甲津畑から清水頭、綿向山。地図読み特訓!
- GPS
- 08:32
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:33
天候 | 雲時々晴。稜線は強風。気温低い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂、急降下の連続。体力必要 |
その他周辺情報 | 直帰 |
写真
感想
職業柄、毎日地形図とにらめっこしているH嬢にリーディングしてもらい、GPSを封印して地図コンパスのみでお題のルートを歩いた。
予習バッチリで奥の畑分岐を見つけ、清水頭の稜線へもロスなく上がったH嬢、流石です。
清水頭山頂で痛恨のミス!
慣れた山頂だという事もあり、なんとなくH嬢に全員付いていく。大分降った所でオカシイ?と気付く。このままでは野洲川ダムに降ってしまう。標高差200mをトラバース気味に登り返し、正規の登山道に復帰。
H嬢に聞くと地形読みは得意だがイマイチ、コンパスの使い方が苦手。
自分もGPSに慣れてしまって頂上でコンパスを合わせる事を怠ってしまっていた。
急きょ、メンバーにコンパスの使い方をおさらいし、ポイントをレクチャー。
・ピークでは必ずコンパスの方向を合わせる
・合わせるポイントは次に方向が変わる所迄
・途中の地形をチェックして次のポイントを推測する。
・大きく方向が変わり、現在地を見失ったときは、実際の地形にコンパスを合わせ、地図の方向と合っているかで現在地を推測する。
・標高が分かる地点では必ず高度計を合わせる
標高差200mの登り返しの失敗がきっかけで全員、地図読みにのめり込んで面白くなってきた。
今回のルート、下山が地図読みの核心。
竜王山へのルートを途中、標高913m地点で登山道を離れて、鉄塔巡視路を利用して甲津畑に戻る設定。
全員、尾根分岐ではあちこちに散り、地図、コンパスで地形を確認。基本巡視路だから踏み跡があるはずだと思いつつ、夢中のメンバーの影響で、トゲトゲの藪に突っ込み、買ったばかりのウインドブレーカーを引っかきながら、尾根、谷を確認し、現在地を推定しながら先へ進む。
各自の考えを出し合って、正解に近いと思われる方向へ進み、先の地形で考えが合ってるか確認する。
GPS全盛のこの時代、忘れていた地図、コンパスで歩く感覚を楽しみながら、急斜面を降っていった。(ホントに分からなくなったらGPSで答え合わせ出来る安心感は大きい)
久しぶりにガッツリ、どっぷり山に浸って、良い達成感を味わった。
アルプスの雪山も良いがこんな山行も楽しい。ヒルの居なくなったこの時期の鈴鹿、近いので交通費もかからないし、最高の遊び場だと再認識した。
コメント
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GPSが発達してから、気軽に深い所迄行けるようになりましたが山の気高さ、楽しさが薄れた気がします。
でも、原点に戻ってこんな山行も増やそうと思ってます。
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