貴船山、二瀬ユリ


- GPS
- 05:58
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
deepkickさんのレコの通り「滝谷峠から少し行くと尾根をトラバース気味に進んだ先の沢への下り口が大きく崩壊しており、水を含んだ急斜面の地盤が緩く土砂で滑りやすくなっており危険。沢に下りると非常に荒れており、土砂やガレキで沢が埋まり、さらにその上を杉を伐採した枝や倒木が散乱し、非常に歩きづらい状況で危険なように思えた。水を含んだ土砂やガレキや倒木を乗り越えることになるため、通過するのに通常よりも時間がかかり靴やズボンの裾がドロまみれになる。危険な場合は沢を下りずに引き返したほうがよいだろう。」まさにその通り。自分は少し迷って放置された古いザックを発見した・・・ |
写真
感想
この日も近場、自分の登山の原点、京都北山に入る。二ノ瀬ユリは何十年振りだろうか。その昔、二ノ瀬ユリ辺りは北山銀座と呼んでもおかしくないほどハイカーが多かったけど、今は静かな北山を歩いてみた。車を鞍馬駅近くの三浦さんの駐車場に預ける。3時間500円の駐車場が多いが、三浦さんは時間制限なし。駐車場から鞍馬駅まではすぐで、時間を調べていなかったけどグッドタイミングで出町柳行きの電車が出るところだった。2駅目の二ノ瀬で降り、駅から一旦川沿いに下って少し鞍馬方向に戻って踏切を渡った所が本日の登山口。線路沿いに軽トラが走れるくらいの登り坂を辿ると二ノ瀬ユリである。ところどころ木漏れ日を楽しみながら高度を稼ぐ。北山なので展望は望めないが、なんとなく懐かしく思えた。
滝谷峠に着く手前で猟銃の銃声が3発聞こえたので、ザックからオレンジ色の上着をとりだし着用する。滝谷峠から細ヶ谷方面に谷を下るが、途中、大規模な崩落地があり、巻きながら進むと下る沢の北東側の尾根に薄い踏み跡があり辿っていくと、古いザックと登山靴が放置されていた。いったい誰がいつ頃放置したのか・・少し気味が悪かった。
放置ザックから少し進んだけど、踏み跡は目的地と違う方向に続いていたので崩落地手前まで戻り、湿った柔らかい土の急斜面を慎重にトラバースして予定の沢に下りた。この沢も台風の影響なのかかなり荒れていた。なんとか林道まで下りると林道はキャタピラ運搬車の跡が田植え前の水田のごとくヌメヌメ状態で、これまた歩きにくかった。昔はこんなところまで林道はなかったと思うが、林道があると次の山道に表示がないと取り付きを探すのに苦労する。
林道の終点で細ヶ谷に下り、沢沿いに少し歩くと今西先生のレリーフがある。レリーフからさらに進むと右手に奥に北山荘がある。北山荘の前で昼食にする。
北山荘から魚谷山までは30分ほどだが、家の用事で早く帰らなければならないので山頂へは向かわず、滝谷峠まで戻って、奥貴船橋に下ることにする。貴船に下る途中5名パーティとすれ違い、カップルを追い越した以外人には会わず、幸いハンターにも出くわさなかった。さすがに貴船に下ると観光客の多いこと。鞍馬寺西口で拝観料200円を納めて入山し鞍馬寺経由で駐車場に戻ることにしたが、鞍馬山は観光客とひっきりなしすれ違い、先ほどまでの静けさが嘘のようだった。
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