12月の聖岳。雪の3000m峰、シリーズ第4弾はあえなく敗退。
- GPS
- 37:15
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 3,391m
- 下り
- 3,395m
コースタイム
12月22日 聖平小屋6:00-9:00聖岳9:15-10:45聖平小屋11:00-12:15岩頭滝見台(昼食)12:45-16:00聖沢登山口16:10-東俣林道-19:15沼平ゲート
【現実】12月21日沼平ゲート6:50-茶臼岳登山口7:25-8:00ヤレヤレ峠8:15-9:30ウソッコ沢小屋(朝食他)10:50-11:55ヤレヤレ峠12:05-茶臼岳登山口12:40-13:20沼平ゲート
上記地図は、計画時のものです。あしからず。
天候 | 12月21日 小雪のち晴れ 沼平ゲート6時30分 1℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新静岡ICからは74km2時間、内約60kmが林道走行。富士見峠経由の方が、口坂本温泉経由よりは道幅広い。路面凍結、数ヵ所あり。沼平ゲート手前に約20台駐車可能。先客1台のみ。 [復路]沼平ゲート13:35-13:45白樺荘(昼食)14:30-新静岡IC16:20-東名川崎IC18:15-19:15自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは沼平ゲート前の南アルプス登山指導センターと茶臼岳登山口の畑薙大吊橋にあり。下山後の温泉、飲食店は、ゲートから車で10分にある静岡市南アルプス赤石温泉「白樺荘」がお薦めです。日帰り入浴料500円、食堂(40席)、無料休憩室、売店あり。9月三連休の混雑が嘘のような貸切状態でした。 [道の状況]ゲートから凍結した林道を約40分で茶臼岳登山口に着く。約182mの畑薙大吊橋を渡り、急な尾根を鉄塔まで15分登り、トラバース気味に20分でヤレヤレ峠に到着。落ち葉と雪のミックス。峠から広葉樹林の斜面を下り上河内沢の右岸に出るとすぐ吊り橋。沢に沿って歩くが、積雪で道はわからず。さらに吊り橋を2回渡り、滑りやすい鉄の階段を上がって行くとウソッコ沢小屋に着く。ここから茶臼小屋までは急坂の連続が4時間続く。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 2
ティッシュ 2
バンドエイド 1
タオル 2
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 2
ストック 1
ビニール袋 3
替え衣類 2
ザックカバー 1
水筒 1
時計(PROTREK) 1
非常食 2
ピッケル 1
アイゼン12本爪 1
寝袋 1
エマージェンシーシート 2
靴下 2
ヒップソリ 1
|
---|---|
共同装備 |
コンロ 1
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
ラジオ 1
カメラ 1
ポリタンク 1
車 1
ランタン 1
|
感想
今年最後の山行は、3000m峰21座の残り5座(農鳥岳、塩見岳、乗鞍岳、立山、聖岳)から最南端の聖岳に決定。長野県側の登山口への林道は既に全て冬期通行止。静岡側も東海フォレストのバスは来春まで運休中。仕方なく、畑薙第一ダムからの長距離登山を選択する。聖岳のレコも10月を最後に全く無し、2〜3日前の降雪が少し不安でしたが、テン泊用荷物約17kgを担いで出発する。スタート直後から左のくるぶしに痛みを感じる。30回以上履いてる靴にもかかわらず靴ずれ程度に考えていましたが、2時間程歩いた頃には一歩毎に激痛を感じる。ウソッコ沢小屋で靴を脱いだらくるぶしが2倍に腫れてました。原因不明。また、ヤレヤレ峠で会った二日前に入山していた下山者の話では、横窪峠の上は新雪で腰までのラッセル、二日間一人も登山者に会わなかったとのこと。ということで、標高差2063mを220m登っただけで残念ですが下山することにしました。私の後から4人組が登って来たのでこの人達の後をついていけば楽出来るかなとの思いもよぎるが、今回は無理せず、来春に聖岳光岳を縦走しようと思います。
帰りに寄った白樺荘は、9月三連休の混雑が嘘のように食堂もお風呂も貸切状態でした。ここで、若い警察官に声をかけられ一瞬ドキッとする。彼は、明日から雪山訓練で入山する山岳遭難救助隊員でした。茶臼岳、上河内岳周辺の状況を知りたかったそうです。南アルプスのいろいろな話を有難う御座いました。
最後の山行が情けなく終了してしまいましたが、来年は今年よりも良いものにしたいと好日山荘の如く考えております。
では、ヤマレコユーザーの皆様、良いお年を。来年もよろしくお願いします。
コメント
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shibataroさん、お疲れさまでした。
撤退は素晴らしい判断です。
冬季遭難したら、
ヘリも飛ぶことが難しくなりますね。
しっかりリカバリーして、
春を待ちましょう。
お大事に!
maatalcoutaさん、コメントありがとうございます。
足の故障が無くても、単独でラッセルするのは困難だったと思います。せめて茶臼小屋までは行きたかった。数年ぶりの敗退、残念でした。今まででしたら、無理してでも山頂を目指していたと思います。先週、試写会で見た永遠の0で、宮部久蔵の生還することにこだわるカッコよさの影響ですね。
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