櫛形山・裸山・唐松岳周回 ほこら小屋テント泊

2021年11月28日(日) 〜 2021年11月29日(月)

• GPS: 06:04
• 距離: 14.0km
• 登り: 965m
• 下り: 954m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:13

9:16 池ノ茶屋登山口
9:39 9:39 北岳展望デッキ
9:59 10:04 休憩所
10:17 10:18 もみじ沢
10:39 10:40 裸山のコル
11:20 11:21 アヤメ平避難小屋
11:39 12:05 唐松岳
12:22 12:23 アヤメ平
12:51 12:54 裸山
13:29 ほこら小屋

2日目

• 山行: 1:31
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:34

6:41 ほこら小屋
7:32 7:33 櫛形山
7:46 7:47 櫛形山
8:13 8:14 池ノ茶屋登山口
8:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

池の茶屋林道終点　駐車場　無料
・グーグルマップの案内に従って走りましたが、林道の最後の部分は道が表示されませんでした。分岐は案内標識に従ってください。
・日曜日9時に到着であと数台といったところでした。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません。
雪も日陰にわずかに残る程度で、アイゼンは必要ありませんでした。

写真

11/28 9:17

甲府南インターを降りて走っていると、真正面に櫛形山が見えました。

11/28 9:41

心配した最後の林道は舗装されていてまずまず走りやすい道でした。ただ道幅は狭いので、対向車が来るとどちらかがバックすることになります。

11/28 9:59

池の茶屋林道終点の駐車場に到着。駐車場は日曜日9時の段階で7割くらい埋まっていました。この時期でも登山者がけっこういるんですね。

11/28 10:02

車の温度計によると外気温はマイナス2.5度。これは想像以上の寒さです。

11/28 9:59

駐車場の脇には休憩所の建物がありました。建物にもトイレもあり、紙も備え付けられててびっくり。
建物の壁には登山ルート図がありました。

11/28 10:09

今回のザックは17kg。冬はどうしてもザックが重くなりますね。

11/28 10:14

今回は山登りというよりハイキングかな。日帰りできる山であえてテン泊して一杯やるというのがボクのスタイル(笑)
トレッキングコース入り口からスタートです。

11/28 10:14

コースは緩い傾斜、手すりも付いていて至れり尽くせりな感じです。

11/28 10:28

展望スポットからは、夏に登った悪沢岳・赤石岳・聖岳がクッキリと。さすが南アルプスの前衛峰ですね。

11/28 10:36

しばらく歩くともっと立派な展望台が。

11/28 10:37

こちらからは、北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山が。奥には甲斐駒ヶ岳やアサヨ峰も。南アルプスオールスターの競演です。

11/28 10:39

この山は、どこも人の手が入っていますね。間伐されているので森全体が明るい印象です。

11/28 10:43

白樺もたくさん生えていて、ところどころに樹皮が落ちています。着火剤に使えるんですよね、持ち帰ります。

11/28 11:15

一度ガッツリと下ってもみじ沢に到着。もみじの落ち葉が落ちていました。残念ながら紅葉は完全に終わってしまったようですが、紅葉の時期はきれいだったんでしょうね。

11/28 11:37

もみじ沢から登り返して尾根上に出ました。ここからは明るい尾根歩きが続きます。

11/28 11:38

左手に白峰三山の絶景を見ながら歩きます。なんとも贅沢です。

11/28 12:00

苔のようなものが枝に付いていて見事な樹林がありました。

11/28 12:00

地衣類ってやつですね。一度にこれほどたくさん見るのは初めてだ。

11/28 12:10

鹿除けのネットですね。アヤメ平に到着したようです。

11/28 12:12

こんな標高の高い場所にアヤメの群生地があるんですね。花の時期にも来てみたいものです。

11/28 12:16

群生地の脇にはアヤメ平避難小屋がありました。

11/28 12:17

中はこんな感じ。あまり広くはありませんね。好んで泊まりたい感じではありません。

11/28 12:36

唐松岳への分岐があったので行ってみました。当然登って下ると思い込んでいたんですが、尾根を下っている途中に山頂があったという感じです。同じ唐松岳でも北アルプスの唐松岳とは大違いだ。

11/28 12:42

お腹が空いたので唐松岳山頂で袋麺のランチタイムに。

11/28 13:40

アヤメ平まで登り返したら、今度は裸山を目指します。

11/28 13:43

裸山山頂に到着です。山頂からは白峰三山がバッチリ。絶好の展望台です。

11/28 13:54

さあ、それではテン泊地のほこら小屋を目指します。登山道はどこまでも、間伐された明るい樹林の間を縫っています。間伐は林業を目的としたわけではなさそうなので、あくまで登山者のためでしょうか。

11/28 13:59

苔も美しい。楽しいルートです。

11/28 14:22

急な坂を下ったところに櫛形山ほこら小屋がありました。小屋の下にはトイレもありますね。

11/28 14:23

中を覗いてみましょう。すごく明るくてキレイな小屋です。

11/28 14:26

小屋のすぐ後ろには水場がありました。水は多めに持ってきましたが念のため汲んでおきましょう。

11/28 14:31

小屋のすぐ上にあるこの広場がテン場でしょうかね。だだっ広い割にフラットな部分が少ない感じ。

11/28 14:50

ふかふかの地面に張るのは久しぶり。広いテン場は貸し切りです。

11/28 14:32

さあさあ、一杯やりましょう。山歩きはこの一杯のためにやっていると言っても過言ではない(笑)

11/28 15:41

まだ明るいですが、焼酎も逝っちゃいます。

11/28 15:14

百均のプラスチックまな板をテーブル代わりに。

11/28 16:38

夕食はいつものスキヤキ。これがやっぱり一番美味い。

11/28 17:34

太陽が沈んでゆきます。

11/28 21:12

今回のシュラフはモンベルの＃3です。先日の天狗岳で＃1はファスナーが壊れて入院中。はたして大丈夫でしょうか。

11/29 2:44

テント内はマイナス3〜4度。

11/29 2:48

テン場から見る甲府盆地の夜景がとってもキレイでした。

11/29 2:49

テン場でスマホ（docomo）の電波は通じましたよ。ついお買い物しちゃった。

11/29 6:03

昨夜のスキヤキの残りにウドンを入れて朝めしに。

11/29 7:02

東の空が明るくなって幻想的な色に染まります。

11/29 7:31

富士山の方から太陽が現れました。

11/29 7:32

樹林も赤く染まります。

11/29 7:46

撤収したら、今日も明るい樹林歩きです。

11/29 8:25

昨日下ってきた道を登り返して、櫛形山の山頂に到着です。

11/29 8:29

山頂からは富士山の姿が。昨日から樹林の間から見え隠れしていたんですが、見えそうで見えない状態が続いていたんですよ。

11/29 8:26

ついに全貌を現しました。やっぱり富士山はいいですね。

11/29 8:29

自撮りで記念撮影。

11/29 9:00

さあ下山しましょう。途中、白峰三山、悪沢・赤石・聖・上河内岳を一望できる場所に展望台を作っていました。

11/29 8:58

パノラマでパチリ

11/29 9:11

池の茶屋駐車場に戻って登山終了

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

感想

そーしん

夏に大門沢小屋のテン場で知り合った南アマスターのおじさんに、どこか雪の時期に楽しい山ないですか？って聞いた時に教えてもらった櫛形山。雪にはちょっと早いけど下見してみようと行ってきました。
教えてもらった通り、あまり担がないところにキレイな避難小屋とテン場があり、色んなルートがあり、景色も楽しめるなかなか楽しい山でした。あまり担がないってところも宴会メインなボクには最高！おじさんナイスなオススメでした。今度は雪の時期に来よう。