冬の早池峰山
- GPS
- 29:02
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
<二日目>7:30早池峰山〜9:50河原の坊〜11:45通行止ゲート
天候 | 12月2日:曇り時々雪 12月3日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
<岩手県道路情報URL> http://www.douro.com/winter_kisei.php?change_view=2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
通行止ゲート付近から積雪があり、河原の坊で20〜30cm、河原の坊の登山コースで積雪40cm以上標高が上がる程、積雪も増えて、急斜面は中々進まないところもありました。 沢が途切れるところまでは、コース表示テープもあり、数日前に登ったと思われる踏み跡がうっすらと残っておりコースはわかりやすかった。頭埃離あたりからは登山コース用のロープが張ってあるが殆どが雪に埋もれ、天気も悪く視界もきかずで、ところどころ、うっすらと見えるロープを探し当てながら、コースを見きわめて頂上到着しました。頂上付近は雪の表面が堅くなっていてアイゼンで歩きやすくなるかと思っていたが、期待外れで、雪はさらさらで柔らかくて少し体力消耗しました。2日目は昨夜の雪でほんの少し、さらに積もっていました。天気は快晴で下りのコースも見通せ、尻セードもやりながら快適に下山。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図
コンパス 1
笛
筆記具
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
三角巾
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
水筒
時計 1
日焼け止め
非常食 1
アイゼン 1
軽アイゼン
ピッケル 1
バイル
ビーコン
スコップ
プローブ/ゾンデ棒
わかん
スノーシュー
冬季手袋
オーバー手袋 1
インナー手袋 1
防寒用帽子 1
目出し帽
テントシューズ 1
ゴーグル 1
サングラス 1
スノーソー
ハーネス
クライミングシューズ
環付きカラビナ
カラビナ
テープスリング
ロープスリング
確保器(ルベルソ等)
エイト環
クイックドロー/ヌンチャク
ハンマー
ハーケン
クライミンググローブ
ボルト
ジャンピングセット
ヘルメット
アブミ
フィフィ
カム
ナッツ
渓流シューズ
ウォータースパッツ
ウォーターソックス
ウォーターグローブ
下山用靴
ライフジャケット
ヤマビル忌避剤
タープ
新聞紙
遡行図
トポ(登攀図)
タイブロック
ショートバイル
スキー板/ボード
シール
シールワックス
滑降ワックス
スキーアイゼン
アイスバイル
アイススクリュー
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
テント 1
テントマット 1
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
コンロ台
コッヘル(鍋) 1
ローソク 1
ファーストエイドキット 1
医薬品
ラジオ 1
トランシーバ(使用帯)
カメラ 1
ビデオカメラ
ポリタンク 1
天気図用紙
車 1
冬張り 1
針金 1
六角レンチ
赤布
竿 1
テープスリング
ロープスリング
環付きカラビナ
カラビナ
ユマール
タイブロック
プーリー
デッドマン
スノーバー
タープ
|
感想
初めてのヤマレコ投稿です。
ゲート過ぎると道路に積雪あり、河原の坊に近づく程、積雪量は多くなり、河原の坊で20〜30cm程の積雪。うすゆき山荘は無人小屋で、ドアも解放されておりストーブも置いてあり避難小屋としても活用できるようだ。うすゆき山荘は早池峰山のいい展望が望める場所に建っているが、生憎、1日目は雲もわき出て、展望きかず。朝から小雪となり、明日の晴れ天気予報を信じて山行。ゲートから登山口である河原の坊まで約2時間半。2週間前、ヤマレコに鳴想の滝付近で熊に出会ったとあり、もう冬眠に入ったとは思うが、遭遇しないように鈴を響かせながらの歩き。
河原の坊からコメガモリ沢伝いのコースから登る。積雪はこの2週間でかなり降ったようで沢取り付き付近で40cm以上は積もっていた。数日前に登山した形跡があり、沢伝いは沢を渡る時に足下注意しながらも、トレースがあって、歩きやすかったので助かった。
高度が上がる程に急登部分は積雪も多くなり腰ほどまで埋まり中々進む事が出来ない場所も一部あったが何とか頭垢離(こうべごおり)というところまで4時間半。
コメガモリ沢伝いは頭垢離までピンクのリボンがあり、コースはわかりやすかったが、頭垢離からはロープが頂上まで張り巡らされており、殆どが雪に埋もれて解りにくく、ガス、小雪の中、見通し利かず、コースを見失いそうなになりながらもロープを探しながら迷わず正規のコース通りで登攀できた。雪に足を取られ、またこの頭垢離からは急登に成るため、滑落だけはしないように慎重に頭垢離から頂上まで3時間かけて登攀。雪は春山のようには固まっておらず雪足を取られる。
ガスっていて、どこが頂上かもわからず、ぼんやりと頂上避難小屋が見え、頂上に着いたとわかった状況。この日は早池峰神社もどこにあるか見えず明日に確認することにし、まずはテント張り。避難小屋は使えないとブログにあったので最初からテントで計画していたが、本当に小屋のドアはしっかりと閉めてあり利用できそうに無い。風を避けて小屋のそばにテントを張るが、支柱がポッキリと折れ今夜はテントに包まって寝ることになるかと焦ったが、何とか工夫し外張りも張り、テント状態には出来た。天気は冬型低気圧だったが今週は気温はそう低くなく、テントの中で0℃くらい。。天気予報は深夜から晴れになる予報だったが、朝方も相変わらずガス状態で天気回復は無いかと覚悟はしていたが6時頃から晴れ間も見えだし、7時頃には晴れとなり、昨日見えなかった神社はすぐ目の先にあることがわかり、一人苦笑い。冬の雪山の楽しみな絶景も楽しめ、ブロッケン現象も現れ、神様が運をくれた感じで超幸運。
下には樹氷も見え、頂上付近の奇っ怪な雪に覆われた自然が作るオブジェも素晴らしい。この絶景をゆっくりと楽しんでいたかったが午後から下り坂ということで、小田越しコースからの下山は止めて、登りと同じ河原の坊コースを下山。夜にある程度の雪も降ったようで、前日よりさらに10cmほと積もっていた。下山は雪が柔らかく慎重に尻セードもやりながらスイスイと降りる。途中、日帰り登山予定の二人のパーティに出会う。
今回、久しぶりに20kgの荷物を背負っての完全装備の本格的な手始めの冬山登山だったので体力、気力等、100%の自信は無かったが、やってみれば冬山登山の最高の感触、達成感を味わい最高だった。
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