大白木山 〜今年初の雪山〜 [岐阜県 本巣市 根尾村]

2021年11月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,656m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:16

距離 13.6km 登り 1,659m 下り 1,656m

9:29 折越峠
11:32 12:25 大白木山
13:40 13:44 折越峠
13:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口手前の折越峠の林道脇に駐車する。

コース状況／危険箇所等

トラバース区間は樹林が雪の重みで登山道を見失う。

その他周辺情報

道の駅『うすずみの里・ねお』に温泉あり。
この山を登って記念写真を撮って、それを見せれば850円の温泉料金がなんと500円に！

写真

11/28 9:26

林道脇のスペースに駐車する。
まだノーマルタイヤなのでヒヤヒヤします（汗）

11/28 9:27

ここが登山口になります。
あの階段は一歩一歩が高い！

11/28 9:29

ちょっとした急坂を登り尾根に乗ります。

11/28 9:31

ちょっと痩せてるかな？

11/28 9:31

能郷白山が見えますね。
今後見れないかもしれないので撮っておきます。

11/28 9:39

新鮮な初雪を踏みしめる散歩は堪らない！

11/28 9:52

完全なる新雪の姿ですよ。
真っ直ぐ伸びる登山道が気持ち良い。

11/28 9:59

ここから急坂になるので軽アイゼンを装備します。

11/28 10:04

急坂も一段落して雪も少し増した辺りでブレイクゾーン♫

11/28 10:07

11月に雪踏み締めたかったから、これは夢見心地だ。

11/28 10:13

根上がり桧

11/28 10:15

お、大白木山山頂が見えましたね。

11/28 10:22

まだ夢見心地は続くのか?

11/28 10:25

お、何やら分岐に差し掛かりました。
冒険心と言う事で←に行きます。

11/28 10:27

途中まで行ったけど、5分で満足したので引き返す。

11/28 10:30

先程の分岐に戻りましたので真っ直ぐ行きましょう。

11/28 10:35

一気に下りましたね。

11/28 10:37

ここが暗部みたいです。

11/28 10:41

ちょっと木々が騒がしくなってきましたね。

11/28 10:43

う〜ん、邪魔ですね。
これはまだまだ序の口です。

11/28 10:45

少しずつ登り始めました。

11/28 10:49

ここまでは大した障害もなくきたが…。

11/28 10:51

登山道は尾根から逸れて雪も深くなっていきます。

11/28 10:54

モンスター達が行く手を阻みますが、突っ込んでいきます。

11/28 11:01

しかし、どんどん状況は悪化していきます。
怯まず強行突破！

11/28 11:04

うおおお〜邪魔くせえ！
登山道が分からなくなった。

11/28 11:09

とりあえず適当に尾根に登るが、かなりの傾斜に加えて灌木が行く手を阻む。

11/28 11:22

なんとか強引に尾根に乗るも、灌木の邪魔がまだ続く。

11/28 11:23

と思ったら正規の登山道に合流しました！

11/28 11:25

素晴らしい展望が待ってました！
古城山の先には濃尾平野と光り輝く伊勢湾。

11/28 11:25

高賀三山に北山、そして相戸岳。

11/28 11:25

正面には先週登った日永岳。
その後ろに御嶽山と中央アルプス、高賀山の後ろに恵那山も。

11/28 11:29

素晴らしい尾根歩きです。

11/28 11:35

山頂直下を登り…。

11/28 11:36

反射板が立つ大白木山山頂に辿り着きましたよ。

11/28 11:39

記念撮影♫

11/28 11:45

ここでも記念撮影♫
誰も来てないのでトレースは全部俺のもの。

11/28 11:47

まずは両白山地の景色。
左に屏風山、真ん中から左門岳、白さが目立つ平家岳。

11/28 11:48

平家岳から美濃平家岳、滝波山、明神山、ドウの天井。

11/28 11:48

右に日永岳と奥に御嶽山。

11/28 11:49

ちょっとおっちゃけた記念撮影をしてみた（笑）

11/28 12:24

下山時に高賀山の背後をアップしたら南アルプスの荒川三山と聖岳が見えてました。

11/28 12:25

日永岳もアップで、御嶽山、中央アルプスを撮影。

11/28 12:36

下山時に見失った登山道を発見！
急登だけど、ここまで快適だったか（汗）

11/28 12:41

道を見失った付近に戻ってきましたね（汗）

11/28 12:57

とぐろミズナラとかキュートやな♡

11/28 13:02

うお〜、雪解けが早い！

11/28 13:14

根上がりリョウブ

11/28 13:32

最初の尾根に戻る頃にはすっかり雪は消えてました。

11/28 13:41

後は林道に下りるだけ。

11/28 13:43

おしまい。

撮影機器：

SHV46 SHARP

感想

かづたん

11月の末、土曜日にちょっとした寒波の影響で彦根は断続的に雨が降ったので、ひょっとしたらと思って再び奥美濃へ。
場所は根尾にある大白木山だ。

まだスタッドレスタイヤに履き替えて無かったのでドキドキしたけど無事に折越峠に。
登山開始から雪景色という今シーズン初の雪山登山に花を咲かせます。

キツい階段からのスタートで尾根にはすぐに乗り、緩やかな尾根道を辿ると次第に勾配が増し雪も増えてきたので、軽アイゼンを装備。
その後は『根上がりミズナラ』などを見ながら新雪を踏み締めて、心地の良い雪山を満喫しながら徐々に登っていく。

登りきった所で右に折れると50mほど下らされ、暗部からは緩やかに標高を上げていこうとするも、尾根からは外れ斜面に案内される。
すると雪の重みで垂れ下がったヒノキ等の枝が邪魔する様になり、ステッキで雪を払って枝を上げるもきりがないので強行突破。

雪も深くなって来ると、四方八方にそれが出てくるようになり登山道を見失う事に。
面倒くさくなったので、直接尾根に登り切る作戦に出るも勾配が強く、更に灌木も邪魔する為にかなりの難儀を強いられたが、なんとか尾根に乗って正規の登山道に合流出来た。

すると夢のような素敵な雪尾根の中、素晴らしい景色を堪能出来るように。
山頂直下も緩いものなので、気持ちの良いまま大白木山山頂へ。

山頂には反射板が向かい合わせに2機あるものの、展望には支障はない。
そして当然誰も居ない空間で新雪も全部独り占めする幸せ感、山頂で1人子供のようにはしゃぐ俺であった。

素晴らしい奥美濃山地の景色を十分に満喫したら下山する。
問題の尾根からトラバースへの正規の登山道だが、あっさりと見つけて見失った場所に戻ってくると『何故ここを見つけられなかったのか』と自分でも不思議に思うが、初めて登る山での雪山なんてこんなものだろう。

下まで戻ってくると雪は見事に全部溶けており、落ち葉で染まる登山道になっていた。

この林道は冬期通行止めなので、雪山で登る機会はそうないものだろう。
ましてや新雪を歩けるの最大のチャンスもそう無いものだろうから、ものに出来で良かった。
そして予想以上に歩きやすくて良い山だ。
奥美濃の隠れた名スポットだと思う。