜面を駆け上がってくる足音!?とっさに身構える。

11/21 9:25

岩場から顔をのぞかせたのは、なんとヤマドリ！

11/21 9:26

なぜか逃げない…

11/21 9:26

1m程の至近距離で餌をついばんでいる。

11/21 9:27

こんな事、初めて…

11/21 9:30

名残惜しいが先へ。

11/21 9:34

気持ちの良い尾根が続く。

11/21 9:35

熊さんでしょうか…（汗）

11/21 9:44

見晴らしのためか、山頂近くは木が伐採されている。

11/21 9:46

千僧坊到着。

11/21 9:49

見晴らしがよくなってきた。飯綱〜戸隠〜黒姫

11/21 9:52

先へ。

11/21 10:01

大きな岩がある。

11/21 10:04

11/21 10:04

これが姥石か。

11/21 10:30

姥石からの景色。

11/21 10:09

もう少し進むと展望園地。

11/21 10:10

霞んでいるのは残念だが、それでも十分良い景色。

11/21 10:11

案内看板のおかげで山の名前が分かった。

11/21 10:13

先へ。

11/21 10:19

11/21 10:19

反射板跡

11/21 10:20

雁田山山頂に到着。展望園地よりしょぼい標識。

11/21 10:22

展望園地の方が視界が開けている。

11/21 10:23

妙高山と焼山。

11/21 10:23

1等三角点がある。

11/21 10:25

下る途中に鬼のつぼやの標識。

11/21 10:28

行ってみたけど良く分からなかった。

11/21 10:45

ブナやクヌギの黄葉を見ながら下る。

11/21 10:46

季節外れのヤマツツジ。

11/21 10:49

11/21 10:54

すべり山登山口に到着。

11/21 10:54

11/21 10:56

JOGで戻る。

11/21 10:58

11/21 11:00

途中の浄光院の山門。

11/21 11:02

戻ってきた。遅い時間に来ると車が置けない感じ。

11/21 12:14

岩松院で北斎の天井画を見学してから帰宅。

撮影機器：

DSC-HX50V SONY

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

Trailjogger

前日はホクト文化ホールで福井在住のエレクトーンプレーヤー、826askaさんのライブがあったので新潟から駆け付けた。
素晴らしい演奏を聞いて、ホールを出たのが夕方5時過ぎ。
家まで2〜3時間だから当日帰ることもできたけど、実は隣県に住んでいながら、長野には1度も来たことがなかったので、1泊して少し観光することにした。
長野市内から近くて短時間で登れそうな山と言うことで雁田山を選んだ。
標高759.4m、高低差400mほどの低山だが、見晴らしは非常に良く、展望園地からは信州の名だたる山々が一望できた。
登山道の手入れも行き届いている感じで、地元の人から愛されている山だと感じたが、スライドしたのはほとんどが県外の方で、地元の人は意外に少ない。
リンゴの収穫の時期だから、山に登っている場合ではないのかな？

登っている途中、斜面を駆け上がってくる足音に「熊か！？」と驚いて身構えたら、姿を現したのは立派なオスのヤマドリだった。
ホームグラウンドの弥彦山にもヤマドリは棲んでいるが、繁殖期のドラミングを聞くことはあっても、警戒心が強くて姿を見ることはほとんどない。
そのヤマドリが、ほんの1m程先でクークー鳴きながら、
逃げることもなく餌をついばんでいる…
それだけでもこの山に登った甲斐があると言うものだ。

素晴らしい眺めとヤマドリとの出合い。
低いけれど思い出に残る山となった。